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他人を頼れない気持ちって実は厄介 ”相手にかかる迷惑の度合い”を考えてみよう

  • 2018年11月15日
  • 2019年11月24日
  • 体験談

 

「人に頼ることにどうしても抵抗がある…。」

「頼るとなんだか負けた気分になる気がして頼る気にならない」

困っているときでも相手を頼らない人はこんなことを考えている可能性が高い。

 

人の性格によって誰かに助け舟を求めるのがなんか嫌ってあるよね。

俺もその性格が強いんだけど、この考えを貫くのは非常に損している。

どうしたら人を頼れるようになるか、あなたの意識を解き解して見せよう。

人間一人だけだと出来ることに限界があるのだ。

 

 

他人を頼れない それは”頼るという行動に抵抗を覚える”から

 

日ごろ生活するうえで、仕事でもプライベートでもどっちでもいいんだけど。

自分が困っていることに対して、あなたは普段どう解決を図ることが多い?

これも人の考えによって取る行動がバラバラに分かれやすい。

ある人はさっさと周りに助けを求めたり…。

別の人はいったん自分で何とかできないかを考えてから周りを頼ったり…。

はたまた問題を先延ばしにしてしまったり…。

いろんなパターンがあるよね。

 

もちろん困った時に自分で解決しようとする心構えはとても大事。

己の能力アップにつながるし、知識の習得にも役立つ。

これが出来る人は周りからも信頼されるし一目も置かれやすい。

 

ただしどんな人でも全てにおいて完全に対処できるわけじゃない。

どれだけすごい人でもわからないことは絶対にあるし、他の人が詳しいのもままあること。

完璧な人間は誰一人としていないから、どうしても補わなければならない場面が出てくる。

このときはじめて人を頼ることになるのだが、ここに抵抗を覚える人が一定数存在するのよね。

これが行き過ぎると結局何も進まないし、下手すると余計な手間が発生する厄介なことに繋がるかも。

必ずどこかで頼るシーンが目の前に出てくるから、困ったらきちんと周りを頼って欲しい。

かけていい迷惑とかけちゃいけない迷惑を線引きしておけばその抵抗も薄れるよ。

意固地になるのは本当に損しかないことを覚えてほしい。

 

 

 

そもそも頼りたくないと思うのは何でなの?

 

まず知っておいてほしいのは、他人を頼りたくないと考えたくなる動機についてだ。

心理的抵抗があるからか、こんなことを考えやすい。

・借りを作るみたいでなんか嫌だ
・自分が無知であると相手に思われるのが癪
・相手の時間を奪って迷惑をかけてしまうから
・そもそも頼ること自体がめんどくさい
・それくらい自分だけで解決できる根拠のない余裕

 

うん、これ普段の俺が思いやすいことだわ。

ここに現れているのは余計な気遣い・恐れ・怠慢・虚無の余裕だとわかると思う。

もちろんどれもこれもあったところで何かの役に立つわけじゃない。

しかし俺が考える最も致命的なのは、余計な気遣いで考えすぎだって部分だな。

元来の性格で優しい部分や気配り上手が多めな人にこれが現れやすい。

それ自体はあると人から好かれる要因になるし、そういう面では困るものではない。

 

ただ残念なことに、優しい成分多めの性格を持った人はとにかく損をしやすい。

貧乏くじを引かされる場面も多い上に、他人に対して必要以上に配慮をしようとする癖がある。

その結果、誰かを頼るという場面においては正直マイナスにしかならないのだ。

強ければ強いほど頼れなくなり、自分だけでどうにか抱え込もうとしてしまいやすい。

こうなるともう手に負えない。

気付いたときには本人にも周りにも大変な影響を与えてしまう恐れが…。

 

特に仕事においては時と場合によっては死活問題になる。

困っても周りにわかりやすいSOSを出せないと、当然他の人はなんのこっちゃかわからない。

ようやく事態が露見したときにはもはや手の付けようがないほど酷いことになってるなんてことも。

結局周りに迷惑がかかるし、自分も更に精神的に追い込まれることになり何も良いことが無いだろ?

アナゴン
優しさは時として罪なり。
コール
何で僕のほうを見るのさ~…。

 

 

別に人間同士なんておんぶにだっこでいいんだよ

 

まずそういう性格を持った人は、その優しさを誇ってあげてほしい。

そのうえで一つじっくり考えてもらいたいことがある。

誰かを頼りたいときに、それは「かけていい迷惑なのかかけちゃいけない迷惑なのか」だ。

頼れない気質の持ち主は、世の中のほとんどの出来事に対してかけちゃいけない迷惑だと思いがち。

けっして全部が全部そうではないことを頭に入れておこう。

そこさえしっかり区別できていれば、少なからず他人を頼る抵抗感は薄れる。

 

 

かけていい迷惑は、自分がかけられる側になった時にどう感じるか?

 

こっちに関しては、基本的に自分が何も知らない初心者という立ち位置にいると仮定しよう。

そこから湧き出た質問は困ったことに対して、自分だけで解決できる?

多分大半は出来ないorできてもかなり時間がかかるパターンが大半。

少し考えてみて駄目そうなら、次はこれを考えてみてほしい。

「いま相手にこの質問や解決の手助けを求めたら、確かに相手は迷惑を被る可能性がある。

しかしこの今かけた迷惑は、逆に自分が受け手に立った時にダメな迷惑と感じるかどうか?

ここに主眼を置いてみるとどう?

 

例えば仕事をしているときにわからないことがあったとしよう。

確かに周りに質問すればやり方を教えてくれるかもしれない。

同時に相手の手を止めることになるが、それが果たして迷惑に感じるだろうか?

時と場合によるかもしれないが、相手が一生懸命解決に導いてもダメだったら手を差し伸べてくれるはず。

そういう時にかかってしまうモノは、別にかけていい迷惑だと思うのね。

 

一時は確かに相手の手が止まるかもしれないが、次は同じことが起こったら聞く必要は無い状態にできる。

すると次回以降はその部分において相手の時間を奪うことは無くなるわけだ。

そうすりゃ自分で作業が進むし、相手の邪魔をすることも必然的に0になる。

こういう場合は、最終的にプラスの方向を働くのであればかけていい迷惑に分類される。

ケースバイケースなので全てが当てはまるわけではないが、そう考えると誰かを頼ることも得じゃない?

ダッフィー
必要な助け合いはお互いでやるべきだな。
ジェラトーニ
じゃあ僕を助けると思って日ごろからもっと構ってよ!
ヴェーゼ
ちょっと何言ってるかよくわからない。

 

 

かけちゃいけない迷惑は一方的に相手が損失を被ることだ

 

じゃあ逆にかけちゃいけない迷惑は何だと思う?

相手の手間を煩わせた上に、のちに何も得るものが無いorむしろ失うような行動を取ることだ。

こうなるとまさしく救いようがなく、そもそも他人を頼る意味がなくなってしまう。

ちょっと考えてこうなりそうなら、そこには手を出すべきではない。

 

 

例えばこれも仕事上で考えてみようか。

分からなかったことが出てきたから、質問して解決に導こうとなった時。

ここまではさっきと同じように掛けていい迷惑の範疇に入る。

ただしその後、質問者の取った行動によってかけてはならない迷惑になってしまう恐れがある。

わかりやすいのは同じことを何度も何度も聞き返すことかな。

2~3度くらいならいいかもしれないが、5回以上ともなるとただ相手の手間を煩わせているだけだ。

だって話を聞いてないと判断できるうえに、自ら改善しようと努力してない証拠になるから。

同じ場面に遭遇したとき、何度も相手の手を止めるようでは話にならないのが想像できるだろ?

自分でどうにか出来るきっかけを手に入れたのに、死蔵させていると全く意味がない。

後々になっても無駄なことを繰り返すほど周りは甘くないと思う。

逆に自分がそれをやられたらイラッとするだろ?

そういう迷惑のかけ方はしちゃいけない。

一回で覚えろとは言わないが、覚える努力はちゃんと見せなきゃダメ。

 

この辺は一回相手の元へ行く前に1~2分考えてみるとなんとなくでもわかるはず。

一時的にかけた迷惑は、のちに自分がどう動けば最終的にプラスに動くか?

これを考えたうえで他人を頼りにしよう。

大丈夫。

ここをしっかりと分かってさえいれば、相手は察してくれることが多いから。

特にあなたが初心者であればあるほど人を頼る機会は多くなるけど…。

あなたの意識が他人には言葉や態度を通して結構伝わっているものだよ。

 

 

 

他人を頼ることは迷惑ばかりではない

 

結局のところ、他人を頼る=すべてが迷惑という図式は必ずしも成り立たない。

それは場合によるところが大きく、悪意があるわけでもなければ大半は気のせいです。

自分の中で大丈夫そうかそうじゃないかを決めておけば、頼ることに抵抗は少なくなる。

よっぽどのことじゃなければどんどん人を頼ったほうが、後々得するのは自分と周りよ。

 

 

頼っても問題なさそうだと判断できれば、臆せず他人を頼ろう。

わからないことは他の人に聞くべし!

 

 

今回はここまで。

ただし頼ると言っても、アテにするのとはわけが違うからね。

勘違いすると後者になりがちなのでそこは要注意だ。

 

 

やっぱりここは他の人の力を借りたほうがよさそうだ。