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昭和時代のブルマカルチャー 時代を超えて語り継がれる存在

記事公開日:2021年6月10日
最終更新日:2025年4月17日

 

「昭和の学校文化を代表する女子体操着といえば、絶対に外せないブルマ」。独特の形状と色合いがたまらぬ。

一種の文化的アイコンともいえる。

 

本記事ではブルマが持つ余りある魅力と、なぜ未だに愛好家が存在するか。フェチズム的側面も含めて、ガッツリ深ぼるよ。

昭和を知る世代も、平成以降生まれの若い世代も、一時期一世を風靡した特別な衣装の魅惑的な世界へどうぞ。

青春の輝かしい1ページを。

 

昭和の女子=ブルマという概念

ブルマという衣装は、非常に男の心をくすぐる。このフェチといえば「禁断の日常性・形状が生み出す視覚的インパクト」にある。

一見すると形状がシンプルな体操着でありながら、色々とアレすぎて類を見ないシルエットは見る男の視線を否応なく引き寄せる力。

特によく使われた紺や赤などの原色は、上半身の白い体操着とのコントラストがはっきり映えるため、視覚効果はとてつもなく強い。

タート
白と濃い原色の組み合わせ。

 

このはっきりとした色彩のコンボが、ブルマを履いた女の子の姿を一層引き立たせるのは言うまでもない。これが変態です。

また腰から太ももにかけてのラインを強調するデザインは、もちろん運動の目的である機能性を追求した結果生まれたシロモノ。

しかし同時に、うら若き乙女の美的な脚線美も併せ持つのが、やらしさとの絶妙なバランスを醸し出すとても重要な要素を作る。

 

加えて、ブルマが持つ「禁じられた日常」という二面性も備えているのが大きい。一応公的な場で着用される正装ではあるんだけど。

一方ではその子の身体の輪郭を浮かび上がらせる、という相反する要素が共存するのだ。見せちゃいけないもの(太ももとか)が見える。

これは単なる体操着を超えた複合的な魅力と直接的なフェチズム的要素を持ち合わせているから、変態愛好家を魅了してやまない。

尻のダイナミズムを感じろ!

 

単なるフェチだけじゃない要素

過去の歴史の下、現在ブルマを現実で正規に拝む手段は基本的にない。当然学校では使われていないので、残念ながら。

とはいえ、強い魅力とフェチズム的価値は大きい。理由を語ると単純には言い表せず、心理的・文化的要因が複雑にあるからなんだよ。

決してお尻と太ももを邪な気持ちで、ずっと眺め続けられるということだけじゃない。まぁそれが主な目的といえば、それまでなんだけど。

ダッフィー
もっともらしく言ってごまかすな。

 

まずは”青春の象徴としての記号性”かな。男子にとってのブルマとは、輝く懐かしい学生時代そのものを表す視覚的シンボル…。

当時の野郎たちに残る記憶や感情、かわいいあの子のブルマ姿に目が釘付けになる愛着さは、自分の過去を形成する大きな要素の一つ。

良くも悪くも。ちなみに吾輩はリアル世代じゃないため、子供時代の女子は普通にハーフパンツだったという悲しみ。そうじゃないんだよ…。

 

次は最初に少し触れた通り、”禁忌との境界線上に存在する興奮”という側面は見逃せないかな。

学校は公共の機関でありながらも、本来出すべきではない女の子のボディラインを浮かび上がらせるというブルマの二面性は尋常じゃない。

古来より議論されてる、見せるor見せないの境界線上に位置する衣装なので、チラ見せが好きな男どもにはドストライクと言える。

モロは興奮しない。

クロミちゃん
早く死んだほうが良いワネコイツは…。

 

触覚的想像力を刺激する、ブルマの布である素材感も素晴らしい。伸縮性のある生地に肌へ密着する独特の感触、動きに応じて表情が変化。

こんな感じに、当時の男どもには触覚的な想像力を強く刺激されただろう。無論世代じゃない吾輩ですら、写真を見ただけでわかるレベル。

これこそブルマへの魅力とフェチズムは単なる視覚にとどまらず、心理的、文化的、社会的な多層構造を持つ深い要素を持つ体操着。

だからこそ、時代が変わって現場から姿を消しても色褪せず、新たな解釈や価値を付与されながら、多くの愛好家の心を捉え続けているのね。

 

360°ブルマと女子は相性が抜群

すぐにイメージできるブルマって、実は時代とともにその形状や素材が全然違うものに変化と進化を繰り返してるんだよ。

簡単に紹介すると、採用当初の昭和初期はやたら大きめで綿素材が主流。いわゆるちょうちん型と呼ばれるタイプだ。

イメージで言えば、ダボついた短パンか。

 

昭和中期以降はより体にフィットするナイロンやポリエステルに変わり、着用感もぜんぜん違う。こっちがわかりやすいブルマ。

特に素材の違いによる光沢感や伸縮性、履いた時の感触の違いなどは、マニアックすぎるけど重要なポイントの一つと言える。

例えば、昭和40年代後半のある特定メーカーのブルマは、独特の光沢と弾力性で当時の学校から高い評価を受けているみたいな。

ちなみに着用者の証言によれば、履いた時の「全方向からの均一な締め付け感」は他の衣類では得られない特別な感覚だとも。

ん?

ヴィーゼ
一体何を参照したのやら…。

 

現場外で活躍するブルマ

本来の活躍場所である、学校という場所では現在だと当然使われていない。しかし、それ以外の場所ではなんだかんだ存命してるのよ。

まぁ時が経つにつれて、その数もゆっくり減少中ではあるんだけど、イラストやメディア作品なんかでは、探せばいっぱいあるのが嬉しい。

少し脱線するけど、そもそもリアル世代じゃない吾輩がどうしてこんなにブルマが好きなのかって言うと、この人の影響がデカいのよ。

それはイラストレーターの珈琲貴族先生。

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個人的に思うところではあるんだけど、現代のイラスト文化においても、ブルマを重要なモチーフとして多様するのはこの先生くらい。

先生の作品では、とてつもない数のブルマを着用したキャラクターが独特の透明感のある画風で描かれ、我輩含めファンを魅了するお人。

淡い色彩と繊細なタッチで描かれるJKたちの体操着姿は、懐古超えた芸術的作品の価値を持つ。なんつーか、作り込みのすごい生々しさ?

 

細かな光の表現を巧みに取り入れ、布の素材感や質感を視覚的に伝える技術は変態性を併せ持つ天才だ。これがたまらない。

キャラクターの困惑した表情や様々な仕草&ブルマの組み合わせは、常人には考えつかないような構図を持って魅力を伝える。

着用キャラの内面的な感情とブルマという外面的な装いが、ファンの心をガッチリ掴むからこそこの衣装が好きになった。

つまり先生も拗らせた戦犯の一人?

 

あくまで想像の話

更にもう一つ、吾輩が想像した内容の話だが聞いてほしい。

さらなる魅力として欠かせないのが、やっぱり着用経験者の身体感覚と記憶というところか。一応ネットでも調べたけど。

多くの着用経験者曰く、あの形状ゆえの締め付け感や開放感、動いた時の布地の伸縮感などの触覚的記憶がかなり強い模様。

 

ここから引き出される記憶、例えば体育館の匂い・運動後の汗・更衣室での着替えの情景など、媒介になって呼び起こされるとか。

これを履いてたら、なんかわかる気が。

こいつの影響力は創作活動をはじめとして、個人の記憶や感覚の領域に及ぶ可能性を秘めるという悩ましき衣装。顔を埋めたい。

スティッチ
きもぉ!

 

偉大な衣装のブルマ

ブルマという体操着を通してわかるのは、当時の学生たちが抱く欲望や感性、記憶と感覚が複雑に絡み合った文化的現象の豊かさか。

これの魅力とフェチズムの本質はエロさとは別に、”共有された体験と個人的欲望の交差点”にある気がするのは、吾輩だけじゃないはず。

あの時代を生きた人々にとっては共通の記憶を呼ぶ材料であり、後の世代にとっては想像力を刺激する神秘的な対象と言えるかも。

吾輩は思いっきり刺激されたわ。

 

ブルマへの関心は、単なる性的興味だけじゃない。え?、嘘つけおめえは女の子の尻と太ももしか追ってないって?

そこには美的感覚・文化的な要素など、多様な価値観や感性が存在する素晴らしい衣装。

だから、未だに絶滅する気配のない愛好家たちは様々な形でその魅力を表現し、探求し続けている研究者じゃないか。

もうブルマは学校で使われていないが、それによってむしろその文化的・象徴的価値や想像する余地は高まっていく。

 

今回はここまで。かつての体操用衣装が持つ魅力とフェチズムの世界は、まだまだ多様な形で探求され、表現され続ける。

生きた文化現象なのだ。

ラガン
何言ってるん?