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満員電車でスーツケースが邪魔すぎる 周囲が思うのは正当な理屈じゃない

記事公開日:2018年5月18日
最終更新日:2025年6月13日

 

「この混み具合でスーツケースってマジか…。」朝の電車を待っていると、度々見かける光景。そう、満員電車にデカい荷物を引きずって、車内に乗り込む一部の通勤客たち。

 

もちろん、出張で荷物が多いのは仕方がないことは理解できる、がしかし、事実と抱く感情は別物だ。実際に同じ車両に乗り合わせた周りの乗客からすれば、はっきり言って死ぬほど邪魔で苛立つもの。

普通のカバンやリュックサックとは比較にならないほどのスペースを占有し、物理的に人が乗れなくなる。今回は、満員電車でスーツケースを持ち込もうものなら、喧嘩売られてもしょうがないことを知ってほしい。

ひたすらうざい、ただそれだけ。

 

満員電車のスーツケースは圧迫

多くの通勤客は、普段の仕事であればあまり大荷物にはなりにくいと思う。まぁバッグやリュック一つ程度だろう。とはいえ、満員電車内では大した荷物量じゃなくても、車内の場所を圧迫する仕方ない要因ではある。

 

ただちょいちょいあるんだけど、満員電車内でスーツケースを引いてくる人っているでしょ?。ガラガラと。アレが近くに来る度に、「うわマジかよ…。」とげんなりする感情を覚える人もそれなりにいると思う。

吾輩もそう。スーツケースが他の荷物と決定的に違うのは、とにかく占有スペースが普通の荷物に比べて大きく増えることだ。言うまでもないことである。

コール
正直来ないで〜…。

 

これ、最小サイズの機内持ち込み用でも、明らかに普通のカバンよりデカいものになってるから、本当に邪魔。大人一人分の足元スペース程度であれば、スーツケースだけでほぼ完全に埋まっちゃう。

つまりひとり乗れなくなるわけ。さらに厄介なのは、硬いケース素材のため形が変わらず、どう置いたとしても、やっぱり専有面積は全く減らないのがね…。

 

だから他の乗客は、強制的にただでさえ狭いスペースがより縮まるので、口には出さないがかなりイラつくんだよね。そのくせ荷物を持ってる本人は、逆にわずかに空間が広がるから理不尽極まりない。あんな空間に持ち込むなが多数の本音だ。

荷物蹴られても文句言うなよ?

 

デカく硬いだけが理由じゃない

さてスーツケースが他の荷物よりも迷惑に思う理由は、単純にスペースの問題だけとは限らない。まず、車輪がついているために不安定だから、電車の揺れとともに自分で抑えてないとコロコロ動き回る。

持ち主がしっかりとケースの手すりを握らなければ、他の乗客の足にぶつかったり、つま先を踏む可能性が高い。

 

形状的な話もあって、荷物の高さも地味に鬱陶しい。立っている乗客の膝から腰の高さに位置するから、体の重心を不安定になるんだよね。男性はもちろんだが、特に背が低めな女性等にとっては、非常に乗車しづらい状況を作りだす兵器。

おまけに角張ってるから、体に押し付けられると無駄に痛いんだよね。

トドメに持ち主が車内を移動したり、乗降する際に起きるスーツケースを引きずる音や、他の乗客の足に当たる衝撃などの追撃が止まらない。いや、別に持ち主本人に悪意が無いのはわかってるけど、実際にやられるとこっちは溜まったもんじゃねえのよな。

 

ベビーカー並みに殺意が湧く

過去我輩も、会社員時代はあの嫌な満員電車に行き帰りともども毎日翻弄されてた身なので、その辛さはよくわかる。

その間、一週間に最低一度はスーツケース所持の乗客を見てきた。自分の近くに並ぶ度に、「うわぁ来やがったよ…。」と内心思いつつ、黙って乗って我慢するしかなかったんだよ。ちなみに回りの乗客の顔をちらっと見たら、やっぱり何人か顔をしかめる人もいたな。そりゃそうだわ。

 

例えばこんな事があった。ある朝の通勤ラッシュ時、いつもように小田急線の快速急行に乗っていたときのこと。停車してドアが開いた瞬間、大型のスーツケースを引いたリーマンのおっさんが乗り込んできたんだよ。

その瞬間から、車内の雰囲気がちょっと変わったのを察したわ。

まず、ドア付近に立っていた乗客数名が、スーツケースのスペースを確保するために奥へと押し込まれる形になり、当然圧迫感は激増。。本来であれば4〜5人詰め込めるドア付近のスペースが、スーツケース一つで実質2〜3人分になっちゃった大きく空間が狭くなる。

 

そして電車が動き出すと、さらにえらいことに。線路のカーブや急ブレーキのたびに、固定が甘かったスーツケースが左右に動き、周囲の乗客の足に何度もぶつかる。

特に、そばに立っていた小柄の女性は何度もバランスを崩しそうになり、いつ怪我してもおかしくなさそうだったな。さすがに持ち主は女性に謝罪をしたけど、そこに荷物がある異常物理的な制約はそのまま。

もちろん次の駅での乗降時には、降りる乗客がスーツケースを避けて移動しようとしたため、降りる手間が数倍にまで膨れ上がる。加えて乗り込もうとする乗客も、スーツケースが障害物となって乗車に時間がかかる

圧迫感は更に倍増するというおまけ付き。もはや意図しない嫌がらせだろこれ。

ヴィーゼ
ぐええ、しぬしぬ!

 

終点にさしかかったら、スーツケースの持ち主も降車準備を始める。しかし当然ながら、混雑した車内でスーツケースなんか移動できるわけがない。周囲の乗客が迷惑そうな顔をしながら協力的に場所を空けたものの、本来不要な気遣いと時間を使う羽目になる。

こんな具合で、一つのスーツケースによって少なくとも10人以上の乗客は、被害を被ってたかな。ほんま邪魔。

諦めなよ、乗り込むのは。

 

袋叩きに会いたい?

上の実体験は、たった一日かつ時間にして20分程度の間に起こった出来事。こんなのが、満員電車を擁する日本全国で、毎日起こる。

少し想像すれば満員電車におけるスーツケースは、通常の荷物とは次元の異なる迷惑さを持ってることがわかると思う。本人は良くても、その数十倍回りは迷惑してんだよなぁ…。

 

見てはっきりする通り、占有スペースの大きさ・荷物の不安定性・乗降時の障害などなど、まぁエラい量の厄介事が出てくる。そりゃあ出張であれば、やむを得ない事情があることこっちだってわかるよ、頭の中じゃ。

でも実際の現場に乗り合わせた乗客からすれば、感情的にはんなこと知ったこっちゃねえよというのが本音。

余裕の無い空間、そう思うのが普通。

 

せめて混雑時間帯を避ける、宅配便を活用する、分割して小さな荷物にするなどの配慮はしてほしい。あれは公共交通機関で皆が共有するスペースであり、一人の利便性のために多数の乗客が不快な思いを強いられるのは、本当に腹立つ。

別に持っていっても構わないけど、回りは簡単に許さねえからな?

 

今回はここまで。そもそもあの空間に、あんなデカいものを持ち込もうとする気概がめちゃくちゃ鬱陶しい。最悪殴られてもその人は文句言えないよね。うざい、うざすぎる…。