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マルゼン製固定スライドガスガン ワルサーP99が手元にやってきた

「ワルサーP99のエアガンって、どんな出来具合なの?」

この系列の銃として、これまた知名度の高いP99さん。

 

国内メーカーのマルゼンが、かなり精を込めて作り上げる。

今回はワルサーP99の固定スライドタイプをご紹介。

現在固定スライドガスガンって、そんなに種類が多くない。

自分は手に取る機会があまりないため、逆に気になってな。

 

マルゼン唯一の固定スライドガスガン ワルサーP99

以前レビューした、ワルサーP38の後継機と言えるモデル。

これが開発されたときは当然、ドイツ軍の主流拳銃だった。

しばらく経って、ハンドガンの流行?みたいなのが変わったのよ。

今まで金属製だったのが、ポリマーフレームという樹脂にしようというな。

加工は難易度が上がるけど、非常に大量生産がしやすく耐衝撃性も高い。

いろんな面でメリットが見いだせるように。

 

ただワルサー社はしばらく流されず、金属製の銃を作り続けていたが…。

しかしとうとう1997年にポリマーフレームの銃を開発し、生まれたのがこのモデル。

相当他社のピストルを研究し尽くし、自社のやり方に融合させたようだ。

残念ながら売れ行きはそれほどでもなかったらしいが。

ラガン
ただ今でも使っているところは幅広いらしいぜ。

 

エアガンに話を戻すと、ワルサーと関係が深いマルゼン。

もちろん正式提携を結んでいるので、リアルさは他メーカーより随一。

なので非常に期待が持てるね!

ラインナップはガスブロと固定スライドのガスガンがある。

吾輩が手に取ったのは、あまり触れる機会が多くない後者を。

ワルサーP99FS(フィクスドスライド)をレビューするよん。

因みにフィクスド=固定と言う意味だ。

 

ワインレッドのパッケージが非常に上品

いつもの通り、外箱から見ていく。

ワインレッドの紙製の箱に、ワルサーの社名ロゴと銃の名前が印字。

正式な銃器メーカーのロゴ入り+落ち着いた色合いのパッケージが合わさる。

はっきりした色だが、何とも上品な感じを受けるな。

 

蓋を開けると、こんな感じで中身が納められている。

BB弾と銃本体は、内部の仕切りで分けられているぞ。

ただ型抜きではないので、がっちり固定されているわけではない。

といいつつも、かなりサイズ的にパツパツだから意外と動かないもんだ。

 

外観は黒とところどころ灰色っぽい

箱から取り出して、銃を両側面から。

写真ではほぼ真っ黒。

ただ肉眼で見ると、少し灰色が勝った部分もある。

実際の製品はスライドが真っ黒で、それ以外が黒強めのグレーかな。

カラーリングだけ見ればかなりのっぺりしてるかも。

全く派手ではない。

 

刻印はワルサー社のロゴ入り

やっぱりマルゼンのワルサーというところで、ここは気合が入っている。

従左側面前方には、社名ロゴと銃の名前が彫られている。

ボディの色が黒いので、刻印が思ったよりも目立ち辛い。

そしてやはり正式な社名ロゴが入っているとオサレっすなぁ!

ダッフィー
俺の足裏にも、ある意味社名というか生みの親のマークが入っているが…。かっこよくない!

 

反対に右側面前方には、ちょっとした英文が。

意味は「ドイツのカール・ワルサーとライセンス契約を結んでいる」だな。

その下には、マルゼンのローマ字表記やJASG(日本エアースポーツガン協会)の刻印も。

関係ない刻印はうっすらしれっと入っている程度。

 

右側面中央部には、やっぱり社名ロゴと9mm×12の文字。

実銃でいう、使用弾薬と装弾数かな。

右側面後方部には、刻印というより注意書きか。

ちゃんと取扱説明書を読めってさ!

 

ハンマーは露出しないタイプ

銃後方部に移動して、ハンマーを見ていくぞ。

リアサイトから見ると、3点のホワイトドットが入っており狙いは付けやすい。

もう全部のハンドガンをこうしてくれればいいのに!

この銃って、ハンマーが露出していないタイプの銃なんだよ。

だから外観上は内部にハンマーが納まっている。

ハンマーの不意な引っ掛かりを防止するためだ。

ただこのままだとハンマーが起きてるのかどうかがわからない。

 

なので、ハンマーの状態をわかりやすくするためにこういう対策が取られている。

引き金を引きはじめると、先が赤い棒(インジケーター)がぴょこんと飛び出てくる、

そして弾の発射と共に、内部へまた戻るという仕組みになっている。

これなら一目でわかるように。

タート
銃にも恥ずかしがりやな性格ってあるのかな?
クタちゃん
それとこれとは全く関係ないクテャ…。

 

トリガーは固定スライドの割に軽い

次はトリガー周辺をみていこう。

トリガー自体は、根元が太くて先が細い。

そして美しい滑らかな曲線を描く。

トリガーガードは四角い感じの、角ばったものになるね。

ここだけみると、若干攻撃的なスタイルにも見える。

 

因みにマグキャッチボタンは、少々わかりづらいがここにある。

写真右側に六角形のパーツが見えるだろ?

そのすぐ左に、細長い爪みたいなのがあるはず。

そこを押すのではなく、下に下げるとマガジンが外れるよ。

ボタン式じゃないんだね!

因みに映し忘れていたけど、銃裏側によくありがちなパーティングラインは全然ない。

さすが安定のマルゼンさん。

こういうところの処理は手抜かりが無い。

 

グリップはつぶつぶと横線のチェッカリング入り

持ち手となるグリップだ。

滑り止めのイボイボ、平行線のチェッカリングが入っている。

グリップ前面が波打っているのは、フィンガーチャネルが設定されているからだね。

握った時に指がここにちょうどよくハマる計算。

人間工学に基づいてこういう形になったようだ。

 

因みに見てもらえればわかると思うが、グリップ下部の両側面にも社名ロゴが入っている。

このワルサーのロゴって、マジでかっこよくない?

 

マガジンは真っ黒で普通 しかしご丁寧にロゴ入り

最後にマガジンを。

マガジンの全体像だ。

片面にのみ刻印が彫られている。

やっぱり社名ロゴはここにもしっかり刻印。

さすが、気合の入り方が違うぜ。

 

何と驚くことに、マガジン底部のガス注入口付近にも社名ロゴが!

一体幾つ入っているんだ!

すげえ!

スティッチ
個性の塊である俺様みたいなカッコよさを引き出しているなぁ!
ヴィーゼ
スティッチは別にかっこよくないぞ(笑)
スティッチ
よーし、綿を分離させてやるからそこになおれぇ!
ヴィーゼ
うわあああああ!、こっち来るなぁ!!!!

 

総合評価

いつものように、各項目を100点満点で。

その合計の平均点を、最終的な評価にするよ。

エアガンコレクションに向いているかどうかを重視。

 

のっぺり見た目だが仕上げはかなり丁寧

88点

最初にも書いたが、実銃のボディが樹脂でできている。

ということは、金属ではないので見た目の重厚感は実銃でもあまりないということだ。

しかし、実際に取り出してみると「あれ?、金属質っぽい…」と思った。

触ってみても、金属のひんやりした見た目とさわり心地でちょっと混乱したくらい。

同じようにポリマーで作られている、グロック系列とかと比べると如実に違う。

いやでも、エアハンドガンは金属で作っちゃいけないしなぁ…。

ということはそれくらい、それっぽい仕上げだったということだ。

 

社名ロゴも至る所に入っているが、またワルサーのカッコよさといい具合にマッチする。

外観の良さは、相当気合入っているんじゃないかな?

 

重量・重心バランス・グリップの厚み全て高水準の持ちやすさ

84点

重心バランスも、しっかり真ん中にあった。

そしてグリップが、人間の手になじむように研究して作られている。

そしてポリマーフレームの銃にしては、いい感じの重さもあった。

重さとしてもちょうどいいくらいで、構えやすくここも好印象だ!

コール
そうそう、僕みたいにちょうどいい体重って健康的だよね~。

 

固定スライドガスガンとは思えないトリガーの軽さ

94点

固定スライドガスガンということで、どうしてもここがネックになることが非常に多い。

もちろんこの銃だって、ガスブローバック式に比べればそりゃ引き金は重いよ?

しかし固定スライドガスガンというくくりで考えるならば、相当軽く引きやすい。

この銃の大きな魅力は、ここに一つあると言ってもいいくらい。

 

ちゃんと発射したっていう感触もあるし、トリガーの可動範囲もまずまずの広さ。

トリガーガードも隙間が丁度良く空いており、狭すぎる感覚も無し。

素晴らしいのは明らかに他の固定スライドよりも、指に込める力が少なくて済む。

最初にこの銃の引き金を引いたときに、ちょっと感動を覚えたくらいだもん。

固定スライドでも、デフォルトでここまで引き金が軽い製品ってあるんだなって…。

 

クオリティが高いのに値段は良心的

86点

実売価格でいうとおおよそ8,000円前後。

しかし吾輩、今から数年前に行った赤羽フロンティアのセールで手に入れた。

その時は驚きの5,000円ほどだったよ。

なぜならお正月の特売セール時期だったから。

破格の値段で手に入り、非常に得した気分だわ。

(2019年の正月にも行ったけど、この時は全体的に少なかった。)

アナゴン
5,000円~8,000円のクオリティとは思えない感動してたね。

 

東京マルイの傑作であるガスガンの“SOCOM Mk.23”と比較されやすい。

あちらは本体+付属品こみだけど、普通にガスブロ並みの値段。

対してこっちは上に書いた通り、本体のみだがかなり良心的な価格。

「気軽に手に取ってみる固定スライドならドレ?」

って聞かれれば間違いなくこれを推したい。

 

最終評価

88点

お値段に比べて、外観の完成度が相当に高い。

正式提携ゆえの、リアルな刻印はもちろん金属質っぽく見えるのもすごくいい。

加えて、他メーカー含む同カテゴリガスガンの中でもトリガーがかなり軽い。

当然ながらガスブロよりも冷えに強く、連射が効きやすいのもポイント。

 

固定スライドガスガンの良いところを、ギュッと凝縮した製品。

ワルサー好きも、固定スライドガスガン好きも一丁持っていて全く損はない。

観賞用はもちろん、サバゲーでもちゃんと期待に応えてくれる稀有な製品ではなかろうか?

クロミちゃん
アタイレベルに完成度が高い代物ね!、ここまで作り上げたこのメーカーは感服モノよ!

 

ジェラトーニ
誰もクロミちゃんのことは言ってないよ。頭おかしくなったのかな?(ニヤニヤ)

 

今回はここまで。

自分が持っている固定スライドガスガンの中でも、全てレベルが非常に高い。

一見派手では無いものの、手堅くきっちりまとめてきた感じ。

値段も安いし、それ以上の価値があってもおかしくない素晴らしい逸品だ。

初めて固定スライドに手を出すなら、癖が非常に少ないこれを触って欲しい。

 

なんだこれ、固定スライドなのに軽くて撃ちやすい!