記事公開日:2023年9月10日
最終更新日:2025年3月10日
「ファンが満足するHK45の極み個体」。前モデルからのレベルアップを果たして、彼は再び我々の前に姿を表した。
今回は東京マルイの”HK45 TACTICAL”を入手したので、進化した姿をたっぷり解説していこう。一体何がどう変わったんだと?
これがHK45のバリアントだ。
HK45タクティカル
ドイツの銃器メーカーである、H&K社はいくつもの有名モデルを輩出した企業。サブマシンガンのMP5、ハンドガンのUSP等枚挙にいとまがない。
リアル、創作物の世界において、たくさんのファンから愛されるメーカーの一つ。
実銃では2007年に、当時持てる技術を結集して作られたHK45が誕生。米軍をはじめ、民間にも幅広く流通するモデルの模様。
そしてエアガンの世界では、2017年に東京マルイから件の”HK45 TACTICAL”がリリース。マルイの中では、初の試みが取られた製品だ。
何かというと、デフォルトでサプレッサーが標準装備されるというもの。しかもガスブローバックタイプのハンドガンで。
実用かどうかはさておき、拳銃に付いた細長いパーツのかっこよさに惹かれる、なんて愛好家も多いと思うので素直に嬉しい。
今回はそんな”HK45TACTICAL”を、じっくりレビューするよ。ゆっくりご覧あれ。
サプレッサー付きはやはり至高。
レビュー開始
外箱なんだけど、写真を撮り忘れちゃった。デザインは中央に本体写真がある、よくある構図。
ただ一回り、箱が大きめ。
箱から本体を取り出す。ボディカラーは、ブラック&タンのツートン。他のカラバリは、全てがオールブラックのモデルもあり。
後はベースとして真っ黒のHK45があり、そことの違いはこの後説明するね。
スライドがこの位置で止まる、ホールドオープン。実銃の前モデルであるUSPと比べれば、サイズ感は変わらずにちょっとスリム化した。
中のアウターバレルは黒。
スライドには刻印があり、若干大きめにHK45のロゴ。ソレ以外には無く、残りはボディにうっすらとマルイの名前が入る程度。
かなりあっさり気味だ。
ハンマーはベースと同じものを採用しており、半露出型の丸いもの。そばには、スライドの滑り止め(セレーション)入り。
また両利き対応のセーフティも完備。
リアサイトには、しっかり2つのホワイトドット。フロントにも1つあるので、狙いの付けやすさは良好だ。標準なのが嬉しい。
裏側によく出やすいパーティングラインは、写真だと無いように見えるが、触るとしっかり残っている。
とはいえ、マルイ製品の中ではそこそこ薄くはなってるので、まだまだ許容範囲か。
加えて20㎜のアンダーレイルが4スロット分あるので、お好きなフラッシュライト等を装備可能。位置も少しは調整できるだろう。
トリガーとガード。引き金は黒のツメ型で、ガードはボディと同じくタンカラー染めで、根本には黒いマグキャッチ…ボタン?
というよりレバーが正しいけど、ちょっと変わったやり方を要求される。先端を手前に押し下げると、マガジンが外れる仕組みなんだ。
どうやら前モデルのUSPを踏襲したようで、これはメーカーの個性なのかもしれない。
グリップはあまり見ない模様になっており、滑り止めはランダムの細かいチェッカリング。
3つのフィンガーチャネルが付いた、ウロコのように見える。また、右側はグリップの太さを変えるパーツとなっているよ。
サイズはSとMの2種類があるので、自分の手の大きさに合わせて変えてみるのも楽しい。
同じような機構は、M&P9でも取り入れられてるね。
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マガジンはごく普通な見た目。もちろん、マルイ製HK45シリーズと互換性あり。
これがHK45 TACTICAL最大のウリである、標準装備のサプレッサー。ちなみに、純正オプションパーツとして単品販売もされてる。
”タクティカルサイレンサー ブラック”であり、このモデル専用品ってわけじゃない。
サイズは16ミリ正ネジで、銃口のネジ山に合わせてくるくる回してはめ込むだけ。
マルイ製ガスガンの中では、一部モデルが共用で利用できる仕様。HK45 TACTICAL以外では、FNXシリーズが該当するかな。
ただしネジサイズの仕様状、そのままで使えるのはこれらだけなので注意。多くのモデルでは、14ミリ逆ネジなので…。
サプレッサー装着後の姿。当然ながら、かなり長い見た目になったけど、この姿がすごくかっこよくて吾輩は大好きだ。
まさにスパイや暗殺者が使うような、そんな外見になるので痺れるんよなぁ…。まぁガスガンじゃ、実用上のメリットはほぼないけど。
いいんだよ、それで。
総評はサプ装備が別格
それじゃあ、最後のまとめに入ろう。悪いところと良いところを再確認だ。
・タンカラーの好みが大きく別れる
・オプション付きで若干値段が高い
・サプレッサー装備は特段かっこいい
・アンダーレイル標準装備
・持ちやすさのバランスは良好
このモデル最大の特徴であるサプレッサーは、長所も短所もどちらもある、ところが評価に与える影響は大きい。
個人的にはセット品だし少し値段が上がるのはまぁ良いとして、ネジ山の仕様に汎用性が無いのは大きな欠点じゃないかな。
世に出回るエアガン用のサプレッサーは、ほとんどが14ミリ逆ネジなので、付属のものは使い所が非常に限られちゃう。

せっかくサプレッサーが付いてるのに、このせいで失われた魅力があるのは確かだ。それだけにもったいないと思っちゃう。
一応社外品で、16ミリ→14ミリの変換アダプターがあるので、逃げ道が0というわけじゃないけど、どうせなら統一してほしい。
ただ腐っても純正サプレッサーなので、やはり純正で何の加工も必要無くスムーズに装備できるのは強みだよね。このフォルムはさすが。
更にHK45由来の細かい配慮も欠かさないので、このへんは何の心配もなく使えるのがありがたいところ。カラバリは2種あるので、お好きに。
前モデルのUSP、前々モデルのMk.23にあった反省を活かし、すっきり細身のシルエットは、持ち手に対する柔軟性も揃えているし。

とりあえず、最初からちょっとサプレッサー付きのハンドガンに触れてみたい、っていう人にこそ相性ぴったりなハンドガン。
そもそもバレルにネジ山がないと、装備すらできないのが普通だから、デフォルトで可能というのは大きな魅力。
ちなみにノーマルHK45も、そのままではサプレッサー装着不可だから、差別化という意味ではTACTICALも十分あり。
今回はここまで。なぜサプレッサーは、ここまで人を引き付ける魔性の魅力があるのだろうか。考えさせられモデルだぁ。