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Hyper X Cloud Stinger レビュー 廉価ヘッドセットだが実用性は十分すぎ!

「KingstonのHyper X Cloud Stingerって使い心地どうなの?」

同社のヘッドセットの中では安価な部類のモノ。

買いやすい値段帯で使用者も多い。

 

吾輩の友達もそいつを使っていたが、必要なくなったので譲ってくれた。

せっかくなので俺も使用感をいろいろ確かめてみた。

今回はHyper X Cloud Stingerのレビューをしていこう。

有名メーカー製で安価なものだと、信頼性はこいつが高い。

 

Cloud Stinger 廉価帯ゲームヘッドセットの雄

Kingstonといえば、ゲームPCに関する有名メーカー。

キーボードやヘッドセット、パソコンのメモリなどを扱う。

このメーカーのヘッドセットのシリーズと言えばCloudシリーズ。

その中でも細かく分かれており、それぞれ冠する名前が違う。

 

今回扱うのはStingerの名前を持つシリーズ。

PCに接続する用途で作られたヘッドセットたちだ。

そこからまた2種類に分かれる。

有線と無線があるのだが、手に入れたのは有線のほう。

イヤーカップの外側に、赤くXの文字が描かれてるやつね。

 

初めてのヘッドセットなので、そもそも他製品と比較がしづらい。

そんなヘッドセットド初心者だが、あれの力は確かにすごい。

6,000円クラスの大手メーカー製って考えると、やっぱり安心感強し。

俺みたいな入門用としては十分すぎるクオリティだと思うよ。

初めてのヘッドセットへの入り口として、値段のハードルも低いのでお気軽に。

 

ブラックボディに混じる赤色のHXはスタイリッシュ

さっそく本体をどんどん解説していこう。

まず全体の外観から。

 

パッケージの中身は本体と、延長ケーブルが一本付属。

見た目は非常に普通なブラックのヘッドセット。

ある一点を除いては全てが真っ黒。

接続方式はかなりメジャーなミニプラグ式。

PC・各種ゲーム機・音楽プレーヤーなど幅広く対応。

音や音楽を流せる機械相手なら大体何でも使える。

 

有線だから取り回しは悪いけど、挿せばOKのシンプルさ。

誰が手に取っても迷うことは殆どないはずだ。

プラグは見ての通り、I字のまっすぐタイプ。

アナゴン
イヤホンジャックアリなら何でも行けそう。

 

頭頂部外側には、HYPER Xの刻印。

これも黒いボディに直接彫られており着色等も無し。

本体側面に付くマイクが無かったら、普通のヘッドホンだなこれ。

因みに外側のさわり心地はざらざらの中にツヤっとした触感。

内側はふわっとしたレザーのクッション。

頭と接する部分は柔らかくて気持ちええ。

 

イヤーカップの外側にはHXのロゴ入り

次は耳に接する部分。

イヤーカップを含む周辺部を見ていこう。

 

このヘッドセットで唯一ブラック以外のところ。

両方のパッド外側にはHとXの赤いロゴ。

Kingstonのイメージカラーが黒と赤なのでそこから来たんだな。

さりげないアクセントがカッコイイ。

 

イヤーパッド内側はこんな感じ。

Hyper X独自のクッションを使っているんだって。

さわり心地は割とよくあるレザーっぽい質感。

耳をはめると割と柔らかいクッションっぽく、優しい着け心地。

そして密閉型ヘッドセットなので、中々遮音性は高め。

しかし1時間も付けるとかなり耳が暑くて仕方ない。

仕様上しょうがないのかもしれんが。

ラガン
冬場ですらそうだからな。夏場はきつそうだぜ!
クロミちゃん
Omochiがただ暑がりなだけじゃないのかしら? 暑苦しいわね。

 

イヤーパッドの上部には、90°くらい回転できる機構付き。

まぁ普通に使う分には必要ないけど、持ち運び時に便利だな。

特に外出時に横長のカバンに入れるときに重宝するね。

 

カバンの中にしまうとき、真上から縦にしてしまおうとするとしよう。

そのままだとカップの横幅が大きくて、上手くしまえないときがある。

そういう時にこう回転させることにより、横幅を狭めることが可能。

後は人ごとの頭の形に、パッドの向きを合わせやすいところか。

この辺は頭の大きさ以外に柔軟な対処が可能だ。

 

もうちょっと上の部分には、大きさ調整用のスライダー。

スチール製で出来ており、冷たい金属の質感を放つ。

耐久性を売りにしている模様。

調整は10段階くらいで出来る。

ただ御覧のように、目盛りが一切ないためどの段階かわかりづらい。

 

あと固定するにも、力を加えると簡単に段階が変わる。

ロックする力が思いのほか弱い。

よって、カバンに押し込もうとするとメモリが勝手にずれてくれる。

ここはちょっとマイナスポイント。

 

マイク周辺 ぐにゃぐにゃ動いてくれる

ここは立てかけてじゃないと撮影しづらいため、スタンドを使用。

Razerのピンクなヘッドセットスタンドに手伝ってもらった。

ゲーミングヘッドセットなので当然マイク付き。

縦回転のみに対応のシンプル仕様。

マイクを上方向に向けるとミュートになる。

 

下にはここまで下がるようになるよ。

こうするとマイク機能が働く。

音声を聞きながらマイクを動かすと、途中で音が一瞬遮断される。

恐らくそこでマイクのONとOFFが切り替わっているのかな?

 

マイクはこのくらいまでぐにゃりと曲がる。

見た目からしてかなり曲がるのかと思いきや…。

思ったほど湾曲はしなかった。

まぁ過度に曲がっても意味はないのだが。

 

マイクとは反対側のイヤーパッド。

こっちに音量調整ダイアルがついている。

出っ張りのないダイアル式で、指が意図せず引っかかる…。

なんてことは殆どない。

少ない力でダイアルが動くが、柔らかすぎることもない。

何かに引っ張られて音量が変わってた、なんてのも少ないはず。

 

値段に対して音質は十分綺麗だと感じる

初めてゲーム用ヘッドセットを使うので、比較が中々できない。

そんな初心者の俺ではあるが、音質は正直十分すぎると思う。

パッドの中に音を流すドライバーというパーツががあるんだけどね。

ドライバーのサイズが大きいほど、ハイパワーに音を出せる模様。

一般的なゲーム用ヘッドセットは50mmクラスが主流。

スペックが抑えめだと40mmクラスもある。

 

このモデルは50mmクラスのドライバーなので十分なパワー。

これで初めて自分のiPodで音楽を聞いたけど…。

結構重低音がクッキリ聞こえて聴きごたえが大分増した。

ヘッドセットに慣れている人だと、また違うかもしれないが。

 

ゲームでも試してみたけど、後方の音とか臨場感が凄い。

視点が前を見ていても、後ろにどれだけ音を発するものがあるか。

マジで音だけで大分推察が付くレベル。

テレビのスピーカーだけでやってた身からすると、驚きが絶えない。

同じゲームでもいつもと違うものをやっている感が非常に強い。

これは楽しいっすねぇ(笑)

 

 

このヘッドセット 痒い所に手が届く良ポイント

イヤーパッド周りの調整機能が充実しているのが大きい。

パッドの角度が90°内で変えられる。

音量ダイアルが使いやすいし出っ張ってないから引っかからない。

ヘッドセット右側は見た目的にもシュッと収まっていて良い感じ。

 

そしてスチールスライダーの金属感がカッコイイ。

何でも合うブラックのカラーリングは落ち着いた印象を与える。

シルバー・ブラック・一部レッドの色遣いはまさにゲームに溶け込む。

 

何より一番なのはやはり質感以上の価格の安さ。

新品でも5,500~6,000円前後で購入できるし。

大手メーカー製という枠組みで考えるとお安い値段。

他には例えばRazer・ロジクール等もあるはある。

だが廉価帯でももう千円くらい上がるのが普通。

 

だからと言って安っぽい質感でもない。

作り込まれているところはきちんとあるので、安心できる。

5,000円ちょい越えクラスだと需要はあるんじゃね?

 

ちょっと気になるマイナスポイントもちゃんと?ある

まぁ地味にん?、と思う部分もしっかり出てくる。

一つはマイクが収納できないところだ。

このヘッドセット、しばらく外で音楽鑑賞に使用してるんだが…。

その時に必要ないマイクが全く隠せないんだよね。

おかげで傍から見ると、それはそれでかっこ悪い…(笑)

普通はヘッドホンにマイクをつけっぱなしで音楽聞かないでしょ?

だからせめて取り外しが可能だったら嬉しかった。

自宅だけで使う分には何のデメリットにもならんが。

ジェラトーニ
そんなバカな使い方してるの君だけでしょ(白い目)

 

ケーブルもゴム製のため、ちょっと高級感は薄い。

最近布製の柔らかいケーブルが気に入っているため、その点はマイナスだ。

布製のほうが耐久力はあるし、ふにゅふにゅしやすいからなぁ…。

もちろんイヤホンに比べれば太目でしっかりしているが。

 

そして後日やっちまったが、プラグの耐久性が想像以上に低い。

細い金属だからそりゃあ無理な力を加えれば曲がるのは当然。

しかし記憶が無いのだが、ある日いつの間にかプラグが曲がってた。

直前に変な力を加えたはずはないけど、簡単に壊れちゃったんだよ。

あれは気付かぬうちに俺がやらかしていたのか?

それとも思ってたよりプラグそのものが弱かったのか?

よくわからないんだけどそういうことがあった。

そこがちょっとやわすぎるかも…。

地味にショックだった。

 

値段も安めでヘッドセット入門としては最適

とこんな具合に、Hyper X Cloud Stingerのレビューでしたな。

初めてのヘッドセットということで、コスパの良いものを。

有名メーカー製で廉価クラスだと、5,000円あたりが候補。

若干飛び越すが、そこに適しているのがこのモデルだね。

ヘッドセット入りたてならば、これで質感を知るのはいいかも!

 

今回はここまで。

いやしかし、ヘッドセットってすげえな。

ゲームに対する臨場感が一気に爆上がりだ。

試してみると楽しさがドカッと増すよ!

 

マジか!、どこで音が出ているか手に取るように分かる!