「大枚はたいて買ったグッズ、長い間きれいに使いたい」
「汚れよりもグッズの日焼けが気になって飾るのに躊躇する」
日焼けによる一番の問題って、”色褪せ”なのが困ったところ。
一回退色しちゃうと元に戻らないし。
単なる汚れとは別に厄介なのよね。
もちろん痛部屋にしている吾輩も、その辺気を遣うようになった。
今までやってきた室内の日焼け対策をまとめたよ。
100%は無理だけど、退色する可能性を少しでも減らそう!
オタクグッズに限らず日焼けするとみすぼらしい
太陽から飛び出る紫外線。
長時間当たり続けると、大体よくない影響をまき散らしてくれる。
人間の体だとやけどを起こしたり、シミになっちゃったり。
俺は太陽光で両肩を焼いてしまったら悲惨なことになったぞ…。
と、かなり有害な側面をもつ紫外線。
人体に限らずモノにだってダメージを負わし、非常に厄介だ。
誰でも窓際に置いてあったモノが、日焼けしちゃった経験はあると思う。
当然色とりどりのオタクグッズにもしっかり牙をむく紫外線。
室内に飾っても、意外と窓を貫通して侵入してくるからね。
無対策だとあっという間に、色褪せた主人公や美少女たちになる。
せっかく飾るために買ったのに、これでは飾りたくなくなるよね?
少しでもその被害を減らすために、室内の紫外線対策はやっぱ必要。
着目すべきは”照明”と”窓”だ。
ここをどうにかすれば、色褪せるまでの期間を長くすることができるぞ。
インク色の性質が大きく変わるから
そもそも色褪せが起きる原因ってなに?
すごくざっくり言うと、インクの色が大きく変わっちゃうから。
色のついたものを紫外線に当てると、その色に使われるインクが影響を受ける。
中身の組織が変質したり、完全に壊れたりすると見える色が変わっちゃうのね。
その結果、鮮やかな色がどんどんぼけていくのよ。
読まなくなった本の表紙とかわかりやすい。
俺も中学時代に使ってた参考書とか、長い間自室の出窓に置いてたの。
部屋を思いっきり整理する前だったから、たぶん6年以上は放置してたかな。
1年じゅう窓から直接太陽光が入りっぱなしだったので、直にダメージが蓄積。
気づいたら表紙の色が薄くなったり、もともとの色じゃなくなってたよ。
これはすべてのモノに当てはまるから、オタクグッズも当然例外じゃない。
特に部屋全体を覆うタペストリーとか、結構影響受けやすいよね。
どうしても窓際まで飾りたい場合、余計日焼けが心配になる。
室内でも紫外線は容赦なく入るため、油断が全くできない。
考えてみてほしい。
好きな絵師さんが書いた美少女グッズ。
自宅ならば気兼ねなく飾れるし、自分だけの光景を構築できる。
でもその美少女たちも、ずっと同じ形は保てない…。
なぜなら”モノ”の形を借りているだけだから。
モノっていうのはいつか実用できなくなる時が来る。
だったら、その形を少しでも長くきれいに保てるほうが嬉しくない?
室内照明と窓に着目せよ
部屋にいても紫外線は結構平気で入ってくる。
侵入口はやはり窓だ。
そして太陽光の紫外線ほどではないが、室内照明も原因の一つ。
吾輩、この2点に関して以前対策を施したから簡単にまとめるよん。
窓にはUVカットフィルムをべったりと
自室の窓なんだけど、すりガラス2枚・ノーマルガラス2枚の構成。
これが部屋の一角に4枚分集まってるのね。
ちょっとした出窓スペースにもなっている。
ガラスにUVカットを施すには、フィルムかコーティングの2択。
コーティングは大掛かりになりそうなのでぶっちゃけめんどい。
というかそもそもノーマルなほうは、それが施されてるのかわからないし。
もっと手軽で安く済みそうな、UVカットフィルムを張り付ける方法に。
詳しい張り付け方は実践編があるので、そちらを参照してくだされ。
これ、適当にAmazonで買ってきたフィルムなんだけどさ。
ご覧の通り、紫外線+外からの視線をガードしてくれる代物。
窓を全開にしちゃうと、吾輩の痛部屋が外から丸見えだから…。
まぁ俺自身は見られても気にしないけど、見た側の人がそうとは限らんし。
万が一視界に映って不快な思いをされてもよくないしな。
普通の窓ガラスをお使いの方は、そういうのを貼ってもいいよね。
ちょっと調べればたくさんフィルムって出てくるから。
貼る作業も単純だし、お金も少なく済むよ。
作業時には窓の大きさも考えて、2人がかりをお勧めするが。
あとは当然、窓を開けるとフィルムの意味が無くなっちゃう。
少し厄介なところで、グッズを飾ると日中窓あけっぱが難しい。
特にエアコンをつけるほどでもないぎりぎりの暑さの時。
窓を開けると少しは涼しいが、紫外線が入ってくる。
だからと言って締めっぱなしにすると、暑い空気が室内にこもるという。
こういう時はもう素直にエアコンに頼ったほうがいいよな…。
カーテンでさらに障壁をつくる
窓近辺で使うアイテムの代表がカーテン。
目隠し、遮光、紫外線カットなど大きな役割を果たす。
ほとんどの家の洋室にあると思う。
自室のカーテンは相当古く、別に遮光でもなんでもない。
多分普通で何か機能特化でもないものだけど…。
とりあえずこんなんでも、閉めておけば紫外線を多少は緩和してくれる。
無いよりかはマシ程度だが。
当然、UVカットを強調したカーテンを使えばさらに安心。
地味だけど意外と大事だな。
ただ窓にフィルム・カーテン・グッズ(タペとか)を重ねると、部屋が結構暗くなる。
外からの紫外線カット=日光の遮断と同じようなものだ。
よってトレードオフ的になってしまうが、こればかりはしょうがない。
次に説明するLEDライトで明るくしてくれな。
照明は紫外線の少ないLEDに取り換え
部屋の照明って、気にしたことある?
特に蛍光灯を使っている痛部屋主は気を付けたほうがいい。
太陽光よりずっと弱いが、蛍光灯の光も紫外線はそこそこ含まれる。
よって、光を当て続けるとどっちみち退色は避けられないよ。
放出量を抑えるためには、とにかくLEDライトに交換しよう。
古い照明を使っている人は、こっちに変えたほうが何かと便利だよ。
吾輩の自室も長い間備え付けの蛍光灯だったけど…。
LEDのほうがグッズの劣化を抑えやすいみたいだから、ちょっと前に換装したのよ。
普通に蛍光灯をパカっと外して、LED天井照明をはめ込み。
あとはリモコンの遠隔操作でON・OFFはどこでもできる。
さらに選んだモデルは調光と色調整が可能なので、お好み仕様にも。
とりあえずしばらく使ってみて、明るさが増したのはいいことだね。
退色については、まだ大して時間が経ってないので何とも言えないけど…。
いろんなところで効果はあるといわれているから、大きな問題は無いだろうな。
年単位でグッズが退色しなければそれでええ。
内外とわずオタクグッズの日焼けを阻止に動け
とりあえず手軽にできる室内の紫外線対策。
外からの紫外線侵入口と、内側の放出口を対策すれば安心だね。
特に窓は何もしないと入ってくる量が多いため…。
こっちだけでも部屋の色彩を保ちたい場合、必ずやっといたほうがいいよ。
色褪せたグッズとか、高いお金出して買ったのに哀しくならない?
かわいい二次元美少女がセピア色とか、もう目も当てられねえ(泣)
オタクグッズってとってもカラフルなものが多いからね。
黄色とかピンクとか水色とか、見ると癒されるわぁ…。
だからこそ、日焼けした時の精神的ダメージは計り知れない!
今回はここまで。
グッズに限らず、本当に紫外線は人類の敵。
あれに困らされたことは幾度もあるから、浴びたくないですな…。
5月から8月の間が一番怖い。