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マルイのデザートイーグル ガタイのいい漢になる願望を叶える【レビュー】

公開日:2018.1.29
最終更新日:2022.10.21

 

「デザートイーグルはデカい拳銃=すげえつよそうでかっこいい!」

この銃を写真で見た中学生当時の吾輩は、こんなことを考えていたよ。

なんでもサイズが大きいものって、男心をめっちゃくすぐるよね(笑)

 

長年経過しても上の想いが無くならず、とうとう買ってしまったデザートイーグル。

今回は、東京マルイ製のクロームステンレスモデルをご紹介するよ。

ビッグサイズなハンドガン好きには、絶対外せない一丁になるでしょう…。

わりと扱いづらい部類の銃だが、使いこなせればめちゃんこイケメンや!

 

デザートイーグル ロマンだらけの自動拳銃

当記事を見に来てくれた方は、このデザートイーグルの存在は知っていると思う。

ちなみにどんなイメージを持ってる?

 

大概の人は最初の吾輩と同じような感じのはず。

デカい、重い、威力が頭一つ抜けてるといった具合かな。

大体その通りで合ってるよ。

船で言えば巨大戦艦ヤマト的な?

 

実銃だとどこかの国の軍隊に正式配備される、なんてことはなかったが…。

見た目や威力に取りつかれたファンが多く、商業的には成功している。

民間人からの人気が根強いため、世界中で知名度のあるモデルといえるね。

ラガン
大きいものは昔から男の憧れ!

 

さてそんなデザートイーグルだが、エアガンとしても最大手メーカーが製品化している。

東京マルイが作っているが、吾輩が入手したのはクロームステンレスモデルのもの。

ぶっちゃけマルイ製といえど、サバゲー用というより鑑賞向けかな。

デカいゆえにじゃじゃ馬だが、てなづけられれば一躍ヒーローだ!

 

レビュースタート 非常に眩しい銀色がステキ♡

さっそく製品を見ていこう。

外箱→中身の順番に説明するよ。

 

マルイ製の本モデルは、バリエーションが3つあるよ。

特にクロームステンレスは、派手ではないけど最も目立つカラーと言えよう。

 

黒い背景に、きらりと輝く銀色の大きいボディをあしらったパッケージ。

商品名も背景に合わせるべく、黒字に銀の縁取りが加えられている。

ぶっちゃけ中身入りの箱の時点で、他のエアガンよりかなり重たく感じるな…。

しかしデザートイーグルは、そうでないといけないモデルなのだ。

 

パッケージと同じ色で、銃にフィットする形の発泡スチロールでかたどられる。

重さを考慮してなのか、このスチロールは触ると固めな感じがするなぁ。

明らかに他の銃のパッケージに使われるものより、堅牢性がしっかり担保されてるよ。

 

ちなみにマガジンは写真だと、本体に一本と左下に一本入れてるけど…。

通常は左下のマガジンのみ付属するので注意してね。

買った当時はサバゲーをしていたので、予備マガジンとして2本目を買ってたんだよな。

結局数回参加して、サバゲーに面白さを見いだせなかったので辞めちゃったけど。

 

 

箱から取り出して全体を眺めてみる。

単体で映すと、どれくらいデカいのか少しわかりにくいかな?

ただ拳銃をある程度知ってる人なら、銃の上部が横に長いと感じるはず。

そのままの状態でこれだからね。

 

手で握る部分と一部の箇所以外、キラッキラのシルバーカラーになっている。

色合いは派手ではないものの、輝く銀と大きさが相まってかなり目立つよ。

いっさい隠れもせず、目の前の敵を大きな弾で破壊するという銃のたたずまい。

これこそデザートイーグルという銃のイメージにピッタリなんだよ!

ジェラトーニ
キレイな銀色だけど僕の美しさには勝てないかなぁ(ニヤニヤ)

 

 

残弾が無くなると、銃の上部=スライドが途中で止まる。

するとさらに横幅が伸びるわけだが、デザートイーグルだと特にすさまじい。

とりあえず見てくれ。

多くの拳銃は、スライドすべてが動くのでそのまま後ろに下がったままになる。

ただしデザートイーグルは、ごらんのように後ろのほうのスライドだけ下がる仕様。

さらなる威圧感をまとわせるのだ。

クールすぎるぜ…。

 

銃の細部を確認 銀色ゆえの難点もある

お次はより銃の近くに寄って、細かいところをチェックしていくよ。

がっつり銀色なので、汚れ等がはっきりわかってしまいがちなのがマイナスポイント。

素手で触ると、指紋の汚れとかが残っちゃいやすいんだよね。

なので気になる場合は、メガネ拭きとかで優しく拭くのがいいかもしれない。

我輩はべたべた触りすぎてしまって、ちょっと美しさを損ねてしまったかも…。

ちゃんとメンテナンスすれば大丈夫よ。

 

スライドに施された刻印や文字類だ。

1枚目は銃の左側面に掘られたもので、「メイドインジャパン」の表記。

安心の日本製だ。

 

2枚目はちょっとボケてしまったが、イスラエルの銃器会社でつくられたという意味の文。

銃の右側面にこれが彫られてる。

そうそう、この銃は中東で作られたんですよ。

 

3枚目は左側面に戻り、シリアルナンバーと左に小さく「ASGK」の文字。

いわゆる”日本の銃規制にちゃんと適合している”、という意味だよ。

タート
これが守られてないと銃刀法違反になるよ。

 

ちゃんとした販売店で売られているエアガンなら、必ず守られているから安心して。

これが海外製モデルかつアングラな店で買った、とかなら気を付けないといけないけど…。

 

 

エアガンは出力できるパワーに上限がある。

その範囲内で、できるだけ弾の飛距離を伸ばすシステムがHOPUPと呼ばれる機構。

マルイ製のデザートイーグルは可変式で、スライド分解の必要が無いため調整がラク。

 

スライドが後ろに止まったままの状態で、上から銃を眺めるとこんなものが見える。

HOP→と書かれたダイアルなのだが、指で右側に回すと効き目が強くなるぞ。

効力を増せば増すほど、飛距離は伸びるが弾道が不安定になるから気を付けて。

細かく調整したいときに、スライドが後ろにあるだけで見えるからマジで楽。

クタちゃん
お手軽なのは良いことだクテャ!

 

 

スライド後方側に目を向けてみると、ハンマーと安全装置がある。

両方とも本体カラーに合わせて、ちゃんと銀色に染められている。

 

安全装置は真ん中に赤丸が付いているレバーのこと。

写真の状態は射撃可能で、レバーを下げると引き金が引けなくなるよ。

この安全装置は反対側からでも同じ操作が可能で、利き手を選ばないのは大きなメリット。

 

右端上部にあるのがハンマーで、これが射撃時に連動するパーツだな。

いたってよくある形状だね。

 

 

実際にデザートイーグルで狙いをつけると、こんな見た目になるよ。

中央にある細くて黒い棒っぽいのが、フロントサイトと呼ばれるパーツ。

そして手前にあって左右に広がる黒いパーツが、リアサイトというやつ。

リアの中心にフロントが来るように見るが、両方とも黒いので狙いやすくはない。

まぁ生まれた年代的に、ここまで手が加えられていないのはしょうがないか?

 

 

お次はトリガー(引き金)周りだ。

トリガーそのものや周辺にあるガードもすべて、銀色で統一してある。

トリガーが動く範囲は狭いものの、指で引けばカチっとした感触が伝わる。

弾が発射されたかどうかが非常にわかりやすく、ここは好感が持てるよ~。

 

すぐそばにある丸いネジ頭っぽく見えるのが、マグキャッチボタンだね。

ここをおすとマガジンのロックが外れて、本体から取り出せるよ。

自重で落下してくるため、必ずマガジン底部に手を添えてからボタンを押すこと!

ダッフィー
マッ〇おじさんがよく言うやつだな。

 

 

普段は気にしにくい場所だが、銃を下から覗くと仕上げの丁寧さがわかりやすい。

成形時に発生しやすい”パーティングライン”の有無だ。

そのままだと金型からはみ出した素材が固まり、一本の盛り上がった線ができちゃう。

この線をきれいに無くすと外観は良くなるが、コストがかかっちゃう。

メーカーの方針や、その時代にあわせて変わってくるよ。

じゃあマルイ製のデザートイーグルは、結局どうなっているの?

 

光を当てると、中央に一本の線があるってのがわかるはず。

ただし触ってみると、盛り上がった感じはほとんどないってのが嬉しい。

マルイ製はコストダウンのため、ここはそのままにしてあることが多いのよ。

しかもデザートイーグルは発売してから結構経つことも考えると、かなり頑張ってると思う。

 

 

手で握る部分のグリップに目を移してみよう。

ランダム模様の滑り止め(チェッカリング)が入った、黒のグリップだね。

中央にメダル模様もあるが、見た目は質実剛健とした感じだな。

 

ちなみにラバーコーティングされており、触ると当然ゴムの質感が手に伝わる。

普通のプラスチックより滑り止めが強く効いており、手からすっぽ抜けにくい。

我輩はこのラバーの感触、とっても大好きだわ♡

 

それでグリップの太さなんだけど、ぶっちゃけかなりデカくて厚い。

我輩の手の大きさは成人男性の平均より少し小さめくらい。

握りきれるけど、完全にフィットさせるには若干手の大きさが足らない。

というか日本人男性の体つきを考えると、多くの人には合わない気がする。

クタちゃん
女性の小さな手では言わずもがなクテャね…。

 

 

最後はマガジンだ。

こちらもボディカラーと合わせて、ほとんどが銀色になっている。

表側は段数の数字、裏側はマルイ製である文章の刻印入り。

装弾数は27+1発だね。

更にマガジン自体が大きいので、若干ガスタンクも大きめになってるよ。

だからと言って寒さに特段強いわけじゃないが。

 

吾輩の個人的な総評 デカいゆえに人は選ぶモデル

デザートイーグル最大の特徴と言えば、全てにおいて大きいこと。

ここがメリットにもなりデメリットにもなる、諸刃の剣ではあるかな。

とりあえず先に悪い点から列挙しようか。

・とにかく重く、エアガンとしても1kgを超えるので携帯性が悪い
・重量がある分、手ブレが発生するので狙いづらい
・デフォルトのままだとオプションパーツが付けられず、拡張性が低い
・グリップの太さが日本人に合いにくい
・マルイ製の中ではちょっと値段が高め(ブラックならその限りじゃない)

 

特に前者2点は大きさと重量によって発生する問題点。

これがデザートイーグルの使いづらさに拍車をかける、そんな要因だね。

男性でも厳しい面が多いので、女性だとその欠点はより顕著に感じるかなぁ…。

 

 

しかし見た目が好みならば、ぶっちゃけ重さとかデカさは些細な問題。

逆に吾輩が思うデザートイーグルの良いところがここ。

・サイズもデカけりゃ存在感も大きい
・長めの銃身は弾の加速を助けるので飛距離も伸びやすい
・HOPUPの調整が分解を必要としないのですごく楽
・専用エンジンにより、射撃時の衝撃は比較的重めのものが手に伝わる
・トリガーにクリック感があるので、引いた感触で発射されたかがわかりやすい
・ラバーコーティングのグリップは触ってて気持ちいい
・発売時期を考えると、マルイ製の中ではメッキ仕上げがかなり丁寧

 

とにもかくにもどっしりとした姿が、非常に中二病心をくすぐるのだ。

ロマンにステータスを振ったような銃なので、多少の使いづらさはしょうがない。

ただ東京マルイ製なので、動作の信頼性は抜群なのは安心材料でしょう。

バリエーションも銀色を含め3種類あるので、なんだかんだ人気の機種じゃないかな。

 

 

つもるところ、実用性は決して良いとは言えないが完成度は高めなモデル。

サバゲーでも問題なく使える性能だが、マルイ製の中では鑑賞向けと言えるでしょう。

もしサバゲーでガンガン使うつもりなら、ある程度の使いづらさは許容すべし。

ただ吾輩は、こいつを使いこなせる紳士淑女は相当なイケメンだと思う。

 

終わりぎわの余談

最後はおまけの話になるけど、この銃を買ったきっかけが初サバゲー参戦なのよ。

それで何度か実践で使ってみたことがあってさ。

サブ武器として腰にぶら下げていたが、まぁ重くて走りづらかったなぁ(笑)

というわけで、サバゲー用途にはあんまりお勧めできないってところ。

アザラシちゃん
ぴ~、ぴぴぴ~。(ここで携帯性の悪さを感じたのね)

 

しかも銀色がきれいだから、傷物にするのもなんか気が引けやすいし。

もしどうしても外でデザートイーグルを使うなら、ブラックモデルのほうがいいかも。

クロームステンレスモデルはお家に飾って家宝にしよう!

 

 

あと、しばらく経った後にマルイから限定品のバリエーションが出たよ。

バイオハザードコラボモデルの一つである、ライトニングホークちゃん。

こちらは見た目、値段共にかなり尖った製品でまさにマニア向け。

我輩はバイオシリーズ一個もやったことないけど。

そちらもレビューしてるので、良かったらチェックしてみてくれな。

 

 

ブラジャーより付き合いが長い、という言葉が似合うようになりたい。

(エアガンレビューまとめページはこちら)