記事公開日:2019年9月12日
最終更新日:2025年3月4日
「自分には萌えイラストに出会わない人生、考えられなかった」。と言いたくなるほど、こってりのオタク道を歩んできた我輩。
趣味の一つとして、長年楽しんできて良かったと思う人種である。
がしかし、昨今はある程度市民権を得たとはいえ、”萌え絵が嫌いでしょうがない”という考えの持ち主も、多数存在しているのは事実。
もちろんそう思うのは自由なので良いんだけど、吾輩は気になった。そこに毛嫌いが起きる原因って、何があるんだろうと。
これ、結局性問題のひとつだよ。
萌え絵が嫌いという層
日本が誇る代表的な文化の一つに、いわゆるオタク産業がある。というより、平面での架空コンテンツを作るのが日本人は非常に得意。
創作上の魔法、ファンタジー、学園、近未来などなど、長い時間をかけて色んな形に昇華させて、隆盛を極めたのだ。
この中の一大勢力として、”萌え”を主軸とするもの=アニメ・ゲーム・イラストなどがある。
いわゆる、「現実ではありえないほど可愛い、かつ性格が良い理想の美少女」たちが、大量に登場するような作品のことかな。
我らオタク男の夢だ。

当たり前だが、どんなものでも全員が好きになることはない。コレに限って言えば、逆に萌え絵などが嫌い、という人もいる。
おかしなことではなく、正当な主張の一つだと思うけど、改めて考えてみると吾輩自身も、まぁそう思われて不思議じゃないと感じるよ。
ここでは、どうして萌え絵は嫌われるのかについて、じっくりお話していきたいと思う。
コレ、性への嫌悪感があるからなんだよ。
自分の性別が玩具化されてる?
まず萌え絵というのは、いわずもがなとして見る層は明らかに男向けだ。そりゃ、可愛くてキレイな美少女を見たいからね。
ソレを踏まえたうえで、巷に溢れる萌えイラストについて、よくよく考えてみるとどうだろう。簡単にあることに気づくはず。
可愛いのは当然として、何だか扇状的な絵が多いのではないだろうか。あるいは、ストレートじゃなくても、性を想起させるようなものが…。

日本人は外国に比べると、島国文化で育ってきた分、閉鎖的で隠したがる部分ってまだまだ多いでしょ。それは日本人同士でもそう。
特に本能剥き出しになりやすい、色欲に関する話ってリアルだと割とタブー視されるような話題だと思うんだよ。
それが物言わぬ形でだけど、どーんとオープンになった姿の一つに、”萌え絵”が具現化してる。
コレを見た瞬間、性別を変にいじられて不快=嫌いという、非常に単純な図式が発生するのが原因じゃないかな。
ここまで女性から見た視点だけど、同じく萌え絵が嫌いな男性だっているだろう。
このケースであれば、そもそも気持ち悪いオタク男が好きなもの、というネガティブイメージの強さから、なんてこともある。
言うなれば、自分が理解できない=嫌いといってもいいくらい。まぁ否定はしきれない。
記事公開日:2018年5月8日最終更新日:2025年2月21日 「理解されにくいからこそ、そう思われるのは自然の摂理」。人はみな、自分と相容れないものには容赦が無くなる生き物。本能がそうさせてるんだ[…]
理解できないもの=嫌い
吾輩も萌え関連のコンテンツが好きな人間ではあるが、一旦それは置いといて客観的に考えた時、普通に嫌だと思われるのは想像付く。
だって現実の女性から見れば、年端も行かない若い同性の子たちが、男のよこしまな欲望に遊ばれて色々改変されてるわけでしょ?
単なるイラスト一つをとっても、進んで衆目に晒したくない肌や、絶対に着ないであろう際どい衣装を着させられたりしてね。
仮に普通の格好でも、下心見え見えのアングルから描写されたものとか、自分が関係なくても良い気はしないと思う。

作る側は同じ趣味を持つファンや同士に楽しんでもらいたいので、より力を入れて萌え絵を作る。
そこには並々ならぬ努力が仕込まれているからこそ、本当に細かいところとかもしっかり再現されているし。これは当然凄いことだ。
ただしちょっと言い換えれば、普通に生きていれば知るはず無いことを、詳細なところまで生々しく理解しているとも言えるわけで…。
そこまで把握するのは、相手が理解するわけもないが本当に必要なのかと、どうしても気持ち悪く思われてしまう。
男である我輩らで言えば、超イケメンの男性キャラ同士がイチャイチャする、ボーイズラブに置き換えればわかりやすいか。
確かに同性愛者でもない限り、萌え絵とはテイストが違うかもだけど、「うーん…」みたいな、何かしらのマイナス感情は持つはず。
口や表情に出さずとも、本能的に見れば勘弁してくれという感情が沸き起こるのは無理もない。
結局のところ、理解できない=色々総合して嫌いになるもんなんだよ。
萌え絵が嫌いでもいい
嫌いだと感じるかどうかは、人それぞれだし別にソレが咎められるような必要もない。どう思うかは、最終的にその人次第。
これはどっちが正しいのか間違ってるのか、という問題じゃない。だから”萌え絵が嫌い”という意見も、あって然るべきなのだ。
性というタブーに関わるから難しい。

まぁ嫌いならば、嫌いのままでもその人の生活には支障がほとんどない。たまたま目に入ったときだけ、うわぁってなるだけだから。
その手のものが溢れる場所には行かない、近づかない。これでいいんじゃないか。
我々オタク男は飽きるときが来るまで、好きなだけ”萌え絵を堪能する”し、嫌いな人にはそっとしておくつもりだから。
お互い無関心が一番だ。

今回はここまで。萌え絵は好き嫌いが激しく別れるので、もうコレ自体はしょうがない。そういうもんだと割り切って、好きにすれば良い。