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満員電車で突然の吐き気を抑える方法 やりかねなかった経験者の効果的対策

記事公開日:2018年4月12日
最終更新日:2025年6月10日

 

「吐き気の恐怖は突然やってくる」。人の密集度が尋常じゃない、通退勤時の満員電車で繰り広げられる光景はまさに現代の惨劇。

当然ながら我慢する本人が最も辛いけど、周囲にとっても恐ろしい時限爆弾と化す、どうあがいても絶望なシチュエーションの一つ。

 

吾輩も過去、数年間の通勤生活で、あなたと同じくこの恐怖と向き合い続けてきた。正直、嘔吐衝動が来たら怖いなんてもんじゃない。

突発的な吐き気は人間であれば誰にでも起こりうる生理現象であり、気合だけで我慢するのは並大抵のことじゃないほどしんどい。

ただ、対処法を知れば、少なくとも頭はパニックを起こしにくい。そのお話をしよう。

冷静になれば乗り切れる確率UP。

 

満員電車で吐き気を感じたときこそ

体調が悪い時はイメージしやすいが、仮に体調が良くても突然なんか気持ち悪くなる…。なんてことは誰だってあることだ。

特に仕事への倦怠感を感じながら、イヤイヤ乗る羽目になる満員電車では細かなストレスもかなり溜まりやすいバグった異空間。

ここで吐き気を感じるケースは必然的に多くなる。ただもしそうなったら時に重要なのは慌てず、一旦落ち着いて冷静を目指そう。

 

その場で深呼吸をして、可能な限り多くの空気をゆっくり体の中に取り込むこと。

窓側へ移動できればベストだがまず無理なので、鼻呼吸を意識し、視線をどこかへ固定すると落ち着きを取り戻しやすい。

何より大切なのは、吐き気を感じたとしても「絶対に吐く」わけではない。と頭に言い聞かせて冷静になればなんとかなる。

ピンチこそクールになれ。

 

空気が薄いと気分が悪い

満員電車での吐き気の主な原因は、密閉空間での酸素不足が一番大きい。ある意味高い山に登って、酸素が薄くなるのと似てる。

単純に酸素が足りないと、意識がぼんやりしたりといったよくある体調不良の症状が出やすいから。吐き気も同じメカニズムだ。

乗車前であれば、乗らずに別の対策を講られるが、乗った後だと難しいのも厄介。

ラガン
こういうのあるんだよな…。

 

そして更に無視できない要因としては、満員電車という異空間におけるストレスから来る心理的な不安を抑えるのが難しいこと

赤の他人に密着し、体温や体臭を直に感じる距離感、表情を見ればわかるイライラが空気を伝って分かる感じが非常に嫌らしい。

こういうのに影響されて、自分も含めたすべての人間の体調が無意識に少しずつ悪化していく場所なのよ。ああいうところはいつもそう。

 

人が多いので、取れる対処は少ないながらも深呼吸が一番手軽。まず、脳にできる限り十分な酸素量を行き渡らせる意識を

そもそも酸素不足になると脳の機能を低下するし、吐き気そのものを誘ってくる効果がある。だから気持ち悪くなるのね。

深呼吸をすれば、若干ではあるが自律神経を整え、吐きたい衝動による頭の混乱も少し落ち着きを見せてくれるはずよ。

 

頭の混乱をもっと鎮めるには、余計な視覚情報を遮断するのも大事。他人を見ず、関係ない電車内の何処かを一点集中。

こういうのを組み合わせれば、その場で多少なりとも吐き気を鎮められる、そんな狙いができるはずだ。落ち着こう。

 

無理やり乗り切った吐き気との戦い

吾輩は社会人として働き始め、会社員でなくなる直前の7年半ほど、毎朝毎夕満員電車に翻弄されてた時期があってね。

吐き気を感じた回数はその間特別多いわけじゃなかったけど、確実に感じた瞬間はやっぱりゼロじゃなく何度かあった。

自分自身がなりかけた時や、他人のやってしまったところを目撃したなど、いろんなケースがあってその都度大変だった…。

 

自分が初めて満員電車で吐き気にやられたのは、入社4年目の夏にあった、退勤後の電車内。

あの時電車に乗るまでは別に体調が悪いのを感じておらず、たまたまドア横をキープできてラッキー的なことを考えてて。

しかし原因はわからないけど、最寄り駅到着5分前くらいに突然、なぜか意味不明なくらい凄まじい気持ち悪さが襲ってきて…。

 

過呼吸+冷や汗+吐き気という三重苦を味わい、割と本気で死ぬかと思ったあの5分間は、今でも思い出すと辛さが蘇る。

幸いドア横に立っていたので、必死に外の景色を見ながら深呼吸を繰り返したすことができたのでなんとかなったよ。

ホームに降りた後、足がふらふらだったがどゆっくり歩いていたら、吐き気はひとまず収まって無事に帰宅までセーフだった。

頭の中はかなり慌てたけど、視線の固定と深呼吸が功を奏した。マージで吐かなくて良かった…。

ダッフィー
相当ヤバかったらしいな。

他の乗客でやりかけた人を目撃した時に印象的だったのは、知らない女性が吐き気を感じた際の対処法がとてもスマート。

見るからに気持ち悪そうだったが彼女は静かに深呼吸をし、エチケット袋を手に持ちながら、次の駅で降車した姿を見たよ。

最悪その場で吐いても、回りへの被害を最小限に食い止められるという安心感は、心理的な不安を和らげるのに絶大だったはず。

エチケット袋って偉大だ。これを日頃から一つ用意しておくのは、心強い防衛策だよね。

 

落ち着きこそ最大の味方

満員電車での吐き気は、ほんと体調の良し悪しに関係なく誰でも突発的に襲われる可能性がある生理現象のひとつ。

それゆえ気合で我慢するのは、トンデモなくしんどい状態になるし、そもそも自力の我慢だけで100%防げるとは限らない。

ただ、第一に落ち着きを取り戻すといった正しい対処法を、ちゃんと覚えていれば少しでも吐く確率は下げられる。

深呼吸と視線の固定を試してみて。

クタちゃん
気持ちを鎮めるクテャ。

 

吐きたくなっても、必ず吐くわけじゃない。

冷静に対応できれば、大体の場合は症状が和らぐはず。やっちゃった場合に備えて、エチケット袋持参も大事な方法だ。

パニックに陥らないためにも、事前の防衛策と万が一の状態になっても被害を抑えられるよう、安心を買っておこう。

 

今回はここまで。ほんと、乗り込んでから気持ち悪くなると、あっという間に頭が混乱状態になっちゃうからめちゃ困る。

理想はそもそも、満員電車なんぞに乗る必要が無い世の中になってくれれば、これに悩まされる人もいなくなるんだけど…。