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Arcaeaストーリーを簡単に要約&考察③ Eternal Coreその2

  • 2025年3月26日
  • 2025年3月27日
  • ARCAEA

記事公開日:2021年4月27日
最終更新日:2025年3月26日

 

「影の存在である対立ちゃんは何を思うのか…。」黒き主人公である彼女は、悲哀に満ちた世界を象徴する存在と言える。

 

今回はArcaeaの有料楽曲パック”Eternal Core”における、ストーリー後半部ではどんな出来事があったのか、早速追っていこう。

次は対立ちゃんのターン。

 

Arcaeaストーリー Eternal Core②

前回は同パックにおける、前半部でのお話をざっと読んできたよね。光ちゃんが目覚めた後のお話。

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彼女は気まぐれで、”記憶の硝片”を集める旅をするために真っ白な世界を歩き回る。どうやらその美しさに惚れている模様だ。

さてこっちではもう一人の主人公である、対立ちゃんが同じ時間軸で目を覚ました後、何をしていたのか。ここを見ていこう。

彼女の目に映るものは一体?

 

永遠の対立ちゃん

https://arcaea.lowiro.com/ja

 

マップ上では2又に分かれた下のほう。上の光ちゃんシーンと並んでいるが、どっちから読んでも大丈夫。まだつながらないから。

 

2-1

はじめに見たのは、ちゅうに浮かぶ硝片しょうへん
とある瓦礫がれきとうのなか、少女は目覚めた。

硝片に導かれるように、白くせた世界へとしてみれば、
白く、白く、数えられないほどのガラスの欠片かけら

硝片はどうやら、彼女に引き寄せられているらしかった。
好奇心こうきしんてられるままに、少女は硝片を検分していく。

硝片の中にはどうやら、一瞬いっしゅんだけ何か別の物を見ることができた。
まるでそれは、車窓に映る景色のよう。

ある硝片では雨、ある硝片では日差しを。……そしてある硝片では、死を見た。
思わず渋面しぶづらになって、彼女は硝片から目をそむける。

くだいてやろうと手をばせば、寄って来た硝片たちははなれていく。
知らずと渋面は深くなって、もはやめつけるようになっていた。

――そしてふと、視線がせた空へと向いた。

だが少女がその目をらすと、まもなくその表情はちた。
口は開かれたまま……けれど声はふるえのあまり、発されることはない。

そこにも、硝片があった。
ただ、はるか頭上で激しく渦巻いて、輝く様子はあらしのよう。

少女はいた。空なんか、注視するんじゃなかったと。

視線に勘づいたうずが今まさにこちらへと、
挨拶あいさつにでも来るように接近しつつあったのだから。

https://wikiwiki.jp/arcaea/%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%BC/Main%20Story/Eternal%20Core

 

瓦礫の塔の中で目覚めた対立は、周りを飛び回る何かの硝片を見つけた。それには、何か別世界の景色が映る。

人の死を映した硝片を見た彼女は怪訝な顔をして、壊そうとすればどんどん離れていく。ああ、無性になんだかイライラする。

その時空を見上げると激しく渦巻いた硝片があり、なぜかどんどん彼女に近づいてくる…。それはいったい何のために、こっちへ来るのか?

クロミちゃん
なんか身の危険を感じるワネ…。

 

崩れた世界の中で目を覚ました対立ちゃんは、かなり険しい表情を浮かべながら記憶の硝片を見ているのがわかる。

まぁ嫌なものを見せつけられているから、苛立つのもしょうがないところ。どこを見ても、そんなものがあるからね。

そして一つだけ異質な硝片は、ゆっくり彼女に接近しつつあるのだが、まさに嵐の前触れともいえる。危ない香りだ。

この時点で、明らかに光ちゃんが目覚めた世界とは全然別の、非常に暗い場所にいる対比が強く出てる感じ。

ヴィーゼ
寒そうで暗闇に満ちた世界なのかな…。

 

2-2

今、彼女をつぶす感覚を説明するのは難しい。
そこには自らの顔を映すでも、くでもなく。
ただ彼女を強くしのけ、吹き上がる大きな風――激しく渦巻く硝片しょうへんの波。

飛ばされぬようにみしめて、少女はじっと、観察する。
目に映るこれは、記憶…? けがれた世界の、記憶たち。

「……ッ、何なのよこれ。何なのよ!?」

黒の少女は、手を伸ばす。

「こ、のッ……!」

苦痛と、裏切り、そして羨望せんぼうの記憶たちに。

なんとか一片ひとひらの動きを止めれば、ほかの硝片も共に停止した。
そのまま少女を取り囲んで、宙空ちゅうくうで静止する硝片の群れ。
右往左往うおうさおうと、少女はせわしなく辺りをうかがっている。

「これって、全部……」
(暗い……? ずっとずっと、暗闇だけ?)

硝片たちが映すものに……明るい記憶などほぼないように見えた。
その見えた小さなきらめきも、すぐに消えていく。

くちびるみ、少女は愉快ゆかいさなど微塵みじんもないみを浮かべた。
冗談じょうだんでしょ、こんなの……」

彼女はつぶやく。
「こんな、悲惨ひさんな記憶で満ちた世界だなんて……」

そんな言葉のあと、引きつるような笑みさえまた消えた。

https://wikiwiki.jp/arcaea/%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%BC/Main%20Story/Eternal%20Core

 

近づいてきた硝片は、彼女を吹き飛ばす勢いを持つが対立はじっとそれを見つめる。そこにあったのは、また嫌な記憶達。

いつの間にか周りに漂う硝片も、ほぼすべてが黒い記憶と化しており、彼女の感情を黒一色に塗りつぶしていく。

どうやら、悲惨な記憶で固められた世界にいることを対立は知った。その顔には、引きつった笑顔さえ無くなってしまった。

コール
早くも辛そうな感じ~…。

 

嵐をまとっていたような一つの硝片は、対立ちゃんに近づいた後にろくでもない誰かの記憶を見せつけてしまったようだね。

すると彼女の目に映ったものがすべて、非常に暗く黒いものに見えてしまい、余計にいらだちが隠せない模様。

一体彼女が目覚めた場所は、あまりにも悲哀が強い世界みたいで、冷たい地の底にいるみたいな感じがするね。

そう考えると、負の感情に囚われるのもわかる。

 

2-3

一体どれほど長い間、硝片しょうへんとその記憶を調べていたのだろう。時計もなしに、分かるはずもない。
しかし非常に長い時間がったことだけは、少女は確信していた。

しばらく、幸福な記憶を探していた――それがあるという事実だけを、ただ確かめたくて。

たしかに、見つけることはできた。ほんの少しだけに過ぎなくても。
だが、より悲惨ひさんな硝片は絶えることなく、少女にすがる。
この世界にもう、少女は嫌気いやけが差してきていた。

そして、少女は硝片の群れの中心にいた。
緩慢かんまん旋回せんかいする途方もない数の硝片たちは、
さながら銀河のような渦をえがいている。

少女は脳裏のうりで、二つの可能性を思い浮かべていた。
はたして惨憺さんたんなのはこの世界か、硝片たちの中の世界か。
それともただ、ここには惨憺さんたんな記憶の硝片しかないのか。

――どちらにしても、駆除くじょすることはもう決めた。

そうして、少女の内側で何かが変わった。

その辛苦しんくに満ちた記憶を見る顔には、喜色さえうかがえる。
今はどうやら、よろこんでくらい記憶を集めているようだ。

「こんなゴミ……いいえ、ゴミで満ちた世界を始末していけるのなら……」

そして世界ここには、あふれるほどの混沌こんとんと、かすかな光。

――それがかなえば、しあわせになれるだろう。

https://wikiwiki.jp/arcaea/%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%BC/Main%20Story/Eternal%20Core

 

対立はかなり長い間、硝片に映る記憶が何なのかを調べていた。何故なら、幸せな記憶があるかを確かめたかったから。

探したところあるにはあったが、99%は嫌な記憶だけ。さすがにこれ以上見るのも、かなりうんざりしていた。

そこで考えたのは、ろくでもない世界なのは今自分が居る場所か、硝片の記憶の世界なのか。しかしそれはどうでもいい。

こんな記憶たちは、すべて自分の手で破壊してやると決めたのだから。その先にあるであろう、幸せのために。

ダッフィー
穏やかじゃねえな。

 

ここも光ちゃんと同じく、硝片についてあれこれ調べ始めた対立ちゃん。ただし、探し求めるものが全く違うんだね。

彼女は悲しい記憶の中でも、明るいものが何か無いかを探していたみたい。何かにすがるようにしているのが、なんとも…。

そして自分の目の前にある、忌まわしき世界を破壊すると。よっぽど気に食わないのがよーくわかる。かなりクールな対立ちゃんである。

 

シリアスな対立ちゃん

ここで”Eternal Core”の物語は幕を閉じる。対立ちゃんサイドは、静かに陰惨な雰囲気を漂わせる、シリアスな場面が続く。

光ちゃんと比較すると、硝片の扱いがまるで違うね。あっちは好きで集めているが、こっちは全てをぶっ壊したい。

まぁそれは、お互い見えてる記憶の景色がプラスマイナス真逆なので、そうなるのもなにも無理はないほど自然だ。

見た目通りシビアな空気を持つのが対立。

 

今回はここまで。次回は別のパックである”Luminous Sky”に行ってみよう。また光ちゃんサイドに戻るよ。

無邪気に硝片集めをしていた彼女は、この先どういった道を辿っていくのか。なかなか気になるところだ。

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