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KSC製ハンドガン トカレフ-TT33 Xコンプ レビュー

「トカレフの新バージョンが完成した!」

日本のやーさん御用達、東側の傑作ハンドガン。

いつもみんなをお騒がせ、トカレフさんのご登場だ。

 

このモデル、唯一国内メーカーでエアガン化しているのがKSC。

先日そこから新たなバリエーションモデルが発売。

トカレフ TT-33 Xコンプだ。

今回はこれをレビューしていこう。

 

トカレフ TT-33を近代改修したバージョン

トカレフと言えば、銃自体のイメージがちょい悪系として知られる。

元はソ連が寒い環境でも動作出来るよう、徹底的にシンプルにした拳銃。

信頼性はともかくかなり頑強な耐久性で、ソ連内部で広く使われた。

そして日本ではヤクザ御用達の拳銃として知られるこのモデル。

1980年代のころは、殆どこのトカレフが使われていたらしい。

想像しただけで怖いわね…。

 

まぁそんな話はともかく、先日KSCが新バリエーションを発表。

元の真っ黒なノーマルトカレフから、ちょっと改修を加えた。

そのモデルが今回紹介する”TT-33 Xコンプ”というもの。

見た目が少し長くなり、地味に変更点がいくつかある。

銃身長めのトカレフが欲しい方はノーマルよりこちらがお勧めだ。

 

濃い・薄いグリーンの縦ストライプパッケージ

さっそく本体を見ていこう。

まずは外箱から。

暗めのグリーンに縦のストライプ。

中央にはモデル型番の”TT=33″がデカデカと。

このソ連の深い森のごとき色を表すパッケージと言える。

何だろう、なんとなくMGS3を思い出すなぁ…。

 

蓋を開けると中身がこんな感じ。

これまた黒の発泡スチロールの型抜きに銃本体が。

本体の見た目も真っ黒なので、漆黒の印象がものすごい強い。

悪さと渋い印象を受けるね。

 

ノーマルモデルから追加要素ありな外観

箱から本体だけを取り出してみたよ。

まさにほぼすべてが真っ黒。

清々しいほどに黒い。

凸凹に光の反射があるから、全部同じ黒さで無いものの…。

アクセントカラー一つない真っ黒ですげえわ。

ダッフィー
純然たる黒の刺客とはこのことか?
タート
ダッフィーが急に中二病化したぁ!

こう見るとデフォルトで結構横の長さを大きい。

持ち手のグリップの長さと大違いだ。

こういう長い銃身の銃、すげえ好きなんだよな~。

 

ホールドオープンすると増えた長さが印象的

残弾を撃ち切った後、ガツンとスライドストップがかかる。

ホールドオープン状態になった時、こんな見た目になるよ。

最近のモデルによく見る、スライドだけ動くタイプではあるが…。

アウターバレル下のボディが無いタイプ。

元の参考モデルであるガバメントの姿を踏襲してるね。

もちろんアウターバレルもガッツリ真っ黒。

ここもしっかりブラックなのである。

 

刻印はやっぱり最低限の模様

ちょっと文字が黒くなっているので見づらいかもしれない。

申し訳ないのぉ…。

グリップ上部のボディに2つのナンバー。

左は「XA008552」、右は「1936」の数字。

うーん、何を表しているのか俺にはよくわからない。

右は多分個体の製造番号だと思うけど。

 

全体的に刻印の彫りは深くなく、割と薄め。

だから写真だと思ったよりわかりやすく映らなかったのかも。

 

銃口にはコンペンセイター付き

同社製ノーマルバージョンと大きく違うところその1。

銃身の先に、このコンペンセイターがついているところだ。

これは実銃でいう、射撃をお助けするパーツみたいなもの。

火薬で発射する故発煙が起きるのだが…。

銃口とその付近の上に煙の逃げ道を増やすために取り付ける。

すると圧力で銃に衝撃がかかるのだが、それを緩和できるのだ。

実銃では必須と言ってもいいくらいのものらしい。

 

まぁエアガンになると殆どただの飾りなんだけどな。

かっこよさを演出するパーツといったほうが正しいか。

ガスガンでいうサプレッサーと似たようなものだよ。

見た目が好きだっていう人も一定数居るからね。

 

銃口側から。

コンペンセイターの下には穴が無い。

何でもかんでも穴をあけまくると耐久性落ちちゃうからね。

必要最低限で十分だろう。

 

追加パーツなので、継ぎ足しみたいな感じかな?

わずかに銃本体とパーツの色味が違うように見える。

といっても両方ともかなり黒いので、かっこよさは相変わらず。

こんなように穴は上向きに3つ縦上のものが。

ごついなぁ。

 

ハンマーは半分だけ露出するタイプ

スライド後ろにあるハンマー部分。

穴あきじゃない、丸っこいギザギザの表面を持つハンマー。

露出部分がM9とかに比べ、露出が少なめのタイプ。

ここはちっこくて丸みを帯びているので、一番とげとげしくない。

 

ハンマーの真後ろに回り込むと、フロント・リアサイトからの狙いに。

ちょっと昔の銃らしく、本当に最低限レベルのサイトと言えよう。

ドット等も一切入ってなく、ボディと同じ真っ黒。

狙いは慣れないとつけづらいかな。

 

ノーマル版にはないトリガーセーフティが付属

ノーマルモデルと大きく違うところその2。

トリガーの形状が少し異なる。

 

トリガーが3層に分かれているんだが….

真ん中の層はセーフティの役割を持つ。

だからここだけちょっと出っ張っているのね。

トカレフは元々セーフティという概念が一切ない。

なので実銃は暴発が頻発しており、扱いが慎重にならざるを得ない。

ただこのXコンプモデルは、近代改修カスタム都のことなので…。

トリガーセーフティを新たに追加、組み込みをしている。

 

引きしろ自体はセーフティの長さが増えたくらいで、そこまで変わらない。

引くとカチッとした音がなり、射撃したかどうかがわかりやすい。

 

パーティングラインは綺麗に処理

銃の見た目の評価を決定づけるところ。

パーティングラインはどうかな?

ここは定評のあるKSC。

しっかりラインは消してあり、モノづくりの丁寧さがわかる。

それなりに値段も張ってる分ここはしっかり処理してあるよね。

細かい見た目の満足度は良い感じだ。

 

プラスチックの黒グリップに星マーク入り

つるっとしたさわり心地のグリップ。

別に滑りやすいわけではないが、昨今の銃に比べると….

滑り止め効果はあまり期待できないような気がする。

そして中央には真っ黒な星のマーク入り。

これはソ連のロゴ的なモノなのかしら?

 

やっぱりグリップがちょっと短いよなぁ。

一応俺の手でも握ると、小指が握り切れないことはないが…。

結構しっかり指の間を詰めないとすこしはみでそうだ。

 

マガジンは当然他のトカレフと全く同じ

マガジンもやっぱり真っ黒。

こちらは数字類の刻印すら一切入ってない。

めちゃくちゃシンプルな見た目に。

 

因みに装填数は10発。

更にシングルカラムマガジンで、ガス容量は少な目。

連射するのはかなり不向きなマガジンと言える。

 

おまけ ジョーカーモデルとの比較

総評に移る前にすこしおまけ。

以前レビューした同社製のトカレフ。

“ペルソナ5 ジョーカーモデル”とせっかくなので並べてみたよ。

コンペンセイター分、銃身が長くなってるね。

そこまで大きい差ではないが、やっぱりあったほうが好きだわ。

色合いはグレーとブラックの対比。

カラーリングはジョーカーモデルのほうが好き。

 

総合評価

さて、総評に入っていこうか。

5項目100点満点の換算。

それを平均化した点数を、この銃の総合評価点としよう。

見た目重視の観点で見ていくよ。

 

仕上げの丁寧さは裏切らないKSCクオリティ

82点

光沢のないザラっとした真っ黒ボディ。

HWの重厚な質感は金属を思わせるほど。

パーティングラインもしっかり消してあり、丁寧さはいつも通り。

ここはやはりKSCの十八番とも言っていいだろう。

さすがである。

 

コンペンセイターを追加したのでかっこよさも増加。

ほんの2cmくらいだけど、バランスが崩れすぎない銃身長。

近代の利便性を考えて取り付けられた追加パーツだ。

シルエットのカッコよさはジョーカーモデルより上。

 

ただ飾り気が非常に少ないのは人によってどうなんだろう?

わずかにNo.が彫られているだけで、それ以外が皆無。

余計な装飾を嫌う人にとってはここも高ポイントだが…。

せっかくの特別モデルだし、ワンポイント何か欲しかったなぁ。

 

持ちやすさも変わらずだが軽さもそんなに変わってない

74点

ここはジョーカーモデルとあまり変わらず。

コンペンセイターが増えた分、わずかに重量が増した。

元々HW製品ながら軽めの銃だったから、もっと重くて良い。

と思っていたので、わずかに加点しておいた。

 

重量は少しバランスが良くなり、好みに近づいた。

相変わらずグリップが短めなので、そこはねぇって感じだが。

だがこれは元々の実銃がそういう仕様なのでしょうがないぜ。

アナゴン
しっかりメーカーが参考にしている証拠ともいえるね。

 

ブローバックはスライドが長くなった分迫力微増

75点

コンペンセイターの分が増えているので…。

見た目の迫力と、スライドの重さが増加。

よってジョーカーモデルより、若干ブローバックが強い。

気がするかなぁ。

ここもめちゃくちゃ大きな違いはない。

 

値段はジョーカーモデル並みに高い 思ったより特別感な

40点

ちょっと割高かなぁと感じる。

ジョーカーモデルはコラボ商品だから、ある程度しょうがなかった。

ただこっちはそういうわけでもなく、あくまでバリエーション展開。

限定品と言う扱いだがそれを考慮しても少し高い気がする。

 

値段は大よそジョーカーモデルと同じくらい。

2,4000円ほどなのだが、あっちほど価格に見合ってないと思う。

ちょっと追加してあるだけなので、21,000円くらいが妥当じゃない?

ノーマルモデルが20,000円下回るくらいだから。

 

最終評価

68点

銃の出来としてはクオリティが高い。

かっこよさは十分すぎるくらい確保してある。

 

ただやっぱり限定品なんだし、もう少し華が欲しかったところ。

追加パーツ以外はノーマルモデルとほとんど変わらないから。

それに比べて値段が高めに設定してあるので、そこは少し難色かな。

せっかくだし更なる特別感が欲しかったのは本音だ。

 

強いこだわりがなければノーマルモデルでも十分アリだったかも。

限定品と考えると少し寂しい商品だったなぁ…。

質は素晴らしいんだけどね。

 

 

今回はここまで。

やっぱりオールブラックより、ちょっとアクセントが欲しい。

トカレフさんの魅力を潰してしまいかねない気がするが。

そこは俺の好みと少しずれてるのかもしれない。

 

まさにアウトレイジ。