記事公開日:2025年6月18日
「リトモスに参加し続けて少し経ったけど、だんだんハマってきた!」。本レッスンは、ジムでできるダンスフィットネス。上手い下手問わず、誰でも有名な洋楽のアレンジを使った、気持ちよく踊れるプログラムだから楽しいんだよね。
さて今回は、過去から現在までで特に人気が高いと感じる曲を、一人のリトモスファンとしての視点と経験を交えて紹介していく。どの曲が人気で自分に心地いいのか、知っておくと普段のレッスンがより充実していくよ。自身のモチベーションアップに役立てよう。
ほんと、名曲揃い。
吾輩が選ぶベスト曲
まず吾輩がリトモスで最も人気だと感じる曲は、”Bailando”という楽曲。リトモス内のジャンルでは、フラメンコの振り付けだ。
楽曲のスピード、振り付けともにゆったり目の傾向が強いので、ちょっと体力に自身がない方でもゆるゆると踊れるタイプの曲。無論、本気でやればしっかりハード。
楽曲そのものに関して言えば、2014年にリリースされた曲でスペイン語の歌詞。エンリケ・イグレシアスによって歌われたものであり、他の代表曲は”Bailamos”が挙げられる。

話をBailandoに戻すと、特にサビの「Bailando, bailando…」のリフレイン部分は、振り付けと相性抜群で、初めて受ける人でも自然と体が動きやすい構成になっている。
かつ、フラメンコの特徴的なステップにマッチするため、極めようとすると結構歯ごたえがあるんだよ。
バックナンバー時期でも、インストラクターに依る部分はあるが聞く機会もそこそこ多く、参加者から一定の人気を誇る曲かな。ぜひ、たまたま巡り合ったら体全体で曲と振り付けにより集中して踊ってみて欲しい。
もう我慢できない。
Bailandoが楽しく深いワケ
Bailandoは先程お話した通り、スペイン語の歌詞で歌われる曲。MVを聞いてもらえればわかると思うが、原曲のメロディラインはゆったりしつつも明るめで少しキャッチーな感じ。
これがリトモス用にアレンジされると、若干スピードとメロディラインが上がり、情熱っぽさが増していく。これこそ、レッスン参加者の耳に残りやすく引き込む力がある。
スペイン語のラテン感あふれる発音リズムが、ステップやヒップムーブとシンクロしやすく、何を言ってるか分からないもののメロディに乗るだけでなんとも言えない心地よさを感じられるかなぁ。
ざっくり歌詞を和訳すると「一緒に俺と踊って、踊って」というシンプルな呼びかけを大好きな女性に繰り返し行う。
その中でも、スペインでの情熱的な肉体接触を欲するままの比喩を随所に散りばめた、セクシーさも併せ持ったもの。その女性を心の底から愛した、一人の男性の思いの丈をダンスとともに歌に乗せて表現しているのだ。
これはまさにレッスン中の「今、みんなで踊る楽しさ」を後押しする要員にもなる。歌詞に込められた本能むき出しポジティブなエネルギーが、レッスンの高揚感がUP。
リズムに乗りながら体を動かすほど、言語の壁を超えて一体感が生まれ、リトモスのフラメンコを愛せる理由に繋がるかも。
個人的に嬉しい10曲
ここからはさっきのBailandoを含めつつ、吾輩がこれまでリトモスで踊った曲の中で、体感人気が高いと感じた10曲を独断で選曲しよう。あくまで吾輩の感覚になるので、人によってはもっと他に好きな曲があると思うけど、まぁそのへんは大目に見て欲しい。
投稿時点(2025年4月スタート分)までね。
Bailando
もう散々説明したとおりなので、少しコラム的な要素を補足。この曲、毎年7月に行われるリトモスコンテストで、課題曲として扱われるものの一つ。2014年を選ぶとその中から抽出される6曲の中にあり、もちろんフラメンコジャンルで使われる。
初開催が2014年だが、だいたい最新の課題曲が発表されるのは大会の半年後。
おそらくだが、2015年の大会時から、このBailandoが課題曲入りしたものだと思われる。さすがにその頃の動画が手元にあるわけじゃないので、推測にはなっちゃうんだけど。
ネットで検索をしてみたが、当時どのチームが2014年の課題曲を選んだかまではわからなかった。とはいえ、現在のコンテストでも2014年の曲で挑戦するなら、これが入る可能性もある。
Despacito
2017年にレゲトンの帝王と今尚有名な、Daddy Yankeeからリリースされた。これもスペイン語の情熱的なメロディが特徴的だが、それとは裏腹に歌詞がド下ネタだらけという曲。別にふざけているわけじゃない。
ちなみにさっきのBainado同様に、本楽曲もリトモスコンテストで2017年の課題曲として採用されている。個人的にこの曲は、大会のことも相まっていろんな思いを抱えるんだよね。そのあたりのことは、別の機会に。
vivir vida
2013年に世の中へ出た、Marc Anthonyが歌うスペイン語の曲。なんかスペイン語多くね?。ポジティブな歌詞と明るいメロディが特徴。和訳すると「人生を生きろ」というメッセージ性が、レッスン中の達成感や前向きさを強調している。
サルサ風のリズムに振りを組み合わせ、ステップ練習と心拍アップを両立する構成。
Danza Kuduro
2010年にドン・オマール・ルセンゾから出された曲。なかなかアップテンポなリズムが続くため、そこそこ激しくなりがち。だが、シンプルにリズムへ乗りやすく、やり切ったあとの爽快感はなかなか大きめ。
Hips Don’t Lie
2005年にShakiraが歌ったヒット曲を利用。MVどおり、腰の動きを強調する振り付けが特徴的だ。きれいに動くためには、下半身だけを滑らかに動かすアイソレーションの技術が必須でありスキル差が出やすい。
そのため、初見難易度は高く感じるものの、できなくてもそれっぽく踊れりゃなんでもOKなのでご安心を。尻込みしなくて大丈夫。
La Bicicleta
軽快なギターとリズムの組み合わせが爽やかな、Carlos Vivesの曲。サビ部分の「La bicicleta…」のメロディに合わせたステップは、力を抜いてリラックス気味で。時期を問わず使える明るいナンバーとして、使われる傾向が多い楽曲。
El Perdón
切ないメロディが特徴だが、中盤以降のビートアップパートでは感情を解放するように動く楽しさがある。歌詞の和訳を軽く紹介すると、別の男性と結婚を控えたある女性に対して、ずっと好きでいた元彼が自分の下から去らないでくれと許しを乞うというもの。
Livin’ La Vida Loca
1999年にRicky Martinが歌った曲。曲名を知らなくても、聞き始めて1秒で日本人なら分かる曲の一つ。そう、郷ひろみの代表曲である「GOLDFINGER 99」の原曲だ。まぁ、これが流れたらだいたいみんなすぐピクンと反応するんだよね(笑)。すぐわかるよ。
Waka Waka
軽快なリズムと明るいメロディが特徴的な、Shakiraの曲。元は2010年のFIFAワールドカップのメインテーマとして使われた曲であり、当時テレビにかじりついて試合を見ていた人であれば聞き馴染みがあるかも?
Shape of you
2017年にエド・シーランから発表された曲。曲冒頭の木琴で叩いたような音?、が特徴。これまた原曲も相当な人気を誇る曲で、リトモスバージョンになるとかなりテンポアップしてあるノリやすさ抜群の名曲で楽しいよ。
お気に入りを見つけよう
こんな感じで、リトモスで人気だと思う10曲を紹介してきたけど、あなたが聞いて「あー、コレ知ってる!」とか、「この曲好きなんだよな〜」と思ってもらえれば嬉しい。
実際、吾輩がバックナンバー中にやったことがあって、実際に盛り上がりを感じたものを中心に選んだから。
自分の好きな曲をいくつも持っていれば、現行ナンバーにちょっと開きてきてやる気が低下しても、バックナンバー期に入ればまた楽しさが再燃してくる。やったことがあれば懐かしいし、逆に無ければ新鮮に感じること請け合いだね。
たくさんお気に入りを増やそう。
今回はここまで。思い返せば、リトモスをやり続けたからこそ洋楽をよく聞くようになった、良いきっかけにもつながった。世界にはこんな素晴らしい楽曲がたくさん眠っているんだと、強く認識したよ。実際有名なだけあって、聞けばものすごく耳に馴染みやすいのもよくわかる。