「うおおおああああああ、ふざけんなあああ!!!」
という叫びとともに、己の手を大きく振り上げる。
握る手中のコントローラーが上に上がると思ったら…。
一瞬で下がり、鈍い音が生まれた後にぶっ壊れる。
ゲームのコントローラーは消耗品。
普通に使っていても、スティックがダメになったりは多いけど…。
一時の感情によって、叩きつけて破壊しちゃった経験があなたにあるかも。
完全にやらかしてしまうと、直後にすさまじい後悔に襲われちゃうよね。
我輩もゲーマーなので、イライラはまぁあるけど壊さない対策をしてるよ。
すぐにできる対策をいくつか重ねておけば、とりあえず大破は防げるぞ。
コ、コントローラーを壊してしまった!
多くのゲーマーに必須なのはもちろんゲーム機本体。
そして操作するデバイス=コントローラーは欠かせないよね。
PCゲーム派も、人によってはコントローラーじゃないとってタイプもいる。
今のところ、どの時代でも数多くのプレイヤーに酷使されるものなのだ。
好きな人にとっては何時間ぶっ続けでプレイしても全く飽きない。
年を重ねても全然止める気配がない。
やりすぎは決して良くないが、かなり長く楽しめる趣味の一つだと思う。
そんな楽しいゲームだが、時としては非常にイラつくこともあるのよ。
操作が上手くいかない、フラグ管理をミスった、敵が強すぎて歯が立たない等。
ジャンルによってその要因も変わるが、腹立つことが続くと次第に怒りが溜まる。
このボルテージは一瞬の時もあれば、じわじわと積み重なって爆発もあるのだ。
ゲームの時もそれ以外もそうだが、人間怒りの感情に支配されるともう大変。
目の前が見えなくなり、激情に駆られて暴れまわるは超カオス。
何を突然しでかすかわからない状態になっちゃうのだ。
そして困るのが、汚れなき破壊衝動に襲われちゃうのが厄介。
大体こういう時の矛先は、手にあるコントローラーに向きやすい。
手っ取り早く投げたり、床にたたきつけたくなっちゃうんだよ。
当然そんなことしたら、貴重なコントローラーがお釈迦になっちゃう。
衝動だからとっさに抑えるのが難しい。
我輩も過去に何度かやっちまったことがあるけど、対策は立てられるよ。
プレイ前にできる簡単なことをまとめるので、投げる癖がある人は確認してくれな。
常に冷静で落ち着き、周りに柔らかいものを敷き詰めておきましょう。
そうすりゃ大惨事は避けられるよ。
最近の純正コントローラーは高機能で高い
ゲーム機のコントローラーは、世代を経るごとに機能がどんどんすごくなる。
最初は有線式の、プラスチック感満載でボタンも少ない。
それがいつしか無線の充電式に変わり、繊細な振動も可能ときた。
加えて子供に向けて、小型のサイズになっていくなど目からうろこだ。
我輩が中学生のころくらいまでは、全部ケーブルがあったのに…。
とまぁ高機能化する代わりに、一つ当たりの値段がどんどん高くなる。
一度壊したときのダメージが、昔に比べて今はかなり大きいのだ。
壊れてしまうとショックもデカいし、財布にも多大な傷を負ってしまう。
だから余計コントローラーは慎重に扱うべきものなのだ。
例えばNintendo 64当時のコントローラーを見てみようか。
これ、今でも公式サイトで定価が書いてあるんだけど…。
本体価格が2,500円に当時の消費税率5%をのせると、お値段が税込み2,625円。
有線式の振動機能は無しだ。
今の最新機器であるNintendo SwitchのJoy-conはどうだろう?
定価で言うと、公式ストアで見ると税込み8,228円という価格だ。
こっちは小型で無線充電式に、HD振動という細かい振動機能がついてる。
価格差で見ると、N64コンとJoy-conだとじつに約3.5倍も違うのだ。
対抗馬であるPlay Stationシリーズでも同様の傾向があるよ。
初期のDUAL SHOCK(PS)と、現在の主流であるDUAL SHOCK4(PS4)って感じ。
両方触ったことがあるゲーマーなら、明らかに後者は機能盛りになってるのを知ってるはず。
どっちにしろ、ぶっ壊したら今のほうがダメージはデカいのです。
ゲームをする前に確認・準備したいこと
出来れば怒りに任せて壊さないのが一番良い。
しかしとっさの感情を押さえつけるのも、時と場合によっては難しい。
だから突発的に破壊行動に出てしまう、ゲーマーたるものあるある過ぎる。
もしそうなった場合に備えて、始める前に簡単な準備をしておく。
気持ち的にはクールダウンを心がけながらのプレイが大事。
そしてやってしまった場合に、布団やら座布団を周囲に敷いておくとより安心だ。
一つずつ説明しておこう!
イライラが募ったらひとまず止めるのがベスト
そもそも破壊衝動はイライラが溜まっていくと発動するもの。
ということは、このイライラさえなくなれば楽しくプレイできるはず。
一番根本的な部分だよね。
とはいえ、突発的な怒りは本当に抑え込むのが大変。
まず大事なのは、自分がイライラしがちなゲームじゃないものを選ぶ。
例えば対人戦にストレスを感じるなら、一人プレイ用のゲームとかね。
まぁそっちも上手くいかずってことは多いが、吾輩はそっちのほうがまだマシ。
人間と対戦は、ハマる人にはとことんハマるがダメな人はダメだからね。
よくある話で、人間の怒りは感じてから6秒間がとっても大事。
ここを我慢さえすれば、7秒後には大きく収まるという。
折角なので、そういう話もあるんだと覚えてとくと便利かも?
それでも怒りが収まらない場合は、全く別のことをして離れるほうがいい。
一度ゲームから時間を置き、漫画なりを読むでもなんでもやっておこう。
もはや一度寝るとかでも問題なし。
最も最強な対策は、シンプルに距離を離すのが大正解。
全然違うことで気分転換をすれば、また落ち着いてゲームができるから。
もちろん吾輩も、上手くいかなくなってくるとよくコントローラーを置いてるよ。
ベッドに体を放り出したり、You Tubeで動画を見れば気分が変わる。
日をまたいでみると、またやりたくなってくる気持ちも出てくるから。
くっついたり離れたりするのもすごくいいよ~。
ゲームはそうやって気分を変えつつ、色々楽しんでいくものだ。
周りに柔らかい布団や座布団を敷く
どうしても投げつけ行動に走った場合を考えておこう。
こういう場合に備え、クッションになるものをすぐそばに置いておこう。
できればそこそこ広い範囲をカバーできる、布団や大きめの座布団がベスト。
我輩、実はこれに何度か救われたことがあるよ。
直近で一番覚えているのは、3DSでMHXXをプレイしていた時のころ。
コントローラーじゃないけど、本体を触って操作してるから同じと言うことで。
モンハンって、強力なモンスターを己のみで狩るゲームなんだけどね。
基本的に、2~3発攻撃を受けるとこっちはすぐ倒れちゃうのよ。
逆にモンスター側には、何度も何度も攻撃してやっと倒す。
そういうバランスのアクションゲームなのだ。
このゲーム、よくあるイライラ要素としてこういうことが起きるんだよ。
・理不尽な当たり判定で死ぬ
・ギリギリの体力のところを小型モンスターに小突かれて死ぬ
・何十分戦った挙句にクエスト失敗
・仲間キャラが意図せず足を引っ張る
なんてこういうことが、時に頻発したり重なったりするもの。
知ってる人なら共感してくれると思うが、本気でブチ切れたくなるんだよね(笑)
ある日、自室でプレイしてたら上記のことが短い時間に何度も起きてさ。
無言で手に持っていた3DSを思い切りたたきつけてしまったのだ。
ただ幸い、すぐ横にベッドがあったのでたまたまそこに投げつけたんだよ。
ボヨンとバウンドこそしたものの、しっかり衝撃を吸収してくれたベッドの布団。
ほぼダメージ無く、3DSは異常がないままデータも保持されてました。
我に返ったときは「やべえ!」と焦ったけど、事なきを得て本当に良かった…。
その後も3DSとMHXXは飽きるまで、なんだかんだ長時間吾輩を楽しませてくれた。
マジで壊れなくてよかったよ…。
とまぁ、まさかの時に助けてくれる可能性があるんだ。
とりあえず柔らかくて大きいものを周りに置くだけで、大惨事を防いでくれる。
大事に扱うべきゲーム機器を、おざなりにするのはゲーマーの風上にも置けんが…。
やっちまう時は誰でもやっちまうから、準備しておけば損は無いよ。
後はコントローラーにシリコンカバーを付けるのも大事。
多くの人は、汚れ防止のために何かしらカバーを付けると思うが…。
硬いハードカバーじゃなく、ソフトな質感のシリコンカバーがおすすめ。
触り心地に好みが出るから、もちろん無理強いはしないけど。
ゲーム機器は大事に大事にしよう
どんな遊びも自分の状態は万全にしてから!
飽くまでゲームだし、失敗したからと言って人生終わるわけじゃない。
ゲームを生業とする人間じゃなければ。
一番大事なのは、イライラした時こそ冷静さを保つ努力をすること。
そしてやらかしたときのために、デカいクッションなどを敷いておくこと。
この2つだけでだいぶ余計な被害は無くなるはずだ!
叩きつけたところで、深い後悔と被害に見舞われるのは自分自身。
ゲーム機・周辺機器を破壊した時のショックは計り知れないからね。
自分のペースで、ゆっくり楽しんでゲームをしよう!
今回はここまで。
ゲームは楽しくなれる趣味の一つ。
時にイラつく感情とは、上手に付き合いながらプレイしていきたいね。
落ち着け、さすれば道は開かれん。