「お嬢さん、あなたは何を求めるの?」
タイトルとジャケットを見ると色々考えてしまう。
美しく気高い彼女の思惑はいったい…。
今回はArcaea収録曲の一つである“Tie me down gently”を攻略。
悪役っぽさがある中でも、力強い声による楽曲。
かっこいい女性の強さを前面に押し出していますな。
Tie me down gently 私に優しくして離さないで
この曲は見ての通り、タイトルが一つの英文。
もちろんしっかり意味が隠されており、考察のタネになるよね。
我輩英語は好きだが、特段和訳が得意というわけではない(笑)
楽曲タイトルを直訳すると、「優しく私を押さえつけて」という感じ。
押さえつける=拘束するというニュアンスだな。
しかし歌詞を見ると、それだと不自然になっちゃう。
だから吾輩なりに意訳すると、見出しの通りになると思うよ。
離れていく相手に対して、訴えかけているような意味合いかな。
そう考えると、この後出すジャケットイラストにまた色々考えさせられる。
曲の難易度はFTR8の下位クラス相当。
プレイしてみると、ボーカル入りだからかリズムが取りやすいかも。
全編通して特に気を付けるべきポイントがあまりない。
ただ曲のスピードが速めかつ、指交差が多めなのが注意点かな?
ジャケットチェック 本当に悪役令嬢なのか?
コンポーザーは溝口ゆうま氏で、ボーカルが大瀬良あい氏。
大瀬良氏については、Arcaea内で他楽曲も熱唱されてるよ。
アートワーク製作者がkobuta氏。
譜面製作者はkurorakさん。
ジャケットのイラストがこれ。
バラが咲き乱れる夜のお城で、玉座に座る金髪ツインテのお嬢様。
赤目と青目のオッドアイや、切れ長の瞳がかわいいよりかっこいい。
最初イラストだけ見たら、完全に悪いことを考えてる高貴なお嬢様。
にしか吾輩見えなくてさ~。
ただ本記事執筆にあたり、タイトルと歌詞を読んでみたらなんとも。
もしかしたら、思い人と離れている憂いがこもった表情なのかも。
行ってしまったあの人を、ずっとここで待ち焦がれているようにも見える。
そう考えるとちょっと切ないよね…。
なんとなく今後このお嬢様がパートナー化したらうれしいな。
今の時点では確か金髪ツインテお嬢様っていないだろ?
銀髪ツインテなら、すでに“調ちゃん”が実装済みだがどうだろ。
楽曲攻略 BPMがもともと速めの曲
それじゃあそろそろこの楽曲の攻略へ。
FTR8下位相当と言うことで、同レベル挑戦中の方にもおすすめ。
7最上位クラスが大丈夫なら、この曲も初見でクリアはできそう。
基本的にボーカルの歌詞にほとんどターゲットが配置済み。
変にずらす意地悪な配置も無く、とっても素直に取りやすい。
そのため認識できずに取れない、ってことは少ないはず。
ただし曲自体のBPMが191と割かし速め。
そのため速い曲に慣れていないと、タップを見逃す可能性はありそう。
後は細かく指を交互させてくるので、見えなくてもレーンを叩けるか。
左右の指を素直に動かすと、そういう場面が多発するので食らいつこう。
多少やりづらいからと言って、指を強引に変えて回収しようとしないでね。
まぁArcaeaは、そういうパターンが特徴的なゲームだから。
冒頭 タップは全部歌詞合わせだ
曲が始まると8分の階段タップから。
初っ端なので、両指を使って回収して安定させよう。
普通にレーン中央の線から、左手2つと右手1つ+ロング。
そんな寸法で取りに行けば大丈夫。
歌詞がいったん切れるまでは、セリフに合わせてタップをガンガン。
おまけにロングとアークも来るが、取りやすいので大丈夫。
スピードは常に一定で速めなので、ここでリズムを取っておきたい。
“Show me love”のラブに長めの両手アーク。
これが終わった直後に、右始動の5連トリルにフロア2つが追加。
曲が早いので、いつもより気持ち早めに叩くとよろし。
一つ目の間奏 隣同士のフロアとスカイの処理はどうする?
間奏なのでボーカルがOFFになる。
しかしここも主旋律に合わせてタップのみの配置。
速いけど密度自体は薄く、視認はしやすい。
音通りにテンポよく叩きたい。
ダブルタップは見たまま処理でおk。
一部手前のフロアとちょっと横にずれたスカイがあるんだよ。
これの処理なんだけど、人によってやりやすさが変わる。
理想は両方を違う手で取るのが精度的にも良いのだが…。
画像のようなパターンだと、吾輩片手じゃないと上手くできないのよ。
右手だけを素早く上下に動かすようなね。
これだと動きが単純な代わりに、精度が少し欠けやすい。
ただ理論値狙いじゃなければ、多少甘くてもPURE判定になってくれる。
両手使うなら1レーン間が空いてないとやりづらくて…。
ここはあなたのやりやすいほうでお任せするよ。
ボーカル再びON アークの出張が始まります
ここから再び大瀬良氏の歌声が入る。
やっぱり歌詞合わせの配置なので、そう複雑ではない。
タップはもちろん、ロングもアークも動きが大分単純だ。
注意点は2か所。
一つ目はさっきと似たように、スカイとフロアが近くで連続するところ。
やっぱりここまで横幅が近いと、片手で撮ったほうが個人的にやりやすい。
まぁ間隔も詰まってるわけじゃないので、一本の指で取るのもアリ。
もう一つはアークの始点。
普通赤いほう=右手側のアークは、画面右から始まることが多い。
しかしここは、右手なのに画面左端始動なんだよね。
いわゆるアークノートの出張パターン。
まぁ腕を動かす順番は合ってるが、始点が地味に取りにくい。
ここはなるべく素直に色の指示通りになぞっておきたい。
無理して右始動なのに、左手で取ろうとしないこと。
逆パターンもあるよ。
Bメロ 徐々に指クロスが出始める
歌詞の”愛してる”からがBメロの始まり。
少し前から右手のアークはなぞりっぱなし。
そこに左手で画面中央寄りのフロアを拾わせてくる配置だ。
このフロアも位置的に手がぶつかりやすく、なかなか取りづらい。
だからと言って、フロアの位置を手前から覗こうとするとアークが外れやすい。
ここはまず画面奥を見て、どのレーンにフロアが来るかしっかり確認しよう。
そしてタイミングは歌詞合わせなので、できれば見ずにタップしたい。
この技術、今後の譜面ではもはや必須なので頑張ってみよう。
いい練習になるぜ。
右と左でこれを1セットずつ。
サビ 左右に振れるアークと階段タップのセット
ここからサビに。
当然ながらしっかりタップは歌詞合わせなので、よく曲を聞こう。
アークは難解ではないものの、なだらかに大きく左右に振ってくる。
同時に階段タップも入るので、さっきと同じく画面奥でタップ位置を確認。
叩くときは視界にぼんやり入るくらいの情報量でも叩けるようにしよう。
2つ目の間奏 円を描くアークに振り回されたりなんだり
違うメロディーの間奏に入り、譜面が変化。
右手で大きく円を描くアークをなぞりながら、タップを連打連打。
基本はアークはぼんやり眺めつつなぞる。
タップのほうに意識を集中させたいが…。
上手くできないなら、タップは適当でいいからアークをしっかりなぞる。
動きが大きめなので、指の動きもそれに合わせよう。
意識外でもアークがなぞれるようになるまで練習してみ。
間奏の後半はフロアとスカイのちょっとしたトリル。
また横幅が近いもの同士なので、片手でも両手でもやりやすいほうで。
幸いぎちぎちじゃないので、片手のほうが楽かも?
再びサビ 一回目は今まで通りだが二回目は…
ここでまたサビに戻る。
さっき紹介した注意点とほぼ同じところだけ気を付けよう。
途中で”Flower that bloomed~”と言うところがある。
フロアとほぼレーンに沿ったスカイのみが出てくる。
音は歌詞通りなので、テンポよく叩く。
スカイが疑似的に縦連みたいになってるが、左右交互の指で回収。
特に難しくはないでしょう。
もう一回サビがやってきてこれがラストラン。
一部のみ歌詞合わせじゃなく、4分のダブルタップに変化。
ここはぜひとも惑わされないように用心しよう。
特に初見時はボーカルの音に吊られやすいから注意だ。
さらに“甘い甘い夢ならば”の部分もさっきと違う。
夢ならばのとこは、バック音の「でっでっでで!」にダブルの配置。
やっぱり初見だと面食らいやすいかも。
そしてその直後に両端レーンで左指始動の高速トリル。
この部分のサビだけ明らかに他と違うのがよくわかる。
あとは簡単な両手アークでフィニッシュ。
スコア的にはおいしく頂きたい。
勢いのままに突っ走りたくなるが最後が注意
少々ダークな雰囲気ながら、なかなかノリの良い曲。
大瀬良氏の力強い声が、そのまま勢いを強めに保ってくれる。
だからサビとか上手く叩けると、結構気持ちいいんだよね。
ただし最後の部分は、今までのサビとターゲットが大分違う。
考えずに同じように処理したくなるが、まったく違うので注意だ。
まぁでも、強いて言えばそのくらいかな、危ないのは。
本楽曲は有料楽曲パックの“Sunset Radiance”に収録。
購入すれば、即座に本楽曲がプレイ可能。
悪そうに見えて実は悲しみを背負うお嬢様。
その何とも言えない雰囲気を感じつつお楽しみくだされ。
今回はここまで。
個人的に悪役令嬢と言うと、某天才たちの恋愛頭脳戦に出てくるあの人。
かぐや様がすぐに頭に浮かんでくるな…。
わがまま言っちゃだめですか。
一生に一度のわがままです…。