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Arcaeaストーリーを簡単に要約&考察⑨ Adverse Preludeその2

  • 2025年4月2日
  • 2025年7月22日
  • ARCAEA

記事公開日:2021年5月15日
最終更新日:2025年4月2日

 

「対話を挟んで仲良くなれそうかと思ったら…」。とある廃墟で顔を合わせた2人は、微妙な雰囲気に包まれるこの気まずさ。特に対立ちゃんはなんとも気難しそうだ。

さて今回は、Arcaeaの有料パック”Adverse Prelude”が担当する、物語の後半を読む。

第一章第一部はここでおしまい。

 

Arcaeaストーリー Adverse Prelude②

回は二人が出会った後、色々話をしてきた。それまでそれぞれが体験した、硝片をめぐる一人旅の顛末やその後など。

光ちゃんは無意識による傲慢な自分、対立ちゃんは負の感情に苛まれてすべてを破壊してしまったその罪を懺悔する。

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特に対立ちゃんは、自分の間違いに気づいた光ちゃんから言葉による手助けを受けるが、なぜだかどうも手を取れない。

するとある硝片が、2人の目に留まる。そこに映し出されたのは、誰一人知らない”未来”の記憶だった。という感じ。

この後、2人が辿る道とは?

 

その光景で取る道が変わる

https://arcaea.lowiro.com/ja

本記事ではV-3とV-4を見ていく。マップ上では一番右にある部分で、一本道だから迷わない。ここでとある事実が分かってしまう。

 

V-3

輝きだした硝片から離れた2人。対立は光からの言葉によって、変わらず苦しそうな様子を見せる。そして言葉を出した。

このバカげた世界を解き明かす。そう聞いた光は、そうじゃないと否定する。彼女には、目の前の黒い少女が悪い人に見えなかった。

しかし対立は言う。あなたこそ、この世界が自らの体験によってよっぽど死に追いやるような場所だと、わかっているはずだ。そんなこと、あっていいはずがない。

ラガン
それは確かにそう。

 

更に光は言葉を重ねる。自分たちが生きているなら、ここは悪い世界じゃないと思う、と。だが対立はどうも納得できていない。

彼女は苛まれた黒い感情をもって、生命に危害が及ぶのはおかしいと続ける。なおも光は反論を起こしたが、対立には届かない。

この世界をもろとも破壊すべき。という態度を全く変えるつもりがなく、相対する彼女の言葉を何も聞く気が無い。

クロミちゃん
この子、ずいぶん強情ネ…。

 

しかし光はそれでも、あなたと共にいられる道を探したいと発したところ、落ち着いた対立は改めて、自分の狭量さを少し後悔する。

考えてみれば、黒い衝動とともに行った行為こそ、己を貶めることにつながっていたんだ。その事実を直視した対立は、光に謝罪した。一瞬激情が消えたものの、それまで対立の怒りに作用された硝片が、真っ黒な記憶を纏い2人の前に降り立ったのは一体…。

ダッフィー
なかなか忙しいな。

 

どうやら対立ちゃんは、光ちゃんからの言葉がどうも耳障りにしか聞こえていない模様。収支イライラしているのが…。

これまでの嫌な感情が抑えきれず、世界も含めてすべてがろくでもないと悟ってしまっている彼女も、また被害者なのかも。

けっして意図してやっているわけじゃないのを、光ちゃんはしっかり見抜いているからこそ寄り添おうと言葉を投げかけてるんだね。やっぱり女神かこの子は。

 

ただし対立ちゃん自身も、自分がおかしいとわかっている節もあるので、理性はしっかり残っているみたい。良かった。

本当は聞いた言葉通り、手を取り合ってこの世界を究明したい。それは2人の共通認識なので、ぜひ助け合ってほしいんだけど。

しかしこの世界は意地悪で、どうしても仲違いをさせたいという、何かの強い意志が働いているようにしか見えない。なぜだ。

 

V-4

対立がその硝片を見たとき、はっきり分かった。愚かなのは光ではなく、己自身だったのだと。そこに映る未来は自分が予測していたはずの、鋭利で巨大な硝片で体を貫かれていた私の姿である。

眼前に見えるのは、表情こそ見えないが硝片を手で扱う、白き少女。これが私らに来るべき未来だったというのか?。それを認識した対立は、抱いていた最後の希望を黒く染め、再び強い絶望に吞まれてしまう。

スティッチ
…はぁ!?

 

自分はなんてみじめな存在なんだ。奇跡を信じた結果がコレか。いや、こうなるのはわかっていたはずなのにしくじった。白の少女は元々天使みたいだが、この狂った世界に影響されて悪魔に変わるのも無理はない。

そんな当の光は、何やら恐れた様子を見せている。いや、何かを知っているような。そして対立には裏切り者にしか見えなくなった。

コール
ああ~…、一触即発う~。

 

憎悪に駆られた対立は、表情から色が抜けていく。一方の光は信じられない、いや信じたくないという表情を浮かべていた。

元々光は一度死にそうな目に遭ってきたのだが、生き残っていた。この世界では、生存のために一切の妥協ができない。そう感じた対立は、光の命を散らすために動く。

ジェラトーニ
殺られる前に殺れ!(ニヤニヤ)

 

運命というのは残酷なもので、対立ちゃんはある未来を見てしまった。それは光ちゃんの手で、自分が死んでしまうという未来。

こうなった以上、それが真実になるかどうかはわからないが、もう友人としての関係が築けない。なんという悲しすぎる展開。

2人が見たものは予測の事実なので、仲良くしたかった光ちゃんの思いとは真逆になる。もちろん、信じたくないのも当然だ。

 

そうなると、なぜこんな未来が見えたのが気になる。光ちゃんはこれまで、他人の幸せを見ることで自分の満足感を埋めていたよね。

硝片を集めることでそうなっていたのだが、やりすぎた結果却って身を危険にさらした。それから学び、幸せを求めるだけはいけない。それが分かったので、ここだけ見ると他人に危害を加える要因が見当たらないのが不思議だ。とすると、原因は他にある?

対立ちゃんは、光ちゃんが何かを知っているという確信を持ったんだけど、そこに要因があるとしか思えないんだよ。

 

やはり手を取り合えなかった

出会ってから短い時間ではあったが、話をしてきた2人。最初は何らかの弊害があれど、ひとまず仲良くできるのかと思いきや…。

2人の行く末を表した硝片の存在によって、あっさりと関係が壊れてしまった。そしてまさかの光ちゃんが加害者?

あのように映った光ちゃんの真意は、一体何を考えているのか。そして被害者になるかもしれない対立ちゃんは、どう身を守るのか。

まさしくどうしてこうなった。

 

今回はここまで。以上でメインストーリー第一章第一部が終幕を迎えた。不穏が現実になってしまった終わり方だ。

次回は第一章第二部になる、パック”Black Fate”の領域に入り込んでいきたいと思うよ。続きが気になる…。

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