「でっかいデスクトップPCが欲しい!」
「これショップ注文(BTO)と自分での組み立て、どっちがいいの?」
この手の話になると、必ず出てくる選択肢。
自作PCかBTOで注文するか、一度は悩むと思う。
吾輩ももれなく、PC買い替え時にどうするかかなり迷った。
結果自作することに決めたが、どちらも正解なんだよねこれ。
ある基準で考えてどっちを使うか決めたほうがいいかな。
PCを使いたいのか?、それともそこに加えてこだわりを突き詰めたいのか?
もしどっちにするか悩んでたら、ちょっと吾輩の話を聞いてくれ。
自作かBTOか あなたのやりたいことはどっち?
デスクトップPCって今の時代だと、限られた人しかわざわざ持たないよね。
そもそもプライベートでPCを使う層が減ってるらしいし。
持ってても大半がノートPCをお使いでしょう。
ヘビーな作業じゃなければ、ノートのほうが利便性は高いのは譲れない。
スマホで事足りる人もいっぱいで、それはそれですげえと思うけど。
だからデスクトップなんて強い目的があるか、好きな人じゃないと無用の長物。
それが現代における自宅用のデスクトップPCの立ち位置なんだろうな。
つい最近まで、吾輩もずっとノートPCだったし。
ただ重めの作業をPCでやりたいって人なら、やっぱデスクトップは外せない。
そこで出てくる選択肢は大体3つほど。
・PCショップ製(BTO)
・自分で組み立てる
まぁここを見てる人で、メーカー製を選ぶ人はほぼいないはず。
なので一番上のは無視してくれ。
残る2つが一番悩みどころだよね。
ここなんだけど、どこに重点を置くかで選ぶ観点が変わってくる。
時間やお金の効率を求め、PC作業を早くやりたいという人はぜひBTOで。
無駄が出ても構わんから、PCのハードウェアそのものを色々知りたい人は自作。
大雑把に選ぶ基準はここで決めてもらえれば大丈夫。
どちらも人の考えが異なるので正解になる
明確にどちらがいいってのは、それぞれ一長一短。
その辺の細かい話は別の記事で話すとするよ。
こっちはこっちで長くなりそうなので。
どちらを使うにせよ、PCの知識は多少でも必ず必要。
だが前提の知識量が両者で明らかに違うんだよね。
ここが時間体あたりの効率や、金額に大きく影響してくる。
BTOは限られた選択肢から、どれを選べばいいかを知っておく。
自作PCは豊富過ぎる選択肢の上、一からすべてを知る必要がある。
当然後者のほうが時間もかかるし、費用面での効率も決して良くない。
感覚でいうと、BTOの知識量が10なら、自作PCは70くらい欲しい。
はっきり言って、興味が無ければ死ぬほどどうでもいい知識なのだ。
時間の無駄だし、ただ大変なだけ。
吾輩まだ大学時代の友達3人と、たびたび連絡を取り合っており…。
そのうち2人はBTOのPCを所持してるんだよ。
この時まだ吾輩、古いノートPCを使用中で買い替えを検討してた時に言われた。
「BTOにしたのは、とにかくPCでゲームがやりたかったからだよ」
彼の場合、やりたいことがここにあった模様。
ちゃんと動くこと前提で、PCでやりたいことがあるならばBTOがベスト。
ぶっちゃけ自作って、めちゃくちゃ完成まで時間かかるからね。
今でも思うが、効率を考えると無駄以外の何物でもない。
さっさとやりたいことがあるなら、ぜひともBTOを選ぶべき。
最初は吾輩もこっちにしようと思ってたんだよ。
一方、自作は手間はかかるがなんでもアリな状態。
面倒だけどその手間を楽しめそうかどうかが大事。
パーツ選び、組み立てもやってみるにはいいんじゃない?
と、少しでも思ったら自作する価値は大いにあるよ。
もちろん完成した後にやりたいことは据え置きで。
その手前の段階に興味があれば、こちらも捨てがたいのね。
金額のこととかも含めると、またアドバンテージの違いが変わってくるが…。
まぁ今回はお金のことなんか抜きにして、まず興味で考えればいいんだよ。
お金のことはひとまず置いておこうぜ。
まずBTO前提で必要な知識を集めろ
さっきも言ったが、自作でもBTOでも最低限必要な知識がある。
主要パーツの性能や種類の見方を大雑把でいいから把握しよう。
ざっとで構わない。
例えばPCの頭脳に当たるCPUは、まずどんなものがあるのか?
調べるとIntelとAMDっていうメーカーがあるんだな。
その中でもよく使われているのが、こういう型番のモノなのか。
他にもGPUっていうパーツがいるのか?
なんか大きく性能表があって、この数字のやつだとなんか強いんだ。
数字の後に単語があるものとないやつがあるなぁ…。
とかこんな具合で、手探りで簡単な情報から知ること。
PCショップの通販ページで、デスクトップPCを見ると色々出てくる。
上のような感じで、パーツの名前が出てくるんだよね。
どういうふうに選べばいいのか、ググればいくらでも出てくる。
おそらく調べ始めて、ゆっくりでも2日あればなんとなくはわかるはず。
試しに見積してみて、どんなPCが出来上がるのかイメージするといいかな。
最初のうちは、これを数回繰り返すことになると思う。
ここで自作かBTOかで大きく分かれる
大まかなパーツの性能が分かったら、今度はさらに細かく調べてみよう。
メーカーの名前、規格による違いなど。
一気に調べる量が増えるけど、これも数日ほど時間をかけてみてくれ。
このたくさん調べる過程、果たして楽しかったと感じた?
そこまでわくわくしない…という人は、この先の知識が不要な人。
これ以上調べてもあんまり興味がわかないと思うので、ぜひBTOにしておくべきだ。
既に必要な知識はそろってるので、もうカスタマイズも簡単にできるはず。
逆にパーツを深く調べる過程が楽しかった人は、自作に進む可能性が高い。
例えば同じSSDでも、いろんな種類があって~。
NVme接続のm.2だとどうのこうので~。
ケースファンはこういう見た目のモノを、このケースに積めるだけ積んで~。
なんてことを、自然と考えるようになっちゃうんだよね。
そこからBTOのページに戻ると、選択肢の少なさに少し不満を感じたり。
ここまできたあなただったら、ぜひとも自作PCにしておくべきだ。
まんま同じ道のりを吾輩が10カ月近くかけて、たっぷり歩んできたので。
ここが自作を選ぶか、BTOを選ぶかの大きな分かれ目なんだよね。
パーツ選定が楽しい=PCへの熱意が割と高め。
こうなるととにかく自分だけのPCじゃないとイヤ。
どんなに時間がかかってもいいから、納得のいくものを作りたい。
自分が思い描く理想のPCで、お絵描きやゲームなどやれたらどれだけ楽しい?
なんてことをどんどん妄想しだすんだよ(笑)
もうこうなったら止まらないので、そのまま使いたいパーツを考えればいい。
内装・外装ともにあなただけのPCがそのうち出来上がるよ!
ここは合理的な効率性じゃなく、感情の赴くままに楽しむ趣味の一つなのよ!
だからロマンがどうのこうのとか言いたくなるわけだよ。
ただ決してBTOにはロマンが無いわけじゃないよ。
そもそもプライベート用のデスクトップ自体が、今ではロマンな存在なわけで…。
過程も完成後も楽しむなら自作 完成後だけを楽しむならBTO
そういうわけなので、どちらを選んでも正直いい話なんだよ。
方向性の違いがあるだけで、性能を合わせることも全然できるし。
実際吾輩の自作PCと、友達のBTO製PCはスペックが似通っている。
だから仮に2人でオンラインゲームをやってても、腕前以外の差はあんまりない。
わかりやすく大きく違うのは、見た目ってだけかな(笑)
BTOは落ち着いた黒い筐体。
吾輩の黒いけど、バカみたいにピカピカ光るミクさんカラー。
普通に使う分には、別に両方ともそこまで変わらんのです。
だからとりあえず最初は、どちらにするかたっぷり迷えばいい。
いずれにせよ、ちょっとした前知識は必ず要るので。
それを集めた段階で、さらに深いところを調べて楽しさを見出せるか?
ここを大きな判断基準にすると、どっちが向いてるかわかりやすいよ。
もしデスクトップ購入を検討するなら、試しにやってみてくれな!
今回はここまで。
自作・BTOに限らず、PCはやっぱり新しいものに限るね~。
スペックが高めのものは、本当にストレスを感じにくくとても快適(笑)
古いものを使い続けるのも悪くないが、性能面だけで見ると…。
デスクトップ、店に頼むか自分で組むか。