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コンストリクター シルバー ABS マルシン工業 レビュー

「リボルバーでめっちゃゴツイエアガンが欲しい

曲線が綺麗な銃もいいが、ごつごつした角ばったのもまた乙。

 

そんなエアガン、吾輩手に入れてまいりました。

というか以前からず~っと気になってたやつなんだけど。

マルシン工業が生み出した怪物リボルバーたち。

その中の”コンストリクター シルバーのABSタイプ”をご紹介。

先に言っておくが、よっぽど見た目が好きな人じゃないとお勧めできないよ。

性能を犠牲にして見た目に極振りしているモデルなので!

 

コルトアナコンダの魔改造モデル コンストリクター

拳銃の中のカテゴリであるリボルバー。

ニョキット突き出たバレルと、回転するシリンダーが特徴。

イメージとしては、アメリカの西部劇でガンマンが使うあれですな。

 

今回のコンストリクター。

国内エアガンメーカーのマルシン工業が独自に開発したもの。

ベースとなるのは、コルト社のコルト・アナコンダと言うモデル。

これを競技用向けにカスタムした結果、生まれたのがコンストリクターだ。

よって実銃としては存在しない。

 

この後詳しく見ていくけど、このモデルはすさまじい。

非常に見た目がイカツイ+ぶっちゃけ使いづらさはMAXだ。

よって、エアガンとしての性能は期待してはならないかな。

その代り見た目は好きな人にとっては一発でハートをつかんでくれる。

かなり好みが分かれるので、万人には絶対おすすめできない。

外観超重視!と言う方には、ぜひ実物を見てもらいたいかなぁ~。

ダッフィー
俺はなるべくすべからく愛したい。

 

パッケージは手抜きの極み

じゃあ早速、実際のブツを見ていこう。

いつもの通り、外箱からいくよ。

なんというか、超絶シンプルなパッケージ。

段ボールの箱に、ちょこんと左上に商品のシールが貼られているのみ。

コストカットのためだと思うが、かな~り味気ない外装だ。

 

左上の商品シールはこんな感じ。

どうもマルシンのリボルバーは、パッケージのほとんどを使いまわしているっぽい。

同社製、“アンリミテッドリボルバー”というモデルが手元にあるんだけどね。

あれも同じように製品のシールだけ張り替えてあり、パッケージは全く同じだった。

まぁ別にいいんだけどさ。

 

片抜きの段ボールを何枚も重ねて、そこに銃本体とBB弾をぶち込んである。

でかでかとした文字で「CONSTRICTOR」と書かれているのみ。

外も中もシンプルすぎるぜ。

クタちゃん
いやいや、高いお値段を抑えているんだクテャよ~。

 

角ばった銃身が特徴的な外観

箱から取り出して、銃の外観を映してみたよ。

グリップと一部のパーツ以外は銀メッキ。

まばゆく冷たい輝きを放つギラリとしたシルバー。

もうこの時点で銀好きだったら鼻血を出していてもおかしくない。

ガスガンとしての分類は固定スライドガスガン。

まぁオートマチック式みたいにスライドが動くわけじゃないからね。

それが後述の問題を生み出しているのだが。

 

刻印は商品名と馬のマーク・マルシンのロゴだけ

先ほども言ったように実銃は存在しないので、リアルもへったくれもない。

とはいえ、きちんと刻印は打たれております。

本体左側面に入っている「CONSTRICTOR」の文字。

特に斜体になっているわけでもなく、シンプルに商品名を彫りました的な感じのモノ。

これだったら別に無くてもいいような…。

 

そこから後ろに行くと、馬のマークが。

これは先ほど言った、アメリカのコルト社のマークだそうな。

ここはきちんとマークが再現されており中々よさげ。

 

こっちは本体右側に入っている刻印。

マルシン工業社製という意味合いの、英文が刻印されている。

割と目立つところに、でかでかと社名が入っているため気になる人はいるかも。

リアルな刻印にこだわるつもりはない。

けど、もうちょっと目立ちにくい場所にしてほしいぞ…。

 

更に後ろに行くと、STGAの文字が。

これは「全日本トイガン安全協会」という団体が付けたマーク。

似たものに「日本遊戯銃協同組合」なる団体があり、そっちはASGKのマークになる。

いずれにせよ、法の規制内にある安全な商品ですよという指標のために付けられるものだ。

この2つは国内メーカー同士でも加盟企業が結構違う。

昔から両者ともずっと確執があるみたいで、今もあまり良好な関係ではないみたい。

知ったこっちゃないが。

 

それにしても、シルバーボディは反射がすごいな…。

曲面で歪んでいるが撮影者である吾輩が映り込んでしまっておる。

大変申し訳ないでございます。

コール
もっと撮る腕磨かないとね~。

 

銃身上部はセレーション入り

さて、次は銃身の部分を見ていくよ。

まずは上部から。

本体の上は、このように細かい溝が入ったデザインになっている。

その間に、3本ネジがハマっているのが見えるよね。

ネジを外すと、バレルの上下部分が外れる仕様に。

しかもこの外れた部分って、金属で出来ており重量がかなり変わるよ。

もちろん外さずにつけておかないとコンストリクターじゃない!

 

ハンマー周り

先ほどの部分から、視線を後ろにずらそう。

ハンマー周辺を見ていくよ。

大きく湾曲した銀色のパーツがハンマー。

後述するけど、射撃する直前にここをいじるかどうかで撃ちやすさが大きく変わります。

 

ハンマーを起こすとここまで下がるよ。

Yの字型に広がった大ぶりなハンマーだね。

 

ハンマー後方部から、リアサイトを覗くとこう。

角ばった黒いパーツになっていて、フロント・リアともにホワイトドットは無い。

よってとっさの狙いはちと難しいかな。

 

トリガーは笑えないほど重い

どんどん銃の下に移っていこう。

次はトリガー周りね。

90℃を綺麗な曲線で描いた、シルバーカラーのトリガー。

それを覆うはなだらかな楕円形になったトリガーガードだ。

トリガーの可動範囲は、結構広めでガッツリ後ろまで引けるよ。

ただし固定スライドガスガンに分類されるため、めちゃくちゃトリガーが重い。

結構強い力で引かないとまともに稼働してくれない。

因みに射撃方法は2種類。

 

シングルアクション

先ほどのハンマーを、あらかじめ起こした状態にしてからトリガーを引く方法。

ハンマーを起こすと、可動限界範囲の8割くらいまでトリガーが勝手に引かれる。

そこから力を込めてトリガーを引く方法ね。

 

先にトリガーと連動するハンマーを指で起こしてから発射するので…。

射撃時に外見のパーツが動くのはトリガーだけ。

だから“シングル”アクションとよばれるのね。

こっちだと比較的軽い指の力だけでトリガーを引ける。

ただし、連射は実質不可能だ。

タート
撃つ前に1クッション置く手間があるけど、指への負担は軽めだよ。

 

ダブルアクション

もう一つの発射方法。

逆にハンマーを一切起こさず、トリガーのみ引いても弾が発射できる。

デフォルトのトリガー位置から思い切り指に力を籠めるのだ。

この時、トリガーとハンマーが同時に動くため“ダブル”アクションと呼ばれる。

 

メリットとデメリットはシングルアクションと真逆。

ハンマーを起こす手間が無く、事実上素早く連射が可能だ。

ただし2つのパーツを同時に動かすので、かなりトリガーが硬い。

どっちにしろ扱いづらいことこの上なし。

アナゴン
手軽だが、めちゃくちゃ指が痛くなるな…。

 

ボディ裏側の仕上げは手ぬかりなく

さてさて、メーカーの処理の丁寧さが出やすいところである本体の裏側。

御覧のように、パーティングラインは無い。

きちんと線が消されており、丁寧な仕上げになっていることがよくわかるね!

いやぁ、いい仕事されるぜ…。

 

グリップは銀のメダリオン入り

お次は持ち手となるところ。

黒いプラスチックのグリップに、コルト社の銀色メダリオンが埋め込まれている。

同社製木製グリップに交換することも可能だよ。

チェッカリングが均一に施されており、滑り止めとしての役割を果たす。

そこまで鋭いものではないため、握り込んでも痛くはないね。

 

反対もおおむね似たような感じ。

ただグリップの上に、飛び出た銀色のツマミがあるのが分かるかな?

これがこの銃のセーフティとなっており、この状態だと発射可能。

右にずらすとロックがかかるよ。

 

リボルバーの醍醐味であるシリンダー

リボルバータイプの銃はグリップにマガジンを挿して弾を装填しない。

銃の真ん中にある、くるくる回るシリンダーがマガジン代わり。

リボルバーって、メーカーによってガスと弾を装填するところが違うんだよね。

マルシン工業社のものは、ガスこそグリップ底部から注入するものの…。

弾込めは実銃と同じ装填動作が出来る。

なので実銃と同じように、弾を込める楽しさを味わえるわけ。

これは非常にポイントが高く、最大の注目点であるね!

 

まずは弾を込める部分から。

丸く盛り上がっているのが、弾を装填するところ。

シリンダーと呼ばれるのだが、ここにBB弾入りのパーツを装填できる。

この状態だと、銃本体に収まっているので発射準備が完了しているね。

 

これをいったん外すには、シリンダーの右側にある出っ張ったパーツを右にずらす。

そのままシリンダーを手前に動かすと、こんな感じになるよ。

こんな感じになればおk。

そしてシリンダー左側の伸びた棒は、エジェクターロッドと呼ばれるパーツ。

実銃だと、火薬を使うためシリンダー内部の弾が熱膨張で拡張してくっついてしまう。

エジェクターを叩いて押すことにより、内部の弾が取れやすくなるってわけ。

もちろんエアガンなので、単なるギミックなのだが可動部位は多いほうが楽しいよな!

 

シリンダーを真正面から見るとこう。

うんうん、まさにレンコンみたいな形状でかっこいいよなぁ!

 

同じ構図で、エジェクターロッドを押したら弾頭全体がちょっと下がる。

 

今度はシリンダー後ろから映してみた。

真鍮色のお尻が6こ規則正しく並んでとてもせくしー。

 

更にエジェクターロッドを押し込んで、シリンダー後方から映してみた。

真鍮色のお尻が、6こも突き出して出ている。

良い尻たちだ。

 

因みに弾頭を全部取り外した後のシリンダー内部は、こんな感じになっている。

実銃だと一つ一つが壁で区切られているが、これは全部一部の壁が取り払われている。

どうやら安全上の理由から、このようにしているみたいだよ。

 

とってもリアルな弾頭のXカートリッジ

一番最後にBB弾の詰め方を説明するよ。

先ほどのシリンダーに詰め込むパーツがこちら。

 

Xカートリッジと呼ばれる、リアルな弾を模したパーツ。

基本的に6本分付属しており、これ単体で購入することも可能。

弾頭部分は銀色で、胴体部分は真鍮色になっておりとっても精巧な出来具合。

この弾頭部分に、BB弾を一発詰め込んでさっきのシリンダーに戻せば発射が出来るよ。

因みにカートに弾を詰めずに装填すると、当然発射は出来ない。

しかし装填後もシリンダー前側からBB弾をぶち込むことが可能。

 

総合評価

では、各項目100点満点で評価。

その合計点の平均を算出し、導き出した点数を最終評価点とするよ。

もちろん、エアガンコレクションの観点から見ていきます。

 

本体の仕上げ 十分綺麗だが金属と樹脂のメッキに差があり

85点

銃本体の仕上げから言及しよう。

金属部分・樹脂部分に銀メッキがされているのだが、特筆すべき美しさは樹脂部分のほう。

殆どムラ無いメッキで仕上げられており、とても美しい。

シルバーということもあり、触ると手の脂が分かるくらい綺麗である。

おまけにパーティングラインもしっかり処理をされており、中々丁寧な仕事をされている。

 

その反面、ちょっと金属部分のメッキにはムラが見えるかな。

樹脂はスーッとしたメッキだが、金属はジャリジャリした質感のメッキになっている。

なので並べてみると、少々受ける印象が違う。

金属自体にメッキをすると、元々こうなってしまうのかどうかはよくわからんのだが。

 

もう一つ、外せない部分がある。

Xカートリッジだね。

真鍮色と、シルバーカラーがとてもリアルな弾頭を模しておりとてもカッコイイ!

しかもそれを、実銃と同じような感覚で装填できるとなるともう悶絶もの。

リボルバー好きには、このギミックが非常にたまらない…。

 

あまりにもフロントヘビーすぎる上にかなり重量アリ

40点

グリップは質感がまんまプラスチックなので若干チープかな。

握りやすさに関しては、少し大きめだがまぁ許容範囲内だろう。

 

問題なのは本体の重量だ。

この銃は、材質がABS樹脂とそれに重量を増したHWのバリエーションがある。

シルバーはABS樹脂なのだが、それでもかなり重く1kgを超える。

そう、一番最初にレビューした東京マルイ社の「デザートイーグル」とほぼ同じ重さ。

 

それだけでも非常に構え辛いのだが、よりにもよって重心がかなり前にあるんだよね。

なので構えていると、徐々に銃口が下を向いてくるアンバランスさがある。

重さも相まって、とにかく非常に構え辛い。

ラガン
俺並みのパワーがないと構えられないぞ! 鍛えろ!

 

トリガーが硬すぎるので全くスムーズに引けない

30点

とにもかくにも、半端じゃなくトリガーが重い。

とてもじゃないがダブルアクションオンリーの連射なぞ、無謀もいいとこ。

シングルアクションで、ようやく素直にトリガーを引けるがそれでも結構力が必要。

トリガーを引いても、明確に発射できるというカチッとした感触もあまりない。

 

加えて個体差だと思うけど…。

どうもパーツごとのかみ合わせが悪いのか、シリンダーが上手く回らないときがある。

ここが回らないと、トリガーを最後まで引くこともハンマーを起こすこともできない。

慣らし運転をしているうちに、段々それがましになってくるとは思うけど…。

これはかなり厄介だぞ…。

ジェラトーニ
これは玄人みたいな人じゃないときびしいねぇ、僕みたいに!(ニヤニヤ)

 

値段はかなり高い設定で人を選ぶ

42点

新品だと確実に22,000円は越える。

マルシン自体、規模が大きいメーカーではないからね。

どうしても大手の東京マルイとかと比べると、コストが値段にくっついてしまう。

しかも同社製リボルバーの中でも値段帯は上のほう。

欲しがる人を選ぶからしょうがない部分はあるかも。

 

最終評価

49点

見た目の美しさや、リアルな動作を楽しめるところ以外は軒並み低評価。

直感で「欲しい!」と思えないなら、お勧めできない。

相当人を選ぶ銃だ。

パッと見た時、「う~ん、若干違うか…?」と思ったらマジやめとけ。

欲しいかどうかで迷う分にはいいと思うけど。

ジェラトーニ
僕みたいに、好きな人には楽しい世界が待ってるよ(暗黒)

 

因みにOmochiは完全に見た目にほれ込んで欲しいと思っていた。

買う動機はほぼそれが100%。

間違ってもサバゲーなどで使おうとは、思ってはいかんぞ!

マジでコレクターの中でも、物好きにしかお勧めできない恐ろしいブツ。

ただハマる人には、とことんハマる人を選ぶモデルかな。

 

今回はここまで。

間違いなく、人によって好き嫌いがかなりはっきり分かれる銃だよ。

数々のデメリットを差し引いても、その魅力に憑りつかれるならばどうぞ。

 

もはや笑いが止まらない銃だな!

色んな意味で!