記事公開日:2018年5月4日
最終更新日:2025年1月31日
「知りたくないか?、オタク部屋を彩る上手なタペストリーの使い方を」。そう、コイツは自分流の痛部屋に必須とも言える道具。数多くの部屋主に愛される、大小さまざまかつ色んな絵柄が描かれたタペストリーだ。
今回は、基本に忠実な壁用フックで吊るタペストリーの飾り方を紹介するんだけど…。お供に、100均のロープを掛け合わせてみよう。
なるべく壁に余白を残さない!
オタク部屋用タペストリーの飾り
自分の大好きな絵師さんやコンテンツに登場する、たくさんのキャラは見ていて全く飽きない。新しく出たグッズをチェックし、買っては部屋に持ち帰る。そしてどう使うのか、頭を巡らすのはとても楽しい時間だ。
もちろんグッズごとに使い方は変わってくるので、どれをどう飾れば最も見栄えが良いのかは、部屋主の腕の見せ所と言えよう。
今回触れていくテーマは、オタク部屋グッズとして非常に使い勝手が良いタペストリー。コイツの飾り方について、あれこれ試したい。タペストリーは順当に、壁の突起に紐で引っ掛けて使うのが一般的。もちろん、自宅の部屋ではそれをベースに考えるのが無難。
ただし、それだけでは足りない。吾輩はここで、100均に売られているロープを使って飾っていく。備え付けの紐じゃなく。
突っ張った位置調整ができるから。
壁をみっちり埋めるため
タペストリーは最初から、引っ掛けるための細い紐付きのパターンが多いよね。単に一点で吊るなら、コレを使えば何も問題はない。しかし、吾輩がやりたいのはそうじゃなく、左右の2点吊りかつ紐そのものを別のやつに変えて安定性を高めた方法にしたいんだよ。

2点吊りなのは、天井ギリギリの高さから壁をほぼ覆うようにタペを垂らしたい。1点吊りだと、どうしてもそれができないのだ。真ん中で紐を吊るすので、三角形になって上部に無駄な余白が生まれちゃうんだよね。
付属の紐じゃなく変える理由は、突っ張りやすくするため。デフォルトのやつは滑りやすく、突っ張り強度が出ないからなのよ。この後実際の写真で実例をお見せするので、言いたいことがよく分かると思う。
事前の準備は入念に
さて早速と言いたいけど、使う道具とともにいくつか事前の確認をしておこう。良かったらこっちの記事も目を通してね。最低限、先に使う壁の寸法を測ること。
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そして今回使う道具はこの2つ。
・ダイソーの綿ロープ
フックにおいては、壁に穴を空けるほうが固定感は抜群。ただし賃貸の人は使えないので、貼付け式にしよう。お好みで。ロープは太すぎるとポールに通せないので、ちょっと細いくらいのものが良いかな。ダイソー以外のものでも、何でもいいよ。
あと、どこにどのサイズのタペを吊るすかはなんとなくイメージしておこう。それによって、使うフックの数が変わってくる。
ダメな例な1点吊り
一番オーソドックスな一点吊りだと、こんなふうになるんだけどオススメできないやり方だ。ガムテープは単なる補強。タペストリー上部とフックの間に大きな隙間があり、これを埋めるのはそのままじゃ不可能なのだ。壁紙を隠し切るには不向き。
更に紐が滑るので、ちょっとの衝撃でタペストリーが斜めになりやすいのも良くない。
せめて斜めにならないよう、紐をフックにぐるぐる巻いてガッチガチに固定も試したんだよ。結局コレもイマイチダメだ。安定して正面を向かせる調整が大変で、正直実用的じゃないから。このままじゃ使えん。
最上段の2点吊りが至高
じゃあ紐を変えて、2つのフックで吊るやり方にしよう。ポールの寸法より、わずかに広い幅でフックを壁へ取り付ける。
必ず幅は若干広めに取ってね。
結果は写真の通り。細かい微調整は必要だけど、さっきよりは遥かに安定しての吊り下げに成功。100%壁紙を隠せるわけじゃないけど、なかなか天井ギリギリまでタペストリーを行き渡らせられた。十分よ。
ダイソーのロープは、こんな見た目のもの。ハサミでカットして使うんだけど、長さはポールの2.5〜3倍くらいにしてね。
まずポールの両側にはめられたキャップを外し、付属の紐も一緒に分離させちゃおう。
次は代替ロープを上部ポールの中に通して、反対側から出してあげる。
そしたら、適当に片結びを2中にしてほどけないようにすればOK。長さが余り過ぎたら、適当にカット。また、結び目以外の部分は完全に突っ張らせないこと。少し緩めにしないと、フックに紐が掛けられなくなる。
左右に飛び出た紐を折り返して、フックにそのまま引っ掛けるだけ。付属の紐外し忘れた。後は床と並行になるよう、微妙にポールの位置を調整してあげれば大丈夫。
縦の連結もロープで
大サイズのタペストリーなら、天井近くから吊るすだけで圧巻の迫力。ただ中サイズを複数使うなら、やっぱり縦に連結したくなる。早速やってみるが先に失敗例を。
1枚めのポール下部と、2枚めのポール上部を両端とも輪ゴムで留めるのものすごく手軽。ただしゴムの経年劣化が速く、千切れやすいのであまり実用性は高くない。一時期、軸中心派秋葉原店でよく見たやり方。
というわけで、頻繁に切れる輪ゴムじゃ頼りないのでロープを使おう。これで連結すれば、まず簡単には切れたりしないから。単純な方法で、さっきと同じような長さにカットしたロープを準備。後はポール2つ分を、グリグリと行って帰って通してあげる。
そしたらロープの端同士を適当に結びつつ、タペストリーの後ろに隠せばいい。こっちはむしろ、限界まで突っ張ってあげてね。
多分無いとは思うけど、サイズの違うタペストリーを同じ方法で縦連結してみたよ。できないわけじゃないが、ちょっとゴリ押し感が強い上にやっぱサイズが合ってないので不格好だよなぁ…。こりゃダメだ。やっぱり同じサイズ同士での連結が安パイだね。
いっぱいタペストリーを飾ろう
こんなふうに、吾輩は自室をタペストリーで彩ってるよ。基本となる道具と使いたいタペストリーがあれば、簡単にできる方法だ。好きなキャラで手軽に壁を埋め尽くすなら、やっぱりこれは便利なグッズだし、目一杯使いたいのがオタクの性でしょ?
さぁ、ロープとフックを活用せよ。
以前はぽつんとたったの1枚だったのだが、気づけば十数枚と飾りたくなるもの。そういう時に、ちょっとしたお助けアイテムが便利。
今回はここまで。タペストリーを使えば手軽にオタク部屋作りの強化ができる。であれば一番活きる使い方、してみたいよね?