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Arcaeaストーリーを簡単に要約&考察㊶ Rotaenoその1

  • 2025年10月29日
  • 2025年11月10日
  • ARCAEA

記事公開日:2021年2月26日
最終更新日:2025年10月29日

 

「話をしよう、もう一度とても不思議でおかしい話をあなたと共に」。すでに存在として無くなってしまったかもしれないあの双子。

彼女らをもう一度表舞台に立たせるために、今回はArcaeaのアーカイブストーリー、”Rotaeno”を読んでいきたいと思う。

 

Arcaeaストーリー Roteano➀

前回はオリジナルキャラである”彩夢”の物語である、”Colorful Dream”を綴ってきた。かつて救われる者だった彼女も、後に誰かを救う側にこれからなるのだ。

自身の能力であるアノマリーを消す力を使い、Arcaea世界に蔓延する悲劇を起こさず、誰にも不幸な目に遭わせないためにこれからの旅をまた進めて行く。

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さてこっちでは、また場面が一転して別のお話へ。Ver5.10.0で追加されたストーリーなのだがある意味異色。もともと他ゲームとのコラボイベントだったんだけど…。

Arcaeaオリジナルキャラ×よそのゲーム(Rotaeno)のキャラにまつわる、コラボレーションストーリーが追加されたのだ。本記事投稿時点ではこんなのこれだけ。

どんな話になるのか想像できないね。

 

エトルナ×イロホッパ

https://arcaea.lowiro.com/ja

 

位置としてはメインストーリー第二部第一章に配置。解禁条件は単純で”Rotaeno”コラボレーションパックの購入&”ルナ&イロ”を、Worldモードで事前に入手しておこう。

話としてはArcaeaオリキャラの”エト&ルナ”が再登場するので、必須ではないものの一応サイドストーリーの”Binary Enfold”の出来事も知っておいたほうが良いかな。

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19-1

暗闇が崩れるような場所を探検していた語り手と妹ルナの断片的な記憶。上下も分からない不安定な空間の中で、遠くに鮮やかな硝子片が見え、その中に「アクア」という水とテクノロジーに満ちた世界が映っていた。

二人は鍵を掲げてその硝子に入ると、空に浮かぶ島々や宇宙船、人型ロボットが行き交う光景に出会う。地上出身の孤児であるルナは好奇心旺盛で、「日没までに潜入する」と祭り目当てに駆け出してしまう。

語り手は微笑みつつ見送るが、ふと記憶の断片を思い出し、違和感に囚われる──この硝子の記憶は罠かもしれない。要するに、ワクワクする異界探索の始まりと、楽しいはずの潜入が実は脱出不能の罠へとつながるかもしれない。

 

まず初めに、誰かの回想から話が始まる。おそらく、話の展開的にこれは姉の”エト”で間違いない。彼女から見た視点の話みたいだ。

そして元来、オリキャラの”ルナ”は最後に姉と共にArcaea世界の崩壊に巻き込まれているため、実態としては存在しない。多分残留思念か何かなのかも。あるいはパラレルワールドとしての話なのか…。ともあれ、ここにある記憶の硝片に映る世界は別の場所の模様。

ダッフィー
多分後者だろうな。

 

それこそ”Rotaeno”の世界だと思うんだけど、ここに入ったら楽しい探検とは裏腹に、もう出てこれない一種の罠なのかもという少々不穏な展開に。

 

19-2

アクアの夏祭り会場で浮かぶ港を前に、ルナと語り手は潜入計画を進める。浮空島が公開されるこの日は警備が厳しいが、混雑の隙を突けば乗り込めるはず――そう考えた語り手は意気込む。

港で足を止め辺りを窺っていると、角で別の少女と激しくぶつかり転倒。ぶつかった相手(青い帽子の少女)は素早く打ち解け、「あんたも潜り込むの?」と話しかけてくる。二人は互いに自己紹介を交わし(青い帽子の子がイロ)、即席で協力関係を結ぶ。

警備の目を観察した語り手はタイミングを計り、「3、2、1」の合図で警備の背をすり抜け、イロとともに船腹へ飛び乗って貨物室めざして滑り込む。

 

とにかく”ルナ”は別世界を探検したくて仕方ないため、港に突っ込みそこから見える浮遊大陸的な場所に潜入したい。と思いを巡らせる中、ある少女とぶつかってしまう。

その娘はこの世界の住人である”イロ”といい、目的が一致したため潜入を協力して行うことに。そのためにはまず、船に乗り込まないといけないみたいだ。

アザラシちゃん
(…ワクワク)

 

19-3

エトはルナと一緒に硝子の記憶に潜入して浮遊する「アクア」の世界を探索しているが、当初の軽やかな気分とは裏腹に長時間の潜入で不安を募らせている。

記憶が欠落したり改変されたりしており、「この自分」が本来どんな役割の人物だったのかが判然とせず、記憶そのものが混濁しているため出口や真偽も掴めない。美しい景色や浮遊島には惹かれるものの、時間の経過とともに不安が増し、地元の者やロボットに尋ねても事実は残らない。

この「記憶」の中では情報が定まらないようだ。

そんな折、ホッパという小さな女の子と出会う。ぶつかって転んだホッパを助けると、彼女は浮遊島へ行かなければならない、あるいは誰かに探してほしい事情があるらしく、慌てながらもチケットを見せる。

ホッパは事情の詳細を語らないが、浮遊島行きのチケットを持っている点が重要で、通常なら貴重なはずのそのチケットを彼女が使っていない理由に語り手は疑問を持つ。

 

アクアの世界における”エト”は、現地かつ浮遊大陸の住人という役割を持っているらしい。細かいことはわかっていないけど、現時点では”ルナ”とは長時間の別行動中。

そんな中で、彼女はまたこの世界の住人である”ホッパ”と出会った。この娘も何らかの事情で浮遊大陸へ行きたいようだが、なぜこの娘が船のチケットを持っているのか?

これは相当貴重なものなので、一介の娘が手に入らないようなシロモノみたいだ。それを知った”エト”も何かを考えているようだが…。

ジェラトーニ
イケないことかな?(ニヤニヤ)

 

19-4

船の中は思ったより狭く、窓もなくて不満が渦巻いている。イロが「窓どこ?」と騒ぎ出すと、ルナはすかさず静かにさせる。倉庫だと知らなかったイロは慌て、それを見て彼女は少し呆れつつも相手をあしらう。

会話は転じて互いの「役」についての話題に。イロはルナの格好を見て浮空島出身か剣士かと想像するが、彼女はどれも違うと否定する。

さらにイロは「アイドル」なる存在を話題に持ち出すが、ルナはその単語にピンと来ない。彼女はアイドルを「銅像」だと勘違いしたりして、イロは驚愕と呆れを同時に見せる。ルナ側の記憶が何か混濁しているため、こうした基本的な語彙や文化的な常識すら齟齬が生じていることがにじむ。

イロは熱心にアイドルの名前や流行を並べ立て、ルナをその世界へ引き込みたがる。彼女は最初は戸惑いながらも「音楽ならできる」と軽く言ってみて、イロに「じゃあアイドルになっちゃえ!」と煽られる。

ルナは照れや抵抗をみせつつ、「遠慮しとく」と返すが、イロは音源や動画を小声で見せ始める。船内が狭くても、二人でこっそり音楽を共有する時間は心地よかった。

 

船に忍び込んだ”ルナ&イロ”。それぞれ話をするうちに、お互いの役割について会話を続ける。”ルナ”はこの世界での孤児であるが、剣士でも浮遊大陸出身でもない。

そして”イロ”にアイドルのことを話されるが、文化が違うのか”ルナ”はわかっていない。けど、歌を歌うことを言われてそれならできるかもという返事をした。

そもそもアイドルがどういうものかを知るために、”イロ”は彼女に動画を見せて楽しい時間を共有したという。キミたち、いまこっそり忍び込んでるのに余裕だな。

クロミちゃん
アイドルは憧れるワネ。

 

エトとルナは別々の出会いを

とりあえず”Rotaeno”の物語前半部はここまでかな。再び”エト&ルナ”が登場してくれて嬉しいが、ここでは珍しく別々に行動しているみたいだ。それぞれこのアクアという世界で出会ったキャラクターと一緒に、今後どのような展開をするのか気になるところ。特に”エト”は何をする気なのか…。

”ルナ”は相変わらずです。

 

今回はここまで。次はストーリーの後半へ。

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ちびキャラ(Arcaeaストーリー要約&考察記事誘導用)
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