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分量を減らさなきゃ意味がない。時間上限だけ規制しても、残業は減らないワケ。

  • 2019年1月10日
  • 2019年2月21日
  • 考察

 

変化の波がやってきている。

とはいえ、未だに日本人労働者の大多数は雇用されて働く人が圧倒的だ。

労使関係上、どうしても使われる側は立場的に弱くなりがち。

 

 

その弱さ故、パワハラ・長時間労働等の問題の被害者になりやすいので、ようやく?政府が大々的に動くこともチョコチョコ目にするように。

特にここ最近は、残業についての話がよく飛び交うのだが…。

「単に残業を削減しようとしただけでは、ぶっちゃけ意味が無い」と感じるんだけど…。

 

 

 

時間だけ短くしても、効果は殆ど無いじゃないか?

 

 

 

 

 

 

 

 

残業時間の削減は、ぜひともやってもらいたいところだが…

 

労働者にとって、労働時間は悩みのタネ。

一般的な労働時間といわれる、一日八時間もかなり長く感じるよね。

忙しければ時間の進みは速くなるが、別に楽ってワケでもなんでもないから結局あまり変わらない。

誰だよ、所定労働平均時間を一日八時間に決めたドアホウは…。

頭沸いているとしか思えないぜ!、じゆうをよこせじゆうを!

 

といっても、世間の普通を嘆いていても仕方が無い。

個人の力で同行できることではないからね。

現状を変える手段をまだ持たない自分は、そこに甘んじているしかない。

いつか絶対脱出してやる!

 

 

それはさておき、1日の所定労働時間を越えると普通は残業”という扱いに変わってくる。

昨今の日本は、電通の過労死事件を皮切りに年々残業の規制が強くなってきているよね。

よって、過労の原因になりやすい残業を減らそうという考え事態はとても賛成が出来る。

無駄に残業するより、さっさと家に帰って休んで翌日の冴えた頭で処理してください。

そっちのほうが、疲労度は少ないのでとっても健全だよなぁ?

 

しかし、まだまだサービス残業やそうじゃなくても労働時間がヤバイ、なーんてことはどこに行っても聞こえてしまう。

会社全体がそういう空気だって時もあれば、一定の部署に集中しやすいなんてことはマジでザラにある。

そんな状態で、「残業を減らせ」っていってもぶっちゃけ無理がある。

行う総量が減っていないのに、行動時間だけ削減しても何の意味も無いのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

そもそも一人当たりの業務量が極端に多すぎ問題

 

残業時間が減っても、結局労働者の生活は楽にならない。

それは単に働く時間が減ればいいって言う、単純な話ではないのよ。

働く時間が減るのは最高にCOOLだが、働くために割く労力が減らないと結局定時内に終わらんのだ。

まったくもって当たり前すぎる話なのである。

 

例えばコップに入った水があったとしよう。

ここで言うコップの大きさ=労働時間で、水=仕事をする量だと考えてみる。

一日八時間かけて、空のコップに水をゆっくり入れ続けて満杯にする設定ね。

コレが今までの残業時間を規制をする前の状態。

 

じゃあ残業時間の上限を規制するようになったら、どうなると思う?

水とコップに例えると…。

コップは前より小さくなったが、入れる水の量は一切変わらないわけ。

とするとどうなるかはすぐに分かるよね。

思いっきり水が溢れ出すよな?

 

 

じゃあこのあふれた水はどこに行き着くのっていうとね。

サービス残業扱いになるか、家に持ち帰って仕事の続きをするかということになる。

結局賃金の出る残業時間ではなく、関係ない時間を使ってまで仕事をしないといけないという羽目になるわけだ。

 

このように考えてみると、とにかく一人当たりの残業時間だけ減らしても、仕事の総量が変わらなければ規制しても意味が無いってことが分かる。

企業体質にも業界にもよるから、一概に全てこの図式が成り立つとは限らない。

しかし、残業が特に長いといわれる企業は、そもそも個人ごとの仕事量が多すぎるパターンばっかり。

そんなところに、残業時間”のみ規制しても結局是正されることは間違いなく無い。

やるだけ無駄です。

 

 

 

労働者と経営者の希望は、やはり相反している

 

じゃあ雇用人数を増やして、作業量を分担させればいいじゃん!

恐らく働いている人なら誰でも簡単に考え付く解決方法だよね。

労働の専門家じゃなくても、ぱっと思いつく。

 

とすると、そこに発生するのは人件費。

そうそう、社員の教育費用や給料などに当てはまる費用だね。

もちろん労働者側は、自分たちの会社内における待遇すべてにおいて、もっとも関係する費用ゆえ…。

かかればかかるほど、労働者側には単純に考えると手厚くなりやすいはず。

そこに費用をかければ、もっと人員を増やしたり給料を上げて労働者のモチベーションを上げたり、福利厚生等の制度も充実しやすくなる。

こっちから見れば、いいことのほうが基本的に多くなるからやりやすくなる。

人も増えれば、その分の業務量は分散できるので余裕が出来やすくなるよね。

さっきのコップの話に言い換えれば、水の量が変わらなくても用意できるコップの数が増えるから、一杯まで入れる必要がなくなるということ。

 

 

 

しかし、経営者から見れば全く真逆のことを考え付きやすい。

利益を得るためには、売上-費用=利益の図式で考えるよね。

売り上げが大きくなればなるほど、費用が少なくなればなるほど残る利益は多くなる。

すっごい単純な話だけど。

 

売り上げを伸ばすのは、どこの会社も日々苦心しているところでしょう。

ここがのびなきゃ、そもそも利益の発生しようが無いから。

そして費用のほうだが、減らせれば減らせるほどもちろん経営者にとってはいいことだよね。

費用を差し引いて残った利益を自分の報酬にしたり、株式会社なら株主への配当金に充てて健全な経営をアピールできるから。

当然人間だし、経営者とはいえ手に入れられるものは手に入れておきたいのが自然。

 

そこで費用の削減をしたいと考える経営者は、いっぱい居るけど手を付けやすいのが人件費なんだよね。

他にも光熱費や、余計な交際費、出張時の交通費など削れそうなところはいくらでも歩きがするのだが…。

どうも人件費は、削ろうとすると確実にこの分が浮くというのが目に見えて分かりやすいから”みたいだ。

そりゃあはっきり費用がこれだけ削れるって分かれば、一番すぐに効果をじっかんできるからか!

これなら、まぁその考えに至るのも分からなくはない。

だから残業代を出したくないと考えるし、ましてやぎりぎりの人数で回してコストを浮かせようと画策するのも無理は無い。

よって人が少なくても、中々新たに雇おうとしないのも納得だわ。

そりゃあコップの個数を増やせないなら、元々ある水を分散させることなど不可能ですわ。

結局一杯のままじゃねーか!

 

 

この労働者と経営者の人員増に対する考え方は、どうみても真っ向から正反対と言ってもいいくらい別の位置にいる。

元々企業を運営する性質の上だと、これは避けられない運命だからか永遠に溝が埋まらないわけだ。

これじゃあ、労働時間を削減しようにも殆ど意味をなさないと思いません?

 

 

 

時間よりも、削減するものを見つければ何とかなるんじゃね?

 

というわけで、仕事の総量が減っていないのに残業時間だけ削減してもあんまり意味が無いことはなんとなく分かったでしょう。

残業が多いからって、闇雲に規制して減らそうとしても効果は薄いどころの話ではないな…。

やはり、コレだけでなくそもそもやっている内容の効率化を併用しないといけない気がする。

Omochiも日頃から、上司になんか仕事でもっと効率よく出来るように考えてくれとよく言われる。

じっくり思い返してみれば、どう考えても要らない作業って絶対どこかに潜んでいるからさ。

特に残業が常態化しているような人は、一度振り返って考えてみると意外な盲点に気づくかもしれない。

それも人がある程度居るという前提の元に成り立つようなものだから、皆がみんな探せる状況にあるとは限らないが…。

自分も改めて思い返してみよう…。

 

 

 

 

今回はここまで。

やっぱり自分のところや、お兄様の働く会社の内情を鑑みても、部署ごとで残業時間の差が本当に極端だからね…。

出来れば0にしてほしいところだが、それが難しくてももっと均すようにしてほしいところ。

 

 

何時まで働けばいいんですかね?