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満員電車の車内では内側に入るとほんのりでも楽になるのか

記事公開日:2018年4月6日
最終更新日:2024年10月17日

 

「少しでも楽になる穴場、教えます」。満員電車と言えば、血で血を洗う戦争ともいえる。みんな、この異空間における自分の立ち位置を猛獣のごとく血眼で探しているのだ。

 

我輩も会社員だったころ、これに毎日翻弄されていた身。場所の取り合いは日常茶飯事。そんな経験をもとに、ちょっとでもマシに過ごせる車内の位置を共有しよう。

とにかく車両の内側に入ろう。

 

満員電車の車内は場所探し

電車は乗る場所によって、快適度さが全く違う。一回につき15分以上乗るならば、余計に。この後控える仕事に、極力体力を残したいからね。しんどさMAXでスタートは嫌だ。

 

だからこそ、みんな満員電車では立ち位置を探る。楽に過ごせる場所を作るために。ここで遠慮したら敗者確定という闘争。

ええ、我輩も毎日毎日、どこが良いのか探し求める日々を送っておりましたよ。ただある日、そこで気づいたことがある。

 

敢えて車両の奥に行くことの重要さを。

ドアから一番離れた位置=中央部だ。もし潜り込めそうなら、ここを狙おう。

 

奥に詰めるアナウンスは合理的

まず約90%の乗客は、座って目的地に向かうのは不可能だ。始発でもない限りね。なのでほとんどの人は、立った状態ですし詰め状態を受け入れないといけない。

とにかく余裕が無い。

クロミちゃん
せ、狭いワネ…。

 

電車内ではいろんなアナウンスが流れる。そこである日、これを耳にした。「乗車されたら、車両の内側まで詰めてください」。という、よく聞くやつ。

そこで狭い中、ふと周りを見渡してみると、日によって確かに奥に隙間がある。アナウンスにもある通り、意外と奥に詰めない人が割といるんだよ。だから流してるだろ。

つまり、逆に自分がそっちに突っ込んでいけば、ほんのり空間に余裕が生まれる?

 

実際に何度か試したら、確かにお気持ち程度ではあるが場所を広めに確保できたことも。それから空いてれば、なるべく奥に詰めるのをずっと実践してたら多少楽になったな。

 

階層別立ち位置ヒエラルキー

最も楽なのは当然、椅子に座れた人たち。その中でも上下はあるが、満員電車なら最強ポジ。どこであっても、椅子に座れた時点で勝ち組なのだ。まぁ難しいんだけどさ。

ここからは、立った状態でどの場所がどれほど快適なのか。具体的に解説しよう。

 

一位:開かない方の扉両端

立ちを強いられた場合、最強の激戦区になるところ。通常の電車でも大体そうなる。特に長区間開かない扉側だと、なお盤石であり選ばれし2人しか使えない場所。

人の流れに左右されにくいので、そうそう動く必要が無いのもありがたい。

 

ただ椅子の壁の形によって、座った人への荷物攻撃が意図せず発生する。寄りかかることが多いので、完全にボケーっとはできないのが注意点だ。

クタちゃん
椅子が無いとここもすぐ埋まっちまうクテャね。

 

二位:開く扉の両端

こっちもこっちで、人気の激戦区であることには変わらない。やはり扉の両端は、立ち状態においては本当に強いポジションなのだ。

 

相変わらずの人気スポットだが、扉が開くということは気をつけろ。満員電車は乗降する人がかなり多く、しがみつきは時として悪。

露骨に抵抗しすぎると、反感を買ってトラブルを招く恐れがある。ヤバそうなら身を守るため、時にはこの場所を捨てる諦めも必要。

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三位:普通席の前スペース全て

お次はここ。普通席の目の前。吊り革にも掴まれるし、荷物を棚に置ける。四方を人に囲まれるが、座席側を向いてるなら圧迫感はそこまで強くない。人の流れも激しいわけじゃないので、ここも安定のポジションか。

 

ただし、満員電車だとこのスペースも、デフォルトで埋まっている可能性が非常に高い。つまりやはりというか、自分が使えそうな場所にはなりにくいのが難点かな。

 

四位:座席前じゃない車両中央

一つ上で紹介した、座席前のスペースは両側が埋まっていたとしても。その間が実は一列分、入ろうと思えば入り込める空間が空くことが多い。記事冒頭で話した穴場はここ。

 

奥に詰めろアナウンスの真髄は、まさにここに人を入れるためにある。確かに吊り革も荷台も使えないし、全方向に人がいる。おまけにドアまでの位置が遠いので、自分の乗降が大変。とはいえ、想像より人からの圧迫感が強くないのがポイント。

満員電車では十分なアドバンテージ。

 

特に乗り始めてから降りるまでが長めな人は、狙ってみるのも良いと思う。

 

五位:優先席の前

ここから先は、個人的にあまりお勧めしたくないところ。五位は、優先席の前にあるスペースだ。基本的には、三位の普通席前スペースと同じ役割を持つ場所ではある。

ただし、優先席付近ということで順位を下げた。ここは、何かと無用なトラブルを生みやすい場所の一つ。平常時は極力避けたほうがいい。まぁ満員時は、周りもそんな余裕ないので気にしなくていいかもだけど。

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六位:ドア前

次は各ドア前。乗れるか乗れないかの瀬戸際で、圧迫感はかなり強い。三方向に人がいるけど、ドアによく押し付けられるのね。

 

ただし、乗る時間そのものが短いなら苦しいけど、敢えて使ってみるのもなくはない。数分程度なら、我慢できるだろうし。

しかし他の人の乗降があるなら、必ず一回降りよう。仁王立ちしてると体当たりされる。

タート
通勤タックルだけは勘弁!

 

最下位:ドアとドアを挟んだ中央部

そして堂々の最悪ポジがここ。両ドアを挟んだ中央部。乗り込めたが、行き場がない場合はもうここしかない。最もしんどい場所。

 

吊り革がない。荷台もない。四方は人で囲まれ、強烈な圧迫感あり。乗降時の流れも激しく抵抗できない。そして地味にドアから降りにくい。という、極悪コンボ揃いの禁忌。

 

まさに、満員電車を象徴するポジションだ。雰囲気は最も険悪である。ただもともと人で埋まった電車だと、乗り込んだ時点でどうしようもない。のはよくあること…。

 

満員電車の穴場は奥に行く

実際奥の方が楽だとわかった後は、積極的にそこへ行くようにした。毎日の地獄度合いが100→95くらいに、わずかな改善はした。

車両の奥に皆で突っ込んでいこう!

 

場所一つで、満員電車の疲労具合が少しでもよくなるなら試す価値は十分にあると思う。

今回はここまで。限られた状況でどう打開するのか、これを考えてみるのもまた一興。誰だって楽したいもん。