サイト内検索はTOP左上 お問い合わせは右上のメニューからどうぞ 2022年11月より運営主が新しい職場で働き始めるためバタバタしてます

100均で手作りできる撮影用のレフ版で手軽に写真の質を上げてみない?

「ブログのレビュー記事を作る時にできるだけ綺麗な写真が撮りたい」

ものをレビューするとき、写真があるとどんなものかわかりやすいよな。

ただ何も工夫せずに撮っても、出来がぶっちゃけ微妙。

素人目から見てもコレジャナイ感が漂う仕上がりになりやすい。

 

吾輩も当ブログでいろいろレビューや紹介で写真を使うことがある。

しかし残念なことに、なんというか写真のクオリティが低く悩んでてさ。

そのままだと話にならないので、何か改善策を模索している最中だ。

そこで今回は光を反射してくれる”レフ版”を手作りしてみたよ。

これを使うと、物撮りの商品にまんべんなく光がいきわたってくれるぜ。

 

レフ版を手作りして撮影のお助けアイテムに

吾輩もブログ運営主であるとともに、よそのブログへ覗きに行くユーザーの一人。

特に趣味の小物類(俺ならエアガンやフィギュアなど)のレビュー記事は面白いよね。

どこがどうなっているのか、細かい説明を観るのが楽しくてしょうがない。

 

特に個人ブログでのレビューはある程度信頼しやすい。

ブログ記事で嘘を書くわけにもいかないから、包み隠さず話してくれるし。

適当なレビューがはびこるAmazonとかよりよっぽど参考になるよ。

もちろん吾輩も、見られる側に立った時はいろいろ注意しながらレビューしてる。

便利なものはみんなに使ってもらいたいしな。

 

モノに限らず、ブログ記事では画像を使うといろいろわかりやすい。

写真なんかはまさにその最たる例。

レビュー記事では多くの写真がいろんな角度から使われているんだけど…。

この写真が曲者で、そのままスマホなどで撮ると正直微妙な仕上がりに。

 

何度か過去に試したんだけど、その時は撮るのに必死。

でも後で見返すと、この写真のクオリティは無い無い…とよく思う。

素人目でもわかるくらいひどいので、何とかならんものかと思案中のところ。

少しずつ質を上げていきたいから、あれこれいろいろ調べて実践中でございます。

 

今回は撮影の現場でよく使われる”レフ版”についてだ。

モデルのスタジオとかで撮影中、なんかスタッフが持ってるでかい板のこと。

あれを商品用の小さいサイズで自作して、クオリティアップを図れないか?

そのお話をしていくので、物撮りしたい人は参考にしてくれな!

 

光が当たらない部分はレフ版が補強してくれる

あのレフ版って、ぶっちゃけ何のためにあるのかよくわからないよね。

吾輩もテレビ番組で撮影シーンを見るたび、レフ版持ったスタッフを見て思ってた。

ちょうど職場で写真に詳しい同僚がいて、聞いてみたんだよ。

「光源の当たらない部分の影を緩和するためのものだ」

とのこと。

 

 

光というのは、基本的に一方向から流れてくるもの。

物体が光に当たると、照射される部分はすごく明るくなる。

しかし当たらない部分は当然明るくならず、相対的に暗いよね。

要はここが影の部分なんだけど、この影が強すぎると暗すぎて見えない。

ここを緩和させるためにレフ版を使うんだって。

 

写真はある程度全体が明るくないと、あまり見れたものじゃない。

となると、強すぎる影は邪魔になるだけで迷惑な存在なのだ。

影は多少残すくらいがちょうどいいんじゃないか?

スティッチ
俺様は太陽のように明るい存在なのだぁ!

 

実際ブログ黎明期に撮った写真を見ると、光量が全然足りてない。

そのうえ光が当たっていない影の部分が強すぎていまいち見えないし。

とりあえず最初はこの影をできるだけなくすところから始めようと思って。

 

ダイソーで全部揃えた材料を使う

本題のレフ版作成にとりかかろう。

被写体の大きさによって、使う材料のサイズが変わってくる。

俺の場合、撮りたいのは主にフィギュアなどのそこまで大きくないものばかり。

撮影場所も自室の中で行うから、あまり大きなレフ版は必要ないかな。

大きいと作るのも保管しておくのも手間がかかるしね。

 

まず材料の確認。

まだこの時点だと、スマホでしか撮影してない。

さらにPCへ取り込んだ後の輝度変更とかも知らない頃のやつなので…。

全体的に暗いのは大変申し訳ないが、ご容赦いただきたいな。

 

使うのはこれら。

・白のカラーボード
・接着用のビニールテープ
・銀色面を作るためのアルミテープ
・はさみ

上から3つは全部ダイソーでそろえたよ。

ちょっとカラーボードは在庫を置いてる店が少なめなので注意。

 

作成自体は特に複雑なところはなし

最初にカラーボードを2つに切断するよ。

なるべく真ん中で真っ二つになるように折った後、はさみとかで切り離してね。

 

折る時は長めの定規を添えてから折るようにすると綺麗に折れるかな。

このダイソーのカラーボード、意外とまっすぐ折り目がついてくれるので折りやすい。

 

ビニールテープで端っこを強化しておく

2つにカラーボードを小さくした後、4辺全てをビニールテープで補強しよう。

別にやらなくてもいいけど、バリを押さえて滑らかにしたり耐久性がアップするよ。

 

4辺×2=8辺分をテープで強化しておこう。

Uの字を描くように両面をかぶせてね。

 

切り離したカラーボード同士を連結

さっきのビニールテープを使い、蝶番みたいに重ねていく。

簡単な両面テープみたいな感じにしてね。

 

上記の写真だとテープ左は接着面が上、右側の接着面は下向きだ。

これを張り付ける場所に前後互い違いに2セット貼ってくよ。

1組めの右をボード上面、左をボード下面に粘着部分でくっつける。

2組はすぐそばに右をボード下面、左をボード上面に粘着部分でくっつける。

(この貼り方はこのお方のこの記事を参考にしたよ。)

 

吾輩はこれを、ボード最上部・ボード中段・ボード最下部の3箇所に施した。

だからこの疑似両面テープは、2セット×3箇所=6セット分作って貼ったよ。

白い面だけでおkの人はこれで完成。

もう一工夫加えたい人は次へ。

 

片方の面すべてにアルミテープを貼る

白い面と銀色の面を両方使えるようにしておこう。

リバーシブル化でございます。

 

シンプルにこんな感じでアルミテープを敷き詰めるように貼ってこう。

すっごい手作り感満載だなぁ(笑)

これで完全に完成だ!

 

レフ版の効果をさらっと検証

完成したレフ版を使って、光の当たり具合を確認してみるぜ。

今まで机の上に置いてあった安物のライトスタンドだけで撮影してたのね。

フィギュアを使ってどれくらい効果あるか試してみるよ。

3パターンに撮り方を分ける。

・ライトのみレフ版無し
・ライト+レフ版白い面
・ライト+レフ版銀色面

まだ専用のスタジオを作る前だから、すっげえ適当な感じなのは許しておくれ。

 

ライトのみレフ版なし

一発目はライトスタンドの光のみで撮影したもの。

今までやっていたやり方と全く同じ。

 

なぜか正面からの撮影ではなく、側面斜め上からなのかはライトが動かせないんですよ。

シャイニングハーツより、女海賊の”ミストラル”さんに協力を要請。

正面より後姿を見てもらったほうがわかりやすいかと思い、この構図で撮ってみたよ。

写真の上のほうにライトスタンドがあり、バーッと照らしている様子だ。

御覧の通り、フィギュアより高い位置から光が降り注いでいるが当たらない部分は暗い。

フィギュア足元の影も黒みが強く、全体が明るいとは言い難いか。

 

ライト+レフ版白面

2発目はさっき作ったレフ版を使う。

ライトとレフ版白面を挟んでフィギュアを置いてみるとこんな感じに。

 

 

足元の影はそこまで変化が無いものの、彼女のツインテールを見るとわかりやすい。

ブロンド色が明るく発色しており、影が弱くなったことで暗さが軽減されているね!

レフ版の白い面が光を反射し、直接ライトに当たらない部分もしっかり照らす。

これは明るい写真を撮るのにかなり期待が出来るんじゃないか?

ラガン
ほ~、お手製のモノを追加しただけで割と変わるもんだな!

 

ライト+レフ版銀面

モノの位置は全て変えず、レフ版のみ反対側の銀色面を内側にしてみよう。

すると…。

 

白面以上に明るく反射し、ちょっとぎらついたような発色にしてくれる。

足元の影が最も弱くなり明暗の差が最もついた結果になるね。

アルミテープが光を乱反射するため、ツインテ部分の明るさが一定でない模様。

ただ最も明るく映したいなら銀面一択だな!

 

たかだか300円ほどの材料費だったが、思ったよりも明るくする効果が強いのが分かったと思う。

俺も自分で撮影した写真を見返した後ちょっと驚いたもん!

こうまで違いが出るとは想像してなかった…。

コール
ま、まぶしい~。

 

撮影用に使われるレフ版 すげえ効果あるじゃん…

作ってみるまで存在意義すらよくわからんかった”レフ版”。

ただモデル撮影とかで必ず使われるあたり、かなり光の補助効果が強いのが判明した。

小さいものでも大きいものでも、使えるならレフ版を使って撮影はすべきだね!

小さいサイズならば材料調達も作るのも簡単なので、ちょっとでも写真の質を上げたい人に。

ぜひともお勧めしたいアイテムだ!

 

 

素人目で見ても簡単にわかるくらい、結構効果が強力なものよ。

レビュー系記事の写真を撮るなら必ずかませておきたい!

 

今回はここまで。

もちろんレフ版は素晴らしいが、これだけではまだ思った写真が撮れない。

あの安っぽいライト本体を変えていきたいところなので、新しいライトを使ってみよう。

 

光の反射がここでこう活きるとはすげえな…。