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モニターのピボット機能は必要か? 目的があるなら必要だが特になければ不要

「PCモニターの機能でピボット機能っているかなぁ?」

モニターを支えるスタンド機能の一つだ。

 

これ、要は横じゃなく縦画面に出来るってことなんだ。

種類によって機能の有り無しが分かれてくる。

今回はモニターを選んでいる方にとって、この機能がいるかどうか?

について俺が使った実感を交えて書いていこう。

結論から言えば、買う前に使いたいイメージが明確なら必要。

なんとなくだったらぶっちゃけ不要だな。

 

モニターのピボット機能は目的がはっきりあれば○

PCモニターはモノによってさまざまな機能が入ってる。

中身も外見もメーカーごとにかなり違う。

モニターを支えるスタンドだって、グレードによっては別物に。

 

さてここで考えていきたいのは、スタンド機能の一つ。

ピボットについてね。

テレビでもモニターでも、普通は横長の形をしてるよね。

これなんだけど、左右どちらかに90°ほど回すと…。

縦長の画面になってくれる。

これを搭載しているのがピボット機能だ。

 

 

こんな感じだ。

こうすることで、パソコンの画面を縦長表示しやすくなる。

そこで考えたいのだが、果たしてこの機能は本当に必要かってところ。

使ってみて思ったんだけど、購入前に使うイメージが出来るなら必要。

そうじゃなくなんとなくいるかなぁ~って人には不要だ。

面白そうだからって感じで買うと、意外と活用できないもんだわ…。

 

あれば便利だが活かせないと意味がない

基本液晶画面って、馴染みがあるのは横画面のモノ。

テレビとかノートパソコンとかまさにその最たる例だよね。

例外はスマホとタブレットだけど、あれは縦横どっちでもいいし。

必ず縦画面じゃないと使えないんだ!ってこだわりが無い限り…。

劇的な恩恵は正直得にくい。

 

そりゃあ縦画面で表示出来れば、それはそれで便利だよ。

だってWEBページとか、縦に長い構成が主流だ。

となると一度に表示できる文章とか画像は当然多くなるし。

ページのスクロールする手間とか省けるからね。

 

ただ、特に一枚だけモニターを使うときに縦長にする?

俺のイメージだと、普段は横長にして足らないときに縦長をもう一枚…。

と、どちらと言うとメインじゃなくてサブで使う感じかな。

横長だけでなく、縦のモニターで一部を補う的な使い方だろう。

ヴィーゼ
パソコン作業で縦一枚のモニターのみの人って、あんまり見たことない…。

 

だからどうしても縦に映した使い方を考えている。

買う前からそういう構想を持っていないと、持て余す可能性は高い。

結局ピボット機能付きでも、横長のまま使う時間ばかりになりやすい。

まぁ今の俺のことなんだけど。

 

 

縦画面が優位になる使い方を知ろう

縦長状態にしたとき、どう利便性が増すのか?

あれこれ言ったけど、実際のモノを見てもらったほうが早そうだ。

そっちのほうがイメージは付きやすいだろうし。

 

恐らく縦画面で優位になる使い方を考えてみるとこの辺かなぁ。

・縦に長いことが多いSNSをパソコンで見たいとき
・縦方向に伸びたWordやExcelの編集
・縦画面でやることが多いゲームタイトル

パッと俺が思いつく限り、縦長の用途はこんなもん。

特に一番下のゲームをこの状態でやる目的が強いかしら。

順番に一つずつ見ていこうか。

 

Twitterは縦画面が圧倒的に便利は便利

俺さん、SNSはTwitterしかやってないからこれでしか比較できない。

まぁSNSの一例だと思って下され。

TwitterをPCで見る人だと、恐らくこう見えると思う。

横長のモニターで映した場合ね。

 

 

両端にそこそこ空白が出来ているが、これは解像度の違いで出来ただけ。

あまり気にしないでくれ。

それより見てほしいのは、真ん中の部分。

プロフィールから下にツイートが伸びているね。

 

今使っているのが、27インチでWQHDなのでおおよそこの辺まで。

ツイートの長さにもよるが、大体固定ツイート+普通のツイートが見切れる。

といった具合まで表示されるな。

 

大量のタイムラインを一度に見たい!

と言う目的ならば、縦画面のほうが圧倒的に効率がイイ。

ただSNSをPCで見る人はそんなに多くないと思うが。

 

Excelはどちらでも Wordは縦画面のほうが便利

次はOffice系列のソフトを使用したときを考えよう。

ここでは試しにExcelを用いてみるぞ。

まずフルスクリーン横長で、セルを映せるだけ映す。

 

これはよく見る横に長いシートだね。

デフォルトだと列が35で行が65。

ぶっちゃけこの時点でもかなり十分な気がするが。

 

じゃあ縦長に移した感じで見てみる。

するとこんな風に。

 

列数が20で行数が128。

大分縦に長いシートを一度に見ることが出来るな。

ただExcelだと中身のデータによって、どちらが最適か。

その時々次第で大きく変わってしまうので、一長一短じゃない?

Wordだったら大体縦長なのでそっちのほうが恩恵はいっぱいかも。

 

ゲームはタイトルごとに縦優位か横優位が分かれる

PCゲームだと、これまた明確にどちらが良いか分かれやすい。

大半のゲームは横長のほうが適切だと思う。

RPG・レース・アクション・アドベンチャーなどなど…。

 

ただ一方、明らかに縦画面が向いたゲームもある。

パズル・縦方向STG・最近のアーケード音ゲーとか。

これを見てほしい。

これ、俺が大好きなアーケードの音ゲー。

GROOVE COASTERのPC版の画面なんだけど。

このゲーム、ゲーセンの筐体が縦に長いのよ。

だから画面も元々縦長のディスプレイでやるのね。

PC版も横だろうが縦だろうが、出来るは出来る。

ただし上の写真のように、横長の画面でプレイすると狭いんだよね。

 

しかしゲーム側の設定を縦画面にしてフルスクリーン。

おまけにモニターのピボットで縦方向にする。

するとこんな風に、縦画面でめいっぱいの状態でプレイが可能。

画面を一切無駄にするスペースが無くなるのは嬉しい。

 

同じく縦方向のSTGでも同様のことが可能。

それらをメインにやりたいって人だったら、ピボット機能の恩恵はデカい。

タート
このスタイルでプレイしたいゲームがあれば、ぜひともそれで!

 

動画は基本横長のほうが見やすいよね

ついでにYou Tubeでも比較したよ。

 

 

まぁそもそも縦長用の動画ってほとんど見たことねえわ。

動画干渉だと、縦長である意味はない。

 

他のスタンド機能より複雑化しやすくラインナップは少な目

ピボット機能搭載のモニターには、どうしても無視できない欠点が。

それは値段の高さとサイズ展開の選択肢の狭さだ。

 

値段については、他のスタンド機能に比べて複雑なつくりをしているからか…。

全体的に値段が高い傾向にある。

価格.comでサラッと調べてみるとある程度わかるよ。

ピボットが付くだけで、大よそ1周り以上は値段がUP。

一番安い奴でも、ぎりぎり2万円を切るくらい。

この機能を省くと、1万円ちょっとのモノもいっぱいあるのだが。

(ただ他のスタンド機能も搭載されていることが多いので、一概に高いともいえない)

 

そしてもう一つ。

選べるPCモニターの種類は最も数がしょぼい。

ピボットまで搭載済みのモデルは、選択肢が少なくなりやすい。

価格.comで見ると、2020年5月時点で全モデルが1370ほど。

ピボット搭載モデルに絞ると310ほどまで減る。

劇的に無いわけじゃないが…。

 

更にダメ押しとして、大きいモニタサイズはまず無い。

殆ど31インチサイズが限界だよ。

縦向きにすると、画面の下部と机の天板に干渉しちゃうからね。

因みに吾輩のは27インチだけど、縦向きは高さを最大にしないと無理だ。

じゃないと机の面にガンガン当たるのよ…。

よって40インチとのサイズが欲しい場合、選択肢にそもそも入らない。

 

明確な目的を求められる それがPCモニターのピボット機能

モニタのピボット機能、なんとなくイメージ付いた?

確かにあれば便利だとは思うけど、そこに価値を見出すかどうか。

コレ!って目的があれば中々実用的ではあるが…。

そうじゃなければ、搭載済みのモニターを買う必要性は無い。

 

なので特に初めてモニターを買おうと思っている方は今一度。

本当に買った後、縦画面を使うかどうかを考えたほうがイイ。

予算に限りが無ければ考えずに搭載モデルを買ってもアリだが。

そうでもないなら、じっくり熟慮してみてくれ。

 

今回はここまで。

まぁ最悪、モニターアームを使って縦長にする方法もある。

別にピボットが非搭載だからと言って、縦長にできないわけじゃない。

だから機能なしでも後付けで安心っちゃあ安心だよ。

 

縦長の画面、これはこれで面白いが…。