記事公開日:2020年5月9日
最終更新日:2024年11月18日
「モニターに繋いだら、最大解像度にできなくて画面がおかしい?」。以前ノートPCを使っていた時に起きた問題。
キレイな画面にしたいのに、できなかった。
ただちょっと設定をいじったら、無事にすぐ直ったよ。もしあなたが吾輩と同じく、古めのノートPCを使っていたら要注意。
解像度制限をよく確認しよう。
パソコンのスペックによって、どこまでいけるかが変わる。困ったらとりあえず、モニター1枚のみの出力にしてみよう。
ノートPCに外部ディスプレイ
現代だと、パソコンと言えばノート型が主流だ。昔のようにデスクトップだけって人は、もうかなり少ないと思う。
あっちは持ち運びできるし、軽いからね。
吾輩も今は、自作のデスクトップにしてるけど、前はノートPCだった。プライベート用。
で、そのノートPC使いだったころ、だんだん複数画面にしたくなったのね。しかもちょっと良いモニターを使ってさ。
このモニター、27インチで最大解像度がWQHDというスペックを誇る。早速ウキウキしながら、PCと繋いでみたんだよ。
なんか画面が粗い。おかしい。なんでだ。解像度が上げられない。
原因を探ると、吾輩のノートPCが低スペックだったようだ。しかも複数枚を映すと、最大解像度が下がるというおまけつき。
解像度制限にやられた。
古いPCをお使いの方は要注意。
低スペックに泣いた
パソコンのスペックで、よく比較されるものが2つある。CPUとGPUだ。簡単に言うと、CPUは頭の良さで、GPUは絵を書く腕前みたいな。
ざっくりイメージはこんなもん。
で、普通のノートPCは上の2つが一体化してるんだよ。更に排熱スペースの考慮もあり、デスクトップPCより性能が元々低め。
(ネットサーフィンや、事務仕事なら大丈夫)
それで、モニターに映像を映すのはGPUの得意なお仕事。吾輩が使っていたノートPCは、古くてスペックが低いので…。
一度に出力できる画面の枚数、解像度に元々大きな制限があってね。これに引っかかってたので、外部モニターは低い解像度でしか映せない。
しゃあない。
今売られているパソコンも、こういう制限自体はある。ただ時代が進むにつれて、高性能化しているので緩くはなってるのね。
だからただ画面を映すだけなら、そんなに心配することは無い。新しめのパソコンを使っているなら、大丈夫。

モニターだけ出力で解決
パソコンの画面出力は、配置によって色々方法がある。拡張や複製など、用途によって使い分けてほしいんだけど。
多くの場合、初めてパソコンとモニターをつなげると画面が複製される。つまりノートPCにモニターを足すならこうなる。
PC本体のディスプレイ+外部モニターの合計2枚。すると、2画面の出力に耐えられる性能が必要になるよね。
これ、2013年ごろに買ったDELL製のPCで、CPUが第4世代のIntel Core i5。今基準で考えると、ノートPCだとしてもかなりロースペック。
モニターと初めてつなげた直後は、ノートPCの画面を複製するのが初期設定。このままだと、フルHD画質で映像が映る。
PC側の画面にも力を割いているので、モニター側へ提供できる力の余力が無いみたいだ。
設定で解像度を上げようにも、グレーアウトして選択できない。なので、今度は複製をやめてモニターの単体出力のみに変えよう。
写真だと伝わらないと思うけど、映像が一気にきれいになったよ。解像度設定を見直すと、一段階上のWQHDへ自動でチェンジ。よかった…。
これでノートPCであろうが、大きな画面でネットができる。ブログ更新とかも表示領域が広くなったので、非常に編集しやすくなったなぁ。
自作PCに更新後は性能爆上がり
ノートPC使いの人には、見慣れないものをひとつ。これがデスクトップPCで使う、GPUだ。
性能が一気に上がるので、解像度制限を気にする必要がなくなったよ。
新:モニター(2560×1440)+液タブ(1920×1080)
単に画面を指定の解像度で映すだけなら、最低でも同時に4枚分。最大枚数は試したことがないけど、十数枚はイケると思う。
設定にもよるけど、これはすごい進化。
まずは画面1枚のみ出力にしてみよう
そんなこんなで、モニター出力についてちょっとした検証だった。解像度を上げたいなら、PCのスペックを念の為確認しよう。
モニターだけ高性能にしても、活かせないんじゃ意味がまったくない。
解像度の機能制限、クリアしてる?
古すぎるPCだとこんなことがある。自分自身も初めて知ったので、いい体験になったよ。
なのでロースペPCは、やっぱり細かく不便。改めて認識したわ。
今回はここまで。ケーブルでつなげる=すぐ最高の状態で使える。とは決して限らないので、地味に盲点なところな気がする。