記事公開日:2018年2月2日
最終更新日:2024年10月16日
「電車の遅延って自分悪く無いよね?」
普段利用していると、度々出会う遅れ。
特に困る人が多い通勤ラッシュ時に起きやすい。
実際に遅延が起きると、殺伐とした車内やホームはどうだろう。
声には出さないけど、めちゃくちゃムカつく。
どうしてそう思うのか?
それは遅延の原因が、元々自分には全く関係ないからだよ。
電車遅延はムカついて当然である
都会へ向かう朝の通勤電車。
大概はおぞましいレベルの混み方で、入れる隙間もない。
とはいえ乗らないと会社へ行けないので、無理にでも押し込む。
そうして他人同士の密集した閉鎖空間が出来上がる。
これがいわゆる満員電車で、毎朝の試練とも言えるよね。
電車通勤をする社会人は、仕事前からこれに翻弄される運命。
大きく体力と精神力を削られながら、目的地まで我慢するのだ。
しかし毎朝時間通りに来るならまだしも、必ずではない。
電車の道中で何かあると、遅れてなんてのは日常茶飯事。
自分の想定通りにならなくなっちゃうよね。
電車が遅れる理由って、色々あるけど非常にムカつく。
自分は悪いことをしてないのに、一方的な被害を被るからさ…。
関係ないのに被害だけ受けるのは理不尽
日本は何でも、開始時間には厳しいお国柄。
つまり遅刻=とても悪いこと、というのが皆に染み付いている。
これが自分のせいで遅れたのなら、非を認める他ないけど。
ただ電車遅延は自分が原因になる、なんてのがまず無い。
なのに遅れの影響を一方的に受けざるを得なくなる。
なんで自分が?、って思うのはごく自然なこと。
どっかの誰かのせいで、会社や取引先との会議に遅刻しちゃう。
場合によっちゃ、仕事にとんでもない支障が出る可能性だってある。
仮にそうでなくとも、道中がいつもの数百倍しんどくなるのは明白。
ただでさえ満員電車はイライラ空間なのに…。
鬼ですか?
よくある遅延の原因 マジ辛い
我輩は会社員時代、悪名高き小田急線を使っていたよ。
乗車前の遅延なら、ホームに人が溢れすぎて通れない。
乗車後の時は、進まない満員電車内の空間に閉じ込められた。
とりあえず言えることは、まともに電車が進まない。
どっちにしろ、ろくなことにはなってないなコレ…。
この時、遅延があると何らかのアナウンスが流れる。
色々要因があったけど、よく聞いたのがこの辺りだったか。
改めて思い返してみても、やっぱり自分は関係ないことだらけ。
滑り込み乗車の多発
危険行為の一つである、滑り込みの乗車。
発車ベルが鳴り終わった直後に、猛ダッシュで突っ込む乗客。
駅のホームでよく見かけるワンシーンだね。
ギリギリになってしまう気持ち、これそのものはよくわかる。
やっぱり朝は、時間に追われることが圧倒的に多いから。
とはいえ、乗降済みの電車から見れば迷惑極まりない。
満員電車は、乗れるかどうかの戦いだ。
何とかギリギリ入ったとして、飛び込みでもう1人来ると…?
ドアが閉まらなくなり、駅員が無理に押し込むハメになる。
つまりここで余計なタイムロスが生まれ、発車時刻を過ぎてしまう。
これが各駅で積もり積もると、だんだん大きな遅れになるんだな。
人身事故の発生が増える
完全に電車が止まっちゃうパターンの一つ。
人身事故。
これが起きると、しばらくの間はマジで電車が来ない。
時と場合によって、アナウンスの仕方が違う気がする。
そのまま人身事故と言われるケースもあれば、濁されることも。
人命に関わるから、あまり悪くは言いたくないんだけど…。
本音を言えば、当事者がどうであれ関係無い人からすれば…。
ただただ、迷惑を押し付けられただけだ。
もし自ら線路に飛び込んだとなると、余計許したくない。
申し訳ないけど、我輩はそこまで他人に対して許容はできんよ。
色んな意味で、絶対にそういうことはしないでほしい。
乗客同士の口論や殴り合い
これも個人的には絶対に許したくない要因の一つ。
ストレスによるお客さん同士の喧嘩だね。
こうなると、やっぱり電車が遅れるし最悪止まる。
確かに満員電車はイライラの宝庫だ。
それはよくわかるんだけど、喧嘩に発展すると目も当てられない。
いい歳こいた大人同士の、みっともない口論を見させられんだよ。
見たくも聞きたくもない。
身勝手な当事者たちのおかげで、結局電車が遅れる。
口論だけならまだしも、殴り合いになる可能性だってある。
誰も得しない、非常に不愉快な出来事に終わっちゃうんだよね。
体調不良者の救護活動
これについては、正直仕方ないなと思う要因だ。
満員電車で気持ち悪くなって、体調不良に陥るパターン。
特に女性がそうなりがちかも。
我輩的には、お大事にと言ってあげたい。
実を言うと、ある日までは体調不良者に対してイライラしてたのよ。
しかしその日を境に、相手をいたわる考え方にシフトしたかな。
あれは確か、いつも通り満員の車内に乗り込んだ朝のこと。
途中駅の停車直前で大きな音がしたんだよ。
誰かが倒れるような。
後ろを振り返ると、女性が白目をむいて床に投げ出されてたのね。
それで車内は大騒ぎだ。
幸いその女性は、駅員に連れられて救護された。
一瞬意識を取り戻した顔を見たけど、完全に顔面蒼白だった。
あれはマジでびっくりしたし、回復してほしいとも思ったな。
もし乗る前からすでに体調がおかしければ、絶対に無理をしない。
これは自分も今後はそうしようと、固く心に誓ったわ。
天候不良による遅延は抗えない
自然は味方にもなるし敵にもなる。
電車に限って言えば、大体敵にしかならない。
思い出してみてほしいが、雨の時って電車の速度遅いよね?
これは線路が濡れると、ブレーキによる摩擦が効きにくくなるからだ。
原理は自転車や自動車と似てるな。
路面が乾いてれば、ちゃんと摩擦で止まれる。
逆に濡れていると、摩擦力が弱まり止まりにくくなる。
だから雨の日は事故を防ぐために、スピードを下げて走ってるんだよ。
もちろん極力遅延しないようにやってくれるが、普段と比べるとね…。
ブレーキが効きにくいからといって、ホームを過ぎるわけにはいかない。
ましてや脱線とか洒落にならないので、リスクを抑えるには大事なこと。
自然には勝てないのである。
これはしゃあない。
電車遅延はムカついても受けざるを得ない
ここまでよくある遅延の原因を語ったけど、どうだろう。
はっきり言うと、自分じゃ防ぐことはできない。
そして起きてしまったら最後、受け入れるしかない。
つまり、自分に非はなくとも遅れの被害はどうしようもないんだよ。
そりゃムカつくよなぁ。
我輩はそう思うのが自然だし、無理に納得する必要はないと思う。
本当はその要因を作った人物に対して、問い詰めたいもん。
「何してくれてんだ」と。
ただその人物は、自分の目の前に現れることの方が稀。
さらに仮に問い詰めたところで、何かが解決するわけでもないのだ。
この気持ちのはけ口は、どこにもないのが非情だよね。
結局ここから逃れるならば、自分が動くしかない。
電車通勤を辞める生活を手に入れるように。
今回はここまで。
向ける矛先がない怒りは、処理をするのが大変だ。
溜まってしまうといつか自分がおかしくなっちゃう。
そうなる前に、できる対策を探してみよう。