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グルコスはすごく楽しい音ゲーだよ! その魅力について語りたい

 

「音ゲーで何か面白い作品は無いのか?」

ここ数年音ゲー界隈が盛り上がっており、色んなゲームが有象無象に出てる。

ゲーセンに限らず家庭版でも数が増え続けているよね。

 

そんな音ゲーの中で、俺が長年プレイしているタイトルがあって紹介したい。

TAITOが世に送り出した「Groove Coaster」というゲームなんだけどね。

面白いんだけど他の音ゲーに残念ながら押され気味なのだ。

プレイヤー人口を増やすために本作の魅力を語ります。

楽しいからお暇なら1プレイして見てほしい!

 

 

2013年アーケード版が稼働 グルコスの神髄がここに

 

音ゲーは元々ゲーセン機体が原初のモノが多い。

ダンスダンスレボリューションや太鼓の達人、ポップンミュージックなど。

それらが時を経て家庭用に移植され、家でもリズムゲームが楽しめるようになった。

 

ここ最近だとスマホアプリが初登場で、後に他の機種へ移植ってのが多いかな。

本作のグルコスも同じ流れを汲み、元々はiPhone用アプリゲーだった。

それが2013年にゲーセン用機体として稼働。

更にしばらく経ったのちにSteam(PC版)・Switchと舞台を変えてきた。

携帯⇒ゲーセン⇒PC⇒家庭用ゲーム機と移植され、プレイ需要が中々高い。

結構稼働開始から年数経ってるんだけどね。

ただその間に他のメーカーからも音ゲーがいっぱい出ている。

ここ最近のグルコスは人気がちょっと下火になっており、愛好家としては悲しいのだ。

ゲーセンに行っても台数が減ってたり、撤去されてるのを目にしちゃうからね。

愛すべき音ゲーがこのままだとそう遠くないうちに無くなってしまうかもしれない。

せめて少しでも長生きできるよう、本記事ではグルコスの魅力を語ろうと思う。

よその音ゲーにはない大きな特徴があり、スタッフがそれだけ力を入れている証拠だ。

相当凝った演出がいっぱいあるし、操作も単純なので楽しいよ!

 

 

楽曲・演出のクオリティがぶっちぎりに高い

 

グルコスの最大の特徴にして素晴らしいところがここ。

プレイ中の楽曲に連動する背景演出がすさまじいところ。

このゲーム、コンセプトがジェットコースターのような音ゲーになっている。

自分のアバターが縦横無尽に画面を伝う一本線を突き進むのだ。

その一本線の途中にターゲットが沢山配置されている。

ターゲットとアバターが重なったら指定の動作をすればおk。

 

この性質を持っているので、音ゲーによくありがちな一か所にターゲットがやってくる。

ってことが無い。

常に目まぐるしくアバターが動くので、デメリットもあるが疾走感がかなり強く感じられる。

そしてその一本線に合わせて背景も動くので、なおさら強調されるのね。

太鼓の達人やSOUND VOLTEXなどは固定されたレーンをターゲットが通り過ぎるけど…。

グルコスは一切そうではなく、非常に動きが激しくにぎやかなのだ。

 

更に背景演出だが、めちゃくちゃ自由度が高いので曲に合わせたものが作られやすい。

ある程度のパターンは使いまわすが、それを補うかの如くエフェクトを上手に使ったり…。

元動画がある曲は、かなりの再現性をもってわざわざ背景を作り上げる凝り方も。

そのためプレイ中は他の音ゲーに比べて全体的に派手な画面になりやすい。

ここは相当な労力が無いととてもじゃないが作り上げられるわけではない。

You Tubeでプレイ動画と元ネタ動画を比較する者があるから、見れば伝わりやすいな。

 

逆に見づらくなることも確かに多いが、それだけ視線を背景にくぎ付けにさせる力がある。

ちなみに全く同じ背景の作り方を複数の曲で使いまわす、なんて手抜きは一切ない。

プリセットの使いまわしはあるけど何かしらその曲ごとのオリジナリティが入っている。

よって目で見て楽しむ要素がかなり強い音ゲーなのだ。

ダッフィー
気に入った曲の元動画を見ると本当にそっくりなものが多い…。凄すぎる。

 

 

音ゲー初心者にも優しい仕様

 

新しいプレイヤーを増やすには、何よりもどれだけ初心者に寄り添っているかが大事。

長年続くシリーズ物のゲームにおいては、全て当てはまる問題でもある。

これがしっかりできていないとプレイ人口は減り続ける一方。

逆に出来ていれば新規層が増えてよりコンテンツが盛り上がりやすい。

 

グルコスについて言えば、割と初心者に親切なゲームだと思うよ。

その点を以下に列挙。

 

プレイ保証がしっかりしている

 

腕前に問わず、プレイしたけどノルマクリアが出来なかった。

音ゲープレイヤーなら誰しもが通る道。

ここでそのゲームが優しいかどうかが大きく分かれやすい。

 

ちょっと前の音ゲーだと、クリアできなかったらその場でゲーム終了になることが多い。

例えば100円入れて2曲遊べても、1曲目で失敗するとそのままプレイ続行が不可能になるとか。

俺がゲーセンでそのタイプを確認したのは、3つほどあったかな。

確かSOUND VOLTEX・ポップンミュージック・初音ミク Project DIVA Arcadeあたりか。

かなり前にやったので、当時と仕様が変わっているかもしれないが。

初心者だと一番優しい曲でもクリアできないなんてこともあろう。

それなのに既定の曲数が遊べないと、凄く損した気分になるよね。

 

グルコスの場合、たとえノルマクリアが出来なくても決められた曲数は必ず遊べる。

だから失敗を恐れずに色んな曲をプレイする土壌が整いやすい。

因みに本作だと大体100円で3曲遊べる設定が多いかな。

こういう細かい配慮はすごく有り難い。

 

 

操作自体は単純明快

 

グルコスは操作だけ見れば割と単純。

モニターの前にコントローラー(名前はブースター)があるんだけどね。

360°に傾けられる台とその上にボタンが一つ。

左右1つずつの1セットでゲームをするのだ。

 

台はモニターに矢印が来たら、その方向に傾ける。

ボタンは大きめのが1つあるだけで普通に押すだけ。

基本的な操作方法はたったのこの2つなのだ。

もちろんターゲットの種類によって、操作を組み合わせることはあるけど。

複雑度は俺がプレイしたことのあるゲームで例えると…。

SOUND VOLTEX>Project DIVA Arcade>maimai>グルコス>太鼓の達人

っていう感覚かな。

 

優しめの曲ならかなり直感で操作してもわかりやすいはず。

ボタン数も少ないし、追加で傾けるというパターンしかないからね。

まぁ難しい曲になるとこれらが高速で組み合わさるので大変だけど(笑)

 

 

音の判定が甘めでクリアだけならそこまで大変じゃない

 

音ゲーにもよるんだけど、相当ターゲットとずれると判定の違いが大きい。

太鼓の達人とかだとしっかり合わせて叩かないと、たちまち不可という扱いになりやすい。

しかしグルコスはその辺がかなり甘めで、曖昧にごまかしても拾ってくれることが多い。

結構大きくターゲットと自分のタイミングがずれていても、とりあえず可判定をくれるのだ。

完全にミス扱いに気持ちなりにくいので、難しめの曲でも多少めちゃくちゃくらいならクリアしやすい。

 

初心者はもちろん、多少慣れた中級プレイヤーには有り難いかも。

高得点は取れなくてもとりあえずクリアしたいっていう思いはあるでしょ?

当然あまりにもずれすぎるとさすがに不可になるけど、かなり甘いと感じる。

同じ感覚で他の音ゲーをやったらMISS連発になりそうだが。

ただし高得点を狙うためにきっちり叩きたいなら割とシビアかな。

まぁそっちはあんまり初心者は関係ないけど。

その手の話は完全に上級者向けだから、方向性がだいぶ変わるし。

 

 

着せ替え要素が意外と多い

 

最近はどの音ゲーでもあるけど、自分のデータの着せ替え要素。

例えば太鼓の達人なら、マスコットのドンちゃんがいろんなキャラの髪型になるとか。

思いっきり色や声が変わったりなんてこともあるイメージ。

 

もちろんグルコスにもあるんだけど、使われるイラストが美麗で素晴らしい。

ゲームの看板娘3人はもちろん、他作品(音ゲーに限らず)のキャラも出張してくれる。

使うには自分用のNESiCAを用意して、ゲーム内でアンロックする必要があるけど…。

同郷の初音ミクはもちろん、Vtuberや東方Projectのキャラもいっぱい。

大半は女性キャラだがたまに男性や人外もカバーするという…。

ナビゲーターは腰から上が立ち絵付きで画面の右下に現れる。

キャラによっては専用ボイスあり。

俺は大体GYARI氏書下ろしのアカネチャンに設定していることが多い。

アナゴン
敢えてやる気のなさそうなイラストがいい味出しているモノを使いたくなる。せやな。

 

アバターはプレイ中に一本線を走る自分の分身を設定可能。

綺麗なイラストはもちろん、TAITOお得意のドット絵アバターもあったり本当にすごい。

サイズ自体は小さいのだが曲によってはアバターがアップしたりする。

その時ふと見ると、かなり細かく書きこまれており満足度が高い。

 

 

初心者にも優しいグルコス ぜひプレイしてほしい

 

最後の着せ替え要素は置いておくとして、初めのとっかかりは初心者に優しめ。

初めてでもプレイしやすい環境が整っているので、プレイするときっとハマるはず。

ちょっと画面が華やかな音ゲーをしたいならばぜひともプレイして見てほしい。

 

現在ならゲーセンに行かなくても、Nintendo SwitchのDL専売で遊べるよ。

行くのが億劫と感じるならこっちから始めて見ても全然おk!

慣れてきてちょっとずつ高みを目指すなら、是非アーケード版をプレイしよう。

TAITOがあなたを待っております。

 

今回はここまで。

初心者には優しいのが凄い嬉しい。

ただ上を目指すとゲーセンの音ゲーって本当に難しいけどな!

 

また遊んでな~。