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恋愛は吾輩にとって遠い世界 現実にある話なのか分からなくなってきた

「恋愛か…。全然ピンとこねーや。」

特定の相手とお付き合いをする恋愛というもの。

好きな人同士が一緒に居られると、すごい幸せな時間が送れる素敵な要素。

とはいえ、全人類全員がそれにあやかれるとは限らない。

 

我輩は今まで生きてきて、ほとんど恋愛経験は皆無に等しい。

昔からそうだったし、正直今でもほとんど変わらないまま。

そんな時にふと思ったが、「そもそも恋愛って自分がいる世界に存在するの?」

とまで思い始めてしまった。

もちろんそんなことは決して無いが、結局自分自身の行動によるんだよね。

動いてないから存在してないように見えるだけ。

まぁ特に動く気力もない、そんなオタク男の話です。

 

恋愛とはどれだけ遠い世界の話なのか

男女の恋愛。

お互いを愛し合って、いずれは結ばれるってすごく素敵なことだよね。

自分が本気で、この人と一生を添い遂げたいと思えるくらいの情熱を持つ。

一見ありふれている光景だが、度重なる運命が集まってようやく実現する奇跡の一つだ。

 

考えてみれば、偶然が偶然を呼ぶ話なので確率で言えば非常に低い。

この地球にいる人間の中から、ずっと一緒に過ごしたい人を見つける。

人口約60億人を男女で分けたとしても、片方は35億人ずつ。

その中からたった一人を見つける、という動き。

改めて考えると、その相手と結ばれる確率はいったいどれほどなんだろう?

 

楽しく笑い合い、心穏やかに過ごせ自分をさらけ出せる。

絶大な信頼を寄せられる他人がいるのは、凄く幸せなことだ。

何気ない日常でも、当人たちにとってはこれ以上のことはそうそうない。

 

うん、なんてことを吾輩はこの20数年間で何度も見てきた。

身内、友達、街で見かけた知らないカップルなどなど数知れず。

そして自分を振り返ると思ったこと。

「ん?、吾輩にそういうシーンあったっけ…?。もしかして別世界の話?」

なんてね。

ヴィーゼ
そんな気配がほとんどない。そういうやつです。

 

経験が0に近いので、全く上記のことに共感を得られない我輩。

積もるところ、吾輩にとって恋愛と言うのはずいぶん離れたところにあるもの。

自分が過ごす世界には存在せず、全く別次元の話にしか感じないのだ。

意外と近くに転がってるのかもしれないが、吾輩自身が気づいてないから…。

人と関わっていないと、いったいどこにそれがあるかわからないのね。

だから全く違う、あまりにも距離が遠い場所にあるように感じるんだよ。

 

人を好きになる感覚を忘れた

そもそもなんで、恋愛自体が全く別世界の話に思えるのか。

この根本にあるのが、おそらくだけど人を好きになることが全然ない。

そんな感覚を失いかけているので、ここに関しては思い切り衰えてるのよ。

こう自分の心が全然ときめかなくなったというか。

本気でこの人のためにあれこれしてあげたい!ってのが起きない。

 

普通だと自分にとって好きな人が出来たら、大抵はこう思うはず。

「この人を振り向かせるために何をしてあげるべきか?」

「少しでも相手に気に入ってもらうため、できることは無いかな?」

「自分磨きしなきゃ!」

相手の気を引くために、一生懸命躍起になって行動するだろう。

 

でも吾輩の場合、紆余曲折あってどうもこう思えることがなくなってしまった。

もちろん一目見てこの人かわいいな・素敵だなと思うことはもちろんあるけど…。

結局その直後に出てくるのは「ああ、すごいなー(棒)」という感想ばかり。

別にその人に対して何かアプローチするとか、全くそこまで至らない。

ジェラトーニ
御覧ください、これが色々枯れた20代の男だよ(ニヤニヤ)

 

特に近づいたり声をかけることも無く、そのままスルー。

こんなことばっかり繰り返すので、当然恋愛に何か発展するわけがない。

そりゃそうだわ。

 

恋愛の駆け引きに労力を割くのがしんどい

恋愛と言うのは人間関係の一種だ。

相手がいて初めて成立するコミュニケーション。

つまり、お互いの考えることを出してはひっこめての繰り返し。

人の感情が関係する分、非常に複雑な駆け引きをしてると言っていい。

いわば相手を振り向かせられるかどうかの勝負だ。

決して棒恋愛心理戦漫画のことではないです。

 

しかし吾輩、自他ともに認めるコミュ障なのでこれがかなりキツイ。

職場の人間ですら、なるべくしゃべりたくないレベルの症状なのよ。

とにかく自分にとって、疲れることや面倒ごとを避けたくてしょうがないから。

こんなバッドステータス状態なので、恋愛の駆け引きなんてもってのほか。

ああ、もう考えるだけでげっそりしちゃうのだ。

 

だから相手を作ろうという行動につながらない。

ここに自分の労力を使うのが、まぁあまり気乗りがしないというか。

そこじゃない!、というブレーキが勝手に効くのよ(笑)

 

それより自分だけの時間を作って、気の向くままにやりたいことをやる。

こんなことをひたすら繰り返して自分の世界に逃げてるので、外のことがわからん。

そうして気づいたら、恋愛ってなんだっけ状態の出来上がりでございます!

 

他の人間は恋愛に向き合ってた事実

どうやら今吾輩が所属する年代の、20代は年々カップルが減ってるらしい。

男のほうが独り身率は多いけど、女性側も少しずつ割合が増加中な模様。

日本の社会ではそういう現象が起きているみたいだ。

 

とはいえ、自分の身の周りでは決してそうとは限らないことも多い。

ざっと周囲を見渡すと、「いやいやみんな相手おるやんけ!」なんてことも。

ってか実際吾輩はそうだったわ。

 

最近あった出来事で、こんなことがありました。

我輩は大学生時代に、2か所でバイトの経験があるよ。

大学1~3年のはじめごろまでは、ドラッグストアで接客のスタッフ。

3~4年の就職直前までは、近所のスポーツセンターでプールの監視員をしていた。

どちらのバイト先でも、(コミュ障の割には)仲のいい仲間が多かったかな。

 

就職してからしばらく経ったある日、こんな連絡がLINEに来たんだ。

「しばらくぶり。良ければ今度元バイト仲間と飲み会やるから来ない?」

と先輩からお誘いが来たので、久々に参加しようと思って行ってきたのよ。

 

当日に参加したメンバーは吾輩含めて5人。

残りの4人はこんな感じの人たち。

・飲み会を主催した先輩A(ラグビー経験者+アニメオタクの男性)
・後輩B(バイト先では天然で子供っぽい細身の男)
・後輩C(性格は男っぽいが、見た目はかわいくてちっこい女の子)
・後輩D(バイト時代あまり接したことがなかった女の子)

 

2年くらい会ってなかったので、顔を見たときはだいぶ懐かしい感じがしたぞ。

特にぶっちゃけ後輩Dに至っては、顔を見ただけでは一瞬誰かわからんかった。

 

さっそく飲み会がスタート。

だいたいこういう場は、お決まりの話としてこの数年間何をしていたかが話題になる。

一人ずつ近況を説明する途中でBの話になった時、彼はこう我輩らに告げた。

「そういえば、俺ここ数年色んな女の子に告白したんすけど失敗も成功もしましたよ(笑)

続けざまにCとDが乗る。

「あたしたちも付き合った男とうんたらかんたら~」

これを聞いた我輩と先輩Aは驚愕。

 

驚いた二人はすでに社会人として働いており、彼らはまだ大学生。

立場が違うと言えど、こっち側は全然彼女のかの字も無い生活をしてたのだ。

バイト先では恋愛の話をあまりしてなかったので、気にしてなかったんだよな。

実は吾輩らがしらなかっただけで、裏ではこそこそやってのかもしれんが。

しばらく3人による恋愛トークが続いたが、吾輩ら2人は全くついていけず。

ダッフィー
悲しい男たちだな。

 

しばらくした後先輩Aは吾輩にこう耳打ちした。

「なぁOmochiよ。俺らの世界に恋愛の文字は存在しないのかもな…。」

「先輩、死ぬほど共感できるのがめっちゃ悔しいですわ…。」

なんだこれ。

まぁ二人とも、あまり恋愛自体に興味を示してもいないからなのだが。

 

興味が薄いだけで決して全くしたく無いわけじゃない。

そりゃあ男だし、可愛い女の子と付き合えるなら嬉しいよ?

そういう欲求は一応あります。

 

ただそのために動いてないので、そりゃあ浮いた話あるわけない。

しかし件の後輩たちは、そっちに向き合って自分たちなりに楽しむ。

相手を見つけて、お互いの好きと言う気持ちを確かめ合う。

生物としては実に理にかなった行動なのだ。

逆に我輩らは、完全に劣化したオスと言う事実がそこにある。

はっはっは、これは酷い。

 

このままでは恋愛が遠い世界にあるもので変わらない

とまぁ、先日そういうことがあって悲しい事実に気づかされた。

自分自身は欲しているが、色々考えると正直めんどくさい。

この状態が長く続くので、まぁ恋愛そのものがわかるわけはない。

やはり今のままでは、恋愛そのものがどこか遠くの異世界の話で変わりはなし!

これはこれで受け入れたり、割り切って過ごすのしかないかもな。

 

まぁあくまでも、恋愛は享楽の一種と言うことで(汗)

最悪無くても生きてはいける世の中ですし…。

我輩は仕事以外の時間は、自分の好きなことを今まで通りやるだけ。

もしかしたら、ふとしたきっかけで恋愛に興味が移ることも0じゃない。

今やってることが飽きたら、別のことにシフトするかもね(笑)

 

今回はここまで。

思い人を探すのか、自分の道を追求し続けるのか。

人生は模索を繰り返す日々なのだ。

 

恋愛?、いいんじゃないかな?