記事公開日:2018年5月5日
最終更新日:2025年2月3日
「買ったタペストリーが飾れない、という悲惨な事故を無くします」。オタク部屋を彩る、使い勝手のいいグッズ。
せっかく手に入れても、うまく使えないと全く意味がない。
今回はこれから部屋にタペストリーを飾ろう、っていう方に向けて、先に確認してほしいことをまとめていくよ。
7つのポイントで構成を決めよう。
タペストリーでオタク部屋を作ろう
オタク部屋と言われて、想像しやすいのは大量のグッズに囲まれた空間。缶バッジ、アクリルキーホルダーなど、色んなものが出回ってる。
その中でも、壁に使う用の布製品であるタペストリーは、視覚に入る範囲が大きく飾り付けにはうってつけ。使いやすいよね。
多くのオタク部屋主は重宝してるはず。
オタク部屋作ってみたいなと思ったら、手軽にタペストリーから入るのがオススメではある。
ただし無計画に飾ると、余計な隙間が生まれたり部屋の寸法と合わなかったりと、様々な問題が出てきがちなのが厄介だ。
吾輩もよく確認せずに、タペの飾りに手を付けて失敗したなと思うことがあったので、次に作る時はミスしないように気をつけたい。
事前の下準備や確認は怠らず。
やり直しの手間は嫌
吾輩、元々の性格としてあんまり適当なのが好きじゃないのよ。だから、日頃から細かいことに割と真剣になっちゃう性質でさ。
オタク部屋作りにおいても同じで、グッズで埋めるならみっちり隙間無くピッタリ埋めて、やり直しの手間を省きたいのだ。
非効率だからね。
もちろん、多少の入れ替えとかはあっても良いけど、いつでも時間が取れるわけじゃない。
だから始める前に、後で面倒なことにならないように色々想定してから、作業に取り掛かったほうが楽なんだよね。
下準備7大ポイント
その人によって、何をどうするかは微妙に変わってくる。が、大体の人に共通するポイントを7つに絞ったよ。
・飾り方のチェック
・部屋の寸法を測る
・組み合わせはどうするか
・ポールの歪み
・室内の暗さ
・グッズの日焼け防止対策
特にタペストリーをうまく使えるかどうかは、部屋の寸法とサイズの組み合わせという2つの要素がかなりデカい。
一つずつ細かく説明しよう。
壁に使うフックの2択
壁掛けに欠かせない道具の一つである、フックのついてだ。予想通りだと思うけど、穴を空けても大丈夫かどうかはじっくり考えよう。
賃貸は基本NGだけど、持ち家の人でも小さな穴すら空けたくないという場合もあるだろう。ならば、使うのは粘着式フック一択。
キレイに剥がせば跡が残らず、当然壁に穴が空くこともない。心強い味方ではある。

ただ壁の材質によって剥がれやすさが違い、頻繁に落っこちてくることもザラ。あと乱暴に剥がすと、壁紙までめくれ上る可能性もある。
決して万能ではないのだ。
対して小さな穴程度なら大丈夫という場合には、針付きのフックが使えるね。こっちは張り付き強度が高いため、簡単には落っこちてこない。
吾輩はこのタイプを使用してるよ。
どっちを使うかは、自室の環境を考慮してから買うようにしてね。
付属のロープはオススメしない
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上記の記事で、タペストリーの具体的な飾り方を紹介してるんだけど、吾輩はフックの他にロープを別で用意してるのね。
多くの場合、買ったタペストリーをすぐ飾れるように付属の紐が付いてるはず。でもそれをわざわざ外して、太いロープに変えてるよ。
なぜなら、滑り止め効果が強く突っ張り状態を維持しやすいから。
なるべく壁の上ギリギリまで、タペストリーで覆うには紐の突っ張りが必要だ。その時、ちょっと太いロープのほうがやりやすいのね。
細かいことは、上の記事を参考にして。
部屋の寸法は事前に測る
大きく新しい家具を部屋に入れる時、必ずどれくらいのスペースが必要かちゃんと測るよね?
それと同じくタペストリーに使う壁の長さも、先に測るのが鉄則だ。特になるべく隙間を減らしたいのであれば、必須レベルの準備。
長さを測っておけば、何列に渡ってどのサイズのタペストリーが使えるのか。それが横と縦方向にあるので、使用枚数の予測もできるよ。
こういう時は、適当なメジャーを使いつつ1辺をきっちりメモしておくのが大事。
この後説明する、サイズ同士の組み合わせをどうするかにも響いてくるので。
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色んな組み合わせを想定しよう
ある程度の下準備ができたら、お次は試行錯誤のお時間。実際に飾り付けをしていくのだが、タペストリーには色んなサイズがある。
最もよく使われるのはB2。縦長、横長ともに一番見かけやすいかな。吾輩が所持するタペも、大半がこの大きさだよ。
こんな感じで、同じサイズを規則正しく並べると整った見た目になりやすい。更にイラストのコンセプトを絞ると、更なる統一感が出るね。
逆に縦長横長あるいは、全然別のサイズを組み合わせてというパターンも面白い。
規則性を求めるのではなく、敢えてちょっとずらした変化球的な要素を入れてあげる。
こっちの写真だと、B2縦長、B2横長、WSB1(幅がB2縦長かつ、高さが2倍化)みたいなね。
実はここの壁、B2縦長だけで行こうと思ったんだけど、それだと思ったより隙間が空いちゃってね。だから横長を加えたんだよ。
で、右側は単なるB2縦長の連結だとつまんなかったので、あまり持ってないWSB1を使った組み合わせを試したんだ。
色んなサイズのタペをお持ちなら、組み合わせ自体は無限大だと思うので楽しんでみて。絵柄、順番を変えるとかでも全然OKだから。
ポールの歪み気にする?
これは特に、横幅が長めのタペストリーに限った話なんだけど…。
いっぱい下に吊り下げるかつ、長期間飾ることによって、プラスチックの上部ポールが段々重さで歪んできちゃう。
写真は当初、何も考えずにB2横長のタペを合計3枚吊り下げてしばらくした後だったかな。ちょっとポールがしなっちゃてるよね。
もしコレが嫌な場合は、下に追加で大量に連結させないか、ポールそのものを交換しちゃうかのどっちかにするといい。
吾輩はもっと上部なポールを100均で調達して、2個所だけ変えてるよ。あっちはタペ程度の重量ではしならないので、検討してみて。
大量に飾ると室内は暗い
タペストリーは大量に飾ると、部屋に入る太陽光の量がぐっと少なくなる。そのため、全体的に室内は暗くなりがち。
特に窓近辺にも使う場合は、余計そうなりやすい。ある程度自然な光が欲しいなら、タペの量は少し抑えたほうが良いかも。
とはいえ、個人的には別に部屋が暗くてもあまり気にならない…。どころか、むしろある程度暗いほうが、人間的には落ち着くもの。
日中部屋にいないなら、あんまり関係ないし。ちゃんと部屋の換気や掃除さえしてれば、別にカビとかも心配しなくていいしね。
人工の光でいいなら、部屋の照明やデスクライトである程度カバーもできる。このあたりは、ご自身のお好みで考えてみてほしい。
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日焼け対策を考える
飾った後になるけど、気をつけなきゃいけないのは日焼けによるグッズの色褪せ。一度なってしまうと、修復は不可能になる厄介な問題。
特に窓近辺に使っているタペストリーはなおさらで、対策なしだとせっかく買った貴重なグッズが台無しになってしまう。
人間の肌と同じく、紫外線はうざい天敵だ。
なってしまってからでは遅いので、早めに紫外線対策は行おう。できればオールシーズン、最低でも初夏〜秋頃までは必ず。
吾輩はUVカットカーテンの使用、UVカットフィルムを窓に貼る、室内照明を蛍光灯からLEDに変えるなどの対策を施してるよ。
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タペストリーを大事に使おう
素晴らしいイラストが描かれたタペストリーは、壁に飾るといつでも好きな絵柄を楽しめる。たくさん飾れば、まさに好きで固めたお城だ。
そして一つにつき、そんな大量に出回るグッズでもないので、一枚一枚が貴重品。長くきれいな状態で使うなら、適した環境は必須。
大事に使ってあげて。
あなたの好きなキャラクターは、日々頑張るあなたを元気づけるために素敵な姿をして応援してくれる。そんな彼女彼らに、一筋の配慮を。
今回はここまで。男だろうが女だろうが、好きなコンテンツを愛する熱量はみんな大きい。更に燃やし尽くすために、オタ活楽しもう!