「27インチのPCモニターってどれくらいの解像度がイイ?」
ディスプレイにとって重要な要素である解像度。
これと物理的サイズは密接な関係にあるよね。
もしあなたが、27インチモニターで解像度をどうするか迷っていたら。
なるべくきれいに見えるものが一番いいと思う。
我輩も同サイズのモニターを使って実感したが、WQHDが一番ちょうどいい!
ぶっちゃけフルHDだとだいぶ粗く見えて、不満が溜まりやすいかも?
27インチモニターのフルHDはもう粗すぎて微妙
PCを長時間いじる人にとって、周辺機器へのこだわりはかなり強い。
マウス・キーボード・モニターなどなどいろんなものが必要だよね。
ノートPCだとローパワーな分、コンパクトにまとまって扱いが楽。
ただし、そのままだとぶっちゃけ備え付けの液晶が小さい…。
となると、外付けのモニターを使うというのが選択肢に入る。
これがあるだけで、いろんな作業がやりやすくなったり平行できたりするから!
我輩、本記事投稿時点だと古いノートPCを使ってたのよ。
しかもやたらとデカい、17.3インチの液晶付き。
長い間これでやってたが、ふとモニターに興味が湧き始めて買っちゃった。
ASUSの27インチモニターで、解像度がWQHDまで対応のやつ。
丁度PCを買い替えようと考え始めた時期なの。
新しいものに変えたら、このモニターの性能をフル活用しようと思って。
最終的に自作PCとセットで使っております。
んで、27インチかつWQHD解像度でブログやらネットサーフィンやらやってみたが…。
慣れないうちはちょっと文字が小さい印象。
しかし、1週間も使えば慣れる上にきれいで表示領域が細かい。
これくらいなら、多くのユーザーで十分な解像度といえるかな。
フルHDだと粗くて残念だが、1ランク上のWQHDだと27インチの親和性はピッタリ!
近年この解像度対応のモニターが増えてるので、おひとつ導入してみては?
粗いフルHDと細かすぎて見づらい4K
あなたもテレビの話とかで絶対に聞いたことがあるはず。
フルHDや4Kと言う言葉。
これって簡単にいうと、画面を映すドットの数がどれだけあるかを表しているのよ。
数値が高ければ高いほど、密で細かい映像を描写できる。
よく聞くさっきの解像度は数字に表すとこんな感じ。
・4K(FHDの縦横を2倍ずつ 3840×2160)
テレビと違い、PCモニターはそこそこ近い距離で見るもの。
そして番組の映像と、PCで映すものって結構違うじゃない?
WordやExcel、通販も割と文字が小さいなどとにかく細かい画面が多い。
なので、テレビを見る感覚とはまた大きく異なってくるわけ。
まず10年くらい前だとテレビで売りにしてたフルHDの解像度。
これをPCモニターに映すとなると、おそらく「なんか粗いような…。」と感じるはず。
解像度が低い分、文字は大きく映りやすいがとにかくギザギザしているというか。
繊細な文字や映像ははっきり言って期待できないのよ。

今の人なら、最初からフルHDを見ても粗いと思う可能性が高い。
実際吾輩、試しにフルHD設定でモニターにつないだらそう思ったから。
人による部分も多いけど、画面のきれいさはイマイチかも。
逆に4Kはかなり細かく描写できる代わりに、極端な文字の細かさがキツイ。
なめらかな曲線を作ってくれるのだが、目の悪い人にとってはめちゃめちゃ見づらいという。
基本的に解像度が上がると、同じサイズで作られた文字はどんどん小さくなるのよ。
例えばフルHD基準の文字が、4Kだと単純に1/4の大きさになってしまう。
一文字1cmだと仮定すると、0.25cmまで縮小されることに。
想像して見てほしいが、Excelのセルに文字がビッシリといったイメージが近い。
パッと見ただけだとなんか黒いインクの集合体がある。
それだけ細かい文字で埋め尽くされた画面を。
見る気無くすよね…。

モニターを買う前に、実際に店頭での4K表示がどれくらい小さいか見てきたんだよ。
ネットで極端に小さく見える!って話は知ってたのだが、想像以上だったなぁ…。
マジでデスクトップのアイコンが豆粒レベルだよ。
もちろん文字のギザギザは無かったが、まず文字が細かすぎてまともに読めない。
よっぽど目のいい人が、目を細めてみないとかなり厳しいと思う。
画面サイズ自体がもっとデカけりゃまた話は変わってくるんだけど。
少なくとも30インチ以下のモニターなら、4Kは適任ではないだろう。
とまぁ、よく耳にするフルHDと4Kはこういう弱点が出てくる。
更に用途によっては、PCのスペックとかも考えなきゃいけなくなるから…。
とりあえずここでは、単に映像を映すだけってことの話にしといてくれ。
両者の中間を突くWQHDはスキマ需要にピッタリ
「じゃあ4KとFHDのいいとこどりってないの?」
と思いたくなるが、これがあるんですよ。
この2つのちょうど真ん中ではないけど、件のWQHDが該当する。
解像度は2560×1440。
大よそFHDの縦1.3×横1.3=1.69倍くらいの解像度かな。
この解像度だと、4KとFHDのデメリットをある程度打ち消せる。
極端に細かすぎないし、文字も中々滑らかに映るんだよ。
なので見やすさはそれなりに確保しつつ、粗さは目立ちにくいのよね。
それにネットのサイトとかだと、まだまだ4Kでちょうどよい作りになってないのな。
意外と解像度が高すぎると、両端の空白が多くなったりしがち…。
実は吾輩のサイトも、フルHDより上だとそうなってるんだけどな。
ただ変に粗く見えるよりかは全然いいと思う。
それを実証するため、試しにページの表示を見てみたんだよね。
フルHDとWQHDで比較してみよう。
まずは、吾輩がモニターを見つつ普段作業する位置で画面を見たところから。
おおよそ、画面から50~60cmほど離れている状態だよ。
まずはフルHDで当ブログを映したとき、カメラで直撮りしてみるとこんなもの。
文字やアイコンはそこそこ大きい。
ただしその代償か、文字の輪郭は少々ギザギザしている。
写真だと伝わりにくいかもしれんが。
そしてフルHDの状態で画面をそのままキャプチャ。
こっちは画面そのものに映る質感が分かると思う。
実際肉眼で見ると、まぁまぁ文字の粗さを感じるよ。
一方WQHDの状態で、さっきと同じ条件のもとで写真を撮る。
写真だとはっきり見えるのは、多分ブログ名と記事タイトルくらいか?
さっきのフルHDに比べると、急に文字が細かくなったように見えると思う。
文字より画面下のタスクバーのアイコンのがわかりやすいかも。
大分こぢんまりした印象に。
こっちもWQHD状態で画面をそのままキャプチャ。
画面を映すと小さいながらも文字はちゃんと見えるはず。
明らかに文字サイズが小さくなり、記事2段目までがしっかり表示されるようになったね。
そうそう、解像度が上がるとこんな風に1画面での情報表示量が増えるのよ。
あと、実際自分の目でこの2つの解像度を切り替えるとものすごくわかりやすい。
こればっかりは、いくら吾輩がここで説明してもお伝えするのがなかなか難しい。
文字が小さく滑らかに映り、サイト左右の空白がいっぱい増えたよね。
この差は肉眼で見たほうが実感を得やすいかな。

ちなみに、ネットサーフィン以外にゲームでも試してみたのよ。
ただPS5やPS4proを除く据え置き機だと、ほぼフルHDが最高画質。
しばらくネットはWQHDで見てたので、やはりゲームのほうは粗く感じるな。
慣れってすごいわ。
決してフルHD画質が見るに堪えないとかそういうことじゃない。
昔からゲームをやり続けている身にとっては、十分今のゲームは綺麗だ。
が、RPGとかやってるとふとした時に粗いと感じちゃうんだよね。
ポーズメニューや会話シーンなどで文字が出た時はことさら。
この大きさで降るHDだとやっぱり繊細さを求めるのは酷か?
フルHD基準で細かい映像を、って思う人は27よりも小さいものを。
24インチとかのほうが満足できる可能性は高いだろう。

27インチのモニターを選ぶならWQHDが適任! フルHDじゃ足らない
フルHDは普段テレビでもよく見る解像度。
だから目が見慣れているため、最初はPCモニターにしても違和感は薄い。
ただ、PCモニターは近いところで見るため…。
27インチでフルHD画質だと、次第にサイズからくる文字の粗さが気になるかも?
だからもし27インチのモニターを使うなら、ぜひWQHDを候補に入れてほしい。
まさにこのサイズだったらお手頃な解像度だからね!
仮にWQHDがやっぱり自分に合わねえぜって人でも、一つ安心材料が。
PCは気軽に自分で解像度を変えられるので、そういう時は設定を落とせばいい。
上から下にするのは簡単だが、下から上にするのはモニターが対応してないと無理。
だから27インチのWQHDは、非常に柔軟な対応がしやすいよ。
4Kまでイラネって人は、ぜひともこいつを基準にモニター探しをしてみてね。
今回はここまで。
普通にWQHDでネットサーフィンくらいなら、古いノートPCでもできるから。
ゲームとかクリエイティブなことをしない限り、ハイスペックはいりません。
おお~、なかなかこれできれいに見えるじゃないの~。