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初心者が物撮りするなら太陽光が入らない夜が最もおすすめだという発見

「物撮り写真ってどの時間帯に撮るのが上手くできそう?」

ブログで商品紹介をする人にとって、写真の見栄えは超大事。

撮り方ひとつですごく良くなったり悪くなったり様々。

 

写真については正直吾輩ど素人。

これが趣味ってわけでもないが、ブログに絡むとなると話は別。

少しでも見た目の良い写真を撮りたく現在必死に模索中。

今回は自分が見つけたテクニックというか、一つの発見をご紹介。

物撮り初心者が撮影するなら、光を一つに絞りやすい夜がおすすめ。

太陽光で撮るのももちろんありだが、かえって邪魔になるときもあるからなぁ~。

 

物撮りするときは余計な光が入らない夜に

綺麗な静止画写真を撮るためには、色んな条件が必要だ。

被写体を撮る環境・カメラの性能など考えることがいくつかある。

それらは少なからず準備費用が掛かるので、少し準備がいるのね。

若干手間こそかかるものの、撮影専用の小さいスタジオは作っておいて損はない。

 

もちろん被写体を撮るのに適した環境を作れれば、適当に撮るより全然違う。

そこについては実践したのでおおよそ感覚はつかめたかな。

ただ撮ってみてもまだ完全に満足はしておりませぬ。

まだ何か足らないんだよな。

 

ある日また物撮り撮影をしようとしてたんだけど…。

その日は昼頃に時間が無くて、夜になってから撮ったのよ。

するとなんか昼頃と写真の質感がちょっと違う?ことに気づいて。

昼間に撮った写真と見比べてみた結果、夜のほうがはっきりしっかり見える。

なので、物撮りするなら夜のほうがいいかもしれない事実を発見した。

今回はそれを検証していくよ。

 

使う光の色味はなるべく近いものだけでまとめるべき

写真を撮るうえでとても重要になるのは”光の当て方”だ。

いわゆるライティングだが、これを操れると見栄えが大きく良質になる。

最近いろいろ調べて素人でもわかったことでございます。

・被写体へ光を当てるときは、必ず斜め上or真上から
・陰になる部分はレフ版を置いて光を反射させる
・背景はなるべく明るくシンプルなものを
当てる光の種類は出来るだけ少ないほうがイイ

 

特に本記事で関係してくるのが、一番下の赤字部分。

当てるライトはメイン1個・必要に応じてサブを追加という感じで…。

出来る限り使う光の種類を絞ったほうが良い。

光の強さじゃないよ。

 

なぜならそれぞれの光の色味がちょっと違うから。

いろんな色が混ざってしまうと、被写体の発色にも影響が強く出てしまう。

特に太陽光とLEDライトを同時に使うのは推奨されない。

太陽光は調整できないし、光としてはかなり強力だからこれ一つで十分なのだ。

LEDライトは範囲こそ広くないものの、光量や向きが調整できるのが強み。

こんな感じで両者特性が違うので、混ぜて使うと上手くできなかった。

タート
絵具で色を混ぜすぎると却って汚くなるような現象に似てるかも?

 

使うならどちらか一方を使ったほうが断然やりやすい。

吾輩は室内でLEDライト派なので出来るだけ太陽光を使いたくない。

そう考えると太陽光が入らない時間=夜が適任というわけだ。

 

試しに昼と夜で比較してみると?

早速昼と夜で時間帯を分けてから、写真を撮って検証してみるよ。

とりあえずまたフィギュアを引っ張り出して撮影していこう。

今回の撮影条件は以下の通り。

・撮影場所と使う機材はすべて同一(ライトはメインのみの1灯を使用)
・日中と日没後に各々撮影を行う

 

まず場所はわが部屋で使う、自作スタジオセットの上だ。

まだスマホで撮ってるから、あまりカメラの性能は期待できないが…。

 

両方の写真右上を見てほしい。

少々わかりづらくて申し訳ないが、部屋の窓になっているのね。

痛部屋と化しており、窓の前には2重のカーテン+飾ったタペストリーがある。

デフォルトでは日中でもかなり暗い部屋なのだが、一応太陽光は入ってくるよ。

おおよそこれくらい昼と夜では、部屋への太陽光量が違ってくる。

 

因みに1枚めの写真が日中の晴れた日。

2枚めの写真が夜になった後だ。

これよく見たら2枚目の写真、ライトの位置が割と下気味だね。

すまねえ。

 

日中の撮影だとどうもなんかくすんで見える

まずは太陽光がある日中の部屋の中。

光の当て方や使う機材は昼も夜も同じ。

 

珈琲貴族せんせーの看板娘、青山さんの濡れ透け体操着フィギュア。

位置的にはものすごく太陽光が入ってくるわけではない。

しかし何というか全体的にぼんやりちょっとくすんだ色合いかな?

もちろんLEDで照射しているのだが、そこに違う色の太陽光が混じっているからか。

本来ならもっと白い光のはずなのに。

こう、なんとも言い難い色味での写真に仕上がってしまった感がぬぐえない。

 

夜にLEDライトを当てるとだいぶはっきり見える

次は太陽が沈んだ後。

夜になってから撮影をしてみよう。

 

フィギュアを変えて、シャイニングハーツよりミストラルお嬢様。

日中の写真に比べるとLEDの白色光のみなので、大分白さが強調されたかな?

写真の明るさはあんまり変化が無いものの、全体の色味はこっちのほうがイイ。

白い光に照らされたあと、パーツの色を確認すると鮮やかさが違う印象を受ける。

特にミストラルさんの金髪の色は発色が良い。

更にさっきの青山さんと肌の色を比べると、やはりこちらのほうが綺麗に映る。

 

色の彩度を良くしたいなら、やはり光の種類は混ぜないほうがイイね。

太陽光はやわらかだけど強力に照らすわずかにオレンジっぽい色。

対してLEDだと近距離からはっきりとした白い色。

色だけは微妙に違うだけだが、写真になると差が割と出てきやすい。

 

余談:レフ版を足すとよりフィギュア全体が明るい!

以前自作レフ版を作った時の記事で…。

フィギュア正面から写した写真を載せてなかった。

この時正面から撮影したものがあるので比較してみよう。

 

1枚めは再掲でライト+白のレフ版。

2枚めはライト+銀のレフ版。

3枚めはライトのみ。

 

白いレフ版は柔らかく光を反射する。

よって明るさをある程度補正しつつ、マイルドに影を低減。

LEDの光量がかなり強いなら、この白いレフ版を使うのをおすすめ。

 

銀のレフ版はかなり強力に光を反射。

多少ぎらついた感じになるけど、めちゃくちゃ陰になる部分を消滅してくれる。

とにかく限界以上に明るさが欲しい時は銀を使おう。

 

レフ版無しは比較すると論外なのが分かるよね?

左右の明るさが違いすぎて違和感バリバリ。

特に影となる部分が暗すぎて、その辺はもはや何が何だかわからない。

物撮りにはちゃんとレフ版を使いましょう。

 

LEDライトをメイン照明に使うなら夜が適任

もちろん太陽光を使うライティングだってありだよ。

そっちは光が入る窓と晴れの日であればそれで十分だから。

しかし俺みたいにLEDライトを使いたい人は、太陽光を混ぜてはならない。

必ず日没後の夜に撮影することをお勧めする。

出来る限りどちらか一方だけでライティングをしたほうが綺麗に映るし。

 

後で見返してみると、被写体のフィギュアは同じもののほうが良かったか…。

なんか青山さんのフィギュアって、いろいろ試したんだけどうまく撮りづらいんだよな。

だからミスティさんに変えちゃったんだけど、なんとなくは伝わったかな?

もし時間的に昼しかできないなら、極力部屋を暗くしたほうがいい。

それから照明のセットをしたほうが、余計な太陽光をカットできるのでやってみて。

 

今回はここまで。

写真を綺麗に撮りたいと思うと、色んな事を知る必要がある。

自分で調べてやってみると結構目から鱗的なことがいっぱいあったり…。

 

闇の中から光る美少女たちは美しい