「プレイしてみたけどちょっと違和感のある曲?」
数度重ねてやってみて、この曲はある特徴が。
今回はArcaeaに収録された曲の一つ。
“Babaroque”を紹介&攻略していくよ。
どうやら初期譜面に見られがちな傾向がある模様。
Babaroque メロディーじゃなく配置がリズム難な曲
この曲はゲーム中だと無料で開放できる曲。
よってアカウント設定でログインさえすれば、誰でもプレイ可能。
難易度で言えばFTR8中堅あたりと言える。
徐々に8の中では歯ごたえが出てくるかな?
開放作業が必要と言えど、かなり早い段階で手に入る。
おそらくWorldモードを最初のマップから進めれば、速攻で行けるくらい。
この長い旅路は、ある意味この曲から始まるといってもいいかも。
難易度的にはさっきも言ったように、8の真ん中あたりに位置する。
ターゲット密度自体は激しくなく、アークノートも思ったより単純。
クリアするだけならぶっちゃけ大したことない。
しかし、高スコアを狙おうとすると途端に難しくなる曲の一つだ。
この曲に至っては、あとで見るけどBGMをアテにしづらい!
画面と音に惑わされないように気を付けていこう。
ジャケットチェック 鳥っぽい何かが映りこんでいる
コンポーザーはcYsmix氏。
アートワーク担当者がEric Degley氏。
譜面製作者はToasterさん。
この曲のジャケットはこちら。
真っ白な背景に鳥のような何かが映るイラスト。
背中の羽はまさにそれだが、足はフラミンゴのごとくほっそり。
というか骨と皮しかないような感じだ。
この何かが光に当たり、右下には影が出来上がる。
かなりデフォルメされた形だけど、ちょっぴりサイバーチックな。
色とか見ると、近未来感があるよね。
ちなみにゲーム中で使われるショート版の他に…。
約5分弱のフル版もあるので、興味があれば聞いてみてくれ。
楽曲攻略 難関地帯は「目押し」ただこれに尽きる
細かい攻略に入る前に。
この曲、聞いたらわかるんだけど別にリズムは普通なんだよ。
音ゲー楽曲ではわざとずらしたりが多いけど、別にそういうわけでもない。
まぁ初めて聞くと、わずかにつかみにくいが慣れるとリズムは取れるって感じ。
ただゲームの譜面としてプレイすると、かなりの違和感があるんだよね。
とりあえずフロアタップと、BGM音のタイミングがずれてるんだよ。
これのおかげで、かなりFar判定を食らいやすいのがミソ。
非公式Wikiによると、ゲーム可動初期に作られた譜面ゆえのことらしい。
色々手探り状態で作ってるから、今の基準だと少々やりづらいんだな。
まぁこれは長く続く音ゲーではよくあること。
アーケードのチュウニズムだっておんなじことが言えるからね。
最近吾輩、あっちだと初期ORIGNALのエキスパート埋めをしてるけど…。
明らかに難易度標記と、実際の手ごたえが乖離しまくってるもん(笑)
冒頭 ここは比較的リズム通り
始まってからしばらくは結構単純。
最初の縦3連さえ意識すれば、そうそう抜けることも無い。
片手アークを突破すると、8分シングル・ダブルフロアの連続。
左右2レーンを分割して、交互に振ってくるよ。
間隔は一定だし難しくないね。
曲開始から30秒ほどまではこの2パターンの繰り返し。
ここからまた8分シングル・ダブルに戻るが少し変化。
タイミングは変わらず右・右と同じ方向が2回続く。
一回ずつ交互より少々取りづらい。
さらに隣り合うフロアとロングのセット。
メロディーが変わるまで全部ダブルのターゲットのみ。
覚えておくといいかも。
ボイスが入った後 微妙な縦連が取りづらい
一瞬右から赤いアークを挟んだら、2レーンを使ったタップの連続。
BGMの低音に合わせて配置されるので、まだ音を頼りにしやすい。
再びロングを押しながらタップが出てくる場所。
普通に片指で押さえ、もう片指で叩いて処理すればいいが…。
まだ音に合っているとはいえ、この片手縦連がちょい難しい。
見やすいけど片手しか使えない以上、個人的にはLATEをよく食らう。
特に利き手じゃない手での縦連がそうなりやすい。
気持ち早めに押してもいいくらいかな、理論値狙いじゃなければ。
2回あるが、両方とも片手タップのタイミングが違うので注意。
長い間ダブルタップのみ ただスカイが混じるとこれまた…
BGMの「てってっててってって…」に合わせて、ひたすらダブルタップ。
フロアのみ、フロアとスカイの2パターン。
前者はいいが、後者が何とも言えぬ取りづらさを持つ。
御覧のように、内側の斜めタイプと外側に向かう斜めタイプが混在。
見たときにどちらの手で取るか?を速攻で判断しないと、またLATEばかりに。
おまけにレーン端側の、外側に向かう斜めタイプはかなり取りづらい。
スカイが取れたとしても、どうもフロアをよく外してLOSTになりやすくて…。
これが見えた瞬間に、遠いほうの手がスカイを取ることを徹底しよう。
そうすると抜けにくい…はず。
サビが最大の難所 フロアのタイミングが曲と合ってない
片手アークを取りながら、反対の手でシングルのフロアを回収する地帯。
ここがこの曲のサビで、最大の難所と言えるところだ。
アークは単に上下するだけだから別にどうでもいい。
問題はシングルのフロアのほう。
画像だけだとわかりづらいんだけど、実際にプレイするとよくわかる。
散々本記事の前半で話した通り、フロアのタイミングと曲がずれてるんだよ。
おかげで音を頼りにフロアを回収する、っていう定石が全く通用しない。
配置自体はかなり単純だし、視認難でもなんでもないんだけどね。
しょうがないのでごり押し気味に、目押しで対応するのが一番いい。
曲は無視したほうがいいかもな。
クリアがぎりぎりの挑戦的な状態なら、むしろアークノートを外さないこと。
非常にずれたフロアに意識が行きやすいが、アークは外すと大惨事になりやすい。
最悪適当にタップでもいい、慣れるまでは。
サビ2回分似たような感じなので、結構長いんだよなこれがまた…。
休憩地帯 だけどあんまり休憩になってない
厄介なサビを抜けると休憩ゾーン。
ただし油断するとこれまた抜けやすく、気を抜いていられないのが難点。
ここはBGMの低音通りの配置だが、しれっと飛ぶスカイとフロアのセット。
見逃さないように注視しておこう。
密度は高くないが、配置が微妙にいやらしい。
もうちょっと優しい配置にしてくれても良かったんじゃないかな…。
曲中最大のフロア密度 それでも薄めだが…
休憩が終わると、そこそこの量でフロアが振ってくる。
ちょくちょくダブルも混じるので、しっかり食らいついていこう。
一応音合わせなんだけど、突然参照している音が切り替わるのがミソ。
「てってっててってって…」と、さっきみたいに同じ音取りもあれば…。
「でれれれでっでっで…」と、急に現れた音を参照するのもある。
どちらか片方ではなく、両方の音配置で来ることを覚えておこう。
多分ここ初見だと、どの音なのかちょいわかりづらいと思う。
何度かやってみて、どこの音を取っているのか着目してみてね。
再びサビ さっきの悪夢をもう一度
またまたサビに戻る。
ということは、苦しめられたフロアと曲の音が合ってないところだね。
相も変わらず非常にタップを精度よく処理しづらい。
アークが全く動かないロングに変わるので、多少ぬるくなった?
いやいや、その代わりフロアが縦横無尽に配置されてるので変わらない。
4レーンの上下にちょこちょこ置かれてるし、音と合ってないのは同じ。
かなり取りづらいことこの上なし。
しかもやっぱり長めっていうね…。
やはりここも音ゲーのセオリーが使えない。
あまりやらないことだけど、さっきと対処法は変わらず。
タップはできるだけ目押しで何とかしよう。
もちろん練習を重ねて余裕ができるまでは、ロングを外さないように。
ラスト 区間もアークも短いのばかり
もうフィニッシュは目前。
曲冒頭にあった、短いアークとフロアタップの入れ替え。
テンポは左右切り替わりでも全く同じ。
軽快にたたいてなぞっていけば、ここはPUREで通りやすいはず。
むしろこの間、どれだけFARを連発したかのほうが気になってしょうがない…。
クリアだけと高スコア狙いじゃ難易度が激変 詐称曲です
以上で本楽曲の攻略はおしまい。
FTR8中位基準で考えると、密度もアークの激しさも緩め。
曲のスピードも普通で、メロディー自体はリズムも取りやすい。
しかし、サビの音と合ってないフロアが急激に難しくしている要素だ。
ここをどれだけ良い判定で突破できるかがカギだな。
普段音ゲーでは推奨したくない、目押しでの対応。
でも音が合ってない以上、これを使わざるを得ないんだよな。
まぁまだ稼働初期時代の譜面だから、なかなかしょうがない部分もあるが。
無料曲にしてはクセが強めだ。
今回はここまで。
我輩現時点ではFULL RECALLは取れたんだけど…。
精度が悪く、991万点代しか取れてない曲なんだよね。
これは地味に難しいですわ…。
うーむ、FAR判定ばかり出ちゃうな~。