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窓ガラスに紫外線カットフィルムを貼りグッズの日焼け対策を施す

記事公開日:2019年10月10日
最終更新日:2025年3月11日

 

「窓フィルムを貼ったら、日焼けの心配がぐっと減りました」。太陽からの紫外線は、人体にもモノにも悪い影響を及ぼしてくる敵。

日焼けを防ぐなら屋外は当たり前だけど、実は気にされていない屋内の対策も大事。今回は、窓に貼る紫外線カットフィルムの話。

部屋に置くもの、きっちりガードしよ!

 

窓フィルムで紫外線をブロック

紫外線は肌に当たればこんがり焼いてしまい、モノに当たれば物質の構成を歪めてしまう、冷静に考えると中々怖い相手。直射日光の下では容赦なく降り注ぎ、太陽が上に登っていれば完全な逃げ場は作りづらい。

女性にとっては天敵だし、男性でも気にする人は以前よりだいぶ増えた。吾輩もそう。

 

そんな紫外線、建物の中にいればほとんどシャットアウトできるが、窓近辺だけは話が別。奴らは平気でガラスを貫通してくる。すると、窓越しでもグサグサ突き刺してダメージを与えてくるので、油断ならない。

吾輩は自室の飾り付けが好きなんだけど、窓の近くのスペースもギリギリまで使いたい関係上、設置アイテムの日焼けがとにかく嫌。

 

コレを何とかすべく、思い切って窓全体に紫外線カットフィルムを導入したよ。同じ悩みを持つ方は、ぜひフィルムでのガードを検討してほしい。コイツがあれば、素の状態より大幅に紫外線をカットしてくれる。

部屋の置物、大事にしたいよね?

 

紫外線侵入しまくり

一応普通の窓ガラスそのものも紫外線を抑制する効果自体は、きちんと備わっている。ただ残念なことに、大したカット率ではない。調べたところ直射日光を100だとすれば、窓ガラスを通すと40は減らせるが、半分以上は平気で通過しちゃう。

だから日光が当たる窓のスペースに置いたモノは、あっという間に表面の退色や、どんどん脆くなるという減少を起こすのか。

タート
放置した本の表紙とか酷いもんね。

 

吾輩は音がオタクなので、好きなイラストのタペストリーとか大量に部屋の飾り付けに使ってるんだけどさ。コレが困ったことに…。鮮やかな色とともに絵が付くアイテムのため、特に命とも言えるカラーが失われていくのは、筆舌に尽くしがたい。

でも部屋には限られたスペースしかないので、できる限り余すことなく有効活用するなら、窓近辺も辞せないというジレンマ。

 

どっちにしろ、窓があることによっての紫外線リスクは100%防げない。ならば、少しでも通過量を減らすしか取れる道は無い。別にタペストリーに限らず、どんなものでも全く同じことが言える。何らかの保護は必須なのだ。後の祭りを防ぐためにもね。

 

事前の掃除や下準備を怠らず

最終的には、ガラスの表面にフィルムを接着するんだけど、先に必ず汚れを取り除くために掃除をしておこう。コレをしないと接着力が弱くなるし、せっかくならいい機会だしキレイにしてやろう。やり方は↓にて。

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そしてフィルム接着作業に際して、使う道具をセット。フィルム本体はもちろん、その他細かいものも一緒に用意。吾輩が使ったツールは、一部窓掃除と兼用したものもあるよ。

・フィルム(Amazonで買った適当なやつ)
・食器用洗剤&水の水溶液(150:1程度)
・↑の水溶液を入れた霧吹きボトル
・窓養生の新聞紙
・セロテープ
・水切りワイパー
・ハサミかカッター
・目印用マスキングテープ
・メジャー
・マイクロファイバークロス(水拭き用)
・ティッシュ
・ゴミ箱

 

①フィルムカットと窓の養生

まず最初は、貼りたいガラスの大きさに合わせてフィルムをぶった切る。サイズはガラスに比べて、わずかに小さいくらいでカットしよう。この時、メジャーで長さを測って、角にマスキングテープを貼って目印に。

ほぼ全面を覆えれば問題なし。あとそれなりに大きくなると思うので、できれば誰かに手伝ってもらえるとかなり楽かも。

コール
一人だと大変〜。

 

無事にカットできたら、次は窓枠周辺を新聞紙で覆って養生する。この後、洗剤入り水溶液を使うので、飛び散ったときのガードだ。

 

吾輩の部屋のように、木製の部分がある人は特に。水が染み込むのは良くないので、面倒がらずにちゃんと養生しておくのがベスト。

新聞紙の固定には、適当にセロテープを貼ってあげてね。

 

②窓表面に水溶液を吹いて貼る

ここからは洗剤を薄めた水溶液を窓に吹くんだけど、少しスピード勝負になるのですばやく行こう。時間との闘いだ。窓全面にたっぷり液体を吹き付けて、ビッチャビチャに。周囲は養生してるので、液垂れを気にせず思いっきり派手にぶっかければOK。

ジェラトーニ
大胆にやっちゃえ(ニヤニヤ)

 

そしたら乾く前に、さっきカットしたフィルムをべったり貼り付けよう。この水溶液が、いわゆる”のり”の役割を果たしてくれるぞ。乾いちゃうと意味がないので、手際よく進めよう。ここもできれば、2人体勢で上の両端から貼り付けたほうが良いかも。

気泡が入り込んでも後で潰せるので、とりあえずざっくり貼ることを優先して。

 

③上から水溶液を吹いて水切り

そしたらフィルムの上から更に水溶液をぶっかけてから、水切りワイパーで表面をなぞりつつ水切り。表面もなじませよう。この時、中央上部から外側に向かって、真横にワイパーを動かすと効率がいい。更に力を少し込めて、気泡を外に出してみてくれ。

 

④表面を水拭き&片付け

最後は水で濡らしたファイバークロスを使って、フィルム表面をさっと水拭きしてあげる。更に養生した新聞紙以外に垂れた水分を、ティッシュでも何でも適当に使って拭く。使った道具を片付けたら、無事に終了!

 

⑤後は自然乾燥に任せる

その後しばらくすれば、窓全体が自然乾燥されてフィルム内に入った空気も、次第に無くなっていくのでご安心を。数日もすれば、微妙に残った気泡も綺麗サッパリ消えたので、もう何もする必要はないよ。

 

そしてしばらくこの状態で、窓近辺のアイテムを見たけどとりあえず色褪せとかは無いっぽい。一応追加で、遮光カーテンも増設したけどね。これならかなりの安心感を買える。

 

窓に手を入れてUVカット

ひとまず窓廻りの紫外線対策は、こんなもんで十分かと思う。下手に窓さえ開けなきゃだけど、しっかりカットしてくれる安心は心強い。大事な部屋の飾りは、何であれその人にとって心の癒しになるアイテムだから、いつまでも美しい姿を保ち続けたいもの。

慈愛の心を持ってモノを守ろう。

 

今回はここまで。部屋の日焼け対策は、実は他にもやったことがあるので↓の記事も、よければご覧あれ。オタク気質な人向けの話ではあるけど、防御方法は万人に使えるので誰でも参考になるはず。

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