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マルゼンのワルサーPPK/Sブラック 君もボンドに変身だ【レビュー】

「タキシードに似合う小型の拳銃、カッコイイ!」

そんな恰好をした拳銃使いと言えば、有名なのが一人いる。

 

そう、イギリスで生まれた架空の名スパイ。

ジェームズ・ボンドが愛用するハンドガン。

国内メーカーのマルゼンさんが、彼の相棒を精巧に作ってくれました。

今回はワルサーPPK/Sブラックバージョンのレビューをお届け!

色男には隠し持つ小さいハンドガンがよく似あう。

 

マルゼンのワルサーPPK/S まさにボンド御用達

冒頭にも話した通り、イギリスの名スパイであるボンドさん。

彼がシリーズ初期から愛用する銃と言えば、やはりこいつ。

ドイツのワルサー社が1929年に開発した、ワルサーPPだ。

後に元々小さいボディがさらに小型化したPPK/Sを開発。

ボンドは作中で幾度となくこれを取り、様々な窮地を脱してきた。

 

我輩と同世代のゲーマーなら、きっとこれをプレイしたことがあるはず。

NINTENDO64で遊べた”ゴールデンアイ007″だ。

上記のジェームズ・ボンドシリーズをゲーム化したもの。

当時日本で馴染みのなかったFPSを大流行させた名作。

当然ゲーム中のボンドが持つ初期装備がこのワルサーPPK/S。

作中ではPP7の名前で登場するよ。

懐かしいなぁ~。

 

話がそれたがこのモデル、国内ではマルゼンがエアガン化している。

ワルサーP38ワルサーP99と並び、正式な銃の図面提供の元に制作。

とっても精巧に作られているのは、日本のエアガン界では有名な話。

今回はPPK/Sのブラックバージョンを紹介するよ。

3バリエーションある中で、最もお安く手に入る代物だ。

ボンドになりきりたい方はぜひとも装備してほしい。

 

ワインレッドのおしゃれな紙パッケージ

パッケージから最初に行くよ。

ワインレッドのカラーを施し、ちょっとした模様とロゴだけのシンプルな箱。

同社製ワルサーP99と箱が似ているが、こっちのほうが色がくすんで見える。

しかししっかり高級感は残したとてもいい色合いで期待が爆上げ~!

 

開封すると、ビニールに包まれた銃本体や付属のBB弾が入っている。

マルゼンさんの梱包は、今まで持っている銃を見ると全てビニール袋入り。

箱との擦れで、銃が傷つかないようにする心遣いが嬉しいところ。

 

外観はほとんど漆黒に染まるミニマムボディ

箱から取り出して、銃本体の全景を。

御覧のように、殆ど真っ黒なボディを持つ。

この銃のカラバリに、同じブラックでも光沢のブラックメタルverもあり。

今回ここで取り上げるのは普通のブラックタイプだよ。

 

さらっとした質感で、光を鈍く反射するのがノーマルブラックの特徴かな。

小さいハンドガンだからか、トリガーから発射口までが短めでキュッとしているね。

ラガン
クロミちゃんの顔面もこれくらい引き締まっていればなぁ…。
クロミちゃん
アンタ一日に何回アタイに喧嘩売ってるのよ…。

 

ホールドオープンしても小ささはあまり変わらず

弾を撃ち切った後は、この姿に変身する。

小さいハンドガンだから、スライドも思ったより後方まで下がらない。

ホールドオープン後の、ニョキッと突き出たアウターバレルはカッコイイ!

 

ただし一点注意したいことがあってさ。

オートマチック式のハンドガンは、弾を打ち尽くすとスライドが止まる。

解除するには、大体側面にスライドを止めるレバーを下げればOK。

ただしこのモデルにはそのレバーがそもそもない。

クロミちゃん
え、じゃあどうやって戻すのアンタ…。

 

もちろんちゃんと戻す方法があるよ。

スライドが止まったらまずマガジンを外そう。

そしたらスライドをさらに引っ張って離すと…。

しっかり元の位置にガシャン!と戻るよ。

あまりやらないホールドオープン解除だから戸惑うよな…。

 

刻印類は本物と同じでマニアにはたまらん

マルゼン製のワルサーシリーズなので、リアルな刻印は大きなウリ。

その自信に満ち溢れた、刻印の処理を見ていこう。

左側面にはワルサー社の社名ロゴ+カール・ワルサーが云々の英文入り。

正式なメーカーのロゴが入ってると嬉しい諸君も多いのではないか?

 

ボディ左側には、このような刻印が。

写真右の英文は、正式にワルサー社とライセンス契約を結んでいますよとのこと。

左のアルファベットと数字は、銃の製造番号なのかな?

刻印のカッコよさは申し分ないのだが、全体的に彫りが薄い気がする。

個人的にはもっと深く掘ってくれたほうがイイかな~。

 

ハンマー周辺 セーフティレバーにもアクセスしやすい

次はスライド後方部のハンマー周りを見ていくぞ。

丸いリング状のハンマーが、ここに露出している。

そのすぐそばには、この銃の安全装置のレバーがあるよ。

つか若干グリスが拭きとり切れてないかも。

 

レバーを下に下げると、トリガーにロックがかかり発射が出来なくなる。

片手で構えたままでも、十分親指のみで操作できる位置にあるので触りやすいよ。

 

ハンマーの後ろに回り込んで、リアサイトから覗くとこう見える。

特段ホワイトドット等は入っていないため、狙いやすさは普通。

 

トリガー周辺 マグキャッチボタンの位置はちょっと…

次はトリガーだ。

トリガー自体は、シンプルなツメ状のタイプ。

可動範囲はまずまず広め。

トリガーガードは、楕円形の曲線を帯びたものになるよ。

 

ほんで、マグキャッチボタンが右上の丸い黒いパーツね。

ここを押すと、マガジンが外れるのだが…。

位置があまりにも上なので、親指からアクセスがまともにできない。

トリガーガード下段部分の真横でよかったんじゃないのか?

なぜワルサー社はこの位置にしたのか疑問が残る。

 

本体裏側 忌まわしき線は全くなし!

さてさて、仕上げの丁寧さに関わる銃の裏側を見る。

さすが、パーティングラインが全く見当たらない!

安定のマルゼン製である。

きちんと製品作成の時点で手入れが行き届いている証拠だ。

 

グリップ 男性だと小指が余ってしまうかも?

持ち手となるグリップ部分。

ぶつぶつした、シンプルなチェッカリングが全面に施されている。

樹脂製で、両側面上部にやはりワルサー社の社名ロゴ入り。

シンプルながらに、ワルサー社の猛々しい雰囲気を感じるな…。

 

触った感じはつるつるのプラスチック。

本体自体が小さいのでグリップも相応に小さめ。

男性だとギリギリ小指まで入るかどうかの瀬戸際かな~。

女性ならばむしろちょうどいいくらいかも。

 

マガジンも本体同様に小さめサイズ

最後はマガジンだ。

マガジンの厚さは確保されているが、コンパクトな銃なので全長は短い。

ただ見た目もよりもずっとずっしりと重量感があり。

やはりここにもワルサー社のロゴがあるので、リアルさはUP!

 

やはり作りは実銃に忠実で丁寧なのは好感

我輩が独自に設定した項目を4つに。

これを各100点満点で換算。

全ての平均値を最終的な本モデルの評価とするよ。

・外観=78点
・扱いやすさ=60点
・ブローバックの心地よさ=58点
・価格=74点
・最終評価=68点

 

ブラックの質感はまずまず 刻印はリアルで嬉しいが彫りが薄い

やはり仕上げの丁寧さは、力を入れているだけあって順当なモノ。

刻印の文字もかっこいいし、パーティングラインは全然ない。

この辺は手慣れているマルゼンさんならではというところ。

 

ただちょっと不満なところを言えば、刻印が思いのほか薄いように見えたこと。

個人の好みなんだろうけど、他の銃に比べてだいぶ薄い気がしたんだよね。

油断してたら、いつの間にか刻印が消えていそうなくらいうっすい。

ここはもうちょっとしっかり彫ってあると好みに合ってたかも。

 

男性だとちょっと小さすぎる 女性ならぴったりの扱い

まず銃本体が軽いので、持っていて疲れにくいのは高ポイントだ。

しかしだからと言って、チープな軽さではないので満足感も確かにある。

ただ、構えたときに気になった点が2つほど。

まず小型ゆえ、男性だとグリップを握ると小指が余るかも。

まぁ隠し持つための銃だから、その辺は織り込み済みなんだろうけど。

 

更に気になったのが、マグキャッチボタンの位置だね。

実銃の構造上仕方ないけど、あの位置だと握ったまま親指で押せない。

大分上の位置にあるので、指が届かないんだよね…。

ここは明確に不満だ。

クタちゃん
手が届かんクテャ…。必要な部分が指から遠いクテャ…。

 

ブローバックは本体サイズも相まってちょっと迫力なし

ブローバックのパワーに関しては、必要十分なレベル。

ただ見た目の小ささ故、大きな迫力は味わえないので注意してほしい。

 

だからパワーを求める人には、だいぶ物足りないかもしれん。

代わりと言っては何だが、スライドスピードはパワー型よりも圧倒的に早い。

パシッパシッと鋭く少々軽めな反動は、連射すると中々面白いとは思うよ。

ヴィーゼ
そこは相反するからある程度は仕方ないかも。

 

お値段はガスブロで考えるとかなり良心的

大よそ、8,500~10,000円届かないくらいの値段設定。

気軽に買えるガスブローバックとしては、良いとこついた値段と言える。

ガスブロでぎりぎり10,000円行かない国内産のハンドガン。

という感じで探すと、思いのほかラインナップが無い。

ただし、ノーマルなブラックに限った話だから注意してね。

それ以外のカラーだと、普通に10,000円は超えるのでご注意を。

 

小さいガスブロ銃が欲しいなら一行の余地あり 手に入れば

マルゼン製ガスブロの中では、比較的安価のお求めやすいモデル。

モノ自体は十分丁寧で性能もしっかり使えるシロモノ。

実銃に忠実なつくりをしているからこそ、気になる点もあるにはあるが。

それはマルゼンが悪いのではなく、元のワルサー社の設計が(ry

 

落ち着きのあるブラックが欲しいなら、ノーマルブラック。

もう一方のブラックメタルは、更に高級感を求めたい人向け。

つやつやと光を反射する黒なので、あれはあれで良さそうだなぁ…。

 

今回はここまで。

イギリスのスパイになりきりたいなら、やはりこのモデルは外せない。

ボンドになり切るなら、是非触って見てほしい。

 

あんな泥水をすするから大英帝国が衰退したんだ!

(MGS3のゼロ少佐のセリフでござい)