記事公開日:2020年6月2日
最終更新日:2024年11月18日
「グルコスは、音ゲーにのめり込む要因となった原点だ」。とある日、久々に公式サイトを覗いて思い出した。数年前、ゲーセンでハマった時を。これ、今でも稼働はしているがもうアプデはされない。今回は、このグルコスについてのお話。
コンセプトが斬新だった、楽しい音ゲー。
もし興味があったら、Switch版だと2作出ている。2019年のワイワイパーティー。2025年のフューチャーパフォーマーズだ。今からやるなら、このどっちかだね。
Steam、原点のアプリは残念ながら。
グルーヴコースターは驚き連発
元を辿ると、この作品はアプリでリリースされたものだった。iPadやスマホなどでプレイできるタイプの音ゲー。
それから数年経ち、2013年にアーケード版が稼働。2018年にPCでプレイできるよう、Steam版が配信。更に翌年には、SwitchでDL版が発売。また6年後にSwitchの2作目。
とまぁ、何だかんだ息の長い音ゲー。
吾輩は稼働開始直後、たまたま寄ったゲーセンでグルコスの存在を知った。デモ画面に映るプレイ中の映像に惹かれ、プレイを開始。
それから細々とだけど、約6年プレイしてたかな。ガチ勢ではないが、適当にやり込んでたよ。グルコス以前にも音ゲー自体は好きだったが、本格的に上達を目指すきっかけになったのもこのゲーム。今ではそう思う。
現在ゲームの方は残念ながら、2024年4月1日にネットワークサービスが終了。それに伴い、ゲーセンにある筐体は全部オフラインへ。アーケードの音ゲーは、役割を終えた。
たくさんの楽しいをありがとう!
どんな音ゲーだったの?
アーケード版基準で説明しよう。本体は縦長で、奥に液晶画面+分離した手前にコントローラーを装備したスタイル。
このゲーム最大のセールスポイントは、プレイ中の映像で、他の音ゲーには無い要素がある。曲に合わせて、背景の映像が目まぐるしく変わるのだ。一言で言えば、1曲毎に用意された専用のMVを流しながらプレイする感じ。
例えば、とある作品のBGMが収録されていたとしよう。プレイ中はそのゲームの元ネタが散りばめられ、映像として背景を彩る。原作そのままの絵を使うわけじゃないけど、かなり再現度が高い。それらを知っているプレイヤーなら、間違いなくすげえと驚くよ。

更にもう一つあって、音ゲーは専用のレーンを使うパターンが多い。ただしグルコスはそうではなく、画面中のターゲットが1本の線で繋がれる。これがさっきの背景と相まって、目に見える映像がものすごく華やかなのだ。後で実際の画面をお見せしよう。
ゲームのやりごたえ自体もたっぷりで、超簡単から、誰がやるんだと言いたくなるほど難しいものまでしっかり網羅。もちろん一見のプレイヤー、毎日ゲーセンに通う層まで知ってる曲もたくさん。幅広い曲のジャンルを取り揃えるのはおなじみ。
画面のクオリティが非常に高い
アーケード版の画面を用意したいんだけど、難しいので一番似ているSteam版をお見せするね。見た目はほとんど変わらない。
Switch版1作目のワイワイパーティーも若干デザインが違う程度だが、2作目のフューチャーパフォーマーズは大きく見た目が変わったなぁ。まぁゲームデザイン自体は同じ。
PCでやる場合、高スペックは不要。
(https://groovecoaster.com/index.html)
このドットで作られたインベーダーこそ、シリーズの系譜を受け継ぐ証。AC版で言えば、Steam版はバージョン3の頃のものだ。ちなみにAC版の最終バージョンは、4.75だった。悲しいことに、Steam版は半分死んでる状態だが。とりあえずそれは置いといて。
https://groovecoaster.com/index.html
https://groovecoaster.com/index.html
AC版は縦画面がメイン、PC版だと横表示にも対応だが左右に黒帯が発生しちゃう。縦かつフルスクリーンこそ、最も見栄えがいい。
画面上部のゲージがいわゆるノルマで、7割以上でクリア。画像2枚とも曲が始まった直後だから、MVのすごさが伝わりにくいか…。
自分のアバターは、画面下の白マーク。
そして画面の真ん中に、見づらいんだけど一本の縦線がある。この通りにアバターが進み、ターゲットが途中で大量に出てくる。2つが重なったときに、指定の動きをしよう。
ターゲット・アバターに使われる一本線は、画面を目まぐるしく動くコースターの役割を持つ。360度上下左右に激しく移動するので、見てて飽きない。更に背景の映像も、それに合わせて色々変わるのがとてもすごいのだ。
まぁ見づらいデメリットも抱えるが。
https://groovecoaster.com/index.html
スコア計算はミスるまで、いくつのターゲットを処理できたか。どこまでそれが継続できたか、がすごい重要。曲の中盤でミスってコンボが途切れると、点数が伸びない。逆に同じミスで、も終盤だとその影響は小さい。
アイテムで10回までセーフ扱い、もできるからごり押しは多少可能。Sランクに届く(100満点中90満点以上)と、上の難易度が解放。
ターゲットの判定は、GOOD以上でコンボがつながる仕様。割と甘めで、そこそこタイミングがずれてもGOODにしてくれるよ。その辺は、他の音ゲーに比べて温情。
グルーヴコースターよありがとう
冒頭でお伝えした通り、AC版はもうオフラインでしか稼働していない。Steam版も数年年以上アプデが無いので寂しい状態ではある。
ただ楽しさや華やかさは変わらない。
今からプレイするなら、Switch版一択。1作目はアプデが終了したが、2作目がやってきているので。ハードが違えど、プレイ感はすごく変わるわけじゃない。
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現在吾輩は別の音ゲーにお熱ではあるが、グルコスが無ければ、そもそも音ゲー自体やめてた可能性も高い。だから、数年間楽しませてくれた本ゲームには感謝を送りたい。そしてこのゲームを開発してくれた、TAITOは素晴らしいゲームメーカーだ!
今回はここまで。出来ればSteam版は、AC版とすべて同じコンテンツを収録してほしい。まぁ理想の話になっちゃうが。