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リトモスとズンバの違いをこってり比較 体験者が語る選び方のコツ

記事公開日:2018年1月26日
最終更新日:2025年5月23日

 

「リトモスとズンバ、この2つって結局どう違うのよ?」、スポーツジムで受けられるこのダンスレッスンたち。

パッと受けただけでは、やり方が違うのはわかるけど全体的にはなんとなく同じと感じてもおかしくない。

 

今回はこのリトモスとズンバの決定的な特徴を比べて、何がどう変わってくるのかについて解説しようかな。

加えて個人的にどちらがおすすめかも、一番最後におまけとして紹介していきたいところ。

一番大きいのはアプローチ方法だね。

 

リトモスとズンバが全然違うところ

一言で言えば、レッスンの構成内容とダンススタイルの形に明確な相違点があるんだよ。

リトモスは原則、決まった振り付けを全員で踊ることを重視するので、型のルールが多い。

ただ慣れた人であれば、自分が思うかっこよさを随所に加えて振り付けが変わらない程度のアレンジをするのも可能。

ヴィーゼ
うまく踊れる雰囲気を出したい。

 

一方、ズンバは個人の自由な表現にフォーカスされており、自分らしく踊ることがメインコンセプトになるレッスン。

レッスン提供者公認で、好きな振り付けの幅が広くなっているため、これはこれで好きだと言う根強いファンがいるんだよね。

テーマ性が両者ともぜんぜん違うので、感じ方も人によって大きく変わるのがミソ。

 

リトモスでは技術的な向上など、ズンバでは解放感やストレス発散効果を強く得られるので、使い分けが大事じゃないかな。

ここらへんが、更に個人個人の好みによってまた印象が違うものにはなるけど、基本イメージはこのあたりだと思う。

どっちも受けてみるのが一番いい。

 

なんでこうも違うの?

さて思ったより違うということがわかったけど、ここまで両者をシンプルに比べても割と違いが見えてくるのかって話。

それぞれのプログラムが、目指すゴール性を見るとわかる。最終的な考えが別物だから、そりゃそうなんだけどね。

 

まずリトモスは、アルゼンチン出身の”ウリセス氏”が考案した、ダンスフィットネス。

世界中のスタジオで同じ振り付け、音楽、構成でレッスンが行われることで、参加者が不変の体験を得られるという考え方。

対してズンバは南米コロンビア出身の”ベト・ベレス氏”が作った、ラテン音楽を主題に使う。

すべての人が楽しめるをモットーに、とにかく振りは何でもありで、敷居が低いレッスンと言う考え方が根底にある。

 

単純に全員統一かそうじゃないか、ってところか。ただ吾輩は、どちらであっても自由に踊れるには変わりないと思うが。

こう見ると、ちょっとリトモスは枠組みが決まっている以上、自由度が減るように感じる方もいるかもしれんけどね。

 

ここが明らかに違うレッスン中

もうちょっとわかりやすいように、レッスン中の雰囲気とかもまじえて細かく見てみよう。

どちらであっても、楽しく踊る部分は共通なので、まずは参加してみてからの判断でOK。

 

振り付けの統一性と自由度

これまで散々言及したけど、さらに踏み込む。

リトモスでは、世界共通の振り付けが決められており、インストラクターたちも基本的にその振り付けを忠実に再現するもの。

参加者も「正しい」動きを覚えることが求められ、鏡を見ながら自分の動きを修正していくというのがよくある光景。

まぁ次第に、みんな自分流を自然と出し始めることが多いので、こうなるのはあくまでも振りを覚えるまでだがな!

 

対してズンバでは基本のステップこそあるものの、インストラクターが自由にアレンジ可能な制度で運用されるんだ。

同じ曲でも、指導者によって振り付けが異なるのが普通だし、どこでもそうなってるよ。

ただその分、こちらの振り付けそのものはよりシンプルになる傾向が強い気がするかな。

 

使うダンスジャンルについて

リトモスはかなり幅広く様々なジャンルの音楽を使う。だから、必然的にダンスの種類も増える。

例えばHIPHOP、ラテン、ジャズ、アラビアンなど、緩急一つとっても一曲ごとにまるで違うなんてのが日常茶飯事だよ。

更に各曲には明確な目的があり、アップから筋トレ風味、ペアダンス、クールダウンまで全部計画通りに計算されてる。

ダッフィー
ほんとに別物だぞ。

 

ズンバは創始者のコンセプトもあり主にラテン系(サルサ、メレンゲ、クンビアなど)が。

腰のひねりや足のつま先を多用し、曲調も比較的似たような印象を受けるものが使われる。

加えてフィットネス向けなので、動き自体はまずまずゆったり。あんまり激しくはない。

 

レッスンの進行

レッスンそのものの進め方もだいぶ違う。

リトモスでは、インストラクター&お客さんが前(鏡側)を向いて踊る。つまりスタジオ内にいる全員が、同じ向きの構図。

参加者は鏡と指導者を交互に見て、同じ動きを習得。これで複雑な振り付けも覚えやすい。

アナゴン
まずは覚える!

 

ズンバだと、インストラクターと参加者が対面になりながら踊る。

指導者がスタジオ前面に限らず、左右方向に誘導しつつ、個別にアドバイスもしたり。これはみんな見やすくて助かるかな。

振りが単純なのも相まって、踊りミスには寛容な感じなのも初心者は助かる。

あ、でもリトモスがミスには厳しい、というわけじゃないので誤解なきよう。イントラに依る部分がデカいけど…。

 

運動強度

リトモスは高強度、ズンバはゆるゆる。

ただ手を抜いて踊るのであれば、どっちも体力的には楽ちんなのでその人次第。

 

違いを知って選ぶべし

大体違うポイントが大雑把にでもわかってもらえたところで、最終的には自分に合う方を選ぶのが一番大事なのは変わらない。

技術的な向上や達成感、統一された美しさを求めるならリトモス、一方で自由な表現や解放感、楽しさを重視するならズンバ。

まずは両方やってみてから判断しよう。

人によってレッスンの楽しさに何を、あるいはどこを求めるかは好みでいくらでも変わる。

どちらが上、とかそういう話ではないので、自分の個性に合ったものを選ぶのが一番幸せだ。

 

吾輩は断然リトモス派

ここから吾輩の主観話なので、完全におまけ。

個人的には、リトモスのほうが断然楽しいかな。正直ズンバは物足りなさ過ぎる。

コール
あっちは続いたもんね〜。

 

リトモスは振り付けが決まっているから自由度が少ないと言ったけど、まぁ全くそんなことはないのが実際の現場。

レッスンであれば、振りさえわかってしまえば自分なりのアレンジなんかいくらでもできるから。

忠実に受けるのも一つだし、より自分流の魅せ方を研究するのもアリ。なんでも良いと思う。

振りが崩壊しなきゃいいんだから。

 

ズンバについては、実は3回ほど受けた経験があるが、踊りが単純すぎるパターンが多い

自分が得意とするラテンダンスが主流なのは嬉しいけど、実際にやってみてなんかそうじゃない感がどうしても拭えない。

ただ両方やってみて初めてわかったことなので、気になるならリトモスもズンバもやってみる。

これ大事。

 

 

今回はここまで。どちらであっても、自分の琴線に触れるポイントが多いのであればそちらを重視すればいい。ダンスそのものは楽しいから。