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はじめてのKSC製M9A3 なかなかイイかもです。

記事公開日:2019年1月6日
最終更新日:2025年2月25日

 

「さぁ始まる、KSCが本気で作ったM9A3」。ご存じ、ハンドガン界の金字塔であるベレッタ社のM9シリーズ。

 

現代でもアメリカを始めとした、様々な場所で使われる拳銃の帝王。もちろん、この歴史の中で何度もアップデートを重ねてきた。

今回は実銃が2015年に製品化を果たしたM9A3を、後にKSCがエアガンとしてモデルアップ。じっくりレビューしていこう。

これが俺達のM9A3だ。

 

M9A3はKSCの一品物

拳銃の知識がほんの少しでもあれば、知らない人はいないほどの有名さを誇るベレッタのM9。その歴史は古く、時代は1985年。

長年アメリカの軍内部では、これまた傑作拳銃であるM1911A1が使われていたが、M9は次期後継の座を勝ち取った。

それから今に至るまで、社内外含めてかなりのバリエーションモデルを含む、ハンドガンの一大勢力を担うことになるのだ。

 

そんなM9だけど、実銃の世界では2015年に大きなアップデートが入り、モデル名がM9A3に改められた。特に見た目の色がガラッとチェンジ。

そんな銃を、国内エアガンメーカーであるKSCがモデルアップ。本記事では、このメーカー製のM9A3をレビューするよ。

一味違うサンドカラー、とくと味わえ。

 

レビュー開始

 

まずは外箱。ダークグリーンの無地背景に、シリーズ名の英語表記だけという非常にシンプルなデザイン。奇をてらわない。

おそらくだけど、同社製M9シリーズ共通のパッケージだと思われる。

 

手前からフタを開けると、白の発泡スチロールに本体と付属品がそれぞれの窪みに収まる。特段固定されてないよ。

写真外にはちゃんと取説も完備済みだぞ。

 

コレが本体の全体像。M9そのものは、実銃でもブラックのみのカラバリなんだよ。ただしM9A3だけは別で、サンドカラーを採用したのだ。

そちらと同じく、エアガンになってもやっぱりこの色こそ、M9A3最大の特徴と言える。

これまた色んな意味で珍しいカラーリングで、要所要所に黒色が混じったツートンカラーかな。

コール
なかなか目立つね〜。

 

またサンドカラー採用のエアガンは数こそ多くないものの、確実に存在している。同社製では、デザートスパルタンがわかりやすいかな。

あちらに比べると、KSCのM9A3は砂色というより、カスタードクリームのような明るい色っぽく見えるかな。甘そう。

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ちなみに実銃的には前モデルにあたるM9A1と比べると、体色以外にも細かな変更点が随所にあるよ。また後で説明しよう。

 

最後の一発を撃ち尽くすと、スライドがこの位置で止まる。中のバレルは本体よりも僅かに暗い、砂色をしてるのがわかるね。

 

スライドに彫られた刻印たち。左側面に、ベレッタアメリカ支部で作られたという意味の英文。それとシリアルナンバーが入ってる感じ。

右側面には、9mmパラ弾を使うよという英文。あと取説を呼んでから使え的な、注意書きだ。

刻印そのものは全体的にあっさり。

 

M9A1と大きく違うポイントその①。銃口の先がデフォルトでねじ切りされているので、14㎜逆ネジ使用のサプレッサーが使える。

普段は金色のパーツで、ネジ山をガード。

 

金パーツをくるくる回すと、アウターバレルの先がそのまま加工された様子がよく分かる。

社外製のサプレッサーでも、規格さえ合えばどんなものでも使えるのは大きな強み。

ちなみに吾輩は東京マルイのHK45タクティカルに付く、ショートサプレッサーをつけようとしたんだけど噛み合わなかった…。

 

スライド後方には、滑り止めのセレーションとセーフティレバー、リングハンマーを横一列に備える仕様になってるよ。

 

こんな感じで赤丸を覆い隠せば、ロックが掛かり安全性が保たれる。反対側からでも、全く同じ操作でレバーを下げられるので非常に楽ちん。

 

ハンマーの形は、M9シリーズに共通するリングタイプを採用。

 

リアサイトから狙うように覗くと、こんなふうに見える。奥のフロントサイトが見えないけど、ちゃんと3点のホワイトドット入りで視認性UP。

また、この白点がかなり大きめなのも嬉しい。もしかしたら、前モデルのM9A1より巨大化してるのかもしれないね?

 

お次はトリガー&トリガーガード。ここらへんは、ガードの色が黒じゃないところ以外は他のM9と全く同じレベル。

そして前モデルと大きく違うところ②は、マグキャッチボタン。つっても変化自体は細かいんだけど、若干大型化しているのがミソ。

 

銃の裏側に現れやすいパーティングラインは、さすがKSCというべきか。単価がまずまず高いだけあって、きっちり線を隠す処理が施されてる。

成型時に線があったことは、触っただけでは全くわからないほど丁寧に作られてるよ。

 

前モデルのM9A1と大きく違うところその③は、20㎜のアンダーレイルが3スロット分に拡張されているところだ。

A1からこのレイルが付くようになったが、あちらは1スロットのみなので、オプション品のちょっとした位置調整ができるようになってるぞ。

 

グリップはダイヤモンドカット&ツブツブ模様の2つを採用した、ちょっと変わった見た目のデザイン。ここも、M9A1と大きく違うポイント④。

本デザインの元は、2003年に本家のベレッタから生まれたバリエーションの”Vertec”なんだよね。ここから輸入されたんだ。

M9A1よりかは、僅かにだが細身のストレートタイプになってるよ。

 

最後はマガジン。本体に隠れる部分は真っ黒で、隠れないマガジン底部のバンパーだけサンドカラー。と、ごく普通の見た目だ。

もちろん同社製M9シリーズと共用できるし、更にM93Rシリーズとも同じく使い回せる。そう、フルオート用のロングマガジンもね。

 

総評はM9の優等生っぷりが強い

最後にこの銃のまとめをしていこう。まず、悪いところと良いところを挙げていくと…。

・実は実銃に比べ体色が明るいらしい
・限定品じゃないけど高価
・相変わらずの入手性
・そのままの拡張性はM9シリーズ最高峰
・HWの重厚な質感
・外装の仕上げは手抜きがない
・ちょうど良い重量バランス

 

そもそものM9自体が非常に優秀な実銃なので、エアガン化しても大きな不満が出にくいのはすごくありがたいポイント。

それでも懸念点となるのは、KSCのものは色味が少々違うというところかな。これは人の好みによるし、吾輩は別に気にしてないんだけど。

過去この話をちょっと調べたことがあって、どうやら実銃は全体的にもう少し暗いサンドカラーらしいんだよね。

タート
え、そうなの?

 

吾輩が本記事で掲載している写真は、元よりちょっと明るさ補正を加えているから、余計にカスタードクリームっぽいように見えるかも。

ただ肉眼で見ても、KSCのは確かにパステル寄りの砂色といえば、確かにそうなのよ。

ネットで実銃画像を見たとき、比べてみるとまぁもっと鈍い感じのデザートカラーに見えるの間違いない。ここを是とするかどうかだな。

アナゴン
なんとも言えない違いかぁ。

 

逆に良いところは、前モデルよりもう少し使いやすさを上げたところが好感だね。レイルのスロット増、サプレッサーへの標準対応など。

またKSCはまぁまぁ高価な分、仕上げへの注力は目を見張るもの。丁寧かつ、ちゃんとずっしり感を与えてくれる見た目がたまらない。

ここはさすが、国内第二位のエアガンメーカーの武器ってところ。頑張れば手が届く価格に、非常にキレイな外装は美しい。

 

後もう一つ、M9A3のガスガンという観点に着目すると、現在のところKSCのみが持つという唯一無二の特徴を備える。

というか、電動ハンドガンでもこのモデルは見たことないような?

 

今回はここまで。様々なモジュールに対応できるよう、改良を重ねたA3。かっこよさ、実用性は確実に進化を遂げた、このモデルの真髄を…。