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マルシンのデリンジャーを触れて得た悦びをあなたに贈る

記事公開日:2018年1月30日
最終更新日:2025年2月7日

 

「窮地に陥ったあなたを、最後の最後で守ってくれる小さな守護神」。隠し持つ銃の総称であるデリンジャーは、まさに最終防衛ラインである。

 

今回はマルシン工業が製品化した、デリンジャーのシルバーモデルを紹介していこう。6mmBB弾、かつケースレス仕様というね。

自分の装飾品としては最適なモデル。

サバゲーではまともに戦えないよ?

 

マルシンが作ったデリンジャー

デリンジャーは単一の実銃モデルの名前ではなく、カテゴリ名をさす。手のひらサイズで服に忍ばせやすく、隠し持つための銃の総称。

ただ実質的には、レミントン社が開発したダブルバレルのものが、デリンジャーのことを言う場合が多いみたいだ。

 

そいつを日本の中堅エアガンメーカー、マルシン工業が製品化。実銃に違わず、非常に小さなポケットサイズのエアガンとして爆誕。

実は一口にデリンジャーと言っても、ここだけでも色んなバリエーションがあるんだ。公式サイトのやる気がなさすぎて、掲載されてないけど。

色がブラック・シルバー、BB弾サイズで6mm・8mm、直接弾込めのケースレス・薬きょうもどきを使うカートリッジ式などなど。

なんでこんなに多いんだ…。

 

本記事では最初にお伝えした通り、シルバーの6mmBB弾でケースレスなモデルを使うよ。

これは一種のファンアイテム、あるいは雰囲気を上げるための装備品的な感じで受け止めよう。

絶対にサバゲーじゃ太刀打ちできん。

 

レビュー開始

まずは外箱なんだけど、そもそもマルシンのエアガンって、すごいパッケージがシンプルな傾向にあるんだよ。ただの段ボールみたいな。

ただこのデリンジャーはその例にならわず、割と色々表面に情報が書いてあるもの。ちなみにブラックも、全く同じ箱を使われてる。

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フタははめ込み式じゃなく、ピザの箱みたいにつながってるタイプ。そこには、プチプチに包まれた本体が収められてる。
付属品は取説と、少量のBB弾。

 

本体を取り出すと、光を反射しまくるほど磨き上げられたキレイな銀色。グリップのみ黒で、そことなく上品さがある。

本モデルはいわゆる、固定ガスガン方式なのでスライド等は一切動かない。そもそもスライド自体無くねーか?

 

刻印は銃の上部に彫られており、マルシンの名前が英字で入ってる。実銃に無い文字なので、刻印にこだわる場合はマイナスポイントか。

 

本体の左側面には、小さく”MADE IN TAIWAN”。てっきり国内製造だと思ってたけど、向上は台湾にあるみたいだね。

あるいは他社の工場ラインを借りて作っているのか、そのへんはどうなんだろう?

台湾は台湾で、規模の大きいエアガンメーカーが色々あるから、その線も絶対にないとは言い切れないかも。

 

ダブルバレルの名を表す、縦に並んだ2つの銃身。これこそ、デリンジャーの一般的なイメージとも言えるシルエットだ。

思ったより銃口がでかい。

 

次は銃後方のハンマーに目を移すと、先は細く根元になると太くなる形状をしている。

ちなみにこの銃、発射には引き金を引く前にこのハンマーを起こさなきゃダメ。じゃないと詰めた弾が出てこない。

 

こんな感じで、レバーを下げてあげよう。これで発射準備完了。

 

元々デリンジャーは護身用の銃で、相手の体に密着させての射撃を想定されてる。そのため、狙うような使い方はしないのだ。

一応写真のとおりに、リア・フロントサイト自体は存在してるけど。当たり前だがめちゃんこ狙いづらいので、覗き込む必要なし。

 

トリガーは周囲を覆うガードが一切無く、引き金単品のみというシンプルさ。可動域は狭く、指で引くとグニュッとした感触が伝わる。

非常に残念なことに、とにかく引きづらさはMAX。弾が明確に出る感覚がないし、小ささとは裏腹に固定ガスだからか硬いのがね…。

射撃はしにくい。

 

別角度から銃の裏側をもう一回映して、パーティングラインを確認しよう。ここは線が見えないほど、丁寧に処理されている。

見た目の高級感UP。

 

次はグリップで、唯一黒パーツが使われている箇所。中央のマイナスネジと、細かい三角形が並んだチェッカリング。

ツルツルしたプラスチック製。

これまた小さすぎて、非常に握りづらい。というか、薬指と小指は多くの人が余ると思う。咄嗟に握ろうとしても、そのまますっぽぬけそう…。

 

マガジンという概念が無い銃なので、フロンガスのチャージは本体に直接だ。グリップ底部の穴から、ガスボンベのノズルを挿して注入してね。

しかし満タン時の吹き戻しが無いので、許容量まで入ったかどうかが全然わからないのが厄介。

 

弾の装填方法は実銃譲り

マガジンが無ければ、どうやって弾を装填するのか気になるよね。やり方が実銃と全く同じなので、解説していくよ。

 

まず銃の右側面に回り込もう。そして写真中央を見ると、レバーがあるのがわかるよね。

デフォルトでは左を向いてるのを、180°下に回転させて右方向にする。すると銃身のロックが外れるのだ。限界まで広げてね。

 

そしたら銃身の先端を持って、斜め上に持ち上げよう。すると根本を起点に、クルンと回転してくれるよ。写真の状態になればOK。

 

銃身根元側の穴へ、一発ずつBB弾を込めてあげよう。ポロッと落ちないように、軽く力を入れてはめ込んでね。

 

後は銃身を元通りにして、レバーでしっかりロック。ガスの注入とハンマーを起こしてあげれば、無事に射撃ができるってわけだ。

ちなみにカートリッジ式もほぼ同じやり方で、BB弾は薬きょうパーツに入れてから銃身の根本に入れるようにすれば大丈夫。

瞬時のリロードはできない手間のかかるやり方だけど、実銃さながらの動作機構を備えているのは素晴らしいの一言。

 

総評 飾り用のモデルだ

さて最後のまとめは改めて、良いところと悪いところをひとかたまりにして振り返ろう。

・精密射撃はできない
・トリガーの感触が悪い
・ガスの吹き戻しが無い
・グリップが小さすぎる
・弾数はたったの2発
・素早いリロードは不可
・携帯性は追随を許さない
・片手射撃が楽(重さ的な意味で)
・銀メッキ処理のレベルが高め
・寒さに強い
・値段が安い(後述)

 

結論を言うと、予想が簡単につくと思うけど全くサバゲーには向かない性能。これは実銃と同じく、撃ち合い用の銃ではないからね。

2発でどう戦えと?

ジェラトーニ
そりゃそうでしょ(ニヤニヤ)

 

多分不意打ち対策としても、サバゲーではまず出番がない。それは別のハンドガンを腰にぶら下げとけばいいだけ、で終わる話なので。

ましてや元々の使い方を想定された、敵に近づいてゼロ距離射撃なんかする場面も無い。その前にハチの巣にされるのがオチ。

正直に言えば、サバゲーに持っていくならただのお守りか、ドレスアップアイテムとしか使えないと思うよ。全員デリンジャーならワンチャン。

アナゴン
でしょうね。

 

代わりに外観がキレイにメッキ処理されてるので、部屋の小さな飾りとして見栄えはするね。また、このモデルはお値段がリーズナブル。

買った当時は、確か新品で約4,000円ほどだった記憶がある。まぁ小さいからそんなもんか。

 

マルシン製(というかマルイ以外全部)なので、絶望的に再販されない上に流通量が少ないのが厄介。公式サイトすら記載がないレベルだし。

多分新品で残ってる在庫って、どこにもないんじゃないかな…。あっても中古だけか。頼むからちゃんと仕事してくれ〜。

クロミちゃん
一度書い逃したら終わるワネ。

 

今回はここまで。これより小さいエアガンは、まず無いんじゃないかと思うのが強い特徴のデリンジャー。まぁ珍しいよね。