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いじめのエピソードは受ける人が悲しみを負う それでもあなたはまだやる?

 

いじめって本当に色んなところで起きる可能性がある出来事。

代表的なのは学校だけど、社会の場に出ていてもその被害にあう人が居るんだ。

非常に嘆かわしいことだが、人間の性質に根付くことだからかなり厄介なんだよね。

 

実は俺も、過去に学校でいじめを受けていたことがあるんだ。

今回そのときに受けたエピソードを綴る

こう言うことが平気で起こる世の中だってことを知って欲しい。

 

 

大小あれど人にやってはいけない行為の筆頭”いじめ”

 

人をいじめる。

一言で言えば、抵抗できない相手に嫌がらせを繰り返す行為。

基本的にいじめというのは、被害者1人に対して加害者複数人で行われる。

数の暴力は恐ろしいもので、真っ向から立ち向かえる強い人はそうそういない。

てか出来たらターゲットにはなりづらいよ。

 

しかし学校に代表されるように、子どもは本能で動く部分が強くなりがち。

ちょっとでも気に入らないと判断してしまうと、その牙が簡単に他人に向いてしまいやすいんだよ。

だから特に学校という空間の中では、いじめが起きやすくてしょうがない。

 

今でも思い出すとなんだかなぁ…と思うけど。

自分も過去に学生時代、何回かいじめにあったことがある。

世間に引き合いに出されるほど凄まじいものではなかったものの、本当に当時は辛かった。

やったほうは楽しいだろうが、死ぬほど相手を追い詰めていると言う自覚を持って欲しい。

 

 

精神的に辛くて辛くて仕方なかったあの頃

 

自分が過去に受けたいじめは、基本的に暴力や精神的に来るようなことばかりだった。

やられている最中は、本当に目の前の人間が誰彼構わず敵に見えるよ。

そしてそれに抗えない自分の無力さに、本当にどうしようもなかった

 

小学4年生のとき 俺VSクラス全員という絶望を味わう

 

今までの人生の中で、ここがもっとも一番辛かったかも。

当時通っていた小学校では、自分の学年が3クラス制の110人ほど。

3年生時と5年生時と6年生時の合計3回のクラス替えがあったのよ。

だから3~4年生のときはクラスの面子が変わらなかった。

 

幸いにも3年生のときは、ベテランのおばちゃんが担任だったのでみんなよく言うことを聞いていたんだ。

後々の俺をいじめてきたやつらも、その先生の前では大人しくこの期間は特に問題が無かった。

そして4年生になり、担任が変わったのだが正直頼りないおばちゃん教師が登場。

相当年月が経った後に親から聞いたが、やはり評判がよくない教師という噂を耳にしたのね。

どうもヒステリック気味で生徒に舐められていたらしく、どうしても調子をこく生徒が現れ始める。

ドラえもんで例えるなら、スネ夫の悪知恵タイプが1人・ジャイアンのガタイのいいタイプが2人いたの。

なぜかはよくわからないけど、その3人の標的に俺がなってしまったと言うわけ。

クタちゃん
嫌なロックオンのされかただクテャな。

 

結局1年間通して苛め抜かれたのだが、中々なことを散々やられた。

・上履きが無いと思ったら、やっぱりゴミ箱の中に入れてあった
・とりあえず休み時間になったら、ひたすら3人から罵詈雑言
・パワータイプの2人は、度々暴力を振るってきた事もあった
・スネ夫タイプの1人は、俺の筆記用具を粉々に壊してくれたり…
・定番の教科書に落書きなんてのもあった。
・帰りにはランドセルを持たされて歩いた。
・時たま関係ないやつもいじめに加わってきた日も。
・担任に相談しても、特に有効な解決策は無し。
・どころかいじめっ子たちを無策で問いただして、更にいじめがエスカレート。
・案の定、クラスメイトからは助けなど出してもらえず。
・最終的にはクラス内のある女の子に足を引っ掛けられてこけた後、「何するんだ」と言い返したらなぜか全員が俺の敵になりました。

 

特に最後のは、もうどうしようもない絶望感が自分を襲ったよね。

何せ担任まで俺のことを眼の敵にして、1VS30数人ですよ。

当時自分もヒョロヒョロで小さかったため、腕っ節でも勝てるわけないし…。

あの時初めて、本気で人を憎んだと思う。

そしてどうあがいても、数の暴力に1人が勝てないことも身をもって知った。

 

それでも恥をしのんで、このときはきっちり親には自分の状況の連絡が行っていたんだよね。

連絡ノート(翌日の学校の連絡事項を書き溜めて帰る前に教師に見せ、帰宅後に親にも見せる制度)があって助かった。

それをもとに親があれこれ掛け合ってくれたので、外部から抑えようとしてもらってた。

そして俺自身も辛いながら謎の反骨精神があったのか、意地でも不登校と言う選択はしなかったんだよ。

幸いにして問題視されたからか、5年生のときのクラス替えで大幅に面子が変わっていじめはなくなったけどね。

ただ一歩間違えてれば、間違いなく引きこもりになっていてもおかしくなかっただろう。

ラガン
同い年の男女30人が敵になったとき、どうしようもない絶望感が襲ってきたらしいぞ…。

 

部活でもクラスでも居場所が無かった中学一年生

 

中学生になると、クラスのほかに部活が始まるよね。

学校によっては、何か事情が無い限りどこかの部活には所属するという決まりがあるところも。

俺が通っていた地元の中学は、大体みんな部活に所属していたよ。

 

当然主に活動するのは、クラスと部活の2箇所というのが普通になる。

仮にどちらかが居心地悪くてももう片方がよければ何とかなることは多い。

しかし俺の場合、運が悪いのか運命のいたずらなのか両方とも酷いものだった。

まず部活のほうだ。

そのときソフトテニス部に入っていたのだが、やっぱり先輩や同学年の人間から常にバカにされていた。

・やわらかいとはいえ、ソフトテニスのボールをぶつけられるのは日常茶飯事
・とりあえずやっぱり一部の先輩からは罵詈雑言を毎日受けてた
・同学年からはテニスの肝であるラケットを隠され、練習できなくなった
・誰の練習の相手になってもらえず、ひとりだけずっと除け者扱い
・部活終わりも誰も一緒に帰ってくれず、帰宅路もやっぱり孤独だった

 

中学生のソフトテニスは、ほぼダブルスのみしかないため必然的にペアを作る事になる。

もっとも傷ついたのは、自分の相方にラケットをコートの隅にある垣根に隠されたこと。

元々同学年でやってきそう奴は予想をつけていたが、こればかりは予想外だった。

なぜ自分のペアに対して嫌がらせをするんだ…。

 

ただまぁ、ここについては当時の自分にも多少の落ち度があるのは思い当たる節がある。

かなり自分が自己中心的な性格だったもので、周りはイヤだったかも知れない。

それでもよってたかってそういういじめをするのはさすがにどうかと思うけど。

 

部活のほうはこれでもそうでもなかったが、クラスのほうがもっとやばかった。

そのときのクラスでは、担任は気の良いおっちゃんだったので問題は無かった。

どちらかというとクラスの面子のほうが危険度が高いパターンだったな。

 

そのときなぜか、男子の中でゲーム好きなグループがいたのよ。

当時PSPの「モンスターハンターポータブル」がはやっていた頃だね。

その中に自分も混ざっていたが、なにぶん10人くらいいたため…。

次第にグループ内でヒエラルキーが存在するようになってきた。

その頂点に位置した男は、文武両道でもなくイケメンでもなかったのだが…。

このモンハンブームにいち早く乗ってグループ内の人気を得てきた。

ただここでもよくわからんが、なぜか俺はグループ内で格下に扱われていたんだよね。

段々集まっても会話すらしてもらえず、学校ではそいつや取り巻きに無視されるようになっていった。

直接的な暴力は無かったけど、地味につまはじきにされ続けるのはこれまたキツイ。

そして近づくとこぞって逃げられたり、そういう嫌がらせが非常に多かった。

肉体的なダメージよりも、じわじわと精神的に来るものが大きいかなぁ…。

そういう意味では、小学四年生時の最初のいじめのときより辛かったかも。

 

 

しかしそのグループのリーダー、俺だけに限らず何人かと揉め事を起こしていたようだ。

不良って言う見た目でもなかったけど、とにかく気に入らない人と衝突することが日常茶飯事だった。

学年主任と担任と該当グループの生徒を交え、事情聴取を繰り返したことにより大きく問題視された。

2年生に上がったとき、大きくまたクラス替えが発生してグループのメンバーは分裂。

リーダーは男性体育教師が担任のクラスになったが、教師とウマが合わずに衝突を起こしていたみたい。

最終的にはリーダーの彼が、不登校になってそのまま中学生活を終えてしまったというオチ。

 

逆にいじめられていた俺は、そのグループの呪縛から解放されたことにより新たな友達と無事に過ごせたよ。

リーダーは家庭の事情が複雑だったみたいだが、やった行為に同上の余地無し。

やはりここでも一歩間違えれば、俺が不登校になっていてもおかしくなかっただろう

そして辛かったけど、何が何でも学校に通う反骨精神だけは変わらず健在だった。

コール
何だかんだ呪われている運命を持っていたようだね~…。

 

 

後一回、いじめ?と言う部分に遭遇する。

高校時代の部活だが、これは単に先輩と一部の同級生がうっとうしかっただけ。

それ以外の人たちは普通に接してくれたし、過去を乗り切った俺には対してダメージは少なかった。

 

 

世間に出るレベルのいじめよりはしょぼい?

 

俺が受けたいじめのレベルは、世間で表立つ内容よりはぬるく見えるかもしれない。

でも当時の自分は、そんなこと関係なく本当に病んでたよ。

被害者が受ける傷って、周りで見ているよりも数十倍~数千倍は大きいからね。

人によっては人生を閉ざしてしまう引き金にもなりうる、十分な要因になってしまう。

やった人間は間接的にだが殺人をしているのと同じだと思うよ。

 

今だれかをいじめているかもしれない人に言いたい。

親にこう言われたことはないか?

「自分がされて嫌なことは、他人にしてはいけない」

俺は自分の親から、何度もこういい聞かされて育ってきた。

いじめって誰だって受けたくない嫌なことだからこそ、他人にしていいことでは絶対に無いよね?

気に入らなければそっと距離を置けばいいのに、特に子どもだと分かっていても実行に移してしまう。

いじめている人間は楽しくてストレス発散になるかもしれない。

でも受けているほうは、たまりにたまった負のエネルギーを簡単に消化できないんだよ。

 

それが振り切れたとき、人は人でなくなってしまう。

そうなったときに、いじめていたやつはどうやって償うの?

下劣な行為を行う時点で、いじめる人間はもはや人間という生物ではない。

感情を制御できない人間と言う価値の無い生物だよ。

 

 

今回はここまで。

改めて当時を思い返してみたけど、やっぱりあの時のやつらは簡単には許せない。

そんなやつらのサンドバッグになるために、他の子は生きているわけではないんだ。

 

いじめをするやつは、本当に相手のことを何も考えていない…。