記事公開日:2019.1.13
最終更新日:2022.12.11
「サムライエッジの恒常ラインナップに新顔が入ってきた!」
こいつと言えば、ゲームのバイオハザードシリーズに出てくるハンドガンのことだ。
エアガンメーカーの東京マルイは、作中のモデルをよく製品化しているよね。
普段はスタンダードタイプと、ちょいちょい限定品として発売されることが多い。
しかしこの度、通常モデルの亜種として新しい顔ぶれが加わったよ。
サムライエッジ アルバート.W.モデル 01Pをご紹介しよう。
バイオ7ファンならグッズとして飾るのも良し、サバゲーでもがっつり使える。
そんな愛好家なら、安定して買えるサムライエッジとして需要は高いねぇ!
サムライエッジ アルバートWモデル 01P 新量産型
バイオハザードと言えば、カプコンが生み出した名作ゲーム。
大量のゾンビ相手どる、サバイバルアクションアドベンチャーだ。
主人公たちは戦闘の精鋭といえど、当然丸腰ではまともに戦えない。
そこで身を守るために、作中では様々な武器を使いこなしていくのね。
ハンドガン・ロケットランチャー・ショットガンなどなど。
そしてファンアイテムとして、実際にエアガン化されたのがいくつかある。
![](https://hiro-hydra.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
そうそう、いわゆるサムライエッジシリーズだね。
いつも売ってる製品だと、サムライエッジのスタンダードモデルが定番。
なぜか同モデルのくせに、新旧入り混じってるのが謎すぎるが。
長い間それだけだったんだけど、この度新しい亜種が出たんだよ。
それがこの後出てくる、アルバートモデルWの01Pだ。
赤い傘から、青い傘へ生まれ変わったサムライエッジ。
7が好きな人なら、より感動もひとしおなこのモデル。
家宝として飾るのはもちろん、バイオコスでサバゲーやるなら注目の的になるよ!
レビュー開始 コラボモデルは外からも熱い出来栄え
とりあえず外箱から見ていきましょう。
銀色に光り輝くパッケージが大きな存在感を放つ。
左上には新生アンブレラ社のロゴと、社名の英文が刻み込まれる。
それと写真じゃなく、設計図的な線画のみで構成された本体のイラスト。
さすがにコラボモデルだけあって、いつもより凝ったパッケージだね。
ふたを開くと、外箱と同じ銀色の紙で固定された本体がお目見え。
がっちりと固定されてるわけじゃないので、乱暴に扱わないようにね。
付属品にはマガジンと、9mm×19弾が入る小箱…もとい少量のBB弾。
また取扱説明書の他に、こんないかにも怪しげな冊子も同封されてる。
どうみてもブラック企業のにおいが漂ってくるような…。
世界の安全を守るために設立されたのが、このアンブレラ社なのだ。
製薬や兵器開発を主事業としている会社だが、まぁ裏でははっちゃけてる。
ゾンビ化してしまう有名な細菌である、T-ウイルスの製造元なんだよな。
つまり劇中の悪事は大体コイツのせい。
銃の全体像はこんな雰囲気。
タグ外すのは忘れてた。
ベースはかの有名なハンドガンである、ベレッタのM9だ。
そこに、ゲーム独自の解釈を加えたカスタムが施されてるよ。
外観の9割はハンドガンでよく使われる黒。
残りは銀色がメインだろうか。
M9のバリエーションとして見ても、いろいろ違いは大きいな。
弾を撃ちきると、ここでスライドが止まる。
すると内部に仕込まれた銀色のバレルが姿を見せ、冷たい輝きを表に出す。
やはりこう見ても、M9の面影はしっかり残ってるね。
刻印はやはりゲーム中のモデルなので、全てオリジナルとなっている。
まずスライド右側面には、箱と同じくアンブレラ社の名前が刻み込まれてるね。
こっちはスライド右側。
アルバートモデルを冠する英文…というか、モデル名だね。
なぜかこっちはプリントでの白文字なので、こすったら消えちゃいそうだ…。
普通に彫ってほしかったな。
ちなみに毎度恒例、マルイの刻印はここ。
非常に小さく入っているので、ほとんど気にならないのは良いところ。
後ろ側に、ハンマーとセーフティロックのレバーがある。
この状態だと、弾が発射可能になる。
次は銃後方にあるハンマーだ。
通常のM9と同様に、穴が開いたリングタイプを採用。
若干この穴のサイズが大きめかな。
加えて右の突起は、親指の付け根の位置を知らせるパーツ。
名前あったけなここ…。
これもM9とほぼ同様だけど、若干でかい。
とまぁ、わずかではあるが地味に違う変更点があるんだよね。
あとは上部にあるレバーが、安全装置になるところ。
下がった状態だとハンマーが落ちなくなり、射撃もできなくなる。
こっちの写真のように、赤い丸が出てる状態だと射撃ができる。
ただ個体差だと思うんだけど、このレバーがだいぶ硬めだったな。
左右から操作できるのは利点だけど、とっさの解除がちょい大変かも。
狙いを定めるとこういう風に見える。
前後のサイトともに、大きめのホワイトドットがしっかり入ってる。
本体がブラックだから、見えやすさはちゃんと確保されてるよね。
トリガー部分。
こちらは元のM9と全く変わらない形。
ちょっと違う…なんてこともなく、形状も可動範囲も同じ。
マグキャッチボタンは、トリガーのすぐ右側にあるよ。
普通に親指だけで押せる位置なので、解除はラクチン。
クリック感はないけど、しっかり沈み込んでくれる。
外装仕上げの念入れは、だいたいここを見ればどのレベルかわかる。
多くのマルイ製エアガンでは、一本の線が入っていることが多い。
いわゆるパーティングラインだ。
ただこのサムライエッジは、非常に作りが丁寧で素晴らしい!
写真の通り、いっさいの線が入っておらずきちんと処理されてるんだよ。
限定品でもないのに、コラボモデルだとさすがに気合の入り方が違うな。
あと写真の上部に見えるのが、20mmレイルのスロットだね。
3つぶんあるので、フラッシュライトとかの位置調整も対応できる。
細かい配慮がなされております。
グリップがこんな感じ。
表面にはランダム加工された滑り止め。
側面にはダイヤの形をした滑り止め。
そして青い傘が特徴的な、新アンブレラ社のメダリオンがかっこいいね。
ちなみにこのアンブレラ社、元は赤い傘のロゴが入ってたんだよ。
1~6までは赤の旧アンブレラで、7からは青のアンブレラになった。
どうやら製造業から、民間軍事会社へ姿を変えたときにロゴも変わったようだ。
マガジンはこれ。
ふっつーの真っ黒なガスブロ用マガジン。
26発ほどBB弾が入るよ。
マガジン底部がこれ。
間違えて文字がさかさまになったまま、写真撮っちゃった☆
マルイ製M9シリーズと共用ができる。
これは新しい古い関係なく、使いまわしが可能というありがたさ。
総評 いつも手に入れられる一味変わったサムライエッジ
さて、まとめに移ろうか。
とりあえずざっくりと、吾輩が感じた悪い点から確認していこう。
・グリップのダイヤ型滑り止めが素手だとちょっと痛い?
・想像より重量があるので取り回しにくい(ただし人による)
・恒常ラインナップの中では値段が高い
次は素晴らしいところ。
・重量があるのは逆を言えば、重厚感を演出する要素になる
・20mmレイルが3スロットある
・ホワイトドットが少し大きめで見やすい
・パーティングラインがきちんと処理されている
まず性能についてだが、射撃についてはマルイ製なので問題なし。
それ以外の部分を見ると、拡張性や狙いやすさが確保されているのが大きい。
フラッシュライトをつけたいなら非常に便利だね。
大きさもある程度柔軟に選べるし。
外観は一部残念なところがあるものの、マルイ製で考えればレベルが高い。
ABS樹脂でありながらプラスチック感はあまりない。
そしてパーティングラインもきっちり消されてるので、キレイな見た目なのよ。
さすが外部コラボをしているだけあって、弱点はよく無くしてる感じ。
![](https://hiro-hydra.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
その反面、機能性の弱点になるのはグリップの鋭さと本体の重量。
まずグリップなんだけど、ダイヤ柄の部分が思ったより手に食い込む。
素手で力強く握ると割と刺さるので、ちょっと痛く感じるかな…。
手袋をつけてたら関係なくなるけど。
重量については、見た目のサイズに合わずなかなか重い。
公式サイトを見ると、驚きの966gとなっており1kg近いのよね。
持ってみるとかなりズッシリ感を感じるので、女性だとちょい厳しいか?
男性でも人によっては、ちょいきつくなる可能性も0じゃない。
一日中腰にぶら下げて走り回れるタイプの銃にはならんな。
まぁ重厚感を演出する要素にもなるんだけどさ。
![](https://hiro-hydra.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
そんな感じですべての要素を加味すると、まぁサバゲーでも行けなくはない。
そして観賞用としても、マルイで考えればしっかりできているほうなんだよね。
だから外でガンガン使うのも、家で飾るのも両方いけるタイプのモデルだ。
特にバイオ7を知ってる人なら、いっそうの思い入れもあるかもしれない。
こういう人のために作られたのが、このアルバートモデル.W.01Pってところ。
ちょっと値段は高めなものの、コスプレ用品としてもありな一品。
また、現状スタンダードなサムライエッジ以外で普通に手に入るモデルのひとつ。
マルイだから、たとえ品切れでも再販まではそう時間がかからないのもいいところ。
バイオファンでも、それ以外の人でも手に入れると満足できる面白い銃かな~。