「最近PCのブルースクリーンがよく出てくるようになった…。」
パソコンユーザーにとって、怖いものの一つと言えばコレ。
青い画面が出てきて操作を受け付けなくなってしまうこと。
いわゆる“ブルースクリーン”だよね。
パソコンも機械なので、いずれは壊れていく運命にある。
我輩も長く使っているHDD搭載のノートPCがあるんだけど、最近調子が悪い。
何が原因なのかよくわからなかったが、もしかしたらHDDに原因があるのでは?
と思って、容量に余裕を持たせるようにしたら安定したというお話をするよ。
HDDしか入れてないPCを使っている人は、容量どれだけ使っているか見たほうがいい。
ブルースクリーンの発生源は容量ぎりぎりのHDDじゃない?
PCには通常使う用のプログラムとして、OSというものがある。
みんなおなじみのWindowsがそれにあたるのね。
他にはAppleのPCであるMacには、MacOSが乗ってたり。
Google製のOSだとChrome OSやAndroidを指すの。
まぁ早い話、このOSというプログラムが無いとデバイスの機能が使えないのだ。
OSは大体、そのデバイスのデータ倉庫の中に必要なファイルが最初から入ってるよ。
大半の人はいじる必要がないし、下手に触るとおかしくなるからね…。
PCに話を戻すと、このOSが入るデータ倉庫=ストレージは大きく分けて2種類ある。
昔のPCには必ず搭載されていたHDDと、ここ数年主流であるSSD。
吾輩のノートPCは前者のみ搭載されたものを使用中だ。
んで、冒頭にも話した通りPCは突然動作しなくなることがままある。
その症状としてよく出るのがブルースクリーンで、文字通り画面も顔も真っ青に。
出来れば目にしたくないんだよね。
ただPCの調子が悪くなると、必然的に頻発しやすくなるのが困りもの。
かれこれ今使用中のPCが結構古く、使い方も割と荒っぽいのよ吾輩。
ここ最近、PCの電源を入れるとなかなか立ち上がらず時間がかかる。
そのうえ、OSが上手く起動できずにブルースクリーンなんてことも。
さすがに困るので、なんとか原因を突き止めようと色々試してみてさ。
一つ分かったことがある。
HDDにOSが入ったPCだけど、容量がぎりぎりすぎると不安定になりやすい。
最低でも常に全体の2割は必ず空けるようにすると、これが解消されやすいよ。
容量がパンパンだと読み込みが異常に時間かかる
通常パソコンってのは、電源を入れるとメーカーのロゴをよく見るよね。
裏で動いている流れとして、簡単に記すとこうなるんだよ。
↓
BIOSの指示の中に、データ倉庫に入るOSを読み込む指示を送る。
↓
無事に読み込まれると、そのPCで使うOSが立ち上がりいつも通り使える。
という流れね。
PCに興味がない人からすれば、Windowsなどが大元になると思われるかも。
確かに元の部分ではあるけど、一応その前段階があるんですよ。
データ倉庫のパーツであるHDDは、上から順番にプログラムを読み込むのが得意。
OSのプログラムって、いろんなところに散らばってるので時間がかかっちゃうのね。
ただHDDに余計なデータが少ないと、若干それが緩和されるんだけど。
逆にどうでもいいものが多すぎる場合、いつも以上に探し出すのが大変だということ。
これが探しきれなくて、OSが上手く立ち上がらないなんてことが起きるんだと思う。
あまりにも時間が経ちすぎると、PCは自動的に再起動するようになってるしね。
だからOSの前段階であるBIOSが勘違いして、上手く起動できないと騒ぐハメに。
3回くらい自動で再起動しちゃうと、異常事態になってブルースクリーンになっちゃうわけ。
もちろんまともにPCが使える状態なわけがない。

加えてメモリ容量もオーバーするとHDDに多大な負荷が…
更にいうなれば、メモリの部分も地味に重要。
よくたとえられるのが、メモリはいわゆる作業机の広さに使われるね。
ここが大きければ大きいほど、いろんな作業を同時並行でできる。
作業量がこの机をはみ出してもPCって動くは動くが、めっちゃ不安定になるよ。
メモリがいっぱいになると、その代わりに動くのがデータ倉庫。
一時期的にいろんなものを置くことになるのだが、HDDはそれがかなり苦手。
かなり負荷がかかるし動作はとろくて不安定だしで、良いことが全くないのね。
んでHDDの容量がぎりぎりすぎると、その引き受けすら当然できない。
キャパオーバーでPCがフリーズのち、ブルースクリーンもよくあるパターン。
我輩もデータを大量にため込む癖があるので、HDDの容量って常にパンパンだったのよ。
ただやっぱ、空き容量が少ないときは特に変な感じになることが多くてさ。
確証はないけど、ここ原因としてありそうだなと思い色々試してみたよ。
容量に余裕を持たせたらそこそこ安定した
とりあえず吾輩のノートPCのスペックは以下の通り。
2012年ごろにDELLの公式通販で購入したもの。
今基準で考えるとだいぶスペックは低いだろうな。
GPU…上に内蔵されたもの
メモリ…4×2で8GB
ストレージ…内蔵HDD 1TB
OS…Wndows8.1
日頃の使い方としては、ネットサーフィンとブログの作成。
たまにスペックが低くても遊べるゲームをする程度。
ただし、1週間ぶっ続けで稼働させることも多い。
夏場とかも平気でそれやってたからな(笑)
特に購入当初は酷かったかも…。
ただとにかく購入したデータ(音楽とか)を、しこたまため込むことが多い。
不要になっても、完全に消去することはほとんどしないタイプ。
(部屋の掃除は好きだが、PC内部のデータ整理はあまり得意ではないのだ)
そんなんだから、年月を追うごとにどんどんデータが溜まっていく一方。
HDDも1TBあるタイプなので、だいぶ余裕じゃん!
と思ってたけど、半年くらいでほぼいっぱいになるのが日常茶飯事。
もっともアレなときには、残りたったの5GBしかないことも…。

やっぱり傾向としてはそのタイミングかな。
全然パソコンが起動しなくなったのは。
HDDから異音がするわけでもないのに、Windowsの画面にならない。
10回くらい電源のONとOFFを繰り返し、ようやく行けたときの安堵感。
そこにたどり着くまでの嫌なドキドキ感は味わいたくない…。
下手すると中のデータを自力で取り出せなくなっちゃうからね。
それは嫌なので、ひとまず要らないデータの整理はさすがに始めたよ。
ひたすら選んでゴミ箱に送り、その中を完全に消去を繰り返す日々。
どうしても残したいデータは、外付けのHDDを買ってそこに移して…。
かなり時間はかかるものの、パソコンが使えなくなったらどうしようもないし。
大分焦ってたよ吾輩。
すると残りたったの5GB→700GBくらいまで空けることに成功!
ただデータを消したり、他に移しただけなんだけど。
それでも全体容量の7割が空くという余裕っぷり。
最悪パソコンが動かなくなっても、データ消失のダメージはかなり軽減できる。
ひとまずは安心。
ただ疑惑が解決したわけではない。
この状態をキープすれば、ブルースクリーンは本当に発生しにくくなるのか?
一週間ほどデータは増やさず、普通にPCを使ってみる実証に…。
結果はその一週間の間、一度もブルースクリーンにはならなかったよ。
気持ちPCの動作も少しなめらかになったような気がするぜ。

念のため時間が空いた後(さらに半年後くらい)に、やっぱり同じ症状が出てきた。
この時も案の定、HDDの中身はパンパンだった。
なので同じようにデータの整理・消去を繰り返して容量を空ける。
するとブルースクリーンは鳴りを潜めてくれた。
おそらくだが、残り1割を切ると危険な兆候が増すみたいだね。
OSが入ったHDDは特に残り容量に余裕を持たせるべし
というわけで、ぜひともPCユーザーには注意してもらいたい。
OSがHDDに入ったPCをお使いなら、ぜひとも容量に余裕は空けておこう。
24時間常にね。
ブルースクリーンでもう二度とPCが使えなくなったら、どうしようもないので。
あんな画面誰だって見たくないし、心臓に悪いからさ…。
まぁ今だったら、ノートPCには内蔵されてるのがSSDだってのが大半なはず。
あれだとパソコンの起動が爆速だからね。
今時HDDしか入ってないノートPCのほうが少ないし。
SSDでは同様の検証が吾輩ではできないので、ぶっちゃけ未知数ではあるが…。
多分あっちもあっちで、ギリギリすぎること自体は良くないはず。
とりあえず常に2割以上の空きはしっかり作っておくのがおすすめよ。
突然のブルースクリーンに悩まされたくなったら必ずな!
今回はここまで。
ブルースクリーンは人によって、原因が細かく分かれがち。
我輩と全く同じ人は少ないと思うけど、もしなってしまったらこれで何とかしてほしい。
怖いよね、あの青い画面…。
うそでしょ?、Windowsさんが画面に来てくれない!