記事公開日:2018年1月19日
最終更新日:2025年1月27日
「パンチとキックを使って、自分の戦闘力を上げてみよう!」。スポーツジムには、色んな格闘技モチーフのレッスンが展開されてる。プログラム名を見て、どんな内容なのか気になってる方もいるかもしれない。
今回紹介するのは、ラディカルフィットネスジャパンが提供する、”FIGHT DO”についてだ。殴り・蹴りを使ったエクササイズ。
日頃のストレス解消にうってつけ!
自分に眠る、闘争本能を今すぐ呼び起こせ。
ファイドウでファイターになろう
スポーツジムには、自分で筋トレやランニングを行うマシンエリア。それと対を成す、スタジオエリアに大きく分けられる。特にスタジオは、インストラクター指導の下、多種多様なレッスンが展開されてるよ。
ヨガ・ピラティスといった緩やかなものもあれば、サーキットトレーニングなど激しいものまで。自分の特性に合わせて選べる。
吾輩もいわゆるスタジオ勢なのだが、たくさん動き回れるプログラムが好き。その中にあるのが、格闘技系レッスンだ。初めて参加したのが、冒頭で触れた”FIGHT DO”というもの。キックボクシングの要素を取り入れた、激しめのエクササイズになってる。
本記事では、気になってるけどまだ参加したことない方に向けて、レッスンの概要をご説明。なんとなくでも伝われば幸い。
動きの大小は自分でも調整できるから、慣れないうちはゆっくりでOK。初心者もたくさん楽しめる内容なので、ぜひ参加してみて。
普段無い、自分のかっこよさを求めろ。
人間の闘争本能を刺激する
格闘技をモチーフにしているエクササイズなので、吾輩らの中に眠る原始的な闘争本能を呼び起こしてくれる。これが実に楽しい。普段の生活でも、他人との競争は色んな種類があれど何かしら関わっている。恋愛とか出世とか勉強とか、何でも良いんだけど。
そこには精神的なバトルはあっても、肉体的なバトルじゃない。現代はそういう文化じゃないし、明確な禁止行為だから当然だ。
ただやっぱり、たまには本能のままに暴れてみたい。そんな時こそ、空間に向かってひたすら殴る蹴るを繰り返すのが良いんだよ。それをエクササイズ感覚で味わえるのが、格闘技系プログラムの醍醐味と言えるんじゃないかな。ストレス解消には最適だ。
レッスンの概要
さてそんな格闘技系プログラムの一つである、FIGHT DOはどんな内容で進んでいくのか。一見敷居が高いように見えるかもだが、あくまでエクササイズなので運動初心者が参加しても全く問題ないよ。臆せずに。
その前に、できる限りのことを本記事でお伝えしておく。まずレッスンの基本概要からだ。原則はBGMに合わせて、インストラクターの真似をひたすらするだけ。時間は1コマあたり、30・45・60分間の3パターン。
初めての方は、45分からがおすすめ。60分は長丁場なので、慣れた後でOK。30分は最初のうちから、物足りなく感じるかもしれない。

曲数は60分間で最大10曲。最後はクールダウンなので、実質9曲かな。有酸素運動だが、1箇所だけ筋トレも入ってるよ。
②ボックス(ここから本番で腕を激しく動かすのが多め)
③ムエタイ1(腕に加えを上げる動きも加わり体力を使う)
④キック(蹴りの技術を求められる。片足立ちも多くバランスが大事)
⑤ファイト1(ボックスよりも全体的にゆったりだが、力強い動きが多い)
⑥スーパーボックス(腕メインでめちゃくちゃ激しさが増す 肩への負荷も高め)
⑦ファイト2(ファイト1と似ているが複雑な動きが増えてくるかも?)
⑧ムエタイ2(ラストだけありダイナミックで派手な動きが多い。上下左右へ飛び回る)
⑨ABS(唯一の筋トレパート。腹筋が主だが曲により腕立てだったりする)
⑩クールダウン(火照った体を癒すために、しっかりと深呼吸しよう)
1曲の中では、右側でのフリを1ループ→左側で同じフリを1ループ→フィニッシュポーズという構成で進行。途中休憩(水分補給)はインストラクターさんによるけど、2曲ごとが多いかな。場合によっては、3曲連続の場合も。
45分・30分レッスンだったら、いくつか途中の曲が削られてクールダウンまで行く感じ。
前半の①から⑤まで
1曲目はウォーミングアップなので、ゆっくり動いて筋肉や関節をほぐしていこう。動きが緩やかなので、余裕があれば今のうちにフォームの確認もしておこう。
2曲目のボックスから一気に激しくなる。曲が速く、腕をたくさん使うフリがメインに。例えば連続ジャブ、アッパーやエルボー等。
始まったばかりで体力には余力があるから、少し勢いをつけてやってみるのも良いかも。
3曲目のムエタイは、身体全体を使った動きが多め。腕も足も使って、上下の動きも加わるような。意外とスタミナを消費する。4曲目のキックは、そのまんまでとにかく色んな種類の蹴りで相手を倒そう。前後左右、どの方向にも蹴っ飛ばす。若干休憩かな?
5曲目のファイト1はそこまで激しくなく、一つ一つの動作を丁寧にやってみよう。空手の型のような動きも、曲によってはある。

後半の⑥〜⑩まで
6曲目のスーパーボックス。ここは少し特殊で、参加者全員でサークルを作って、円の中心めがけて腕の動きを繰り出す。走ったりするところもあるので、前の人に遅れずついていこう(コロナ禍中〜明けた後は、他曲同様に前を向いたままでやる事が増えた)。
7曲目のファイト2においては、さっき出たファイト1と似たような部分。ただこっちのほうが、フリは少し複雑になってる感じがする。8曲目のムエタイ2は、プログラムの最終盤。一番体力を消費しているところに、かなり派手なフリを要求されるのでハード。
ジャンプしながらパンチなどが増えるので、疲れも相まって転びやすかったりもする。周りに合わせず、落ち着いて動きを覚えよう。

9曲目はABSという腹筋パート。体力が減ってるで、普通の腹筋よりも明らかにキツい。乗り越えられれば、凄まじい筋力の証だ。大体正面に体を起こすのがよくあるパターンなんだけど、たまに脇腹やお尻周りの筋トレもある。尻周りが一番苦手だった。
最後の10曲目はクールダウンなので、体をいたわりつつ心拍数を下げよう。ここも”型”があるので、インストラクターの動きをよく観察してね。お疲れ様でした。
仮想敵を打ち倒すファイドウ
これで、FIGHT DOのレッスン内容を解説したけど、なんとなくイメージはついたかな。とにかく体力の続く限り、腕と足をガンガン使う全身エクササイズなのだ。迫りくる敵を己の拳と脚で迎撃し、ノックアウトさせる。
最強のキックボクサー体験をあなたに。
最初のうちは、体力の増強や体重の減量、日頃のストレス解消目的として使えば、すごく楽しい。吾輩も入口はそこからだった。慣れてきた後に、より強くかっこいい動きはどうすれば良いのか。これを追求すると、どんどん洗練されていくのでその変化も味わえる。
楽しみ方は色々あるので、色々試そう。
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今回はここまで。ラディカルフィットネスジャパンからは、別コンセプトを持ったプログラムも開催されてるよ。両方とも筋トレだけど、細かいところがだいぶ違うパワーカーディオ・X55だ。こちらも興味があったら、併せて読んでみてほしいな。
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