サイト内検索はTOP左上 お問い合わせは右上のメニューからどうぞ 2022年11月より運営主が新しい職場で働き始めるためバタバタしてます

物撮り写真の質を向上させるために、コツをつかもう。映す”ライト”編。

 

実家暮らしながら、食事洗濯以外でどこまで何でもできるようになるか、日々試行中でございます。

ここ最近のトレンドは、自室でいかにきれいな写真を撮れるかに心血を注いでいる。

興味のあることで、あれこれ考えるのはとっても楽しいよね!

 

先日ようやく、自室にできた自作の撮影ブースを完成させた。

しかし写真を撮ってみると思ったのと違ったので、まだ改良の余地があるなと思ってどうすればいいのか悩んでいたのよ。

そこで今回は、新たに追加したもの(サブのライト)でどれほど違うか見ていくぞ。

 

そうか、単純に増やせばあるいは…?

 

 

 

 

 

 

 

 

写真がまだまだ暗くて、四苦八苦していた

 

実はせっかく撮影ブースを完成させても、イマイチ写真の明るさが足りなくて納得がいっていなかったの。

(詳しいことは、こちらを見てね)

今写真撮影で使っているのが、自前のスマホなんだけど…。

 

スマホって手軽に撮影できる反面、とにかく少しでも被写体が暗いと途端に上手く撮れなくなる。

最も撮影機材として使うには、暗いところが苦手なモノなんだって。

どうもそのままのレンズだと、一般的なカメラのレンズに比べて集光が難しいらしく暗くなってしまいがちなんだと。

 

それでも、何とかスマホのままで上手く明るく映らないかあれこれ考えていたのよ。

それで前回思いついた改善策の一つが、余計な光が入らない”夜”に撮影することだった。

この方法は、室内で人口の光のみの撮影をするなら太陽光はむしろ邪魔な存在になる。

なのでそれが邪魔にならない、夜に撮影してみたらどうかということで試してみたんだよね。

 

 

次なる策は、やっぱ1灯体制よりも2灯体制にしたほうが明るくなるだろうか?

という単純な改善策を試してみようと思って、今回検証してみたよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

元の明るさが増えないなら、ライトを増やすしかない

 

これも実に、色々なブログを見て考えたことなんだけどさ…。

元の明るさがイマイチ足りないなら、どうすればいいかものすごい単純だよね。

増やせばいいんだよ。 

 

いくら撮る場所を整えても、撮影で最も大事なのは明るさだって聞くし。

Omochiは写真撮影はズブの素人だけど、自分より詳しい方がネットでその知識を披露してくれる。

そこを読んでみると、撮影の極意で半分以上大事な要素はやはり光らしいのよね。

だから明るさが足りないと、いくら背景とか上手く撮れるようにセットしてもダメなんだって。

 

 

確かに時間帯を変えて撮影すれば、よりよく映るようにはなった。

しかしそれでも、自分が欲しいと思うレベルの明るさに達していなかった。

なので単純に明るさを一つ、増やして撮影してみたってわけなのよ。

 

 

 

新たに戦力に加わる、LEDライトはこちら

 

というわけで、新たなLEDライトを昨日購入したよ。

昨日一回部屋の掃除をしたときに、机の上も軽く整理した。(まだ汚いけど)

その時に今回使うライトを、試しに設置してみた。

これは、山田照明(株)から発売されている「Z108-LED ホワイト」だよ。

ネットでどれがいいか、色んな所を探ってみて選んだんだぜ!

(後日、このライトの細かいところを見ていこうと思うよ)

 

 

これを太陽が落ちた後の、自作撮影ブースにかけ合わせると…。

このようになりまする。

左は当然、メインで使っているLEDライト。

右手前は、自作のレフ版。

そのレフ版のちょびっと奥に、今回のサブライトを設置。

 

因みにこのサブライトは、机の天板に万力のように挟んで固定するタイプのモノ。

説明書によると、55mmほどまでは挟めるそうな。

テーブルの天板の厚みは、念のため確認しておこう。

ともあれ、改良したブース(1灯加えただけだが)が出来たのでその威力をみていこう。

 

 

まずは立体物であるフィギュアから

 

一番初めは、最も映し方を悩ませていた立体物であるフィギュアから。

フィギュアって、良く作り込まれているものほど造形が細かい。

ということは、それだけパーツの表面の凹凸が増えるので影もたくさんできやすい。

何とも悩ましい被写体なんだよね…。

 

まずは「シャイニング・レゾナンス」より“キリカ・トワ・アルマ”さんをネタに使ってみる。

上から順番に

①メインライトのみ

②メインライト+銀レフ版

③サブライトのみ

④サブライト+銀レフ版

⑤メイン・サブライト両刀

⑥メイン・サブライト+銀レフ版

で比較してみたよ。

 

メインライトのみ

もちろんメインライトの光量は、最大に設定済み。

斜め左後ろから、半逆光ぎみに配置してある。

 

やはり光が差す方向の部分は明るく映るが、影となるところがかなり強く出る。

顔の暗さが、物凄い顕著だね。

 

メインライト+銀レフ版

次は右手前に、銀のレフ版を使って反射させている。

ここまでは、撮影ブース改良前と同じだよ。

 

影となる部分は、レフ版が光を反射するおかげで大分マイルドになった。

顔もこれで、大分よく見えるようにはなったのが分かる。

しかし全体的な写真の明るさとしては、正直イマイチなところ。

 

 

サブライトのみ

今度は右側に設置した、サブライトのみで撮影。

そもそも補助的な使用なので、サブライトだけだと結構暗く見える。

 

おまけに影を和らげるようにしていないので、一番ひどいな(笑)

当然この状態で撮るわけがないのだが、一応比較用として試してみたよ。

 

 

サブライト+銀レフ版

左手前に、銀レフ版を置いて反射させてみた。

サブライトだけでは暗くても、銀レフ版を使うだけで影の部分はだいぶ明るくなるよね。

 

やっぱレフ版の効果って、ここまで違うものなのな…。

 

 

メインライト+サブライト両刀

次はメインとサブを両方点灯させる。

両方とも、半逆光の位置で撮っているためボディ前面はどうしても影ができやすいよね。

 

しかし、注目すべきはそこでなく背景紙なのよ。

2灯使うことによって、白背景紙が以前に比べれば全体的に白っぽく映ってきた。

うむうむ、これは期待できるんじゃないか?

 

 

メインライト・サブライト+銀レフ版

全ての灯りを付けて、右手前にはメイン光の反射を行う銀レフ版を置いてある。

ブース改良前と、改良後の小さい写真を比べるとこう。

 

おお~?

確かに明るく見えるものの、劇的な変化かと言われると何とも言えぬところかな…。

もしかしたら、ライトの位置がちょっと遠かったからその効果を実感しにくかったかな。

 

 

もっとライトの位置をいじって、被写体のフィギュアを変えてみた

 

思ったよりも、劇的に変わることが無かった。

なのでもっとサブライトの位置を近づけて、別のフィギュアを撮って試してみるよ。

 

お次は「To Heart2」より“向坂 環”おねえさま。

比較の順番はさっきと一緒。

 

このように映りました。

試しに、ブースの改良前と改良後で比べてみた写真を並べると…。

 

なるほどなるほど、こんな感じか。

超絶違いがある!…ってわけではなさそうだ。

ただしスマホのレンズ越しだと、イマイチ実感しづらいが肉眼で見ると結構差があるんだよね。

確実に効果はあるのは、実感できる。

 

 

 

平置きした立体物(エアガン)だとどうなる?

 

題材を変えて、次は同じ立体物でありながら自立できないタイプのモノ。

Omochiの持つものでいうと、エアソフトガンを使ってみる。

 

次は2つのみ。

①メインライト+銀レフ版

②メイン・サブライト+銀レフ版

で試す。

題材は、以前にレビューした「ワルサーP38.ac40 シルバー」だよ。

黒いボディよりも、銀色のほうが比較しやすいかと思って。

 

メインライト+銀レフ版

この銃は、グリップ(持つ部分)意外銀色で着色されている。

メインライトのみ照射しているので、左側はよく銀色が分かりやすい。

大して明るくしていない右側は、一応レフ版で反射させているモノの平置きだからなぁ…。

効果が薄いので、銀メッキのボディとグリップの黒が同化して同じように見えるな。

 

 

メイン・サブライト+銀レフ版

メインライトと銀レフ版の位置はさっきと変えずに、サブライトを照射。

するとどうだ?

 

これはかなり大きな違いに見えるんじゃないだろうか!?

若干中央部が暗いのは、恐らく当て方がちょっと良くなかっただけでしょう。

それよりも、暗かった右側から光が入ることによって銀と黒の境目がよりわかりやすくなった。

更にエアガンの細かな造形も、大分はっきり見えるよね。

フィギュアのときより、明るさの違いが分かりやすいだろう。

 

 

これならば、2灯体制にして効果があると自信を持って行ってもいいよな!

 

 

 

布ものをつるして撮影するとどうなる?

 

最後は、Omochiがよく購入するものの一つである「抱き枕カバー」で検証してみた。

ブースの上部ポールから、カバーをクリップで挟んで撮影します。

因みにタペストリーも、同じように撮影できるのでそっちは割愛。

 

ここの被写体は、珈琲貴族せんせーの看板娘である“青山”さん。

先日新作の抱き枕カバーが出たので、購入してきたんですよ!

(細かい紹介は、また別記事にて)

 

 

モノをつるして映す関係上、レフ版は全く役に立たないので…。

①メインライトのみ

②メイン・サブライト両刀

でやってみるよ。

更に光を反射させる必要がない関係上、半逆光ではなく半順光(被写体の斜め手前から光を照射)で映している。

 

 

メインライトのみ

申し訳ない、もうちょっと皺を伸ばして撮影すればよかった…。

現在の状態は、購入してまだ未開封のままで撮影しております。

 

まぁ絵の細かい造形も、わかるは分かるが…。

これだけだと、思いのほか暗く見えるよなぁ…。

 

 

メイン・サブライト両刀

サブライトを使うと、皺の部分にも光が行き渡り影が無くなった。

それにより、全体的に若干明るくなったかな?

 

といっても、ここだとそこまで劇的な変化は感じないなぁ…。

まぁでも念のため、前回吊るして映した別キャラの抱き枕カバーと並べてみるか。

ああ~こう並べてみると、より明るく見えるかな。

ただあまりにもライトと被写体が近すぎると、そこだけ白くなりすぎる可能性もあるからな…。

まぁ効果はあるよね。

 

 

 

ひとまず、撮影ブースはこれで完成かな

 

やはり光の当て方の違いによって、かなり差は出るものの…。

サブライトとしては、効果はきちんとあるね。

なので、撮影用ブースとしてはこれで完成したと言ってもいいでしょう。

 

明るさに関しては、ここまでやっておけばそうそう暗く映ることもないのが分かった。

極限まで違和感なく明るくしたいなら、不自然にならないぎりぎりまでライトを近づければいいしね。

 

現時点で、スマホ撮影の場合はこれが限界に近いかな。

もちろん質を求めだすと、ぶっちゃけこれでも足りねえと言えば足りねえけど…。

 

最終手段は、ちゃんとしたデジカメ以上のモノを使うことになるね。

そこまでやるかどうかは、まだ未定だしこれでも良ければスマホで撮影をしていこうと思う。

 

 

 

今回はここまで。

ひとまず、自分が使いたい自作の撮影ブースはこれで完成とします。

とにかく条件としては「人工光のみなら必ず夜、2灯体制」

が最良だってことが、今回身をもって学んだぜ!

 

 

やはり明るく映るほうが、何かと便利だよ。