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サッと意識できる賢い買い物術 それは「最低より1ランク上」を狙うこと

  • 2018年3月21日
  • 2021年3月28日
  • 考察

 

 「買い物するにあたってなるべく上手にやりたい」

「せっかく買ったものが当たりである確率を増やしたい」

日用品ならともかく、単価が高いものを探した時悩ましいよね。

 

通販・店舗での買い物問わずに出来る限り自分の満足するモノが欲しい。

特に残り2~3つほどまで絞った時が一番どうするか考える。

そんなときにぜひ意識してみるべきことが一つ。

値段と品質を見比べて迷ったら、最低より1ランク上が一番ねらい目なのだ。

そこを考慮してお買い物すると、値段も品質も納得のモノが手に入りやすいよ。

 

 

買い物において賢い技は覚えておきたい!

 

お買い物において、最終的に一番気にするのはやっぱり値段。

俺ら一般庶民は値札を見ずにポンポン買うなんて…。

そんな芸当は基本的にできない。

手持ちのお金は無尽蔵に湧いて出てくるモノではない。

自分の現在の稼ぎにはどう頑張っても限りがあるから。

 

とは言っても、使えるお金に制約があるから悩むこともできるんだけどね。

制限の範囲内で自分の満足いく結果を残す。

これ、ジレンマに襲われる反面面白さを見出す原因でもある。

だから完全に駄目なこと一辺倒でもないけど。

 

そしてその制約があるからこそ、日々のお買い物で色々考えを巡らす。

どうすればもっと安くお得に手に入るか?

買った後どうやって大事に使ってあげようか?

この辺考えるのはかなり楽しいよね。

特に趣味に関するお買い物ならなおさらだ。

 

ただ何の考えも無しに買い物を行うと、どうしてもうわべの情報だけしか見ない。

一番わかりやすいのが値段だが、安易にそこに飛びつくと痛い目を見ることも。

買い物において賢くやる術は人それぞれやり方があるだろう。

本記事では吾輩が考える、賢い買い物のやり方を一つ解説するよ。

2択まで絞った後に自分の中で、決め手に欠けたときに注目したいところ。

一番安い品質のモノより1ランク上を狙うのが一番ちょうどいいよ。

そうやって買ったものは、お財布・自分の気持ちともに最も満足行きやすいからね。

 

 

 

高品質≒長持ちという公式

 

高い品質のモノは一般的に耐久性が高めに設定される。

ということに加え購入者が大事に使う気持ちが働く。

この2つが合わさった時、高品質≒長持ちというのが成立しやすい。

 

製品と言うのは加工にコストがかかるほど、製品化したときに高価に。

当然売る側は利益を得たいのでそう設定するのが普通ではある。

ただ設定価格を高くするほどどうしてもターゲットが絞られる。

よりニッチな客層にしかアピールできない製品群になるよね。

大衆向けにはどうしてもならない。

 

とすると売る側としては、その少ない客層の心をつかむのは超大事。

リピーターの絶対数が少ない市場で戦うので、疎かにすると致命的なんだ。

そして消費者から見れば、高いお金を出して買うなら耐久性は気になる。

長く使えれば使えるほどその人にとってお得な製品だと思ってもらいやすい。

だから高品質高価格なものは、耐久性を特に意識して作ることが多いんだ。

ヴィーゼ
高いものは簡単に壊れると不満がいつもの数千倍出やすいよ…。

 

逆に安さを追求すると、耐久性も比例して下がることが多い。

こっちはこっちで狙うターゲット層が違うため、また別の話になるけど。

ただ元々短いスパンで使う予定ならともかく、そうでないときは…。

やっぱり安く購入できても予想外に早く駄目になると、不満は当然出る。

しかもこちらの場合、買い替えの手間も増えるためより面倒になるかな。

 

その辺りを考慮すると、あまり高すぎるものは買えないが欲しい。

なんて状況になった時はその中間を狙うのが最も無難。

いわゆるミドルレンジだね。

お値段・品質共に最低ランクより1個上なら手も届きやすい。

すぐに壊れるリスクもある程度は減るし、耐久性もそれなりに出る。

 

 

長く使うものほど1ランク上が活きる

 

値段構わずもうこれしか選択肢が無い!

と言うときは迷わずそれを購入すればいい。

そうじゃなく、こういう状況になったときがとても困りやすい。

・欲しいものが決まったが、似た製品が2~3つほどまで絞れた
・どれもこれも見た目や品質は自分の好みに合致している
・そのなかでも値段が低、中、高と分かれた時

 

ぶっちゃけどの選択肢も捨てがたく、どれをとってもアリな状況。

そこが一番どうするか迷ってしまう。

この時に見たいのはまさに中である真ん中だ。

ここまでお金を出すか出さないかの瀬戸際のライン。

高いランクにすると財布へのダメージが大きすぎる。

低ランクだと買った後の後悔が強いかもしれない。

いいとこどりをするならバランスの取れた真ん中と言うワケ。

コール
何だかんだ真ん中のランクが手に取りやすいよね~。

 

例えば俺の場合だと、こんなことがあった。

本記事を投稿したずっと後の話になるが…。

このブログに使う写真が途中で満足いかなくなった。

だから専用のデジカメを買おうと思ったときのこと。

選ぶ際に下調べをしたうえで、自分の用途にあったものを探す。

そこでこのモデルって絞ったのが3つほどだったのね。

 

確か2万円の廉価クラス。

4万円のミドル~ミドルハイクラス。

8万円以上のハイエンドモデル。

この辺でどうするかかなり迷ったのよ。

ダッフィー
3択で考えると幅が随分と広いな。

 

どれもこれも見た目の好みは大きく変わらない。

他の検討材料としては、やはり中身になってしまうが。

2万円でも十分だが、欲を言えば若干機能が少ないか?

4万円のモノは過不足の無いスペック。

8万円以上は十分すぎるが、かなり財布への負傷が強め。

これで1ヶ月くらい迷った挙句、真ん中のモノをチョイスした。

そういう経緯があったんだよね。

 

結局このカメラにして、あれこれ写真を撮るようになったが…。

値段はまぁまぁ張るが十分すぎる働きをしてくれている。

4万円台で手に入るならば、かなり満足度が高いものだった。

真ん中を選んで強く正解だと思った瞬間である。

 

もちろんこれのほかにも、基本的にこの考えで買い物はしてるよ。

大体年単位で長く使うものはある程度費用を掛けておこう。

物凄く高い必要はないけど、大事に長く使うなら必須。

 

 

補足:減価償却の考え方を使う

 

ここでさらに説明したいことが一つ。

あなたは減価償却と言う言葉を聞いたことがあるかな?

簿記に触れたことがある人は必ず勉強するね。

 

簡単にいうと、物の価値は時間が経つにつれて減っていく。

同じ製品でも新品より新古品のほうが安い。

あるいは中古同士でも使用年数によって値段が変わるだろ?

ああいうこと。

 

さっきのデジカメを使って当てはめるとこうなる。

前提条件として、デジカメの価値は一年ごとに10,000円下がると仮定しよう。

・2万円のデジカメは2年で価値が0になる。
・4万円なら4年で0に。
・8万円なら8年で0になる。

 

普通はこんな単純に下がるものではないが、シンプルに見るとこう。

御覧の通り、一番長く使えるのは3つめだね。

しかし最初の支出で見れば一番安い奴の4倍。

大きな負担になってしまう。

 

ただ真ん中だとバランス的にはちょうどいい。

そこそこの頻度で4年間使えれば家電としてはまずまずの耐久性。

どうしても高級品が欲しい!、わけじゃなければ十分。

当然服でもおもちゃでも同様のことが言える。

というか固形物なら大体なんでも当てはまるよ。

 

長い目で見れば高級品はお得かもしれない。

しかしとっかかりの支出が大きすぎるので、躊躇しがち。

後々の影響も大きいし、そうそう簡単に手が出せない。

けど長く使いたいという欲望をかなえたいなぁ。

そんなときには真ん中のクラスが一番手に取りやすい。

 

 

安いものが正義とは限らない それが買い物

 

安物買いの銭失い。

こんなこと技があるくらい、安いやつはリスクもある。

もちろん高いからってそのリスクが0になるわけではないが。

ある程度品質の担保はされるわけだね。

 

ただ高いものはおいそれと買えない。

そんなときに見つけてほしいのが、最低より1ランク上の考えだ。

その価格帯のものが俺ら一般人にとっては安心を得やすい。

更に頑張れば手の届く範囲でもあるから、もっとも選ばれるんだよね。

賢く買い物をしたいなら、そういうところも見てあげてほしいな。

 

 

今回はここまで。

損するのが得するより怖いからね。

多少値が張っても、真ん中を攻めるのは却って安全だよ。

思い入れのあるものを選ぶ際は特に大事!

 

悩んだらとにかく真ん中を第一候補に!