サイト内検索はTOP左上 お問い合わせは右上のメニューからどうぞ 2022年11月より運営主が新しい職場で働き始めるためバタバタしてます

営業が全く向いてないので今の会社を辞めることにした【さようなら】

「これ以上ここにいる意味が見いだせない」

やりたくない仕事を通して、最終的に吾輩が思ったこと。

目の前にある何もかもが、意味のないこととして見えなくなってしまった。

 

先日新卒から5年半近く勤めた会社を、去る決意を固めた我輩。

営業をやってたんだけど、性格的に合わなすぎるので辞めちゃいます。

不得意な人間が無理にやっても、何の得にもならないかな…。

 

営業の仕事が全く性に合わないからもう辞める

会社員という生き物は、様々な社内部署に配属されて仕事をする。

特に新卒で入社した場合、ジョブローテが前提で採用されることが多い。

いわゆる部署異動ってやつだね。

多くは3~4年くらいの期間を経て、次の部署に行くという具合だろうか。

まぁ会社の内部事情によって、それが当てはまるとも限らんけどさ。

 

社内で働くと部署ごとに抱くイメージは、会社ごとに全然違うよね。

まったり、激務、花形、窓際とか扱いが多岐にわたる。

色々あれど、最終的に自分が働きやすい部署なら大当たりだ。

 

吾輩は現在の会社で、5年間の間に2回部署異動を言い渡されたよ。

経理4年⇒営業事務1年⇒営業という流れなのだが、最後がどうしようもなかったのね。

今年の3月に、突然2度目の望んでいない異動を言い渡されたんだよ。

やってみたけど性格的にこの仕事への相性が非常に悪く、次第に人間関係も崩れてしまった。

そして精神的に追い詰められてしまい、ちょっと発狂しかけちゃったのよ。

 

まぁ異動前からなんとなく想像してたけど…。

コミュ障に営業は地獄そのもののだよ。

もし無理なら早急に、別の仕事に身を預ける行動を起こそう。

 

性格から来る苦手意識は非常に変わりにくい

人はそれぞれいろんな性格を持っている。

サポート好きや目立ちたがり、騒ぐのが好きな人もいれば静かなほうがいい人もいる。

当然その性格は、人生の中で沢山の影響を及ぼすことだろう。

自分が苦手だなと思っていることだと、中々手が進まないってのはよくある話。

学生時代の勉強とかイメージしてもらえれば、大半の人はそうじゃないかな。

 

これ、当然普段の仕事にも当てはまるよ。

苦手だしやりたくない=仕事したくないし、そもそもこんなことできない。

みたいな感じに陥りやすくなりがち。

というかここ半年の吾輩が実際そうだった。

ダッフィー
全てが悪く見える現象だなコレ。

 

少し苦手くらいなら、まだ頑張ろうと思える余地も無くはない。

しかし業務のほぼすべてにまで範囲が広がると、もうそんな気力も起きなるくなる。

さらにそう意識させるのは、自分の根源である性格に基づくので嘘もつけない。

いくら本音を表面上隠そうとしても、心の中ではその思いがどんどん膨れ上がるよ。

最終的にはいつか爆発して、本当に何もできなくなってからじゃ遅い。

そうなったとき、人は”壊れた“状態になるのだ。

 

それこそ一週間まるまるずっと気分が落ちたまま。

寝付けない、ぼーっとする、何も頭に入らないなどなど…。

今までできてたことが一気にできなくなるので、自信もどんどん減る。

これで無気力人間の出来上がり。

 

知らない現地で知らない人とたくさん話すのはしんどい

さてさて営業というお仕事に話を移そうか。

この職種、おそらく抵抗感を感じる人はかなり多いと思う。

ってか吾輩だってやる前はそうだったし、やってる最中は予想通りだった。

だから合う合わないは、中々顕著に出やすい職種じゃないかな。

 

会社ごとに色んなスタイルがあるけど、基本は取引先と商談をするのがメイン。

自社製品の購入依頼、製品の使い方をレクチャー、新しい使い道を提案したりかな。

一言でいえば、会社の窓口となって売上を出す仕事をするのが営業。

必然的に社内外問わず、多くの人と関わりを持つことになるね。

 

色んな人と関係性を持つ以上、コミュニケーション能力は高いほど有利。

どんな人でも気兼ねなく接することができる人には、天職だと思う。

ただし逆だと、他の職種以上に苦痛まみれの毎日になりやすい。

 

まさに吾輩は後者のタイプで、知らない人と商談しなきゃいけないとか地獄だった。

電話も相手の表情が見えないし、対面だと露骨に嫌がられるのがわかって辛いし。

かといって何もアプローチしないと、売上が伸びずに上司・先輩から叩かれる。

どの方向に進んだとしても、吾輩にとってはただの拷問なのです…。

 

商談つったって何話せばいいかわからん

営業のメインである商談だけど、ぶっちゃけ話すことが思いつかないのよ。

世間話と本題をバランスよく混ぜられれば理想だが、そんなんコミュ障にできるわけがない。

取り繕おうとすればボロが出るし、本題だけだとすぐに話が終わってしまう。

すると向こうからは、だいたいこう思われることに。

ジェラトーニ
一体何しに来たのかな?(ニヤニヤ)

 

吾輩は人が何を思ってるかをかなり気にするタイプでさ。

特に相手がマイナスの感情を抱いていると、他の人より余計に気にする性質なのだ。

良く言えば細かいことに気づきやすく、悪く言えば気にしすぎて撃たれ弱い。

こういう時は、相手の感情に鈍感な人のほうが有利だろうな。

さらに知らない人に対しては、警戒心がバリバリ働くのも不利だ。

 

そんな状態で相対してみろ。

気まずさ∞やぞ。

今すぐにでもその場から逃げ出したい。

 

度重なる出張は疲労度MAX

吾輩が勤める会社、まぁとにかく体質が古いのよ。

主力商品の売上が落ち続けているにもかかわらず、従来のやり方を変えようとしない。

うちの営業のやり方だけど、高い交通費をかけて現地訪問しまくるスタイルなのね。

ここ2~3年は世間情勢もあって、頻度はかなり減ったものの…。

結局落ち着いたころには元に戻るので、月の半分は出張なんてのもザラにある。

 

吾輩そもそも遠出が嫌いで、旅行とかも進んでいこうとしないのよ。

普段自分が行き慣れている範囲で十分だから。

しかし遊びですらなく、仕事で遠出となると嫌の感度が数千倍に膨れ上がるよね。

ホテルで気が休まるわけでもないし、知らない土地だから心細いし…。

さらに地方ばっかりだから、とにかくお店が開いてなかったり遠かったりが超不便。

ご当地料理とかも正直あんまり興味ないので、出張での楽しみが皆無なのだ。

 

何とか終わって帰ってきても、翌日は普通に仕事だから疲れが取れない。

それどころかまた次の出張がすぐ控えているので、ゆっくりする暇もない。

下手すりゃ休日に取引先から呼び出されて、休みが取れないこともある。

社畜っぷりが一層加速したね。

ヴィーゼ
ただし旅行好きにはかなり嬉しいのは間違いないと思う。

 

売上売上と本当にうるさい

まぁ営業だし、ここにこだわるってのは当然なのは百も承知だけど…。

やっぱりノルマがある仕事は、ろくな気持ちにならないことが多い。

今月はここまでに数字を作れと言われても、新参者の吾輩には手に余るのだ。

商談が苦手だから相手との関係性も構築しづらく、売上なんか伸びるわけないよな。

それでも少しでもマシになるよう、色々話をしてみたり電話したりしてたんだが…。

取引先によって相手の性格も変わるので、ダメなところは口撃されて泣きたくなった。

 

仮に売れたとしても、上司の反応は当然のように扱われる。

もちろんダメな場合は詰められる。

なにこれ超納得いかない。

それが例え仕事に慣れている先輩と、新参者の吾輩も同じ土俵で比較されるんだよな。

条件が一緒じゃないのに、明らかに吾輩不利で草生える。

 

こんな状態が毎月毎月続きます。

酷い話だと言いたくなるが、多分世の中の営業的にはぬるい雰囲気だったと思うよ。

社外のことは知らんけど、ダメなときでも全社員の前でつるし上げられる…。

ということはさすがに無かったので。

どっちにしろだけど。

 

商材自体に魅力が無いので売りにくいことこの上ない

どんな会社にでも、良い面と悪い面がある。

ネットだと悪い面のほうがよく情報としてはヒットするが…。

吾輩の今の勤め先も、検索をかけるとその手の話は必ず出てくるよ。

コール
どんなに良い会社や人でも、悪評が0ってのは無いよね~。

 

ただ痛いほどよくわかったのは、自社商品の魅力がかなり薄いため需要が無いこと。

ぶっちゃけ業界としても、メインターゲット層にしても縮小してる市場が相手なの。

このダブルパンチを長年食らっているので、そりゃあ時が経てば経つほど売れにくいのは必然。

上司たちもその辺は痛いほどわかっているらしく、半ばあきらめ気味なんだよね。

さてそんな状況で、新人の営業担当がモチベーションを高く保てるだろうか?

 

売ろうとすれば取引先に嫌な顔をされ、売らなければ上司たちから嫌な顔をされ…。

ここもどっちに転んでも、やる気の出ない現実が待っているわけだ。

一部情熱に燃える(ように見える)先輩もいるが、どこからその気力は湧いてくるのか。

 

会社の事業に対しての興味が完全になくなった

自社商品の魅力を見いだせない=興味が無い。

これは営業にとっては致命的な欠陥だろう。

売るためのセールスポイントや、提案方法を自ら生み出しにくくなるから。

というかそれ以外の従業員にとっても、全く興味0は良くない話だよね。

ラガン
まぁ興味を持たないと改善する気も起きないからな!

 

新卒の就活時では、人の役に立ちそうな製品を作ってるんだと思ってたけど…。

実際はむしろ煙たがれる曰く付きの製品だったよ。

特に自分が売りに行く立場になったら。余計そう思えるようになってしまった。

マジでうちが取り扱ってるものって、世の中でなんの役に立つんだろうな?

と思い始めるほど、メリットが全然見当たらない製品なんだよね。

世の中にはそういうものがあふれているが、多分うちの製品もそういう扱いなんだろう。

実際お願い営業しかないというパターンが、上司を見ててもめちゃくちゃ多かったから。

そうでもしないと売れないってか、それをやってもどんどん売れなくなる。

 

仕事がうまく回せずに人間関係にも影響が出てきた

今までいた内勤系部署と、外出メインの営業だと文化が全然違う。

いや、まぁ部署が変わればガラッと変わること自体は普通なんだけどね。

ただ営業という職種柄、やはりガツガツした雰囲気はある程度あったかな。

吾輩自身が平和にゆったり行こう気質だから、真逆なのは明白だろう。

 

こんな部署の雰囲気+新人ゆえ仕事がうまく回せないのでしんどかった。

我輩が下手を打つたびに、先輩や上司から嫌な目線をよく受けてたよ。

最初は仕事内容がきつかったのだが、段々人間関係が苦痛を上回るほどに。

そこは細かく話すと長くなるので、また別の機会に話すよ。

とにかく、周りの人たちとも相性が合いにくい部署だったかな。

 

おかげでやりがいも無く、仕事がうまく行かない上に出勤するのもしんどい。

そんな状況が異動して早々に続き、吾輩は疲弊してしまったよ。

部署の仕事で嫌な部分がたくさん多かったのは、大体上記が全てだろうか。

 

我輩は営業が合わないので辞めさせていただきます

営業はコミュ障にとって、案の定しんどいと思われやすい仕事の一つ。

たくさんの知らない人と仕事上で仲良くなるのは、とても苦痛に感じやすいかも。

そのほかにも仕事内容的に、様々な副次的要因も合わさって余計だよね。

我輩みたいに引っ込み思案な人は、営業は避けるように動くべき。

一度やってみないと、本当に合うか合わないかはわかるけどね。

そういうわけで、営業は辞めることにしたよ。

 

ある程度わかっちゃいたが、あれは自分が戦えそうなフィールドではなかった。

それがはっきり判明しただけでも、ある意味収穫ではあったか…。

しかしマジで合わない仕事をしてしまうと、人間はおかしくなりやすい。

もし今営業をしている人で、吾輩と同じような悩みを抱えていたら…。

とにかく退職できるように、脱出する手段を探すほうが賢明だ。

 

 

今回はここまで。

仕事は我慢の連続というけど、人には許容できる範囲がある。

それを超えるのであれば、それは居るべき場所ではない。

別の仕事やコミュニティを探すことに注力しよう。

自分がおかしくなる前に。