サイト内検索はTOP左上 お問い合わせは右上のメニューからどうぞ

誰も語らなかったデザートウォーリア4.3が持つ真実がここに眠る

記事公開日:2018年3月5日
最終更新日:2025年2月16日

「一目見たときに強烈な印象を自分に与えた、デザートウォーリア」。サバゲー場は森だけでなく、砂利の敷かれたフィールドだってある。

森林用塗装が最適とは限らない。

 

今回は東京マルイから発売中の、ガバメントベースのガスガンである”デザートウォーリア4.3”。コイツを観察していこう。

デザートカラー、グッドだね!

 

デザートウォーリアはガバベース

現実・創作問わず砂漠という地は非常に過酷。大量の砂が足の体力を奪い、昼夜の寒暖差が非常に激しく緑も水もまともにない。

そんなところでも、国や部族同士の戦争は相変わらず起きており、よく使われるのは銃器類だ。

 

もちろん戦うのであれば、場所に応じた敵に見つかりにくい格好は必須。持ち物一つだって、銃撃戦と隣り合わせの世界では油断できない。

多分そんなコンセプトで、東京マルイが生み出したハンドガンの一つである”デザートウォーリア4.3”。ウォーリアシリーズの先陣を切る一品。

砂漠に紛れるだけでなく、コンクリートジャングルの市街地でも違和感の少ない、デザートカラーがウリ。まだまだマイナーな本体色だが…。

市街戦サバゲーには良い製品かも。

 

レビュー開始


最初はパッケージだけど、2つのスペースを分け合ったような図柄だね。右に英語の製品名、左に本体のイラストが掲載されたもの。

マルイのデザインで考えると、こんな構成は珍しいなぁ。特に仕切り的な感じで使うの、あんまりないと思う。

 

箱の内側の梱包は写真の通り。硬めの型抜き発泡スチロールに保護された、本体や付属品たちが収められてるよ。固定はされてない。

銃先端のスペースが若干空いてるのは、おそらく他モデルの使い回しをしているからだろう。

 

箱から出した本体のみの外観。モデル名の通り、砂色のボディが本製品最大の特徴。一般的な砂より、粘土っぽい色合いのほうが強いかも。

いわゆる黄土色ってとこか。

タンカラーと似ているけど、比較してみるとやっぱり違う。あっちは黄土色に、緑と黒を足したような暗い感じだから。

関連記事

記事公開日:2023.9.10 「やっぱサプレッサーあるとかっこいいよなぁ...。」東京マルイのモデルを眺めてたら、目に映るあの黒いパーツ。が付いたハンドガンたちは、存在感もひときわ大きい。[…]

 

残弾が無くなると、写真の位置でスライドがストップするホールドオープン。中から銀色に輝くバレルが、しっかりと見える。

 

スライドの刻印類。このデザートウォーリアは、マルイのオリジナルモデル。そのため実銃が無く、刻印も創作で打たれたものを使用。

つまりリアル云々の話じゃない。

左側面には、OPS-Tactical.45の文字。マルイのハイキャパ&ウォーリアシリーズには、全て共通で入るやつだね。

 

右側面は、目立たない小さなサイズの刻印。非常にシンプル。

 

お次はハンマー周り。そもそもこのウォーリア、ハイキャパのカスタムモデル。そのハイキャパのベースが、かのM1911A1。

別名コルトガバメントと呼ばれるんだけど、それと形がそっくり。色だけ違うというパターン。

リング状のハンマー、大きくえぐった曲線を描くハンマーガードが象徴的。

 

これがリングタイプのハンマー。そばのスライドには、セレーション(滑り止めの模様)入り。

 

狙いをつけるためにリアサイトを覗くと、こんな風に見える。リア・フロント共にブラックパーツで、目印は特になし。

スナイプのしやすさは可もなく不可もなく、まぁ普通といったところ。

 

トリガーはコルトと共通の、プレート1枚に曲線と丸穴があるもの。引きしろは少なく、指でいじるとカチッとした感触が伝わるよ。

ガードはなだらかな曲線で、こっちもオーソドックス。右の黒い丸が、マグキャッチボタン。

 

このボタン、残念ポイントの一つで、押し込むと高確率で元に戻らない。裏側から押せば戻せるけど、非常にめんどくさいのだ。

実はコレに限った話じゃなく、マルイ製のガバメント(カスタムモデル含)はこの持病を等しく抱えやすいのが難点。

友達が持っていたノーマルガバメントでも同じ症状があったらしく、ボタンそのものを別物に変えたなんて話も聞いたな。

 

重本体の裏側。パーティングラインのチェックだけど、上と下でガッツリ線の有無がわかるよね。これには理由がある。

 

銃先端の下部に取り付けられた、20mmレイル。ここにフラッシュライト等のオプションを装備できるが…。

ネジからもわかるように、取ってつけた感がひしひし伝わるのがまたね…。元のガバメントにはコレがないので、後付け設定なんだよ。

最初から本モデルには付いてるけど、ネジを回せば外すのも可能。またこのパーツは、完全に左右分割で製造されるので、さっきの線が残るのだ。

 

次はグリップだけど、この銃独自のものが採用。ガナーグリップと言い、縦棒がいくつも入った、クリーム色が印象的。

プラスチック製でツルツルしてるので、特段滑りにくいかと言われれば別にそうじゃない。でも、色と模様が珍しくいい味出してる。

更にグリップも薄めで握りやすい。

 

またハンマーガードの下を見ると、若干グリップから突き出た黒いパーツがあるよね。これ、ガバメント共通の安全装置なんだ。

手で握っている間は、自然と押し込まれるのでロック解除。ソレ以外の時は、何もせずとも誤射を防ぐスグレモノ。便利だよ。

 

マガジンは金属質の、薄いゴールドカラー。同社製のガバメント系ハンドガンと互換性のあるマガジンで、使い回しが効く。

代わりにガスタンクの容量が少々小さく、すぐ冷えやすく寒さにはだいぶ弱め。

 

総評 砂漠色の価値がどれほどか

最後に本モデルのまとめに入ろう。良いところと悪いところ、箇条書きで説明するよ。

・20mmレイルのやっつけ感
・マグキャッチボタンの不具合
・寒さに弱いガバメント共通の弱点
・架空銃
・希少なデザートカラー
・グリップの見た目が個性的
・銃身が短めで軽量寄りのモデル
・オプションの拡張性はある
・安全装置が合理的

まず良くない部分は、この銃だと気になったのが20mmレイルの取り付け方。無理やりネジ止めで対応した感が強く、なんか藪蛇っぽいなぁ…。

金型成型時に、自然とレイルの形で固めてほしかった。ウォーリアシリーズは全部こうだから、開発時に考えた苦肉の策かも知れないけど。

あとマグキャッチボタンは酷い。もとに戻りにくいのは、勘弁してほしい。使い古されたプレステのコントローラーみたい。

ダッフィー
操作できなくなるだろ…。

 

ただそこ以外は、名銃コルトガバメントの血を受け継ぐだけあって、構えやすさなどは上々。重量バランスはさすがの一言。

また砂漠戦闘を想定したデザートカラーだが、灰色が多い市街地でも間違いなく違和感が少ない。手元だけとは言え、割と自然に溶け込むだろう。

多分色の明度が似てるからだと。

タート
同じ明るさの灰色と黄土色。

 

マルイ製なので、ガンガンサバゲーでも使える一品。マグキャッチボタンさえどうにかなれば、戦闘能力は十分だしね。

砂利や建物系障害物が多い市街地フィールド、あるいは屋内戦闘が、しっかりマッチするモデルかな。なるべく冬は避けるように。