「赤羽フロンティアの初売り、段々魅力が薄くなってる?」
先日現地に赴いたときに思ったことである。
エアガンを売る都内のお店で、赤羽に店舗を構える老舗。
年始の初売りは毎年大勢のエアガンマニアでにぎわっていた。
しかし苦境に立たされているのか、規模が毎年小さくなっている気がする。
今回はそれについて考えていこうと思うよ。
赤羽フロンティア エアガン界では有名なショップの一つ
吾輩はね、所謂キモヲタに分類されるであろうタイプの人間。
アニメ・ゲームは小さいころから大好きで、自室を軽く痛部屋化している。
それにハマったのがここ一年くらいの話。
しかしそれとは別に、大学の友達に誘われたサバゲーをきっかけに…。
エアガンが大変大好きになった。
もうサバゲー自体はやってないんだけど。
エアガンって店頭で買う場合は専門ショップを使うのがオーソドックス。
あるいは専門店の通販か、Amazon・楽天あたり。
ただ可能であれば実物を見てから購入したほうがいいので、お店は貴重。
そして年末年始になると、エアガンのみならずセールって多いよね。
赤羽フロンティアも現金特価や、豪華なくじで年始は特ににぎわう。
しかし、ここ最近お店にはあまり元気が無いような。
一応昨日に一人で赤羽を訪れたのだが、かなり閑散としてた。
年を追うごとに年始の賑わいが減り、セールの規模が減っている。
哀しいことだ…。
内容が回を追うごとにしょっぱくなる初売りセール
この赤羽フロンティアのお正月どき。
元々イベント時の内容が、秋葉原のガンショップに比べて中々すさまじい。
(感覚的に)当たりが出やすいくじや、 結構値下げされた現金特価セールを行うことで有名。
欲しい特価品が見つかれば、他店とは比べ物にならないくらい値下げされた新品を購入できる。
くじに関しては、ガスガンはもちろんライフル系統も数多くそろえており列ができやすい。
ちょっとうろ覚えなんだけど、一番最初に参加したのは確か2016年の年明け。
大学の友達に誘われ、赤羽フロンティアに初めてお邪魔したとき。
あの時はワルサーP38・デザートウォーリア・ワルサーP99を現金で安く。
そして2人でくじを3回ずつ引いた結果…。
友達はVSR-10のガンサウンド、俺はマルイのUSPコンパクトを引き当てたのだ。
後で交換したんだけどね。
だから次回もぜひ参加しようと思ったんだが、中々しばらく行けずにいた。
しかしようやく都合がついて行けた2019年のお正月。
蓋を開けてみれば、くじは無く現金特価セールのみ行うとの情報が。
世のエアガンマニアを注目させる、赤羽のお正月の恒例風景はそこになかった。
お正月特有の静かな住宅街の風景がそこに広がっていたよ。
まぁいうても、2018年のお正月も似たような感じだったらしいが(この年は行ってない)
なぜやらなくなったのかは、俺はただのお客さんなので詳しいことは分からない。
推察することくらいしかできない。
ただね、エアガンマニアの間でささやかれていることがいくつもあるんだよね。
Twitterや、5chスレで色々言われていたことを簡単にまとめると…。
・赤字覚悟のセールをやっても、昨今の通販サイトの台頭により集客効果が見込めなくなった。
・平常時にお客さんがあまり来てくれないので、数多く仕入れても在庫になってしまい売りさばくのが難しい。
・たまたま来たお客さんへの対応があまりよくなく、その口コミがネットで拡散されている?
などなど。
ここに限らず、小売業界に起きているような出来事が書いてあった気がする。
実際どこまでその原因が本当なのかは、推測の域を出ない。
しかし、2019ねんの店の雰囲気を軽く見ただけでも当たりっぽいことがありそう。
そうじゃなければ、今まで通りお正月に一気にお客さんは集まるはずだし。
お店を構えるというビジネススタイルをとっている以上、諸経費は無視できない。
人件費・光熱費・商品保管費などそれこそ枚挙にいとまがないだろう。
ましてや規模的に小さいところだと余計に苦しい。
ただでさえエアガンって、ニッチな趣味の業界だからな。
切ない。
確かに現金特価は安い しかしラインナップが少ない?
年に1度なので、俺さんも何が安売りされるのかワクワクしながら情報を漁っていたの。
なんだけど公式HPには特に何も書かれておらず、Twitterの公式アカウントも平常運転。
調べていくうちにお店のYou Tubeチャンネルを見つけた。
そこでようやく初売りしますよという話にこぎつけたんだよね。
ただ、動画内で現金特価の品を映されていただけ。
くじは明確に開催せず、セールだけやるよという動画の内容だった。
なので行くべきかどうかかなり迷ったんだよね。
まぁでもどうせ時間はあったし、結局現地に赴いたけど。
実際にお店に入って、値札を見てみた。
同時に秋葉原のガンショップで値段を比較したわけではない。
ので、どれくらい差があるかまではしっかり覚えてないんだけど…。
それでも他ショップ通販の価格よりも明らかに安く売られているモノがあった。
例えば一部だけでも例にすると、
・東京マルイ M45A1 \12,000(通販なら\14,000くらい)
・東京マルイ M40A5 \26,000(やはり通販だとおおよそ\30,000ちょっと)
とまぁモノにもよるが、なかなか安いことは明らか。
なんだけど、全体的にラインナップが少なめだったのが気になったんだよね。
実は年始じゃなく、年末時点でセールを行っていたらしい。
俺はその情報を見つけたのが大晦日あたりだったから、大分遅かったんだよ。
もしかしたら、歳末セール初めのほうはもっといっぱいあったかもしれない。
ただ初めて参加した2016年ごろと比べると、体感1/3くらいの品数しかなかったな。
今回だと、ハンドガンとライフル合わせて10種類あまりしか対象じゃなかった気がする。
なので、行く価値はあるかもしれないけど年々品数が少なくなる可能性は否めない。
よって、欲しいものが見つからないということも。
いつか本当に、お店が何もやらなくなることも出てくるかも。
そうなると、もう赤羽には用が無くなってしまうなぁ…。
すると若干値段が上がっても、まだ活気のある秋葉原の他店に寄ったほうがイイかも。
今のところは安さか、選べる幅の広さかで正月はすみ分けができているんだろうけど…。
雲行きが怪しくなってきた。
結局誘惑に負けて買ってきた2モデル
とはいっても、せっかく現金特価で売ってくれるのならば買いたくなる。
吾輩はハンドガンに狙いを絞って、品定めした結果2丁購入したよ。
値段的には、中々満足できるものだった。
ただし今回は、銃のレビューが話のメインではないので本当に軽くさらっとだけ紹介するね。
KSC M9A3
一つ目は、KSCというメーカーが発売しているガスブローバックハンドガン。
“M9A3”だね。
店頭で、たまたま1つだけ残っていたので頂戴しました。
お値段\15,800。
ネットだと、大体\21,000くらいか。
確かにお得だ。
ちょっと珍しいデザートカラー。
後日、改めてレビューするよ。
東京マルイ バイオハザード アルバート.W.モデル01P
もう一丁は、東京マルイの所謂サムライエッジシリーズから。
“アルバート.W.モデル01P”だよ。
先日、限定で販売された“アルバート.W.モデル01”ってのがあってね。
設定上では、その限定版の量産品扱いというの本モデル。
お値段\13,000。
ネットだと、\18,000くらい。
やっぱり確かにお得だ。
UMBRELLA CORPORATION…
これも後日、改めてレビューします。
赤羽フロンティアは今後勢いを取り戻せるのか心配
そんなわけで、赤羽フロンティアの年始セールでの出来事でした。
どうもこのお店は、ちょっとずつ衰退の道を歩んでいるようにしか見えない。
ただでさえ、お正月どき以外は話題に上がりにくいところだからこうね…。
セール時は、間違いなく激戦区である秋葉原周辺のショップよりも安く売ってくれる。
だから、ユーザーの心はつかみやすいはず。
だから何とか今まで通りの復活劇をして、頑張って立て直してほしいと思ったところ。
今回はここまで。
まぁ消費者の常として、同じものでもちょっとだろうが安く手に入れたいのが本心。
小売店はネット通販にそこでどこまで対抗できるのか?
ひょっとしてもう希望は無いのか…?
小売店に勝機を見出す活路をどうか!