「あー眠い…。ん?、なんか股間がもっこり…?」
「眠気を我慢してたら股間がギンギンなんですけど」
そう、男は無理に眠気を我慢すると体の反応が股間に出やすい。
決してふざけているわけでもなんでもなく。
まだこの事実を知らない男性からすると、正直驚きを隠せないよね。
別にいやらしいことを考えてないのに、いったいどうしたんだと。
安心してほしい、これはいたって正常な体だという証なのです。
何もおかしな話じゃないから、変に心配する必要は無いよ。
眠気を我慢すると起こる男の象徴膨れ
人間には股間に大事なものを持っている。
男女ともども、これが無いとそもそも人として生きていけない。
ただまぁ最も隠すべき部分であるがゆえに、大っぴらに話題にはできん。
これが世の中の常識なのだが、ネットではそれも多少は薄れるってもんよ。
いつもならこの手の話題はおふざけ前回だが、今回はまじめに話そう。
男の股間には玉2つと一本の棒からなるものがある。
当然大事なものであるし、それにまつわる悩みも実はいっぱいあるんだよね。
小さいだのうんぬんかんぬん。
その中でも、股間のふくらみについて今回はフォーカスをあてる。
基本的に男の場合、性的に興奮するとこの変化が最も大きい。
普段は縮んでふにゃふにゃだが、上記の状態になると大きく膨らみ硬くなる。
日常ではこの縮みとふくらみを自然と繰り返している生き物なのだ。
そして人間は服を着る生き物。
当然この股間も、服で外からは見えないようにガードしてはいるものの…。
男の場合だと、一度大きく膨らむと服の布地を突きあげてしまう。
いわゆる“もっこり状態“になり、外から見るとあからさまにわかっちゃうんだよね。
出先でこんなことになると、周りからあらぬ誤解を受けやすいこと必死。
その時その時に、男はどうすりゃいいのか頭を悩ませるわけだ。
ましてや男でありながら、思春期の子供たちだとより一層恥ずかしい。
だからなるべくこのふくらみは隠しておきたいのが本音。
一見すると、えっちなことを考えなければこれは起きないと思われるが…。
実はそれ以外の時でも、大きく膨らんでしまうタイミングがあるのだ。
特に学生でよくありがちな状況が、授業中の睡魔に耐えている時かな。
意識を手放しかけている中、股間は元気に膨らむこの矛盾。
知らないと焦ると思うけど、体としてはいたって正常に働いている証拠なんだよ。
だからどこかおかしいとかそういうのは一切ないので、とりあえず安心してくれ。
リラックス状態に近いと却って膨らみやすい
そもそもなんで、眠気を我慢するとこんな状態になっちゃうのか。
まず人間の体の中には、様々な神経系が通っていて体を動かしているわけだ。
その中の一種に、“交感神経系”というものが存在するのだがこれの影響がでかい。
簡単にいうと、交感神経系は無意識でも体の動きをつかさどる神経なのよ。
これが乱れると別の神経である、自律神経にも大きく作用する。
よく聞く自律神経失調長とか、体調を崩しちゃうアレね。
話を交感神経系に戻すと、こやつらは大別して2つに分けられる。
・副交感神経…反対に人間の活動が落ち着くときに動く神経のこと。逆に落ち着くとこっちがよく動くよ。
それで、眠気を必死に押さえつけているときっていわゆる後者の状態なのよ。
だからうっすらとある意識の中に、股間がギンギンになってることに気が付くのね。
これ、普通に寝ている時でも膨張と収縮は繰り返しているんだけど…。
この時は意識がないので基本は気づかない。
わかりやすいの朝起きた直後かな。
目覚めた後に股間を見ると、多くの男性は股間が硬く太くなってた経験があるはず。
まさに副交感神経が活発に動いていた直後だから、ああいう風に見えるわけよ。
痛いくらいに履いてるパンツを突き上げる一本槍のごとくね(笑)
ずっとこの現象がおかしいと思っていた学生のころ
我輩ね、中学生くらいの頃からこの現象が体に起きるのを感じ始めてたのよ。
どうも授業が退屈で(頭が良かったからではない)、イマイチやる気が出なかった当時。
ぶっちゃけ死ぬほど眠たかったし、どうでもいいから寝てよっかなと思っててさ。
ただここで机に突っ伏しちゃうと、先生から思いっきり怒られるからやらなかったけど。
ただ襲い掛かる睡魔にあらがうのもかなりしんどく、毎回こっくりこっくりしてました。
するとほぼ毎回のように、めちゃくちゃ股間がもっこりしまくってたのよ。
一応中学生だから、性に関する知識はある程度知ってるわけさ。
特に男は人生で性欲が強くなり始める時期だから、そういうのに興味を持つのが普通。
我輩もご多分に漏れず、18禁要素のあるものを見たくなるものだ。
だから股間が膨らむメカニズムは、性的興奮によって起きるのは知っていたかな。
ここまでは差があれど、男性はみんな同じ道を歩んでいるはず。
ただし性の知識に飢えるのは周りも同じで、非常にからかいやすい内容の一つ。
股間にテントを張ろうものなら、クラスメイトから死ぬほどいじられまくるのは様式美。
恥ずかしいし見られたくない気持ちもあったから、なるべく人前では股間を冷静に保つ…。
ようにしたかったんだけど、さっき触れた通り授業中の睡魔に襲われると高確率でもっこり♡
意識はほぼないのと裏腹に、股間はどんどん膨らむ。
見られたくないから何とか鎮めようにも、意外とこれが基に戻らないんだよな。
だから授業が終わっても、しばらく席を立てないことがよくあったよ。
自然を装いながら、手やプリントで膨らんだ股間をどうにかして隠そうと必死。
なんで吾輩だけこうなんだよ…と、わけわからん現象に結構悩まされたものだよ。
更に悪いことに、こういう時に限ってトイレに行きたくなるんだよね。
もちろん普通に排尿と言う意味でな!
何とか授業をパスして速攻トイレに駆け込みたいが、どうしても席を立てない。
どんどんおしっこを出したくなるのに、かな~りふくらみが邪魔になるっていう(笑)
なんとか立ち上がり、トイレに行ったところでまた一つ問題が。
これも男の体の仕組みなんだけど、股間が膨らんでいる間は排尿しづらくなるのよ。
この時、体はおしっこではなく白い液体のほうを出す準備をしているためね。
つまり本当に出したいほうが出せない、というある意味致命的な状態なのだ。
しかも立ちで放尿しようとすると、隣に来た男からは普通に見えるからな。
恥ずかしさと出せない我慢さが相まって、当の本人はもうオーバーヒートよ。
なんてことが中学時代から始まり、高校や大学でも頻繁に起きてたよ。
ていうか働いている今でも相変わらずそうなんだけどね。
特に大人になるにつれて、からかいこそなくなるが冷たい目で見られやすくもなるから。
どっちにしろ、膨らんだ状態の股間を外で見られるわけにはいかんのだ。
まして男性が履いているのは基本ズボンタイプの衣服だからね。
あたり前だけどスカートとかに比べると、股間周りに空いた空間がどうしても少ない。
よって縮小しているものが膨張したとき、遊びになる余剰空間が全然ないんだよね。
だから一度勃起し始めると、あっという間にズボンの布を押し上げるようになり…。
服の上から見てもどういう状態だか容易に想像できてしまうのが悲しいところ。
これがいやらしいこととは関係ない普通の日常でも簡単に起きるので、余計見られたくない。
もちろん見せつけて相手を不快にさせるのも嫌だけど、自分の意思ではどうにもならないからな!
前かがみ姿勢で隠す男性の努力は結構涙ぐましいものがある。
これは男の体に起きる自然現象の一つ
とはいえ、別にこれ自体は何もおかしい体の反応じゃないよ。
中学生のころは知らなかったが、高校時代に一度調べてわかったからね。
起きる頻度の差は人によってあるかもしれない。
でも男性ならば、誰にだって起こるいたって普通の現象なのだ。
なので気になったとしても、それは自然なことなので心配しなくていいよ。
深く気にするな。
内容が内容なだけに、気心知れた男友達でも相談しづらいんだよね。
なかなか過敏なお年頃である男子中学生のハートには、地味にきついものなのである。
でもみんな隠してるだけで、実際よくあることだから気にするな~。
あ、女性の皆さんは男がこういう生物だと知っといてもらえれば。
別に変なこと考えてなくても、そういう時があるんだなってことなんですよ。
なので温かい目でスルーしてくれると大変うれしいです。
今回はここまで。
かくいう吾輩も、大学生のころ友達にこの話をしたら「?」な反応をされたよ。
うんうん、恥ずかしがる年ごろでもないのにわざととぼけやがったな…。
絶対に奴らもこの手の経験はあるから!
ちなみに股間が膨らんだ時の対処法は、別記事にまとめたのでよかったら見てくれな(笑)
あー,,,眠い…。
あ、やべえ股間が…。