「会社役員は確かに偉いが、過度に偉そうにしすぎな人いない?」
「経営者は社員を振り回しすぎて、こっちは本当にうんざり…。」
まぁ役員に限らず、自分より立場が上の人相手だと似たようなことを悩むよね。
俺も働き始めて明確に目上の人が沢山出てきた。
もちろん中には気の良い人もいるが、たいていは正直嫌な相手ばかりだ。
ぶっちゃけあなたも、目上の人のほうが嫌いな相手は多いでしょ?
そこでふと思ったのが、“従業員と経営者層は間違いなく相いれない存在”だということが分かった。
両者とも欲しい実益の方向性が反対に向いているから、溝は無くなるわけがないよ。
経営者と従業員が欲しがるものは対極にある
企業や団体を構成するにおいて、一部の経営者層と大多数の一般社員に分かれるよね。
もちろん少人数の企業だと話は別だけど、たいていの大~中小企業は下につく人間のほうが多い。
まぁ別に経営者に限らずとも、部下と上司の関係を考えてもらえればわかりやすいか。
ただ利害がどうしても間に挟まるから、お互いの軋轢の話はいろんなところで頻発している。
メジャーなのは下の人間の不満が溜まりまくって、上に爆発するパターン。
ただ最近だと、上の人が下に気を遣いすぎて力関係が逆転することも。
後者は前者ほど多くないけど、徐々に最近増えつつあるよね。
ただ俺は下っ端中の下っ端だし、我慢することのほうが圧倒的に多い。
だからやっぱりメジャーなパターンのほうが親近感があるね。
働いてみて分かったことだけど、あれだけ立場が違うだけでもめごとが起きやすい理由が分かった。
特に経営者と従業員については、殆ど対立ばかりの話だよね。
それは”経営者が欲しがる利益と、従業員が欲しがる利益”は真逆の位置にいるからなんだということ。
時代や世代問わず、人間が存在する以上は永遠に付きまとうこじれだと。
経営者にとっての最大の利益は、以下に費用を掛けず人を動かせるか
こんなこと敢えて言わなくても、なんとなくイメージは出来ると思う。
仮にあなたが経営者だとしたら、どうやると一番自分への利益が出る?
もちろんやる事業内容にもよるけど、やっぱり費用を抑えられるだけ抑えたほうがイイよね。
費用の中で最も人件費がかかるのだが、抑えられれば抑えるほど支出を削減しやすい。
(これが長時間労働を強制させるブラック企業の温床にもなるが…。)
だから経営者にとってそれを圧縮すれば、一番その経営者へ利益が残りやすい構図になる。
この人たちの給料は会社の儲けが一番ダイレクトに出やすいから。
対して従業員側はどうなる?
給料の遅配とかにならない限り、よっぽどの不祥事を起こさない限り給料が全くもらえないことはない。
もちろんその人の仕事ぶりによってもらえる給料の差は出るけど、どれだけ酷い人でも勤めていれば0円はあり得ない。
ある程度はもらえる保証がある代わりに、大幅に給料が上がることが経営者に比べて少ない。
めっちゃ働こうが、手を抜いて働こうが一定はもらえる代わりに上限がどうしても出てくる。
とすると、こちち側からすれば出来るだけ楽して給料は沢山もらいたいのが本音。
逆に自分への給料に反映される部分の人件費はガンガンかけてほしいワケ。
さてこれでわかったと思うけど、お互いが欲しいものってなんだか反対を向いていないか?
ここではお互いが貰えるお金について一例を出してみたけど、どうですかね。
一文にまとめるとこんな感じか。
・従業員=上限と下限がある程度決まっているため、出来るだけ上限で楽して給料を得たいのが本音
こういう構図があって、お互いの溝が一向に埋まらないんだよね。
もちろんお金だけでなく、日ごろの活動にも同じことが言える。
どっちも欲しいものが真逆にあるため、純粋な協力をもって利益を得るのがまずできないんだよ。



とこんな感じで向かう方向性が定まらず、お互いの摩擦を生む結果に繋がりやすい。
社会に出るまで分からなかったけど、しばらく働いてみてこういうことが日常茶飯事で起きる。
俺の周りでも起きるし、俺が当事者のときもある。
その度に部下である俺は思ってしまう。
「下らないし付き合ってられない…。」
もちろん部下側だけでなく、上司側も同じことを思っているかもしれんが上司じゃないので知りません。
当然経営者でもないのであっちの気持ちなんか分かるわけがない。
経営者って何か難ありなのか?
一般的に経営者に上り詰める人って、世襲とかじゃない限り大きな能力を持っている。
人心を掌握するのが上手いとか、先を見通す力が強く判断に迷いがないとか。
その辺一般社員で終わる大多数より、圧倒的に優れているのはうなずける。
てかそうじゃないと、会社のトップなんかできっこないのだろう。
一方でそういう能力が長けているかわりに、逆に一部はダメダメになったりも。
俺が個人的に思ったのは、正直人としてどうなんだろうかという細かいところが目につくな。
まぁ一端の下っ端の言う戯言程度なので、流し読みしてくれて構わないのだが…。
ちょっと思うこともあったのでせっかくだから書かせてもらおうかと思って。
福利厚生を社員の意思確認なしに改悪
勤め始めてしばらく経ってからこの出来事が起こった。
Omochiが勤めている会社には、福利厚生の一環として“社宅”があるのよ。
単身者向けと家族向けがあり、定められた条件に合致していれば優先的に利用可能なやつ。
俺は結局条件の一部に合わなかったし、実家から会社へ向かうにも社宅から向かうにも時間があまり変わらなかった。
だから結局最初に下見に行ったときに、そもそも住もうとは思わなかったから直接は関係がない。
しかし昔に比べて社宅を使う社員が減ったのか、ちょこちょこ空きが目立つようになったらしい。
それでも単身者向けのほうはまぁまぁ埋まっており、同僚も利用している人が居たのだが…。
ある時急に?、経営者からのお達しに寄り一年以内に社宅を取り壊すとの話が出た。
最初はそうか残念だなとしか思わなかったが、色々後で話を聞いているうちにおかしくね?と思い始めてきた。
どうやら経営者たちは利用者の状況を殆ど確認もしない上に、話も聞かずに取り壊しの決定をしたそうなのだ。
一応その説明会が後日会社で開かれたのだが、案の定利用者からは避難轟轟。
そこに出ていた同僚の話を聞いたが、相当説明会は荒れに荒れて大変だったらしい。
そりゃあ急に一年以内に追い出すから、さっさと出ていけと言われれば腹立つわ。
どうやら社員の住まいについて、経営者は割とどうでもいいと思われていたらしい。
その話を聞いたときに俺は思った。
「確かに採算が取れず費用が莫大にかさむから社宅を閉じるのはまぁわかる。
しかし進め方が間違っていて、この人たちは社員のことをどうとも思ってないんだな。」
俺は大きく関係ないけど、それを考えた瞬間に自社の経営者が嫌いになった。
嫌いになったからと言って、下っ端社員のおれが出来ることなんて特にないけどね。
人には待たせるなと言っておいて、自分たちは例外とか何それ?
これは自社の経営者でなく、外部団体の経営者に抱いたこと。
定期的に会社で大きなイベントを開いて、一般のお客さんを呼び込むのよ。
もちろんそのお客さんの中には、来賓扱いの外部団体のお偉いさんもやってくる。
そのイベント時は一部の社員に会場での仕事が割り当てられており、俺も宛がわれていたのね。
俺の仕事内容はタクシーの手牌。
お偉いさんが会場から帰る時は、その会社の専用車で帰るかタクシーで駅まで向かうかの2択だ。
タクシーを使う人は、あらかじめ会場を出る時間を聞いておいてその直前にタクシーが来るように手配する。
それが俺(とそこにいた残りの社員2人)の仕事だった。
大半の人は聞いてた時間通りに現れてくれるのだが、一部はいつまでたっても来ない人がいる。
帰る直前になって気が変わったのか、まだ会場をうろうろしたりしているらしい。
そのせいで手配した俺らはもちろん、来てもらっているタクシーの運転手さんは待ちぼうけを喰らうことに。
こっちはお偉いさんを案内する必要があるため、ある程度の緊張感はやはりぬぐえない。
こんな状態で数十分待つの地味にしんどく、来ないなら来ないで何かあったのか問題になる。
とこっちが気を揉いでいると、当のお偉いさんは何の気なしにケロッとした表情で現れたり…。
日本人は約束の時間にやたらとうるさいんだから、その辺最低限は守ってくれと物凄く言いたい。
あなたの気まぐれで振り回される大多数の人間は、たとえ下の立場でもめちゃくちゃ困るんだよ。
こっちはとりあえず時間通りに帰ってくれれば何の問題も無いのに…。
というより連絡も無しに人を数十分も待たせ続けるとか、そもそも人としてどうなんだろうと思う。
偉い層じゃない関係なしに、なんだかなぁと思わされる。
この一件で、俺は経営者という存在そのものに嫌悪感を抱くようになった。


まぁあくまでも一例だけど、なんかこっちの不利益になるようなことをわざとやっているような…。
全ての経営者がそうではないけど、目につくんだよなぁ…。
細かいすれ違いが多いので、両者の溝は埋まらない
お金のこともそうだし行動についてもそうだけど…。
やっぱり経営者と従業員じゃ、お互い欲しいと思う利益や結果が違う。
このすれ違いが沢山の摩擦を生み、結果的に両社にとって大きな溝になるんだよね。
だから下から見れば、役員や経営者が嫌いだっていう本音を持っている人は多いんじゃないかと。
求めるものが全然違うから、本質的には両者が仲良く手を取り合うのは厳しいよね。
やっぱりこう考える俺は、どうも会社という組織になじめねえわ。
どうしよう。
今回はここまで。
なんだろうね、やっぱり人間上に立つと下の人の気持ちなんてわかるわけないか。
大きな集団の中にいると、どうしてもこのへん気づかなくなりがちだよね。
ああ、駄目だ視界に入れたくない…。