記事公開日:2021年4月27日
最終更新日:2025年3月26日
「影の存在である対立ちゃんは何を思うのか…。」黒き主人公である彼女は、悲哀に満ちた世界を象徴する存在と言える。
今回はArcaeaの有料楽曲パック”Eternal Core”における、ストーリー後半部ではどんな出来事があったのか、早速追っていこう。
次は対立ちゃんのターン。
Arcaeaストーリー Eternal Core②
前回は同パックにおける、前半部でのお話をざっと読んできたよね。そう、光ちゃんが目覚めた後のお話よ。
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彼女は気まぐれで、”記憶の硝片”を集める旅をするために真っ白な世界を歩き回る。どうやらその美しさに惚れている模様だ。
さてこっちではもう一人の主人公である、対立ちゃんが同じ時間軸で目を覚ました後、何をしていたのか。ここを見ていこう。
彼女の目に映るものは一体?
永遠の対立ちゃん
https://arcaea.lowiro.com/ja
マップ上では2又に分かれた下のほう。上の光ちゃんシーンと並んでいるが、どっちから読んでも大丈夫。まだつながらないから。
2-1
瓦礫の塔の中で目覚めた対立は、周りを飛び回る何かの硝片を見つけた。それには、何か別世界の景色が映る。
人の死を映した硝片を見た彼女は怪訝な顔をして、壊そうとする。しかしどんどん離れていく様子を見て、無性にイライラする。
その時空を見上げると激しく渦巻いた硝片があり、なぜかどんどん彼女に近づく。それはいったいなぜ、こちらへ来るのか?


崩れた世界の中で目を覚ました対立ちゃんは、かなり険しい表情を浮かべながら記憶の硝片を見ている。まぁ嫌なものを見せつけられているから、苛立つのもしょうがないところ。周りがそれだらけだから。
そして一つだけ異質な硝片は、ゆっくり彼女に接近しつつあるのだが、まさに嵐の前触れともいえる。危ない香り漂う。
この時点で、明らかに光ちゃんが目覚めた世界とは全然別の、非常に暗い場所にいる対比が強く出てる感じ。


2-2
近づいてきた硝片は、彼女を吹き飛ばす勢いを持つが対立はじっとそれを見つめる。そこにあったのは、また嫌な記憶達。
いつの間にか周りに漂う硝片も、ほぼすべてが黒い記憶と化しており、彼女の感情を黒一色に塗りつぶしていく。
どうやら、悲惨な記憶で固められた世界にいることを対立は知った。その顔には、引きつった笑顔さえ無くなってしまった。


嵐をまとっていたような一つの硝片は、対立ちゃんに近づいた後にろくでもない誰かの記憶を見せつけてしまったようだね。
すると彼女の目に映ったものがすべて、非常に暗く黒いものに見えてしまい、余計にいらだちが隠せない模様。一体彼女が目覚めた場所は、あまりにも悲哀が強い世界みたいで、冷たい地の底にいるみたいな感じがする。
そう考えると、負の感情に囚われるのもわかる気がするわ。
2-3
対立はかなり長い間、硝片に映る記憶が何なのかを調べていた。何故なら、幸せな記憶があるかを確かめたかったから。探したところあるにはあったが、99%は嫌な記憶だけ。これ以上見るのも、かなりうんざりしていた。
そこで考えたのは、ろくでもない世界なのは今自分が居る場所か、硝片の記憶の世界なのか。しかしどうでもいい。こんな記憶たちは、全て自分の手で破壊してやると決めたのだから。その先にあるはずの幸せのために。


ここも光ちゃんと同じく、硝片についてあれこれ調べ始めた対立ちゃん。ただし、探し求めるものが全く違うんだね。
彼女は悲しい記憶の中でも、明るいものが何か無いかを探していたみたい。何かにすがるようにしているのが、なんとも…。
自分の目の前にある、忌まわしき世界を破壊すると。よっぽど気に食わないのがよーくわかる。見た目通り黒い対立ちゃんである。
シリアスな対立ちゃん
ここで”Eternal Core”の物語は幕を閉じる。対立ちゃんサイドは、静かに陰惨な雰囲気を漂わせる、シリアスな場面が続く。
光ちゃんと比較すると、硝片の扱いがまるで違うね。あっちは好きで集めているが、こっちは全てをぶっ壊したい。
まぁそれは、お互い見えてる記憶の景色がプラスマイナス真逆なので、そうなるのもなにも無理はないほど自然だ。
見た目通りシビアな空気を持つのが対立。
今回はここまで。次回は別のパックである”Luminous Sky”に行ってみよう。また光ちゃんサイドに戻るよ。無邪気に硝片集めをしていた彼女は、この先どういった道を辿っていくのか。なかなか気になるところだ。
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