「もうこの部署の上司・先輩とは関わりたくない…。」
職場で立場や年齢が下の人は、得てしてこんな思いを抱えやすい。
たとえいくつであろうと、部下っていうのはとにかく弱い立場だよね。
上の人たちからいろんなことを言われても、我慢しないと仕事にならない…。
我輩は新卒で出版社に勤めはじめて、現在は6年目になる。
実は今年の4月に、最も嫌な部署である営業に異動させられたんだよ。
そこで起こった半年間の出来事で、会社が死ぬほど大嫌いになり退職を決意。
人間関係がしんどすぎる部下の人は、退職すれば嫌な職場の人との縁は切れる。
我輩が去ることになった一番の要因は、やっぱり社内の人間関係だったかな。
どうせそこでの関係は、どちらかがいなくなればそれまでのものだし。
嫌ならずっと我慢する必要なんかない。
退職すれば職場の人間関係はバッサリ切れる
どんな人でも、他人とのかかわりを完全に無くして生きることは無理だ。
子供は親から世話を受けて成長するし、学生は友達や仲間を見つけて社会生活を身に着ける。
大人になれば仕事を通じ、生きる糧を得るとともに人生の意義を探し出す…。
なんか大層なことを言うけど、とにかく人同士の関係性を0にするのはまず不可能。
生きている限り必ずだれかと接するシーンは巡り合うよね。
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人間関係は人生をうるおわせる反面、超根深い悩みに変わることも多い。
おそらく一切悩まずに生涯を終える、なんていう人はいないくらいのもの。
程度の差はあれど、大概は本人にとって深刻な悩みになっちゃうよね。
特に仕事で接する相手となると、対処の難しさに拍車がかかりがち。
その最たる例が上司だったり先輩だったり。
人が仕事を辞める原因として、最も多いとされる人間関係のこじれ。
我輩は営業に配属が決まる前は、厄介な相手と戦いつつも何とか続けてこられた。
でも営業に異動した後は、とにかく人間関関係の劣悪になりがちな人が複数人居てね…。
この関係性に吾輩は白旗を上げて、会社を辞める決意をしたんだ。
もちろん他に嫌な要因はいっぱいあったけど、やっぱ人間関係が最も最悪だったのが大きい。
上司や先輩に悩んでいる部下の人は、退職して関係を断ち切る選択肢もあることを知ってくれ。
他人が絡む以上、無理なもんは無理なこともあるから。
合わない職場の相手は自分の敵にしかならない
現在、日本には約1,2億人という人がいる。
これだけいれば、それぞれ自身が持つ性格や考え方は無限大だよね。
当然どう頑張っても考えや性格が理解できない人、っていうのは出てくる。
自分から見ればそういう人たちを、いわゆる”合わない人”と言うんだよ。
接してみて合わないなと直感で思う相手は、基本的に分かり合えない。
数十年も生きている大人同士ならなおさら。
相手に変わってもらおうと期待しても、全て無駄になるだけだよ。
それどころかウザがられて、自分の敵になる可能性が非常に高い。
特に職場で会う先輩や上司は、あくまでも仕事上での関係だけ。
職場恋愛とかにならない限り、給料分の役割しかしないのが普通。
というか合わない相手は、自分から見ればそんな役割すら全うしないケースもままある。
放置だったり嫌がらせだったり…。
気に入らなければたとえ大人だろうが、超くだらない言動とか平気でしてくる。
それが会社の中にある人間関係の一端だ。
そうなった場合、真っ先に被害を受けやすいのはやっぱり立場が弱い部下なのよ。
会社で働く以上、今の世の中だってそう簡単に先輩や上司に逆らえない。
まぁ社内そのものや、部署ごとの雰囲気によって変わる部分はあるけど。
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仕事の進め方や必要な情報などを得にくくなり、まともに仕事ができない。
できないと自身のモチベーションはどんどん下がり、やる気が失われる。
当然実績も出せないし、周りからあれこれ嫌な干渉をたくさん受けちゃう。
するともっとやる気が無くなって以下略…という悪循環。
自己肯定感がすごい勢いで減るので、その人の精神にも悪影響が及ぶ。
下手すりゃうつ病とか発症する可能性もあるよね。
仮にそうなったとしても、合わない相手は別に責任を取るわけじゃない。
人の精神を壊したからって、原因となった相手は一生をかけて償うなんてこともないよな。
無責任な感じになるが、自分の身は自分で守るしかないんだよ。
ね?、そう考えると明確な敵になるのもわかるでしょ?
合わないと思う直感は信じるべき
我輩が営業に異動して半年間で、周りの人間が嫌になったこと。
もちろん部署の全員ではないが、その一部の厄介者が自分にとって強烈だった。
まぁ逆に彼らから見れば、吾輩こそが厄介な部下だったんだろうけど…。
この営業部には、吾輩を含めて10人が所属していた。
我輩を除く人員構成は以下の通り。
②No.2の上司(おっさん)=こいつが最大のガンでありゴミ上司
③No.3の上司(おっさん)=途中から敵になったタイプの上司
④No.3の上司二人目=担当エリア的にあまり関与なし 敵でも味方でもない
⑤役職付きの男先輩=吾輩が仕事を教わってた物静かな人
⑥40代の女性先輩=我輩と同じ時期に異動してきた姉御肌
⑦30代後半の男先輩=部署の中では一番気兼ねなく話せる人
⑧30歳くらいの男先輩=入社当初からとにかく性格が合わないヤツ
⑨20代中盤の女性後輩=我輩と同じ時期に異動した女の子 不憫…?
赤字で書いた奴らが自分の敵になった人間。
2人は上司で、1人は先輩という構図だな。
まぁ実に部署内の30%が敵という、なかなかに高確率な感じだよね。
こう見ると地雷率が割と高いな…。
人間関係なんて、1人でも嫌な相手がいるとかなりキツイ。
なのに3割も敵が占めるとなると、部下である我輩の居場所なんか無くなるよ。
どうしろと…。
特に②と⑧に関しては、異動する前からヤベェ奴だとある程度直感があったからね。
そんな奴らの下に付いたら、えらい目にあうのも必然というべきか。
何の地獄だよコレ。
まぁ実際、異動後の仕事は酷いもんだった。
そもそも仕事内容自体も性格に合わないうえに、地雷人間が多い部署だったから…。
こんな状況じゃ、そりゃあ色々嫌にもなるし頭もおかしくなるよ。
不幸中の幸いで、体や精神が壊れる前に脱出できる算段はできたけどさ。
少しでもダメだろと思った場合、転職でもなんでもいいから抜け出す方法を探してね。
あなたがおかしくなってからだと、自分自身も家族や友達も悲しい結果になっちゃうよ。
こんな場合、一刻を争う事態になっていることに気づいてくれ。
別に逃げとか言われようが、無視してOK。
No.2のゴミ上司 部下をつぶし自分は楽をすることだけの男
我輩が最も嫌がった相手はコイツ。
ネチネチ部下の仕事に文句をつけ、まともなマネジメントを一切しない上司。
部下の育成は放置するわ、事務所にいるときは暇そうにネットサーフィンをするわ…。
出張に行ったとしても、実になる成果は持ってこないと評判。
加えて取引先の相手にやたらと偉そうな態度をとる、正真正銘のゴミ男。
ここまで尊敬できない上司は中々いない。
異動したばかりの4月時点で、吾輩は驚くようなことばかり目にしたなぁ…。
前任者からの引継ぎ時に一切立ち会わず、さっさと帰るから情報共有ができない。
部下に飲み会を突き合わせて時間を奪うだけでなく、代金も割り勘というドケチっぷり。
こっちが作った資料に指摘を入れるものの、どこがダメなのかを一切教えない。
自分に非があっても、適当に逆ギレして一切謝罪しない。
部下の話に耳を傾けず、途中で上からかぶせるように話を押さえつける。
仕事をまともにしないくせに、周りにはいろんなことを催促しまくって焦らせる…。
他にもいろいろあるけど、とにかく全社内から悪評が絶えない男だった。
極めつけは吾輩、こいつからこんなことをよく言われてました。
「お前の仕事は給料を払うに値しない」
「この部署のルールをいい加減覚えろよ(まだ異動して1ヶ月も経ってないとき)」
「役に立たたないなら立たないなりに、なんかやれよ」
「お前のそういうところが気に食わないから本当にムカつく 治す気あるのか?」
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毎日会ってたわけじゃないが、常にこんな感じだったかな。
ちなみにこのゴミ男、吾輩だけでなくほかの人間にも平気でやってたよ。
我輩に対してが一番キツかった気がするが。
No.3の上司 途中から地味にパワハラ気質に変わる男
この男も最初のうちは、割と味方でいてくれた上司だったんだよ。
ただし、吾輩がうまく仕事を回せない期間が続いたときに本性が出始めた。
段々と当たりがキツくなってきて、ブラック上司化していったのねぇ…。
面倒な仕事を押し付けようとしてきたり、しょうもない雑用とかを強制されたな。
あとはこっちが休みを取っている時も、しつこく電話してきたり…。
残業を強要するような言葉も吐かれたっけな。
まぁその上司も、ナチュラルに残業するタイプだったからなぁ…。
他にも言葉のところどころで、吾輩にマウントを取って優越感に浸ってるようにも見えた。
確かにある知識においては抜群だったので、その点においてすごいの事実だったが。
わざわざ人の神経を逆なでするような言い方しなくてもいいのに。
激昂するタイプではないが、こっちもこっちでネチネチ感が強い上司だった。
まぁ彼も、No.2のゴミ上司に振り回されていたから被害者でもあったわけだが…。
だからといって、吾輩をストレス解消のサンドバッグにしないでくれよ。
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自分より少し年上の先輩 やってもらって当然の感覚を持つ男
最後の3人目は、吾輩より1~2歳年上の男先輩。
元ヤンキータイプなので、陰キャの我輩とは当然相性が悪いことこの上なし。
コイツとは吾輩が入社した当時から、とにかく嫌な奴にしか見えなかった。
始めのころは吾輩が経理で、男先輩がメディアの制作関係を担う部署にいた。
お金についての問い合わせなどでよく対応していたが、話がかみ合わないことが多かったね。
あとなぜか、吾輩に対しては妙に高圧的だったというか…。
エスカレートしていったのが、吾輩が一度目の異動をした後だったかな。
経理→営業事務というルートを自分が辿り、この時すでに男先輩は営業に行ってたぞ。
日頃営業から見積書作成を依頼されるなど、かなりたくさんの要望が吾輩に降りかかっていた。
こっちの忙しさもお構いなしに、男先輩は勝手に期限を決めて上から目線で色々指示されたよ。
何とか対応をしても、特に感謝の言葉一つすらよこさない。
いくら後輩と言えど、最低限の礼儀くらいあってしかるべきだと思う。
お前は俺の指示通りに動け、という姿勢を頑なに崩さなかったね。
そんな状態を一年間続けて、吾輩のストレスはかなり溜まっておりました。
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そして吾輩が男先輩と同じ営業に異動したこの半年。
案の定、様々な雑用を押し付けられて感謝の言葉はほとんどなし。
それどころか、吾輩の電話の仕方などに文句を付けまくるありさま。
本人はアドバイスのつもりなのだろうが、こっちにとってはいい迷惑だった。
言い方も前と変わらず上から目線だし、本当に不愉快なことだらけだったな。
とにかくすべての事柄にたいして、やってもらって当然だろという態度が出すぎ。
仕事だしやらなきゃいけないのはわかるが、こっちだって感情があるよ。
腹立つ相手に手を貸すときほど、むなしいものはない。
コイツが先輩じゃなかったら、半身不随にして差し上げたいレベルのやつでした。
嫌な人間関係は退職で全部切れ!
この半年間、上記の3人を筆頭に人間関係がズタズタだった我輩。
途中マジで頭がおかしくなりかけてて、涙も止まらなかった。
合わない人間が周りに数多くいると、こういう現象は身近に発生するよ。
もちろん以前は安泰でも、今や今後は悪くなるケースもいっぱいある。
あなたのまわりにいる人は果たしてどうだろうか?
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他人を変えることはほぼ不可能。
どうしようもなければ、もう退職して嫌な人間関係を断ち切ったほうが早い。
その後に新しい職場なり、仕事のやり方を探せば別の人間関係が出来上がる。
無論そっちも良くなる保証はないが、さらに悪化する可能性も100%じゃない。
もう一回運試ししなおす、みたいなイメージで良いんじゃないかな。
別に今ある関係が人生のすべてじゃないよ。
自分が壊れる前に、何でもいいからさっさと抜け出そう。
今回はここまで。
人の感情が絡むから、この問題は悩みも深く複雑になりがち。
自分だけで対処できる範囲も限られるから、無理だと思ったら手を引く。
この意識や選択肢は、誰にだって持って当然の権利だよ。
ぜひ忘れないでおくれやす。
こんなもんリセットだよリセット!