人生、いいことも有れば嫌なこともある。
どっちかっていうと、嫌なことのほうが圧倒的に多いけどな!
どうしてくれる…。
今まで生きてきて、色んな人と様々な会話をしてきた。
最近改めて思うのだが、「嫌なことは共感を生みやすいが、全部がそうとは限らない」が分かってきた。
なんでいいことよりも、悪いことのほうがそうなりがちなのか考えてみるよ。
やはり人間の心は悪なのか?
悪いことほど、興味や注目を集めやすい
日常において、悪いことはそれこそ腐るほど起きている。
身近なことだと、財布やスマホを落としてしまったり、誰かと喧嘩してしまったとか。
個人レベルだとそういうことが多いよね。
コレの規模が大きくなると、日頃のニュースみたいに全国を駆け巡る。
まぁニュースに関しては、そもそもが珍しい出来事を取り扱っているわけで…。
悪いことが多いってことは、それだけ普段事件が発生しにくいことの表れなんだけど。
とにかく、こういった悪い情報は人間の脳に残りやすく拡散されやすい。
良い噂は中々広まらないくせに、悪い噂はあっという間に広まるでしょう?
よくよく考えたら、中々恐ろしい現象だよな…。
このように人と人との間で共有されやすく、話のネタになることが多い”悪いこと”。
コレがいわゆる「共感」に当てはまりやすいのだが、全部が全部相手にされるとは限らない。
全ての事柄において、他人に共感を求めるのは疲れるだけだよ?
“共に感じる”ことだと考えろ!
そもそも共感と言うワードについて、いったん意味を振り返る。
漢字が表すとおり、「共に感じること」である。
ということは、人間の感性に訴えかけていることになるよね。
人それぞれ、出来事に関して受け止めたときに感じる感性は全然違う。
だから自分のコピー相手じゃない限り、全てに共感が得られるわけが無い。
当然だよね。
例えばAさんとBさんが居たとする。
ある悪い姿の生き物Cについて、二人が話していたと仮定しよう。
A「あのCって本当に視界にすら入れたくない!、ぞわぞわして気持ち悪い。」
とAさんは思った。
しかしBさんは、この2通りに思うことが考えられる。
B「確かにCって見たまんまの姿は、マジでキモイな…。(共感)」
Or
B「いや、Cは思っていたよりか気持ち悪くないと思うけど…。」
とこんな具合に相手の反応が分かれる。
Bさんの持っている、感性の違いによって思ったことが全然違うよね。
自分が嫌だと思っている事柄も、相手にとって見ればどうとられるかはその人次第。
感性に訴えかけることなので、やはり相手のさじ加減によるところがどうしても大きい。
SNSを見れば、ものすごいわかりやすいよ
これ、OmochiもTwitterの運用を始めてすげえよくわかったんだけど…。
あれって、タイムラインをざーっと眺めていると色んな人の呟きが見れるよね。
そのなかでも、やっぱり多数の人から反応されている呟きってあるじゃない?
自分のアカウントの場合だと、フォローしている傾向が似たような趣味を持っている人たちばかり。
なのでめちゃくちゃかわいくてえっちなイラストとか、絵師さんが行う商品の宣伝とかが反応大きいわけ。
しかしその中でも、文章のみなのにすさまじい反応数がある呟きってあるじゃない?
それの中身を見てみると、確かに共感を生むような内容だから反応されているんだけど….。
これ、確かにマイナスな事で共感されることが圧倒的に多い。
反面、プラスのことでもしっかり共感されている。
ということは、世間一般ではマイナスのことで共感されることのほうが多いが全て該当するとは限らないというわけだ。
もちろんその共感の根底にあるのは、
「これ、すごいわかるわ~」なんだろうけど…。
どの部分に対してそう思ったかって、人によって全然違う意味合いが含まれているよね。
何か嫌なことに対して分かると思ったのか、良い事に対して分かると思ったのか。
本人が感じたままに共感しているから、外からじゃ分かりづらいがちょっと考えれば想像つく。
対面で話していても、全く同じ
さっきのはSNSで、ちょっと例を挙げてみたが…。
ネットはリアルの発展(だと思っている)だから、ある程度の法則はそっくりそのまま使える。
よく自分の言うことを、他人に共感されないと嘆く人っているじゃない。
「私はこの悪いことについてこう思っているのに、相手には分かってもらえない!
非常に腹立たしい!」
見たいにさ。
うん、そのイライラしてしまう気持ち自体は分からなくも無い。
相手に共感して欲しいからこそ、そういうことを話しているわけだし。
ただし、上述した”悪いことは共感されやすいが、全てそうとは限らない”がここでやってくる。
改めて言うけど、相手の感性に働きかけていることなので、あなたとの感じ方にどうしても齟齬があるのは否定できない。
いくら同じ事を同じ相手に言っても、一向に共感が生まれてこないときもある。
相手の感性に語りかける話のため、明らかに違うと相手が感じたら基本的に首は縦に振ってもらえない。
仮に見た目上では縦に振っていたとしても、中で考えていることに共感は生まれていないはず。
それに対して気づかずに一生懸命、生ませようとしても正直無駄だし疲れるだけ。
共感されないと感じている人は、ここのドツボにはまっている可能性が高い。
そういう時は、必要以上に相手に共感を求めずにそういうものだと思っておくこと。
はっきり言って、単なる気にしすぎなところがでかい。
というか、相手も同じ事を感じているなら態々共感を求めなくても、あっちからそれに答える言葉を引き出せる。
逆に強く言っても、共感を引き出すような言葉が相手から出なければ、それはそう思っていない証拠だ。
相手に求めすぎずに、労力を減らそう
別に無理しなくていいんだよ。
無理して共感を得ようと躍起になればなるほど、疲れるし思い通りに行かなくてイライラするだけだから。
一度共感を得る目的で話してみて、相手の反応が予想通りでなければそれ以上は話を広げない。
全てがすべて、相手へ全く同じことが共に感じられるなんてないから。
だからリアルでもネットでも、そればかりに傾倒するのは本当によくない。
無駄に終わることが多いので、そういうものだと思っておいたほうが精神衛生上よろしいよ。
今回はここまで。
確かに共感してくれると、ものすごく嬉しい反面期待しているから…。
逆パターンになったときは、妙にイライラしたり悲しくなるんだよね。
それに振り回されないように、出来る人間になりたいものだ。
え~わかんな~い!